2019年3月26日 更新

ダイアゴナルランとは?いまさら聞けないサッカー用語を解説

サッカーのダイアゴナルランとは、FWやウイングの選手が斜めに走り抜けて味方のパスを受けるプレーを意味します。その動き方には相手ディフェンスの背中を取る動きと手前を駆け抜ける動きに大別され、ダイアゴナルランを成功させるにはいつ走り抜けるかというタイミングが大切です。

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ダイアゴナルランはタイミングが大切

出し手と受け手のタイミングを合わせる

サッカーのダイアゴナルランを行う際に最も大切なことは、タイミングです。そのタイミングとは、いつ予備動作を入れて、いつ抜け出すのかということであり、それによってダイアゴナルランでボールを受けることができるかどうかの成否が決まります。

具体的なタイミングとは、まず予備動作に関してはボールホルダーがパスを受ける前に、ディフェンスから離れ見えないところへとポジショニングします。そしてそこから抜け出すタイミングとは、ボールホルダーがコントロールして顔を上げた瞬間で、何故ならば顔を上げる前に動き出すとオフサイドにかかりやすくなったり、ディフェンスに対応されてしまいます。顔を上げた後ではその後の動きをボールホルダーが見れないため、動きとパスがずれてしまうためです。

Uの字の動きでタイミングを計る

ダイアゴナルランを成功させるためのタイミングの計り方として、Uの字の動きを入れるということが効果的です。

具体的な動き方は、ボールを受ける前の予備動作の段階で、横に膨らむようにステップを踏み、それによって助走をつける効果や、オフサイドにならないようにタイミングを合わせることがきます。そこから味方が顔を上げた瞬間に走り出すことで、マークにつかれることなくなおかつスピードを上げた状態で抜け出してパスを受けることができるため、ディフェンスを置き去りにすることができます。このUの字の動きは足が遅い選手であってもディフェンスより有利なポジショニングをとって受けることができるため、サッカーでは非常に重要な動きの要素の一つです。

ダイアゴナルランを成功させるポイント

相手の視野から消える

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サッカーのダイアゴナルランを成功させるためのポイントとして、ディフェンスの視野から消えるということが挙げられます。ディフェンスの選手との駆け引きにおいて有利に立つためには、マークをしづらくさせたり、そもそもつけないようにさせるということを考えることが大切です。

ダイアゴナルランにおいては、予備動作時に相手にマークをつかれないように、自分が走りこむスペースを守る守備者の正面から120度以上背中方向へとポジショニングします。それによって相手の視野外へと姿を隠すことができるため、守備者としては自分がつくべき相手と認識しないようになります。その状態から突然ダイアゴナルランでスペースへと飛び出すため、ディフェンスからすると自分のマークではない選手が突然現れるため、対応できない状態を作り出すことができます。

味方の動きを使う

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サッカーのダイアゴナルランを成功させるためのポイントとして、味方選手の動きを有効的に活用するということが大切です。試合中はボールホルダーに対して、様々な形での味方のサポートが入り、それによって相手も動かされるためスペースを作る、使うという現象がいたるところで生じます。

ダイアゴナルランにおいては、味方FWがボールサイドへとサポートに行って足元で受ける動きを入れた際に、センターバックがつり出され、そのスペースへとウイングの選手がダイアゴナルランで入ります。これを成功させるために必要なことが、ボールと相手、味方選手とスペースの4つの要素全てを見て分析するということで、これができるようになるとより効果的にダイアゴナルランを成功させることができます。

0から10へスピードを上げる

サッカーのダイアゴナルランではスピードの緩急をつけることで、よりディフェンスを引き離してボールを受けることができます。

具体的には、予備動作の段階でスピードをあげてしまうと、そのあとダイアゴナルランを行なった時にはスピードに差がないため、ディフェンスは対応しやすくなります。しかし、スピードを0の状態からトップスピードまで上げることによって、ディフェンスにとっては突然動いたように見え、一瞬出だしが遅れてしまいます。それによって相手より先にボールへと到達することが可能となります。

予備動作はあくまでボールを受けるための準備であり、そこでパワーを使ったりスピードを上げないように注意しないといけません。

ダイアゴナルランについてのまとめ

@ahi64 on Instagram: “#伊藤純也 #サムライブルー #japansquad #samuraiblue#日本代表” (74200)

サッカーのダイアゴナルランは、試合中に数多く行われる動きであり、そのタイミングや使うべきシーンを正しく知った上で試合を見るとより楽しむことができるようになります。また、プレーヤーもいつ動き出すべきなのか、その予備動作はどのように行うかということは、サッカーにおいての原理原則でもあり、この個人戦術を理解した上で実行することでより効果的にディフェンスの裏のスペースを取ることが可能になります。

忘れてはいけないのは、ダイアゴナルランは自分が生きるだけでなくディフェンスを引きつけることができるため、味方選手にもスペースを与えて攻撃に糸口をつかむこともでき、チーム戦術としても用いることができます。ぜひこのダイアゴナルランの動きを理解して頂き、よりサッカーを深く見たり、プレーに生かしてください。
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