フリーキックの名手をランキング形式で10人選出!世界最高のキッカーとは?
サッカーのセットプレーの1つであるフリーキック。世界的に最高に優れたフリーキックの名手がブラジルのジュニーニョ・ペルナンブカーノです。その素晴らしいフリーキックから彼は、フリーキックの魔術師と呼ばれ、後世の優れたフリーキッカーに多大な影響を与えました。
2022.12.08
|
サッカー
Writer
Index
フリーキックの名手ランキング 第10位
中村俊輔
中村俊輔 フリーキックゴール集
国籍 | 日本 |
---|---|
生年月日 | 1978年6月24日 |
出身地 | 神奈川県横浜市戸塚区 |
身長/体重 | 178cm/71kg |
利き足 | 左足 |
クラブ | 1997-2002 横浜F・マリノス |
2002-2005 レッジーナ | |
2005-2009 セルティック | |
2009-2010 エスパニョール | |
2010-2016 横浜F・マリノス | |
2017-2019 ジュビロ磐田 | |
2019- 横浜FC |
フリーキックの名手である中村俊輔は、2000年と2013年にJリーグMVPを獲得し、Jリーグ史上初のMVP複数回受賞経験がある優れたサッカー選手です。他にアジアカップ2004MVP、2006-07スコティッシュ・プレミアリーグMVP受賞歴があります。日本代表の背番号10番を背負ってワールドカップにも出場経験のある中村俊輔の特徴は、世界に通用するフリーキックにあります。
日本人で最も優れたフリーキッカー
直接フリーキックゴールを、J1通算最多の24得点記録している中村俊輔は、日本人で最も優れたフリーキッカーとして知られています。そんな中村俊輔のフリーキックの特徴は曲げるキックにあり、さらに中村俊輔は相手ゴールキーパーとの駆け引きに長けているフリーキッカーの名手です。
直接フリーキックゴールを、J1通算最多の24得点記録している中村俊輔は、日本人で最も優れたフリーキッカーとして知られています。そんな中村俊輔のフリーキックの特徴は曲げるキックにあり、さらに中村俊輔は相手ゴールキーパーとの駆け引きに長けているフリーキッカーの名手です。
フリーキックの名手ランキング 第9位
フィリペ・コウチーニョ
国籍 | ブラジル/ポルトガル |
---|---|
生年月日 | 1992年6月12日 |
出身地 | リオデジャネイロ |
身長/体重 | 172cm/68kg |
利き足 | 右足 |
クラブ | 2009-2010 ヴァスコ・ダ・ガマ |
2010-2013 インテル | |
2013-2018 リヴァプール | |
2018- バルセロナ | |
2019- バイエルン・ミュンヘン(loan) |
ブラジル代表として活躍するコウチーニョは、強烈なミドルシュートを武器にしている世界的に有名なミッドフィルダーです。その素晴らしいミドルシュートは、フリーキックでもいかんなく発揮されています。そんなコウチーニョはフリーキックの名手として、得点がとれる点が優れています。
コウチーニョのフリーキックの特徴
コウチーニョのフリーキックの特徴は、狙ったコースを射抜くことができる正確なコントロールにあります。その正確性はゴール成功率にもあらわれており、2015年8月以降に放ったフリーキック26本中、成功したのは5ゴールで、成功率19%を誇っています。この素晴らしゴール成功率こそがフリーキックの名手と呼ばれる所以です。
コウチーニョのフリーキックの特徴は、狙ったコースを射抜くことができる正確なコントロールにあります。その正確性はゴール成功率にもあらわれており、2015年8月以降に放ったフリーキック26本中、成功したのは5ゴールで、成功率19%を誇っています。この素晴らしゴール成功率こそがフリーキックの名手と呼ばれる所以です。
フリーキックの名手ランキング 第8位
ハメス・ロドリゲス
国籍 | コロンビア/スペイン |
---|---|
生年月日 | 1991年7月12日 |
出身地 | ククタ |
身長/体重 | 180cm/75kg |
利き足 | 左足 |
クラブ | 2006-2008 エンピガド |
2008-2010 バンフィエルド | |
2010-2013 ポルト | |
2013-2014 モナコ | |
2014- レアル・マドリード | |
2017-2019バイエルン(loan) |
ハメス・ロドリゲスは、2010年代前半の時期においては若手選手の中でも背かいで最もベストな選手の1人と評価されており、テクニックと視野の広さ、試合を組み立てる能力について称賛され、カルロスバルデラマの後継者として期待されています。フリーキックの名手として知られ、フォワードからミッドフィルダーまでこなせる攻撃的選手です。
ハメス・ロドリゲスのフリーキックの特徴
ハメス・ロドリゲスのフリーキックの特徴は、ゴールキーパーが手を骨折してしまいそうな威力あふれる長弾丸キックから、ふわりと浮かせるキック、大きく弧を描くようなキックまでシチュエーションに応じたフリーキックを自在に操ることができる点にあります。
ハメス・ロドリゲスのフリーキックの特徴は、ゴールキーパーが手を骨折してしまいそうな威力あふれる長弾丸キックから、ふわりと浮かせるキック、大きく弧を描くようなキックまでシチュエーションに応じたフリーキックを自在に操ることができる点にあります。
フリーキックの名手ランキング 第7位
パウロ・ディバラ
国籍 | アルゼンチン/ポーランド/イタリア |
---|---|
生年月日 | 1993年11月15日 |
出身地 | ラグナ・ラルガ |
身長/体重 | 177cm/69kg |
利き足 | 左足 |
クラブ | 2011-2012 インスティトゥート |
2012-2015 パレルモ | |
2015- ユヴェントス |
パウロ・ディバラは、セリエAの名門クラブであるユヴェントスに所属し、アルゼンチン代表フォワードとしても活躍するサッカー選手です。創造力と高度なテクニックを併せ持ち、限られた狭いスペースでもドリブルでディフェンスを翻弄します。
ドリブルの上手いパウロ・ディバラは2019年のUEFA杯のアトレティコ・マドリード戦で、ほぼ角度がない位置から直接フリーキックを決め、世界を震撼させたことで一躍。パウロ・ディバラのフリーキックの名手として話題になりました。
ドリブルの上手いパウロ・ディバラは2019年のUEFA杯のアトレティコ・マドリード戦で、ほぼ角度がない位置から直接フリーキックを決め、世界を震撼させたことで一躍。パウロ・ディバラのフリーキックの名手として話題になりました。
ディバラのフリーキックの特徴
ディバラのフリーキックは、蹴り足の振り上げが低く上半身が後ろに残って少し倒しながら蹴るのが特徴です。この蹴り方はメッシと酷似しており、膝下の鋭いしなりがポイントになっています。
ディバラのフリーキックは、蹴り足の振り上げが低く上半身が後ろに残って少し倒しながら蹴るのが特徴です。この蹴り方はメッシと酷似しており、膝下の鋭いしなりがポイントになっています。
フリーキックの名手ランキング 第6位
フアン・マタ
【ファン・マタ】サッカー選手が目隠しでフリーキックに挑戦!!
国籍 | スペイン |
---|---|
生年月日 | 1988年4月28日 |
出身地 | ブルゴス |
身長/体重 | 170cm/63kg |
利き足 | 左足 |
クラブ | 2006-2007 レアル・マドリードB |
2007-2011 バレンシア | |
2011-2014 チェルシー | |
2014- マンチェスター・ユナイテッド |
世界最高峰プレミアリーグの強豪、マンチェスター・ユナイテッドで活躍するファン・マタは、世界有数の攻撃的ミッドフィルダーであり、ボールキープ能力やインテリジェンス、得点力に優れる世界最高のトップ下です。ファン・マタは、フリーキックが上手い選手で、世界有数のフリーキックの名手として知られています。
目隠しでフリーキック
ゴール手前に壁を作り、さらに目隠しをしてフリーキックを成功させる動画は多くの話題を集めました。ボールの位置も壁も見えていないのにキレイにゴールを決めてしまうマタは、助走からキックまで全てが身体に染みついているというわけです。
ゴール手前に壁を作り、さらに目隠しをしてフリーキックを成功させる動画は多くの話題を集めました。ボールの位置も壁も見えていないのにキレイにゴールを決めてしまうマタは、助走からキックまで全てが身体に染みついているというわけです。
フリーキックの名手ランキング 第5位
メッシ
国籍 | アルゼンチン/スペイン |
---|---|
生年月日 | 1987年6月24日 |
出身地 | ロサリオ |
身長/体重 | 170cm/72kg |
利き足 | 左足 |
クラブ | 2003-2004 バルセロナC |
2004-2005 バルセロナB | |
20004- バルセロナ |
史上最多のバロンドール賞を6度受賞しているサッカー界のスーパースターであるメッシは、フリーキックの名手として有名です。メッシのフリーキックの凄さは、ゴール成功率にあります。
2004年にバルセロナでデビューしてから2014-2015シーズンまでの間に放った174本の直接フリーキックのうち12本を成功させ、6.9%の成功率だったのが、2015-16シーズン以降、同じく174本放った直接フリーキックのうち22本を成功させ、成功率は12.6%と約倍増しています。
2004年にバルセロナでデビューしてから2014-2015シーズンまでの間に放った174本の直接フリーキックのうち12本を成功させ、6.9%の成功率だったのが、2015-16シーズン以降、同じく174本放った直接フリーキックのうち22本を成功させ、成功率は12.6%と約倍増しています。
1つのチームのフリーキックゴールを上回る
最近5シーズンで決めたフリーキックゴールは、29ゴールで、これはレアル・マドリードの23ゴール、ユヴェントスの27ゴールをメッシ1人で上回っている計算になります。
最近5シーズンで決めたフリーキックゴールは、29ゴールで、これはレアル・マドリードの23ゴール、ユヴェントスの27ゴールをメッシ1人で上回っている計算になります。
フリーキックの名手ランキング 第4位
シニシャ・ミハイロヴィッチ
シニシャ ミハイロビッチ
国籍 | セルビア/イタリア |
---|---|
生年月日 | 1969年2月20日 |
出身地 | ヴコヴァル |
身長/体重 | 185cm/78kg |
利き足 | 左足 |
クラブ | 1986-1988 ボロヴォ |
1988-1990 ヴォイヴォディナ | |
1990-1992 レッドスター | |
1992-1994 ローマ | |
1994-1998 サンプドリア | |
1998-2004 ラツィオ | |
2004-2006 インテル |
フリーキックの名手第4位は、元ユーゴスラビア代表で長い間セリエAで活躍したシニシャ・ミハイロビッチです。ミハイロビッチはフリーキックが非常に上手い選手で、数多くのフリーキックゴールを生み出しています。1998年のワールドカップフランス大会ではベスト16入りに大きく貢献しました。
セリエA最多フリーキック得点記録保持者
1998年12月18日のセリエAサンプドリア戦では、フリーキックだけでハットトリックを達成し、これはセリエA史上初の快挙となりました。また、セリエAで決めたフリーキックによるゴールは27ゴールにのぼり、セリエA最多フリーキック得点記録となっています。
1998年12月18日のセリエAサンプドリア戦では、フリーキックだけでハットトリックを達成し、これはセリエA史上初の快挙となりました。また、セリエAで決めたフリーキックによるゴールは27ゴールにのぼり、セリエA最多フリーキック得点記録となっています。
フリーキックの名手ランキング 第3位
ロベルト・カルロス
ロベルト・カルロス 伝説のフリーキック
国籍 | ブラジル/スペイン |
---|---|
生年月日 | 1973年4月10日 |
出身地 | ガルサ |
身長/体重 | 168cm/73kg |
利き足 | 左足 |
クラブ | 1991-1993 ウニオン・サンジョアン |
1993-1995 パルメイラス | |
1995-1996 インテル・ミラノ | |
1996-2007 レアル・マドリード | |
2007-2009 フェネルパフチェ | |
2010-2011 コリンチャンス | |
2011-2012 アンジ・マハチカラ | |
2015 デリー・ディナモス |
現在のブラジル代表のサイドバックといえばマルセロが知られていますが、ブラジル代表のサイドバックの元祖といえばロベルト・カルロスです。超攻撃的サイドバックで、通算512試合に出場し、65得点を記録し、リーグ通算370試合出場で46得点を全てサイドバックの守備的ポジションで記録しています。
ロベルト・カルロスの武器
ロベルト・カルロスの最大の武器は、168cmという小柄からは想像できないような迫力あるフリーキックにあります。フリーキックの名手であるロベルト・カルロスは、アウトサイドに引っ掛けたスライス系のシュートを得意とし、独特の長い助走から放たれるキックは時速140km/hを超えるとされ、悪魔の左足、凶器の弾丸と呼ばれています。
コンフェデ杯 フランス戦のフリーキック
1997年6月3のコンフェデ杯・フランス戦で、ロベルト・カルロスはフリーキックで世界を驚かせました。ゴール前約35mの地点から、長い助走で左足から放たれたシュートは、ボールが右から左に鋭くカーブしてそのままゴールに吸い込まれました。このとき、フランス代表ゴールキーパーのバルデズは一歩も動けず立ちすくんでしまいました。
1997年6月3のコンフェデ杯・フランス戦で、ロベルト・カルロスはフリーキックで世界を驚かせました。ゴール前約35mの地点から、長い助走で左足から放たれたシュートは、ボールが右から左に鋭くカーブしてそのままゴールに吸い込まれました。このとき、フランス代表ゴールキーパーのバルデズは一歩も動けず立ちすくんでしまいました。
フリーキックの名手ランキング 第2位
デイビッド・ベッカム
国籍 | イングランド |
---|---|
生年月日 | 1975年5月2日 |
出身地 | ロンドン レイトンストーン |
身長/体重 | 183cm/74kg |
利き足 | 右足 |
クラグ | 1992-2003マンチェスター・U |
2003-2007 レアル・マドリード | |
2007-2012 ロサンゼルス・ギャラクシー | |
2013 パリ・サンジェルマン |
世界的にも大人気で貴公子の異名を持ち、イングランドを長年にわたって牽引し続けてきたデイビッド・ベッカムは世界最高のフリーキックの名手として知られてきます。
ボールの真横から入るような独特な助走から右足インフロントで蹴ったボールは、ロベルト・カルロスのような威力あるキックではなく、鋭くカーブを描き、落ちながらゴールサイドネットに吸い込まれていくという、精密機械のような正確性が特徴です。
ボールの真横から入るような独特な助走から右足インフロントで蹴ったボールは、ロベルト・カルロスのような威力あるキックではなく、鋭くカーブを描き、落ちながらゴールサイドネットに吸い込まれていくという、精密機械のような正確性が特徴です。
努力家のベッカム
時にはゴールではなく、味方へのピンポイントなクロスは数多くの決定機を作り出してきました。その正確性は決してセンスではなく、愚直なまでの努力によるもので、何万本ものフリーキックを放ち、精度を上げてきたと自負しています。
時にはゴールではなく、味方へのピンポイントなクロスは数多くの決定機を作り出してきました。その正確性は決してセンスではなく、愚直なまでの努力によるもので、何万本ものフリーキックを放ち、精度を上げてきたと自負しています。
・精密機械のようなフリーキック
・何万本ものフリーキックを練習してきた努力家
・何万本ものフリーキックを練習してきた努力家
フリーキックの名手ランキング 第1位
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ フリーキックの魔術師
国籍 | ブラジル |
---|---|
生年月日 | 1975年1月30日 |
出身地 | レシフェ |
身長/体重 | 178cm/71kg |
利き足 | 右足 |
クラブ | 1993-1994 スポルチ |
1995-2001 ヴァスコ・ダ・ガマ | |
2001-2009 リヨン | |
2009-2011 アル・ガラファ | |
2011-2012 ヴァスコ・ダ・ガマ | |
2013 ニューヨーク・レッドブルズ | |
2013 ヴァスコ・ダ・ガマ |
ジュニーニョ・ペルナンブカーノは、現役時代は母国のヴァスコ・ダ・ガマでの活躍やオリンピック・リヨンの主力としてフランスリーグ7連覇の輝かしい戦歴を誇ったフリーキックの名手です。直接フリーキックによるゴール数は77で歴代最多得点を記録しており、フリーキックの世界的名手として知られ、フリーキックの魔術師との異名を持ちます。
状況に応じてカーブをかけたり、鋭い弾道のフリーキックを放ちますが、最大の特徴は30m以上から放たれる無回転のブレ球で、その後のフリーキッカーの手本ともなっています。
状況に応じてカーブをかけたり、鋭い弾道のフリーキックを放ちますが、最大の特徴は30m以上から放たれる無回転のブレ球で、その後のフリーキッカーの手本ともなっています。
世界的フリーキッカー
2016年の、偉大なるフリーキックの王様という企画ではデイビッド・ベッカムをおさえて1位に輝くなど、誰もが認める世界的フリーキッカーです。
2016年の、偉大なるフリーキックの王様という企画ではデイビッド・ベッカムをおさえて1位に輝くなど、誰もが認める世界的フリーキッカーです。
フリーキックの歴代得点ランキング
順位 | 選手 | 得点数 |
---|---|---|
1位 | ジュニーニョ・ペルナンブカーノ | 77点 |
2位 | ペレ | 70点 |
3位 | ロナウジーニョ | 66点 |
4位 | ビクトル・アントニオ・レグロッターリエ | 65点 |
4位 | デイビッド・ベッカム | 65点 |
6位 | ジーコ | 62点 |
6位 | ディエゴ・マラドーナ | 62点 |
フリーキックの名手ランキングのまとめ
Jリーグからプレミアリーグ、セリエA、リーガエスパニョールなど、世界各国のリーグに所属するチームはもちろん、ナショナルチームにおいてもフリーキックが上手い選手はフリーキッカーとして活躍しています。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノは、各国リーグの中でもフリーキックにより、最も多くのゴールを決めています。また、精密機械のような正確なフリーキックを蹴ることができるのがデイビッド・ベッカム、最も相手に恐怖心を与えるのがロベルト・カルロスです。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノは、各国リーグの中でもフリーキックにより、最も多くのゴールを決めています。また、精密機械のような正確なフリーキックを蹴ることができるのがデイビッド・ベッカム、最も相手に恐怖心を与えるのがロベルト・カルロスです。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。