リフティングボールの効果と使い方&おすすめボール5選!
数多く存在するサッカーのトレーニング用具の中にリフティングボールがあります。このリフティングボールとはいったいどのようなものなのか?と疑問を感じている方のために、ここではリフティングボールの効果と使い方&おすすめボール5選を紹介していきます。
2021.12.16
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サッカー
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リフティングボールとは?
リフティングボールとは、リフティングのトレーニングで使用される練習用ボールを意味します。サッカーやフットサルの試合で使われることはなく、通常のサッカーボールよりも小さいという点が特徴です。どれほど小さいのかというと、ジュニアユース以上で使われる5号球が直径22cm、ジュニア年代で使われる4号球が直径20.5cmなのに対し、練習用リフティングボールの直径は約10~15cmの間で展開しています。
ボールを小さくしてボールの芯を捉えられるように訓練し、サッカーボールのコントロール能力を向上させることに効果があります。
ボールを小さくしてボールの芯を捉えられるように訓練し、サッカーボールのコントロール能力を向上させることに効果があります。
リフティングボールのよくある誤解
リフティングボールは、小さなボールの芯を正確に捉えることでボールコントロール能力を向上させる効果を目的としています。しかし、リフティングボールをリフティング回数の向上を目的に使っている方も少なからず存在します。これはよくある誤解で、あくまでもリフティングボールの目的は、ボールの芯を正確にとらえてボールコントロール能力の向上に効果を発揮することにあります。
リフティング回数が100回200回と多くなるよりも、正確に確実に50回できるほうがよほどサッカー技術の向上に効果を発揮します。リフティングボールを使う目的はボールの芯を正確に捉えるということを再確認しましょう。
リフティング回数が100回200回と多くなるよりも、正確に確実に50回できるほうがよほどサッカー技術の向上に効果を発揮します。リフティングボールを使う目的はボールの芯を正確に捉えるということを再確認しましょう。
リフティングボールの効果①
キックの精度・威力の向上
リフティングボールで練習することで、キックの精度・威力の向上が得られます。小さなリフティングボールでリフティングを続けるには、ボールの芯を正確に捉えることが必要です。つまり、リフティングボールを使ってリフティングを続けることができるということは、ボールの芯を正確にとらえていることを意味します。
そしてボールの芯を正確に捉えることができると、キック精度・威力・飛距離も格段に向上することになります。これは野球でいうところの、相手投手の投じたボールをバットの芯で捉えれば、鋭い打球でボールを遠くまで飛ばすことができるということと同じ原理といえます。
そしてボールの芯を正確に捉えることができると、キック精度・威力・飛距離も格段に向上することになります。これは野球でいうところの、相手投手の投じたボールをバットの芯で捉えれば、鋭い打球でボールを遠くまで飛ばすことができるということと同じ原理といえます。
リフティングボールの効果②
ボールコントロール能力の向上
リフティングボールで練習することで得られる効果には、ボールコントロールがあります。このボールコントロールの代表がトラップです。浮き球をトラップすることは容易ではありませんが、ボールの芯を捉えることができれば、トラップが上手にできるようになります。
そしてボールコントロール能力が向上すれば、自然とボールが足から離れなくなります。世界的にも有名なメッシ、ネイマールといった抜群のボールコントロール能力を備えたサッカー選手でもトレーニングの中でリフティングボールを使用しています。あのような優れたボールコントロール能力はボールを芯で捉えるスキルがあってこその技術といえます。
そしてボールコントロール能力が向上すれば、自然とボールが足から離れなくなります。世界的にも有名なメッシ、ネイマールといった抜群のボールコントロール能力を備えたサッカー選手でもトレーニングの中でリフティングボールを使用しています。あのような優れたボールコントロール能力はボールを芯で捉えるスキルがあってこその技術といえます。
リフティングボールの効果③
プレー精度の向上
リフティングボールで得られる3つめの効果はプレー精度の向上です。サッカーの試合中にボールを奪われる原因の多くがタッチミスやキックミスによるものです。これらのミスは、ボールの芯を上手に捉えられていないことが根本にあります。つまりボールの芯を捉えられることでプレー精度も向上させることができます。
サッカーの基本はボールの芯を正確に捉えることで、キック、トラップ、ドリブルなど基本的なすべての技術に直結するといっても過言ではありません。リフティングとはサッカーの基本的技術に役立つ「ボールの芯を捉える」ことがことができる効果を得られる練習で、重要なトレーニングといえます。
サッカーの基本はボールの芯を正確に捉えることで、キック、トラップ、ドリブルなど基本的なすべての技術に直結するといっても過言ではありません。リフティングとはサッカーの基本的技術に役立つ「ボールの芯を捉える」ことがことができる効果を得られる練習で、重要なトレーニングといえます。
リフティングボールの使い方①
ボールの芯を捉えられるまで辛抱強く
リフティングボールの使い方は、通常のサッカーボールでリフティングするときと変わりありません。しかしサッカーボールでリフティング練習をしたことがある人ならば誰もが知っていると思いますが、ボールの芯を捉えられるようになるには相当の時間がかかり、簡単なことではありません。
それだけリフティングボールは小さく、ボールの芯を捉えるのが難しいボールといえます。初めはできなくても諦めずに、ボールの芯を捉えられるまで辛抱強く練習することが重要です。そしてリフティングボールでリフティングができるようになってきたら、フリースタイルにチャレンジして楽しみながらトレーニングするのも効果的です。
それだけリフティングボールは小さく、ボールの芯を捉えるのが難しいボールといえます。初めはできなくても諦めずに、ボールの芯を捉えられるまで辛抱強く練習することが重要です。そしてリフティングボールでリフティングができるようになってきたら、フリースタイルにチャレンジして楽しみながらトレーニングするのも効果的です。
リフティングボールの使い方②
室内でもリフティング練習ができる
リフティングボールは小さくて柔らかいラバー素材などを使っているので、室内でもリフティング練習ができます。小学校低学年や、リフティングが50回前後までできる選手には、室内という理由だけでできる限り小さめのリフティングボールを選んでしまうと難しすぎて長続きしません。そのため、できるだけ大きめのリフティングボールを使うことで程よくトレーニングができます。
上達してきたらボールを小さくしていくとよいでしょう。リフティングボールは使えば使うほど上達することでも知られています。サッカーボールではなかなか室内で練習することはできませんが、室内でも使えるリフティングボールを使うことでいつでもトレーニングできるわけです。
上達してきたらボールを小さくしていくとよいでしょう。リフティングボールは使えば使うほど上達することでも知られています。サッカーボールではなかなか室内で練習することはできませんが、室内でも使えるリフティングボールを使うことでいつでもトレーニングできるわけです。
リフティングボールの使い方③
その他の使い方
リフティングボールのメリットは、小さくて非常に柔らかいので家の中で使っても、サッカーボールのような危険性がない点です。口コミなどでよく目にするのが、低学年では壁にリフティングボールを蹴ったり、パスの練習をしたりと、家のなかでの自主練習に役立っているというものを多く見かけます。さらにジンガといったボールキープ練習、ダブルタッチとういったドリブル練習も可能です。
家の中でも少しの時間でもボールに触れていると、ボールタッチ能力に優れた効果を与えますが、サッカーボールはなかなか家の中で触るわけにはいきません。しかしリフティングボールであれば、それらを全て解決してくる優れたアイテムというわけです。
家の中でも少しの時間でもボールに触れていると、ボールタッチ能力に優れた効果を与えますが、サッカーボールはなかなか家の中で触るわけにはいきません。しかしリフティングボールであれば、それらを全て解決してくる優れたアイテムというわけです。
リフティングボールを使った練習方法
リフティングボール トレーニング
via www.youtube.com
リフティングボールを使った足の様々な部位を使ったリフティング練習です。インステップだけではなく、インサイドやアウトサイド、太ももなど両足の様々な部位を使ったリフティング練習をすることで、試合中の浮き球のコントロールをインステップだけではなく、インサイドやアウトサイドなど状況に応じて様々な部位で正確に行うことができるようになり、トラップ技術向上に効果的です。
リフティングボールを使った練習で重要なのは、回数ではなく、ボールの芯を正確に捉えることにあります。足の様々な部分を使ってボールの芯を捉えられるように普段からトレーニングすることで、いざ試合中で実践できるようになります。
リフティングボールを使った練習で重要なのは、回数ではなく、ボールの芯を正確に捉えることにあります。足の様々な部分を使ってボールの芯を捉えられるように普段からトレーニングすることで、いざ試合中で実践できるようになります。
リフティングボールの選び方
リフティングボールの大きさ
リフティングボールの選び方でまず重視したいのがリフティングボールの大きさです。リフティングボールの大きさは大きいもので直径18cmから小さいもので一桁の大きさまで展開しています。大きければ大きいほどボールの芯を捉えやすいので初心者にはおすすめです。サッカーをやり始めて間もないというようなジュニア年代の選手には、モチベーションを上げるためにも、選び方としてなるべく大きなリフティングボールを選ぶことをおすすめします。
また、上級者にはボールの中心を捉えることが難しい、できる限り小さなリフティングボールという選び方がおすすめです。小さなリフティングボールで確実に50回~100回までできるようにトレーニングしてみましょう。
また、上級者にはボールの中心を捉えることが難しい、できる限り小さなリフティングボールという選び方がおすすめです。小さなリフティングボールで確実に50回~100回までできるようにトレーニングしてみましょう。
リフティングボールの素材
リフティングボールの素材にも様々な種類があるのでチェックしておきましょう。まず、リフティングボールがとても柔らかくて弾みやすいものはボールコントロールが難しく、ボールの中心を捉えてもバウンドが強くてリフティングが難しくなります。例えばゴム素材のリフティングボールなどはとても扱いにくく、初心者には向きませんが、上級者におすすめのリフティングボールといえます。
また、リフティングボールの素材にラバー素材、人工皮革、合成皮革を使っているリフティングボールはゴム素材ほどバウンドしないので初心者にはおすすめです。初心者には大きくてゴム素材ではないものを、上級者には小さくてゴム素材が向いています。
また、リフティングボールの素材にラバー素材、人工皮革、合成皮革を使っているリフティングボールはゴム素材ほどバウンドしないので初心者にはおすすめです。初心者には大きくてゴム素材ではないものを、上級者には小さくてゴム素材が向いています。
おすすめのリフティングボール①
モルテン リフティングボール ノーマルタイプ
via www.amazon.co.jp
素材 | ゴム |
サイズ | 直径15cm |
重さ | 240g |
様々なスポーツ競技のボールを展開していることでも有名なモルテンから発売しているリフティングボールです。こちらのモルテンのリフティングボールの特徴は、素材にゴムを使用している点です。大きさ的には直径15センチと初心者にも扱いやすいサイズ感になっていますが、素材がラバーや人工皮革素材と違って柔らかくよく弾むゴム素材を使用しているため、ボールコントロールが難しく、初心者には少し扱い難いかもしれません。
それでも通常のサッカーボールよりもサイズが小さく、柔らかいゴム素材のため、家の中でのリフティング練習には最適で、使いやすいのは間違いありません。カラーも色鮮やかなブルーを採用していてとてもおすすめのリフティングボールです。
それでも通常のサッカーボールよりもサイズが小さく、柔らかいゴム素材のため、家の中でのリフティング練習には最適で、使いやすいのは間違いありません。カラーも色鮮やかなブルーを採用していてとてもおすすめのリフティングボールです。
おすすめのリフティングボール②
アディダス タンゴ リフティング練習用ボール
via www.amazon.co.jp
素材 | 人工皮革 |
サイズ | 直径18cm |
重さ | 390~410g |
世界的人気スポーツブランドであるアディダスから発売されているリフティングボールです。直径18センチとリフティングボールとしては安定してボールの芯を捉えやすい初心者におすすめのサイズになっています。素材には耐久性に優れてそれなりに柔らかさもある人工皮革を採用しているのでゴムボールのように弾みすぎることもなく、ボールコントロールしやすい設計になっており、小学校低学年にも安心して使うことができます。
屋外ではもちろん、室内でのリフティングのスキルアップに役立ち、フィット感・耐久性に優れ、カラーはおしゃれでかっこいいレッドを採用した2018年最新モデルのおすすめのリフティングボールです。
屋外ではもちろん、室内でのリフティングのスキルアップに役立ち、フィット感・耐久性に優れ、カラーはおしゃれでかっこいいレッドを採用した2018年最新モデルのおすすめのリフティングボールです。
おすすめのリフティングボール③
ミズノ リフティングボール ステップ3
via www.amazon.co.jp
素材 | ゴム |
サイズ | 直径7.7cm |
重さ | 120g |
日本が世界に誇る人気スポーツブランドであるミズノから発売しているリフティングボールです。ミズノのリフティングボールは選手のレベルに応じてステップ1、ステップ2、ステップ3と3段階のリフティングボールを展開している中のこちらのリフティングボールはステップ3の上級者向けになっています。
直径は7.7センチと非常に小さく、重さは120g、しかも素材には弾みやすくてコントロールが難しいゴム素材を採用しています。カラーはブルー、オレンジ、レッドの3カラーから好みのカラーを選べます。ステップ1の12.7センチ、ステップ2の10.2センチのリフティングボールを使いこなした上級者の方におすすめの、更なる究極のリフティングボールです。
直径は7.7センチと非常に小さく、重さは120g、しかも素材には弾みやすくてコントロールが難しいゴム素材を採用しています。カラーはブルー、オレンジ、レッドの3カラーから好みのカラーを選べます。ステップ1の12.7センチ、ステップ2の10.2センチのリフティングボールを使いこなした上級者の方におすすめの、更なる究極のリフティングボールです。
おすすめのリフティングボール④
デュアリグ リフティングボール
via www.amazon.co.jp
素材 | 合成皮革/天然ゴム |
サイズ | 直径17.5cm |
重さ | 400g |
デュアリグフィルティングボールは、直径17.5mmのリフティングボールの中では大きめサイズなため初心者にもおすすめのリフティングボールです。特徴はリフティングボールのわりには400gと重めに作られている点で、軽いボールよりも安定感がありリフティングしやすいというメリットがあります。
さらに素材には合成皮革と天然ゴムを使用しており、固さと弾み具合が絶妙なバランスを生み出し、ボールの芯を捉えた感触が通常のサッカーボールに似ていることから、デュアリグのリフティングボールを使った後でも違和感なくサッカーボールでも同じようにリフティングができる構造になっています。初心者から上級者まで幅広くおすすめです。
さらに素材には合成皮革と天然ゴムを使用しており、固さと弾み具合が絶妙なバランスを生み出し、ボールの芯を捉えた感触が通常のサッカーボールに似ていることから、デュアリグのリフティングボールを使った後でも違和感なくサッカーボールでも同じようにリフティングができる構造になっています。初心者から上級者まで幅広くおすすめです。
おすすめのリフティングボール⑤
ビジョンクエスト サッカー リフティングボール
via www.amazon.co.jp
素材 | 合成皮革 |
カラー | イエロー |
ビジョンクエストのリフティングボールです。とてもシンプルなデザインでイエローのカラーが印象的なデザインです。素材には合成皮革を使用しているのでほどよい重さでボールコントロールしやすい初心者向けのリフティングボールになっています。家の中でも安心して使える小学校低学年から中上級者まで対応でき、無理なくリフティングトレーニングに励むことができます。
価格も安く設定されているので、ためしにリフティングボールの購入を考えている方にはおすすめのリフティングボールです。
価格も安く設定されているので、ためしにリフティングボールの購入を考えている方にはおすすめのリフティングボールです。
リフティングボールの効果と使い方のまとめ
リフティングボールはリフティングの回数を増やすことが目的ではなく、ボールの芯を捉えることが目的です。あくまでもボールの芯を捉えることが目的なので、リフティングボールを使って数百回できることよりも、確実に50回程度できるようになることが理想です。ボールの芯を捉えられればボールコントロールが思い通りにできるようになり、ボールコントロールが思い通りにできればドリブルやトラップ、キック力が上達します。
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