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リベロのサッカー選手ランキングTOP10!世界最高の選手はだれだ?

リベロのサッカー選手ランキングTOP10!世界最高の選手はだれだ?

マンツーマンディフェンスが全盛だった時代に、重要な役割であったリベロというポジションですが、世界最高のリベロはいったい誰なのでしょうか。ここではリベロのサッカー選手ランキングTOP10!と題して、世界最高の選手を紹介します。

2022.12.08 サッカー

リベロサッカー選手ランキング第10位!

フィゲロア

Rubén Sosa, El Principito [Best Goals]

国籍:チリ
生年月日:1946年10月25日生まれ
身長:186cm
体重:81kg
1964-1966 サンティアゴ・ワンダラーズ
1964 ウニオン・ラ・カレラ(レンタル)
1967-1972 ペニャーロ
1972-1976 インテルナシオナル
1977-1980 パレスティーノ
1981 フォートローダーデール・S
1981-1982 コロコロ

ディフェンスリーダー

フィゲロアはチリ代表として15年以上もの間、リベロとして活躍した優れたサッカー選手です。

チリ代表にはなくてはならないディフェンスリーダーとして君臨しました。当時のチリ代表は、フィゲロアを中心にした世界一強固なディフェンスラインを形成し、ワールドカップにも1966年、1974年、1982年と1大会おきに出場しています。

しかし攻撃力に乏しく、フィゲロアのリベロとしての攻撃力が唯一の得点パターンでした。

3年連続南米年間最優秀選手受賞

フィゲロアは守備力はもちろん、攻撃力も世界レベルの技術を持ち合わせた最高のリベロでした。
身長186cmという恵まれた体格に、強靭なフィジカルを活かしたディフェンスから、ボールを奪うと積極果敢に攻め上がるプレースタイルで、インテルナシオナルに在籍した期間はすべて優勝を果たし、1974年から3年連続で南米年間最優秀選手賞に輝くという、偉業を成し遂げています。
フィゲロアはまさに、チリ史上最高のサッカー選手として伝説のリベロといえます。

リベロサッカー選手ランキング第9位!

井原正巳

国籍:日本
生年月日:1967年9月18日生まれ
身長:182cm
体重:74kg
1990-1992 日産自動車
1993-1999 横浜マリノス/横浜F・マリノス
2000 ジュピロ磐田
2001-2002 浦和レッドダイヤモンズ

アジアの壁

日本を代表する伝説的名ディフェンダーの井原正巳は、オフト監督就任時から第一次岡田監督時代まで、日本の絶対的な守備の要として君臨し、歴代最多となる代表キャップ数122を誇る、優れたサッカー選手です。
ディフェンスが非常に上手い選手で、守備の最後部にポジションをとり、常にチーム全体を鼓舞し続けながら日本の守備を統率する姿から、アジアの壁という異名をもつことになります。
細身でありながら対人スキルは抜群で、日本だけではなくアジア最強のディフェンダーとして活躍しました。

優れたキック精度

鉄壁の守備を誇る井原正巳ですが、守備だけではなく、キック精度にも優れた選手で、最後方でボールを保持すれば抜群のロングフィードや、ショートパスで攻撃の起点としての役割も担いました。
パスだけではなく、スペースがあればハーフウエーラインまでドリブルで攻め上がり、強烈なロングシュートを放つシーンも見られ、かなり攻撃的な要素も兼ね備えた優れたリベロとしても有名です。
リベロとしての特性は、井原正巳はまさに代表的な存在といえます。

リベロサッカー選手ランキング第8位!

ロナルド・クーマン

Ronald Koeman

国籍:オランダ
生年月日:1963年3月21日生まれ
身長:182cm
体重:81kg
1980-1983 フローニンゲン
1983-1986 アヤックス
1986-1989 PSV
1989-1995 バルセロナ
1995-1997 フェイエノールト

サッカー史上屈指のオランダのリベロ

ロナルド・クーマンはアヤックスやバルセロナ、オランダ代表として活躍した世界屈指のリベロで、非常にサッカーIQが高いことでも有名である事から、戦術理解能力が優れたリベロです。
3バックの真ん中を務めることが多く、最終ラインの統率も抜群のタイミングで統制します。また、その戦術理解能力・統率力は現在にも引き継がれており、2018年からはオランダ代表監督として、母国オランダの再建を託されています。

時速150km/hのミドルシュート

ロナルド・クーマンはディフェンスというポジションながら、その最大の魅力は優れた攻撃能力にあります。
非常にキックが上手い選手で、最高時速150km/hといわれる威力抜群なミドルシュートで、得点を量産します。また、PKキッカーを任されるなど信頼も厚く、フリーキックの名手としても世界トップレベルの技術を誇ります。
クラブ通算535試合出場で193得点をたたきだし、オランダ代表としては、78試合出場で14得点と攻守に活躍したロナルド・クーマンは、威力抜群のキックを武器に、優れた才能を持った世界屈指のリベロです。
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リベロサッカー選手ランキング第7位!

マティアス・ザマー

Matthias Sammer vs Rangers (1995)

国籍:ドイツ
生年月日:1967年9月5日生まれ
身長:180cm
体重:75kg
1985-1990 ディナモ・ドレスデン
1990-1992 シュトゥットガルト
1992-1993 インテル・ミラノ
1993-1999 ドルトムント

フォアリベロ

マティアス・ザマーはオフザボールの動きが上手い選手で、フォアリベロとして活躍した優れたサッカー選手です。
通常のリベロというポジションの役割は、スイーパーのような役割からボールを奪い攻撃への参加をする動きですが、フォアリベロの役割は、ディフェンスラインでビルドアップしながら、積極的に最前線に顔を出す動きです。つまりシャドーストライカーのような動きをすることで、相手ディフェンスを攪乱することが狙いなのです。
マティアス・ザマーは、このフォアリベロの動きが抜群に上手い最強のリベロです。

バロンドール受賞

ザマーのフォアリベロとしての動きが非常に上手いことを証明するように、1996年には世界一のサッカー選手に贈られるバロンドールを受賞し、さらにUEFA欧州選手権の、最優秀選手賞にも輝いています。
バロンドールは攻撃的な選手が獲得する傾向が強いですが、ザマーはリベロというポジションにも関わらず、バロンドールを獲得していることから、より攻撃的な印象を与えたことがうかがえ、攻守にわたってチームに貢献した最強のリベロといえます。

リベロサッカー選手ランキング第6位!

ダニエル・パサレラ

ベスト パサレラ rank 66th daniel passarella collection of 100greatest footballer of 20century

国籍:アルゼンチン
生年月日:1953年5月25日生まれ
身長:174cm
体重:71kg
1971-1973 サルミエント
1974-1982 リーベル・プレート
1982-1986 フィオレンティーナ
1986-1988 インテル・ミラノ
1988-1989 リーベル・プレート

アルゼンチン史上最高のリベロ

ダニエル・パサレラは身長174cmと小柄ながら、強いフィジカルを持ち、優れた守備能力と攻撃力を兼ね備えたリベロで、アルゼンチン代表のキャプテンの役割を担うなど、非常に気が強く、チームを引っ張る才能に関しては最高の素質を持っていました。
1978年ワールドカップアルゼンチン大会において、キャプテンを務めたパサレラは、リベロとして優れたリーダーシップを発揮して、マラドーナとともに優勝に導き、アルゼンチン史上最高のリベロとして伝説の選手となりました。

アルゼンチンの皇帝

パサレラは非常に精神的にもタフで、強い信念を持った最強のリベロでした。その姿からアルゼンチンの皇帝という異名を持つサッカー選手です。
小柄ながら対人スキルで負けることはなく、攻めては左足から放たれる強烈なシュートを得意とし、フリーキックから数多くの得点を決めてきました。
リベロとしてあげてきた得点は、通算451試合出場で134得点、アルゼンチン代表としては、70試合に出場して22得点という素晴らしい得点力でチームに貢献してきました。
パサレラは非常に信念が強く、精神的にもタフな素晴らしい最強のリベロです。

リベロサッカー選手ランキング第5位!

ルシオ

国籍:ブラジル ポルトガル ドイツ
生年月日:1978年5月8日生まれ
身長:188cm
体重:84kg
1998-2000 インテルナシオナル
2000-2004 レバークーゼン
2004-2009 バイエルン・ミュンヘン
2009-2012 インテル
2012 ユヴェントス
2013 サンパウロ
2014-2015 パルメイラス
2015-2016 ゴア
2018 ガマ

セレソンの守備の要

ルシオは強靭なフィジカルを活かした守備能力に定評がある優れたリベロです。
もともとセンターバックとして活躍していましたが、ディフェンダーにはもったいない足元の技術を要しており、ボールを奪い、スペースがあるならば、どこまでもドリブルで攻めあがることができるリベロです。また、守備能力も素晴らしく、対人スキルも非常に優れたセレソンの守備の要として活躍したサッカー選手です。

強いメンタリティー

ルシオはドゥンガ監督時代のブラジル代表キャプテンを務めるなど、チームをけん引するキャプテンシーの持ち主です。
そして1対1では絶対に負けないという、強いメンタリティーを持つ選手でもあります。技術というよりも気持ちで守るその精神は、周囲の選手をも無言で鼓舞する結果につながります。
ルシオは守備の要として構え、優れたドリブル突破で攻撃にも貢献する優れたリベロです。

リベロサッカー選手ランキング第4位!

ローター・マテウス

ベスト ロター マテウス

国籍:ドイツ
生年月日:1961年3月21日生まれ
身長:173cm
体重:70kg
1979-1984 ボルシアMG
1984-1988 バイエルン・ミュンヘン
1988-1992 インテル・ミラノ
1992-2000 バイエルン・ミュンヘン
2000 メトロスターズ

ゲルマン魂の象徴

ローター・マテウスは、ドイツ代表としてワールドカップに5大会連続で出場し、90年にはキャプテンとしてドイツ代表を優勝に導いた、優れたリベロとして有名なサッカー選手です。
世界的なテクニックを持つ一方で、チームに貢献する強い信念を持つマテウスは、ドイツの基礎であるゲルマン魂の象徴とされました。
リベロとして優れたキャプテンシーを発揮するマテウスはドイツサッカー界の伝説のサッカー選手として崇められています。

エースキラー

マテウスの特徴は、強さを前面に出したプレーで、優れた守備能力を高く評価され、エースキラーという異名を持つことになります。
守備的ミッドフィルダーとして、相手チームのエースを完全にシャットアウトし、ボールを保持するとすかさず攻撃に参加し、守備ブロックがなければ躊躇なく強烈なミドルシュートを放つプレーを得意としました。
エースキラーとして、さらにペナルティエリア付近からのパワーシュートは、相手チームの脅威となっていました。

リベロとしての才能

1991年からは中盤からリベロへポジションを変え、マテウスはさらなる躍進を遂げます。
元々守備とキャプテンシーには定評があったマテウスは、その長所を存分に発揮、後方からすべての戦況を把握し、ボールを奪えば前線への正確なロングフィード、さらにはスペースを見つければドリブル突破などを仕掛け、相手チームを攪乱しました。
守備も攻撃もキャプテンシーも全てにおいて素晴らしいものを持つ、ゲルマン魂の象徴であるマテウスは優れた最強のリベロといえます。

リベロサッカー選手ランキング第3位!

ルート・フリット

国籍:オランダ スリナム
生年月日:1962年9月1日生まれ
身長:186cm
体重:83kg
1979-1982 HFCハールレム
1982-1985 フェイエノールト
1985-1987 PSV
1987-1993 ミラン
1993-1994 サアンプドリア
1994 ミラン
1995 サンプドリア
1995-1998 チェルシー

オランダトリオの一人

ルート・フリットはマルコ・ファンバステン、フランク・ライカールトと並び、オランダトリオの一人として有名なサッカー選手です。
オランダサッカー界ではスーパースター的な存在で、1988年の欧州選手権ではキャプテンとしてチームを優勝に導き、自らも最優秀選手に輝いています。
また、その前年にあたる1987年には世界一のサッカー選手に贈られるバロンドールにも輝いている最高のサッカー選手です。

何でもできるオールラウンドプレーヤー

ルート・フリットは守備から攻撃まで、ゴールキーパー以外ならどのポジションでもこなせるオールラウンドプレーヤーです。
攻撃では優れたボールタッチからスピードを活かしたドリブル、強烈なミドルシュート、飛び出しのタイミングも的確で、パスの精度も非常に高い選手です。
守備ではずば抜けた身体能力と、フィジカルを活かした守備が得意で、インターセプト能力もあります。そして欧州選手権では、キャプテンを務めるほどのキャブテンシーをも持ち合わせているのです。
そのオールラウンドな動きを最大限に活かす目的で、サンプドリアではリベロの役割を担い、31試合で15得点を記録しています。

異才を放つビジュアルと優れたテクニックで人気

お馴染みのドレッドヘアと自由奔放な動き、抜群のテクニックからエンターテインメント的な要素があるルート・フリットですが、その実力は本物で、スピード・フィジカル・テクニックという、サッカーに必要な要素を全てが世界レベルであり、また人気のある最強のサッカー選手です。

リベロサッカー選手ランキング第2位!

フランコ・バレージ

SERIEA BEST OF 90'S プレイヤー Vol.03 ~フランコ・バレージ~

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国籍:イタリア
生年月日:1960年5月8日生まれ
身長:176cm
体重:70kg
1977-1997 ACミラン

グレンデ・ミランのキャプテン

イタリアサッカー界の功労者の一人として伝説のリベロとされるバレージは、1980年代から1990年代のグランデ・ミラン(ACミラン黄金期)をキャプテンとして引っ張ってきた優れたリベロです。
ACミランでつけていた背番号6は、永久欠番扱いとなっており、伝説のサッカー選手とされています。
また、イタリア代表として3度のワールドカップに出場し、94年アメリカ大会では世界一のリベロと称され、イタリア代表を準優勝に導きました。

優れたキャプテンシーの持ち主

バレージは守備の最後尾にポジションをとり、常に味方選手たちを鼓舞しながら、自らも体を張ったディフェンスで、何度もチームのピンチを救い、イタリア代表では、カテナチオの要の存在といっても過言ではありません。
またバレージは非常に責任感が強く、優れたキャプテンシーを発揮してチームを引っ張りました。
その象徴ともいえる試合が、ワールドカップアメリカ大会決勝のブラジル戦です。グループリーグで膝を負傷したバレージは、なんと大会期間中に手術を行い、決勝に照準を合わせてリハビリを行い、決勝に強行出場を果たします。その膝でロマーリオとベベットを要する、ブラジル攻撃陣を封鎖してしまうのです。

マンツーマンでもゾーンでも対応できる適応能力

バレージは、非常に適応能力に優れた最強のリベロです。
ACミランでもイタリア代表でもカテナチオの基本は、マンツーマンディフェンスを前提にリベロが置かれました。
通常、それぞれのディフェンスが相手選手にマーンマークにつきますが、リベロはマンマークをせず、ディフェンスが抜かれたときにカバーに入る役割です。しかし1994年ワールドカップアメリカ大会では、ゾーンプレスを採用しているにも関わらず、バレージはすぐさまゾーンプレスに対応し、ブラジルを零封しています。
このように、バレージはどのようなシステムにも対応できる、優れたキャプテンシーを合わせ持つ最高のリベロです。

リベロサッカー選手ランキング第1位!

フランツ・ベッケンバウアー

国籍:ドイツ
生年月日:1945年9月11日生まれ
身長:181cm
体重:75kg
1964-1977 バイエルン・ミュンヘン
1977-1980 ニューヨーク・コスモス
1980-1982 ハンブルガーSV
1983 ニューヨーク・コスモス

ドイツの皇帝

西ドイツ代表(現在のドイツ代表)として活躍した、ベッケンバウアーの特徴は、最後尾で堂々と構え、ピッチ上の味方選手を操り、隙あらば自ら積極的に攻撃に参加する点です。
リベロとしてアグレッシブに守備にも攻撃にも参加し、味方選手を鼓舞し続ける威風堂々とした姿と、最後の神聖ローマ皇帝である、フランツ2世と同じファーストネームであったことから、ベッケンバウアーは「ドイツの皇帝」と呼ばれることになります。

リベロを確立したベッケンバウアー

リベロを世界で最初に確立させたのがバイエルン・ミュンヘンに所属し、西ドイツ代表に選ばれたベッケンバウアーとされています。
当時はヨハン・クライフが存在したオランダ代表のトータル・フットボールが世界に衝撃を与えるほど有名でしたが、実は同じ頃のベッケンバウアーが存在するバイエルン・ミュンヘンと西ドイツ代表はリベロ・システムを確立し、そのリベロというポジションの役割をベッケンバウアーが初めて担いました。
スイーパーの位置から突然攻撃に参加し、チームのオフェンス戦術を活性化させることに成功しました。

優れたサッカーIQ

ベッケンバウアーは後に監督としても成功するとおり、当時から非常に優れたサッカーIQの持ち主で、味方選手への適格な指示は、影の監督ではなく真の監督であると言わしめたほどです。
さらに守備では優れたインターセプト能力を発揮し、相手フォワードのシュートコースを塞ぐことにも長けていました。
攻撃に参加すればアウトサイドを使った長短の優れたパス、味方選手を使ったワンツーで抜け出し、最後はシュートまでもっていくそのアップダウンの動きは、凄まじいの一言です。
ベッケンバウアーはリベロとして世界一のサッカー選手であることは間違いありません。

まとめ

Kido Hiroki on Instagram: “ワールドカップ伝説の名勝負 NHKBS1 NOW WATCHING ! NHKぇ〜!やめてくれよー 寝れないじゃないか! 1974年ワールドカップ西ドイツ大会! 私が初めて観たワールドカップ! オランダのクライフ、 西ドイツのベッケンバウアー!名勝負! #1974…” (44974)

ゾーンディフェンスが主流になった現在となっては、その存在を見かけなくなったリベロですが、マンツーマンディフェンスが主流であった当時のリベロは、守備も攻撃も何でもできるスター的存在の選手が多かったことがわかります。
ベッケンバウアーは攻撃も守備もでき、さらに優れたキャプテンシーを兼ね備えた世界最高のリベロです。

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