ペナルティキックを分かりやすく解説!ルールや距離などの気になること
サッカーのルールの一つであるペナルティキックは、多くの得点が望めないサッカーにおいては貴重な得点チャンスとなる攻撃側にとっては嬉しいルールではありますが、守備側にとっては厳しいルールです。ここではペナルティキックをわかりやすく解説していきます。
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公式ライター old_user_id: 211
ペナルティキックになる時とは?
①守備側の選手が自陣内のペナルティエリア内であること。
②そのボールをプレーしようとした結果、もしくは相手競技者に挑んだ結果、直接フリーキックに該当する反則を犯したことです。
これは多くの得点が望めないサッカーという競技スポーツにおいて、数少ない決定的チャンスを反則行為を使って阻止するプレーへの懲罰的な意味合いが強いルールといえます。
以前まではこのケースで反則を犯した選手にはレッドカードが出されていましたが、①PKが与えられ②競技者は退場③次の試合も出場停止という三重罰は重過ぎるとの意見から、2016年6月よりルール改正がなされ、イエローカードに軽減されました。
ペナルティキックとなる9つの反則
9つの反則とは? |
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キッキング |
トリッピング |
ジャンピングアット |
ファウルチャージング |
プッシング |
ファウルタックル |
ストライキング |
ホールディング |
ハンドリング |
反則①キッキング
また、相手選手の足を踏む行為をスタンピングと呼びますが、このスタンピングもキッキングの反則行為とみなされます。
よくあるキッキングの例は、ボールではなく明らかに相手選手のスネを蹴る行為や、浮き球を蹴ろうとして相手選手の上半身を蹴ってしまう行為があげられます。
反則②トリッピング
トリッピングの例は、脚の膝を相手選手の前に入れてトリップするケースや、相手の足の前に自分の足を出して足首をトリップするケース、ゴールキーパーが相手選手の足元に飛びついてトリップするケースです。
反則③ジャンピングアット
よくあるケースが空中戦でのジャンピングアットです。守備側チームがペナルティエリア内でジャンピングアットの反則行為を行うと相手チームにPKが与えられます。
反則④ファウルチャージング
反則⑤プッシング
ペナルティエリア内で守備側の選手がプッシングの反則行為を犯した場合には、相手チームにペナルティキックが与えられます。
反則⑥ファウルタックル
正当にボールにプレーしているタックルは反則行為になりませんが、足の裏を見せるようなタックルはそれ自体で危険な反則行為とみなされる場合があります。タックルはサッカーの華型的なプレーですが注意が必要です。
反則⑦ストライキング
また、ゴールキーパーがスローイングするとき、あるいはスローワーがスローインをするときに、相手選手に強くボールをぶつけることもストライキングの反則になります。ストライキングのポイントは、実際に相手選手を殴っていなくても、殴ろうとする行為だけでストライキングの反則行為が成立する場合がある点です。
反則⑧ホールディング
ペナルティエリア内で守備側選手が、攻撃選手のドリブルの侵入を阻止しようとユニフォームを引っ張ったり、腕を掴んだりするホールディングの反則行為を行い、相手チームにペナルティキックが与えられるというケースが多く見受けられます。
反則⑨ハンドリング
しかし意図的か偶然かの判断は見た目には難しいので、身体に密着していない手や腕に当たった場合はハンドリングの反則行為と判断されることが多いようです。
なお、ハンドリングの対象は腕から手までの各部位で、肩は対象にはなりません。
ペナルティキックを行う方法について
キッカーはピッチ上にいる中から任意で1人を特定します。 ペナルティエリア内にはキッカーとゴールキーパーのみが入り、ゴールキーパーはゴールライン上にいなければなりません。
他の選手はペナルティエリア、ペナルティアークの外、さらにペナルティマークの後方にいなければなりません。 この状態がペナルティキックの状態です。 双方の選手とも、キッカーが蹴るまではペナルティエリア内に侵入できません。
ペナルティアークの意義
つまり、ペナルティキックの際にも9.15m離れる必要があるということでペナルティアークがあるわけです。
PKで攻撃側がやってはいけない反則
①ゴールと反対に蹴ること。
②助走が完了して蹴る瞬間にフェイントをかけること。
①の反則を犯した場合には相手チームに間接フリーキックが与えられえ、②の反則の場合は相手チームに間接フリーキックが、さらにキッカーは警告されます。 そして攻撃側のキッカー以外の選手が、ペナルティエリアに侵入した場合、キッカーのシュートがゴールした場合には再びPK、ノーゴールの場合は間接フリーキックになります。
PKで守備側がやってはいけない反則
サッカーのPK戦のルール
ペナルティマークの距離は、通常のペナルティキックと同じ距離の11mです。
PK戦に参加できる選手は、直前までピッチ上にいた22人に限られます。
ただし、一方のチームに退場者が出ている場合には相手チームが少ない人数に合わせます。
PK戦は主審が2つあるゴールのうち、どちらのゴールを使うかを決め、そしてコイントスを行い、先攻後攻を決めます。
5人ずつ交互にキックしていき、5人で決まらない場合はサドンデス方式が採用され、サドンデス方式で2巡目に突入した場合は、1巡目と順番を変えてもかまいません。
PK戦の選手の位置
キッカー側のゴールキーパーは、ペナルティエリアのラインとゴールラインの交点に待機します。キッカー以外の選手は両チームともセンターサークル内で待機します。
主審はペナルティマーク上のボールが静止ているか、キッカーに不正がないかを確認できる位置にポジションを取ります。1人の副審はゴールキーパーの動きを確認します。
ペナルティキックを分かりやすく解説のまとめ
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