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メッシの凄さとは?ドリブル以外も圧倒的なプレースタイルを解説

メッシの凄さとは?ドリブル以外も圧倒的なプレースタイルを解説

メッシ選手は世界屈指のドリブルで有名な凄いサッカー選手ですが、メッシ選手の能力はそれだけではありません。特有のサッカー能力をもつメッシ選手の凄さを筋肉、フィジカルやトレーニングなどプレースタイルを能力別に解説しますので、リオネル・メッシ選手のさらなるファンになりましょう。

2022.01.07 サッカー

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公式ライター
かのう


メッシ選手の凄さについて徹底調査!

メッシ選手とは?

メッシとは本名リオネル・アンドレス・メッシ・クッシッティーニ。アルゼンチンサンタフェ州ロサリオ出身のイタリア系アルゼンチン人サッカー選手です。

アルゼンチンのニューウェルズを経由してFCバルセロナのユースに入団。その後メッシ選手はトップチームに昇格後、現在に至るまで数々のタイトル、ゴールを獲得し、世界のトップ選手の一人に君臨するサッカー選手として活躍しています。

名前 リオネル・メッシ
国籍 アルゼンチン/スペイン
年齢 31歳(1987年6月24日)
身長 170cm
体重 72kg

チームタイトル歴

リーガ・エスパニョーラ 9回
スーペルコパ・デ・エスパニョーラ 8回
コパ・デル・レイ 6回
UEFAチャンピョンズリーグ 4回
UEFAスーパーカップ 3回
FIFAクラブワールドカップ 3回

主な個人タイトル

バロンドール 1回
FIFA年間最優秀選手 1回
UEFA欧州最優秀選手賞 2回
FIFA/FIFProワールドイレブン 11回
FIFAワールドカップ・ゴールデンボール 1回

ドリブルが代名詞だがそれ以外の技術も凄い!

メッシ選手の功績を挙げようと思えばそれはきりのない、多忙な作業になることでしょう。特に、メッシ選手独特のドリブルから生み出された数々の名場面、名勝負は多くの少年の心を動かし、サッカーの広大な世界への扉を叩かせるには充分すぎる魅力を持っています。

しかし、ここで注目していただきたいのは、なにもドリブルだけがメッシ選手のテクニックやプレースタイルの魅力ではないという事実です。

今回は、そんなメッシ選手の持つサッカーセンスとテクニック、トレーニング、、プレースタイル、能力をご紹介していきたいと思います。あなたもサッカーファンのひとりとして、共にメッシ選手の美技に思いを巡らせ、メッシ選手の持つ魅力を分析し堪能しましょう。

メッシ選手の凄さ①パス技術

スルーパス

【ドリブルだけじゃない】パスレベルも世界最高 メッシのスーパーパスまとめ!

メッシ選手の凄さのひとつはパス技術です。
メッシ選手のCL14/15シーズンで82%を誇るパスを成功させています。なぜこれだけのパス成功を実現しているか分析するとひとつの答えにたどり着きます。それはドリブルです。

メッシ選手のドリブルは後述する強靭な筋肉によるフィジカル、そして繊細かつ小刻みなテクニックで構成されていますが、それにより凄まじいまでのボールコントロールを実現し、チームメイトの信頼を獲得しています。

チームメイトの信頼はパスの成功率に密接に結びつきます。メッシ選手への厚い信頼は選手の積極的なランを生み、チームメイトの積極的なランはメッシ選手の芸術的なパスの選択肢を広げるのです。

ダイレクトパス

あなたは「ティキタカ」という言葉をご存知でしょうか。これはメッシ選手が生涯を捧げる名門FCバルセロナが構築し、スペイン代表にも取り入れられた最先端テクニックです。その概要は小刻みなパスを続け常に主導権を握ることで試合を支配することにあります。

「ティキタカ」はメッシ選手、ネイマール選手、イニエスタ選手という世界最高峰の能力の選手によってのみ成し遂げられる技であり、高度なパスワークは世界最高のクラブの一つレアルマドリードすらも撃破したテクニックです。

一瞬の気の緩みも、ミスも許されないこの技術に長年対応できたのは類稀な筋肉によるフィジカルとテクニックを兼ね備えたメッシ選手だからこそなのです。

メッシ選手の凄さ②シュート

シュートが放たれるポイント

【神の子】“天才”メッシがエイリアンだと一発でわかる動画‼︎

メッシ選手のシュートの凄さは放たれるタイミングにあると分析できます。これは予測不能なタイミングから放たれることに起因しますが、それによりメッシ選手とマッチアップしたDFのブロックが遅れているのが動画でわかります。

これはメッシ選手の強靭な筋肉とフィジカル、繊細で、独特のタッチにより生み出されるドリブルにより相手DFのリズムが崩されているためです。

これで障害から自由になったメッシ選手のシュートは安定した正確性を保ち、CL2014/2015で63.9%を超えています。これはC.ロナウド選手を10%近く引き離す数値です。タイミングを自在に操るメッシ選手のテクニックでシュートの精度を高めているのです。

代表的なプレー

メッシ選手のテクニックが光るプレーをご紹介しましょう。コントロールショットと呼ばれるメッシ選手のシュートですが、より光るのは実はカウンターの場面だと分析できます。

トップスピードで走りながら強靭な筋肉によるフィジカルを活かし、確実にボールを保持すると、DFの間を狙いすましたようにゴールの隅に叩き込みます。腹筋など、フィジカルの強さに定評があり、精巧なドリブルに力、技、スピードを兼ね備えた能力の高いメッシ選手だからこそ出来る技です。

また、その卓越したドリブルに怯えて守備陣が下がりすぎた場合も要注意です。世界一の精度を誇るメッシ選手のショットはいつ何時、ゴールの隅を狙っているかわからないからです。

メッシ選手の凄さ③トラップ

トラップの特徴

メッシ選手の凄さの一つにトラップがあります。彼のトラップはそれ一つで戦況を左右する魔法です。ボールロストや、パスを受けた彼のトラップは果たしてトラップでしょうか?そのトラップ自体がドリブルの一歩目と考えることができるほど技術が高い受けかたをします。

他の選手はトラップでドリブルをしやすい場所に置きますが、メッシ選手はすでにドリブルが始まっているのです。この違いで多くのDFは半歩から一歩対応が遅れると分析できます。腹筋を初めとしたあらゆる筋肉が発達したメッシ選手。強靭なフィジカルを活かし頭、胸、膝、時には踵すらも、ドリブルの一歩目に選ばれるのです。

トラップのテクニック

メッシ選手の美技を分析するのにぴったりのプレーがあります。記憶にも新しいロシアW杯で見せたメッシ選手のテクニックです。

後方から放られたロングパスを膝で受け、右斜め前方に落とし、地面より先に右足の甲で向かえたプレーはまさにメッシ選手の美技をすべて詰め込んだようなプレーです。

加速するボールを膝で迎えるテクニックに、右足でよりシュートしやすい場所に落としたテクニック。この二段階のトラップによる完璧なコントロールをトップスピードに乗ったまま行うことは並みの選手では出来ません。強靭な筋肉によるフィジカルと、トップスピードを維持し、正確なボールタッチが出来るメッシ選手だから生み出せた芸術的名シーンです。

メッシ選手の凄さ④走りだし

走り出しの初動の速さ

時速32.5km。ロードバイクのスピードではありません。リオネル・メッシ、人間の速さです。このスピードはサッカー選手の足の速さランキングで世界第9位に入ったスピードです。第9位に入っただけでは、メッシ選手に対するあなたの興奮を呼び起こすにはまだ足りないかもしれません。でも安心してください。メッシ選手の凄さはその初動にあります。

分析しましょう。初動に入る平均スピードは0.3秒といわれている中でメッシ選手は0.1秒を記録しています。これにより多くのデュエルを制しているメッシ選手は筋肉の凄いロナウド選手の1.8倍のデュエル勝利数を誇ります。走り出しの速さが相手の対応の遅れを呼んでいるのです。

走り出しを早くするトレーニング

≪速く走るコツ(2/2 :力の入れ方について)≫サッカーのためのラダートレーニング【タニラダー】

メッシ選手の走りの特徴として、他にはない繊細さがあることを分析しました。そのため、ラダートレーニングで身体の力を抜きスピードを上げるのが効果的です。

トレーニングで力まずステップを踏む感覚を身につけましょう。動きを大きくし、スピードを意識する感覚を身につけることで走りのスピードを上げていくトレーニングです。繰り返し行い、自らの身体が力まずにスピードを意識して動かせる感覚をつかんでいくことで、メッシ選手のような繊細かつ、迫力のあるドリブルを目指していきましょう。

このときに早くすることを意識し100%の力でステップを踏むと筋肉が力む原因です。80%から90%を意識して筋肉トレーニングしましょう。

メッシ選手の凄さ⑤腹筋

腹筋がプレーを支えている

Leo MessiさんはInstagramを利用しています:「?」 (57093)

メッシ選手の凄さでよくあげられるのはドリブルやシュートといったテクニックにがほとんど。しかしながら、その華やかなテクニックの裏に、強靭でしなやかな影の部分があるのも事実なのです。

メッシ選手の華麗な技を支えているその正体は腹筋をはじめとする筋肉です。多くの人は小柄なメッシ選手のそのフィジカルへの意識が薄れがちですが、メッシ選手のフィジカルは、分析すべき凄さの一つです。

肉体は他にもロナウド選手など群を抜いた選手がいるのでメッシ選手は腹筋は凄くないように思われるかも知れませんが、この小さな身体で世界一に輝けるのは凄いです。この腹筋をはじめとした筋力が弱いとスピードとバランスを保つことはできません。

腹筋の鍛え方

メッシ選手のような強靭ではなく、それでいてしっかりと柔軟性のある筋肉や腹筋の力は体幹の強さやサッカーの能力に直結します。ただ闇雲に腹筋の肥大を目指すと怪我のもとにもなりますし、実践しようとするときに、意外と自身の腹筋がうまく使えていないという事態に陥りかねません。フィジカルトレーニングの方法は以下のとおりです。

・横になり、肩のしたに肘をおきます。もう一方の手は腹筋と腰の横に当てましょう。
・足は曲げます。その状態から胸を張ったまま体を上げていきます。同時に骨盤の幅に足を開きます。
・3秒で戻します。左右行いましょう。

このようなトレーニングで体幹や腹筋もを鍛えてフィジカルを強くできます。

メッシ選手の凄さ⑥フリーキック

コース

メッシのフリーキック集

メッシ選手の凄さといえばフィールドで縦横無人に動いている様子が想起されますが、セットプレーでもその凄さが光ります。特に直接フリーキックシュートはメッシ選手のすばらしいプレーのひとつに数えることができます。

メッシ選手の左足から産み出された芸術品のようなシュートは多くのGKを悩ませ、スタンドのファンに歓喜をよび起こしました。シュートコースは小さく纏まっており、ドリブル同様小回りのきいた軌道が特徴的です。GKの予想に反しゴールの隅を突いて放り込まれるメッシ選手のフリーキックのシュートはまさに美技で分析の余地を残しません。世界一と呼ばれる技です。

スピード

メッシのフリーキック集

メッシ選手のフリーキックは大きくわけて二種類分析することができるでしょう。遠距離から直線、あるいは直線に近いカーブをかけたシュート。もうひとつは近距離から放たれる回転数の多い、バナナのように綺麗な曲線を描くフリーキックのシュートです。

どちらも特筆すべきはそのスピードです。ボールの設置位置から、もっとも近い場所、あるいは遠い場所に向けて最短距離で測られた起動に従順に走るボールの速度は、およそゴールキーパーの反応を凌駕し、取れるレベルにないことが分析できます。

これにより、メッシ選手のシュート速度がいかに能力が高く凄いか、よく分析することができます。回転数、スピード共に普通の選手を凌駕します。

メッシ選手の凄さ⑦視野

相手との距離

メッシ選手の凄さにはその巧みなドリブルを実現させるひとつのポイントがあります。それは広い視野能力を持つことで相手との距離感を絶えず正確に保ち、結果ボールを失わず、最高の形のフィニッシュを成し遂げることができるのです。

特にスピードに乗ったドリブルの最中でも目線をほとんど下げることなく走り抜けていて、それでもボールコントロールをミスしない技術は圧巻です。

ポイントは腕の筋肉をうまくつかいランによる上体の前傾をコントロールし、視野を失わないようにしていると分析できます。メッシ選手は振り上げた足をそのままボールに触れることでボールタッチによるランニングの減速を抑えているのも能力の高いポイントです。

代表的なプレー

メッシのスーパーゴール “5人抜き”

メッシ選手の視野能力の高さと、相手との距離のとり方が最大限に発揮されたプレーとしてあの伝説の5人抜きをご紹介いします。今から11年前の07年4月18日、ヘタフェとのコパ・デル・レイ準決勝1stレグで決めたゴールですが、かつてW杯の大舞台でアルゼンチンの英雄マラドーナさんが決めた5人抜きと、スタート位置、DFの抜くタイミング、ドリブルの軌道、最後は転びながらキーパーを抜き去るフィジカルの強さまで驚くほど類似したゴールです。

同じアルゼンチンのエースで身長も近いことから多くのファンがマラドーナの再来として歓喜しました。このプレーでも高い視野を維持し、敵の居場所とスペースを意識しているのがわかります。

メッシの凄さ!ドリブル以外の能力まとめ

メッシ選手のプレーや能力の凄さはけっしてドリブルのスピードやテクニックだけではありません。腹筋トレーニングやフィジカルトレーニングで培われた優れた筋肉、能力の多い選手です。

・パス技術
・シュート技術
・トラップ技術
・走りだし
・腹筋(フィジカル)、筋肉トレーニング
・フリーキックの技術
・視野

メッシ選手の凄さについては、言葉で表現できない部分もありますが、これからも世界を代表するサッカー選手として活躍することでしょう。

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