サッカーのハーフタイムの時間とは?誰でもわかるように解説!
サッカーの前半後半の間に設けられている貴重な休憩時間であるハーフタイム。ただ何となくハーフタイムと言葉にしていますが、ワールドカップやJリーグ、中学高校とそれぞれ時間は何分なのか気になったことがありませんか?今回はサッカーのハーフタイムを徹底解説します。
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公式ライター Activel_director
サッカーのハーフタイムとは?
この試合中のハーフタイムはサッカーに限らずラグビーやバスケットボール、ハンドボールなど様々なスポーツ競技にも、それぞれ時間に違いはありますが、同じような趣旨で共通して存在する休憩時間です。以下ではサッカーのハーフタイムは何分なのか?サッカーのハーフタイムの使い方などを解説していきます。
サッカーのハーフタイムの歴史
そして1871年にFAカップの規則として「競技時間を1時間半とする。ハーフタイムに於ける休憩はレフェリーによって特に許された場合のほか、5分を超えてはならない」と定められたのが始まりです。その後現在では「ハーフタイムのインターバルは15分を超えてはならない」とされています。
日本サッカー協会競技規則上のハーフタイムの時間
まずハーフタイムは「競技者の権利」と捉えている点がポイントです。プレイヤーズファーストを掲げる日本サッカー協会らしい規定の仕方で、休憩をとる権利は誰が何を言おうと最優先で選手に与えられるとしています。選手の健康を第一に考えている素晴らしい規定の仕方です。
15分以内と規定されている意味
つまり「15分以内」ということになります。例えば、9:00にキックオフの試合があれば、後半のキックオフは10:00です。この試合で前半のアディショナルタイムが1分あれば、ハーフタイムは14分ということになります。これが「15分以内」と規定されている理由です。
Jリーグのハーフタイムの時間
しかし2014年のJリーグ理事会で当時の村井チェアマン(現任)により「休憩時間をしっかり取ることはクオリティーに関係する重要なこと」との指摘により、2014年から前半終了から後半開始までのハーフタイムを15分確保すると決定しています。因みに国際Aマッチやアジアチャンピオンズリーグ、FIFAワールドカップでも15分が確保されています。
高校サッカーのハーフタイムの時間
高校生においては夏のインターハイは35分ハーフの計70分の試合でハーフタイムは原則10分と規定され、全国高校サッカー選手権は準々決勝までは40分ハーフの計80分でハーフタイムは原則10分、準決勝・決勝が45分ハーフの計90分でハーフタイムは原則15分と規定されています。「確保」ではなく「原則」と規定されているため、きちんと与えられていない可能性があります。
中学サッカーのハーフタイムの時間
これは中学生の体力とピッチの広さを考慮しての特別ルールということになります。また、JFA U-15サッカーリーグ高円宮杯では、T1リーグが40分ハーフの計40分の試合で10分のハーフタイム、T2~T3リーグでは35分ハーフの計70分の試合で10分のハーフタイムが設けられています。つまりレベルの高い中学生リーグのT1リーグと、その他のリーグで時間に差を設けていることがわかります。
サッカーのハーフタイム中にすること
体力の回復とリラックス
さらに後半のためにリラックスする時間としても大変有意義な時間です。元日本代表で活躍した遠藤保仁選手はハーフタイムには真っすぐにシャワールームへ消えていくという有名な話もあります。
ミーティングとしての貴重な時間
監督の指示はピッチ上では観衆の声援などにかき消され、なかなか選手まで届かないことが多くあります。とくにワールドカップなどといった大きな大会ではなおさらです。気分をリフレッシュして新たな気持ちで後半へ向かう貴重な時間といえます。
延長戦のハーフタイムは何分?
全国高校サッカー選手権決勝の延長戦は10分ハーフという規定があり、特にハーフタイムの規定はないものの、過去の試合では1分のハーフタイムが与えられています。ワールドカップでの延長戦は15分ハーフですが基本的にハーフタイムはありません。
サッカーのハーフタイムのまとめ
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