トレーニング用ラダーとは?
野球やサッカー、陸上競技、テニスなど競技種目問わず取り入れられているトレーニング用ラダーはプロスポーツやアマチュアスポーツ、大人から子供まで幅広い世代に人気のトレーニング用器具です。
屋外でも室内でも使用可能で一定の動きを繰り返すので練習のウォーミングアップで取り入れることも多くあります。たくさんのメーカーから販売されており種類もさまざまです。
屋外でも室内でも使用可能で一定の動きを繰り返すので練習のウォーミングアップで取り入れることも多くあります。たくさんのメーカーから販売されており種類もさまざまです。
トレーニング用ラダーの目的
トレーニング用ラダーの目的は、脳から筋肉に伝わる指令のスピードを上げることです。体を動かすことは脳からの指令を各筋肉に伝えることです。
脳からの指令を筋肉に伝えるスピードが早ければ早いほど、反応が早くなり俊敏に正しく体を動かすことができます。反射神経がよいと言われるのは指令が早く筋肉に伝わっていることを意味します。
脳からの指令を筋肉に伝えるスピードが早ければ早いほど、反応が早くなり俊敏に正しく体を動かすことができます。反射神経がよいと言われるのは指令が早く筋肉に伝わっていることを意味します。
トレーニング用ラダーの種類
トレーニング用ラダーの種類はさまざまで長さやプレート幅、カラーバリエーションも多くの種類が販売されています。連結可能かどうかも含め、用途に合ったラダーを選択することが重要です。
トレーニング用ラダーの効果
トレーニング用ラダーの効果にはコーディネーション能力を高める効果があります。コーディネーション能力とは状況を把握し、脳で判断して筋肉を動かす一連の流れをスムーズにできる能力のことです。
トレーニング用ラダーを用いて日々練習することでコーディネーション能力を高めることができます。筋力トレーニングや体力トレーニングといった基礎的能力とコーディネーション能力が競技力向上につながります。
トレーニング用ラダーを用いて日々練習することでコーディネーション能力を高めることができます。筋力トレーニングや体力トレーニングといった基礎的能力とコーディネーション能力が競技力向上につながります。
アジリティ(瞬発力)アップ
競技力向上にアジリティ能力(瞬発力)アップは欠かせません。サッカーではドリブルでの切り返し、陸上競技ではスタートの1歩、野球ではボールをキャッチしてから投げるまでには高いアジリティ能力が求められます。ラダートレーニングでアジリティ能力がアップすることでトータルでの競技力向上につながります。
フットワークの向上
フットワークの向上には早く、細かく、正確にステップを踏むことが重要です。前後左右の細かい動きだけでなく、足を地面から離してもすぐに次の1歩を踏み出すスピード感が養われることがフットワーク向上につながります。相手よりも1歩目を早く出せるようになることで早くボールを奪えたり早くシュートを打てるようになります。
トレーニング用ラダーの選び方
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トレーニング用ラダーの選び方には3つのポイントがあり、本格的なスポーツでも日常生活の足腰強化でも共通している重要ポイントと言えます。
形状
形状はマス目の変更ができ、フラットタイプのものがおすすめです。マス目を変更することで練習の種類や動きの幅、難易度を変えることができ臨機応変に対応できます。フラットタイプですと細かく早い動きを目的とするラダートレーニングで足がひっかかっても大きなケガにつながらないようにするメリットがあります。
長さ
長さは5mから7mと比較的短いラダーを選ぶと、細かく短い動きを集中してできますのでおすすめです。長すぎると室内の限られた空間やせまいスペースでは使えませんが、短いラダーを2本つなげることで方向転換の練習ができバリエーションも広がります。
収納性
屋外から屋内へ移動時や、遠征時に持ち運ぶことを考えて収納性も重要です。収納ケースに入れて持ち運べるタイプや、さっとまとめられる軽いものを選びましょう。収納に時間がかかっていては次のトレーニングに移るのも効率が悪くなります。
トレーニング用ラダーの使い方
トレーニング用ラダーの使い方の代表的な動きをご紹介します。基本的な部分ですが重要なポイントです。
クイックラン
ラダートレーニング クイックラン
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クイックランとは足を細かく動かし素早くラダーを駆け抜けるトレーニングです。簡単で基本的な動きでラダートレーニングを始めるときのウォーミングアップともいえます。1歩ずつ地面を強く蹴りすぐに次の1歩を踏み出す動きから、サッカーや野球、テニスなど短い距離をダッシュするときに必要となる瞬発力が鍛えられます。最初はゆっくりでも徐々に早く動けるように意識していきましょう。
スラロームジャンプ
ラダートレーニング スラロームジャンプ
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スラロームジャンプは両足をそろえて左右交互にジャンプしながら進むトレーニングです。ポイントは少し膝と足首を曲げ、腰を落とした状態で両足に同じように体重を乗せることで両足同時に着地するように意識することが重要です。方向転換時の体のバランス、スムーズに次の動作へうつる力を鍛えることができますし、体の左右のバランスを整えることでケガの防止になります。
ツイストステップ
ラダートレーニング ツイストステップ
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ツイストステップは足を交互にラダーを踏みいれ下半身だけをひねりながらジャンプして進んでいきます。上半身は常にぶらさず同じ方向をむけておきます。ポイントは足先だけを動かすのではなく骨盤から動かすように意識することです。競技中の体の切り返しやすばやいステップの強化につながります。
カリオカ
ラダートレーニング カリオカ
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カリオカは進行方向に対して横向きに片足を逆足の前でクロスさせながら進んでいくトレーニングです。ポイントは骨盤をひねりならがリズムよく進んでいくことです。少し難易度の高いトレーニングですが、競技力向上には必須の体のキレや細かくステップを踏むスピード強化につながるトレーニングになります。
サッカーでおすすめなトレーニング用ラダー3選
IRegro トレーニングラダー5m
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長さ | 5m | プレート枚数 | 10枚 |
収納ケース | 有り | マス目の調整 | 可 |
重量 | 750g | プレート幅 | 49cm |
IRegroラダーの特徴はイエローとレッドの配色が目をひく、どこに置いても目立つ使いやすいところです。プレートは丸みをおびているため万が一足がひっかかってしまってもケガをすることはありません。カラフルでエネルギッシュな配色とケガ防止に配慮されていますので、初心者でも楽しんで練習することができます。
Dualeco ラダー トレーニング 収納袋付き
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長さ | 5m/7m/9m | プレート枚数 | 9枚/13枚/21枚 |
収納ケース | 有り | マス目の調整 | 可 |
重量 | 470g/630g/910g | プレート幅 | 42cm |
Dualecoラダーには5cmのメモリが刻まれているため均等の幅でマス目の調整が可能です。トレーニング方法や、使う側の体格に合わせてマス目の調整は必須ですし細かく早いステップを練習するためにはマス目が均等でなければ集中して取り組むことができません。一番短い5mですと風に飛ばされない程度の重量で470gと非常に軽く、子供でも収納ケースを利用し簡単に持ち運びができます。
LICLI ラダー
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長さ | 5m/7m/9m | プレート枚数 | 9枚/13枚/21枚 |
収納ケース | 有り | マス目の調整 | 可 |
重量 | 361g/508g/755g | プレート幅 | 42cm |
LICLIラダーの特徴は帯を二重に締めることができるのでプレートが固定され、トレーニング中にズレが発生するのを防くことが可能なところです。チームでの練習は多くの人数でひとつのラダーを使用しますからズレが発生すると度々練習が止まってしまいます。収納ケースと収納バンドがついているので小さくまとめて持ち運びが便利です。カラーバリエーションも豊富で好みにあったカラーを選択できます(レッド/ブルー/イエロー)