サッカーの6番の背番号が持つ意味とは?どんな選手がつけるの?
サッカーの背番号6番はゲームメイクをする選手が着用する傾向にあります。そのため、高いテクニックやサッカーインテリジェンスを駆使してゲームをコントロールすることが重要です。背番号6番は、チーム全体のパフォーマンスを左右する非常に大切な役割を担ってプレーする必要があります。
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公式ライター Activel_director
サッカーの背番号6番の意味とは?
ポジションでいいますと、アンカーやボランチなどの中盤の選手が身につける傾向が強くあります。ただし、サッカー王国ブラジルではサイドバックが背番号6番をつけることがあります。
6番はチームが攻守にわたって優位に試合を進めることができるようにゲームコントロールを行います。
背番号6番の選手の特徴とは?
ゲームコントロール能力
ゲームコントロールを任される6番は、自分の1つのプレーでゲーム展開に大きな影響がでることを理解しましょう。1つ1つのプレーは、その場しのぎの安易な考えでななく、先の展開まで見越したプレーの選択をする必要があります。
攻撃のときは、6番の選手がどこにパスを出すかで攻撃する方向が決まり、その選択が攻撃の質を左右します。
また、先々の展開を読んだポジションを取らなければ、攻守のサポートが遅れてプレーの流れが悪くなり、効果的に攻めることができなくなってしまいます。
正確なパス&コントロール
6番の選手は、ボールに触る機会が多いのでパスをずらしたりコントロールが乱れてしまうとプレーテンポが下がりスピーディに攻めるができません。パスとコントロールでミスをしてしまうと、場合によっては相手にボールを奪われ失点するリスクが発生します。
6番の選手がどれくらいの力量が必要かいいますと、動きながらでも意図した場所に正確にコントロールするテクニック、ボール一個分ずらすことなく通せるパスの精度となります。
バランス感覚
背番号6の選手はチームの中央にポジションを取ることが多く、攻撃と守備どちらに重点を置いてプレーするのか、状況によって変えていく必要があります。
サッカーではチームが勢いに乗ってせめている時も、相手のカウンターなどの次の展開を予測してポジションを取る必要があります。逆に、自分が上がっていけば得点が奪えそうな時はあえてバランスを崩して前線に出ていくことでチャンスを作り出します。
背番号6番をつけた名プレーヤー
シャビ・エルナンデス
代表チーム・クラブチームで中心選手として世界NO.1になったこともあり、名実ともに世界最高の背番号6番です。
彼は6番としてすべての能力を兼ね備えています。芸術的とも言えるパス&コントロールのテクニックを駆使して、抜群のゲームコントロールを行います。そしてチャンスだと思えば自ら上がっていき、得点を奪うことも少なくありません。
シャビ選手はまさに背番号6番の完成形とも言えるサッカー選手です。
サミ・ケディラ
彼は6番として十分なテクニックを持っていて、かつ抜群の運動量でチームに貢献します。
サミ・ケディラ選手は、後方でチームの組み立てに加わっていたと思えば、そのままランニングで最前線まで駆け上がっていきます。彼があらゆる場面で顔を出すことで、各局面で数的優位を作り出すことができ、チームは余裕を持ってゲームを進めることができます。
チームの心臓とも言える6番の存在
6番のパフォーマンスがチーム全体のパフォーマンスに大きく影響するという大きな責任が伴います。ストライカーなどと比べれば華やかなポジションではないかもしれませんが、チームにとって欠かすことはできません。
6番の選手はチームの中心としてプレーできる高い能力に加えて、中心選手であるという自覚を持つ必要があるのです。
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