サッカートレーニング!少年・小学生のサッカー練習メニュー6選
子供が少年サッカーに入ったはいいものの、なかなか成長しない、少年サッカーのコーチになったはいいものの、どのように指導したらいいかわからないなど、少年・小学生のサッカー練習メニューに悩んだりはしていませんか?そこで今回はサッカートレーニング!少年・小学生のサッカー練習メニュー6選として、特に重要な必見練習メニューをご紹介します!
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公式ライター old_user_id: 211
少年・小学生におおすすめサッカートレーニング①
アジリティ・敏捷性(俊敏性)の練習
一言にアジリティと言っても、子供は当然に、実はよく意味がわかっていない人も多いはず。そう言う私も少年・小学生ジュニア子供年代ではそうでした。アジリティに関連して敏捷性や俊敏性という言葉もよく耳にしますよね。以下ではアジリティ・敏捷性・俊敏性についての意味や、それらが何故少年・小学生ジュニア子供年代のサッカーにおいて必要なのか、どのような練習メニュー・トレーニングで子供の身に付くのかをご紹介していきます!
少年サッカーにおける敏捷性・俊敏性とはどういう意味?
俊敏性は「素早く動く能力」という意味です。
敏捷性は「身体を素早く正確に動かす能力」という意味です。つまり、俊敏性とは敏捷性の基本的動作であるという事です。
同じような言葉でフットワークというものがありますが、これは足の運びを意味し、素早くという意味では必要なものです。どれもジュニアサッカーの子供達において重要なものです。
敏捷性(アジリティ)=速さ+正確性
俊敏性(クイックネス)=速さ
フットワーク=足の運び
ということで練習メニュー・トレーニングも違います。
それぞれに沿ったメニューを取り入れましょう。
少年・小学生がラダー・コーンで俊敏性(クイックネス)を高める方法とは?
公園などでの鬼ごっこやアスレチック系の遊びで身に付くとされていますが、現代子供達の遊び方には、テレビゲームなどといった変化が生じているため、昔の子供達に比べてアジリティ系の発育フットワーク・ステップが弱いと言われています。
少年サッカーにおいて重要な俊敏性を、現子供達はサッカートレーニングの中でラダー・コーンメニューで補うことができます。
子供達がアジリティ系を鍛える前提として必要な俊敏性を鍛える方法、コーン・ラダーを使ったトレーニング方法が有効です。
少年・小学生が敏捷性(アジリティ)を高める方法とは?
少年・小学生ジュニア年代サッカーにおいて必要な相手より素早く正確に動けること、ボールを追いかける際に相手よりも動き出しを早く、素早くストップし、そして素早くトップスピードで動き出すには、反復横跳びやボールを交えたサッカーサーキットトレーニングなどの練習メニューが有効な方法です。
これらの練習メニューをサッカートレーニングの中に組み込み、敏捷性(アジリティ)を高めましょう。
少年・小学生ジュニア年代の子供たちがこのようなラダー・コーンなどの練習メニューに取り組むことは、神経系の発達に最適な時期なんです。
俊敏性を高める練習メニューはこれ!
敏捷性UP!SAQラダートレーニング基礎編 SAQ Basic Speed Ladder Training
アジリティのトレーニングは身体の神経系と深く関係していて、今後のサッカートレーニングにとても重要な役割を担いますのでジュニア子供年代からしっかり練習しましょう。
まず俊敏性を鍛えるラダートレーニングです。
ラダートレーニングは様々なステップを取得し、次の足が瞬時に出ることが最大の目的です。
ジュニア子供年代のこのようなラダー練習でフットワークやステップも鍛えられます。
フットワークやステップもジュニアサッカーの子供達には必要です!
是非ラダートレーニングを練習メニューに入れてください。
敏捷性を高める練習メニューはこれ!
大阪体育大学 反復横とび
練習では、重心は下げて、頭の位置は上下せず、移動する方向と逆の足で地面を蹴ることを心がけます。
ラダーを練習メニューに入れることで、サッカードリブル技のダブルタッチに役立つ練習にもなり、少年にとってフットワーク・ステップが身に付きます。
サーキットトレーニングはスタート地点からダッシュをし、相図をしたらその場でストップ、二度目で後ろ向きに、三度目にサイドステップなどのルールを設定し、ダッシュを繰り返します。
この練習メニューでジュニアサッカーに必要な一瞬の判断も鍛えることができます。
少年・小学生におおすすめサッカートレーニング②
ドリブルの練習
子供がドリブルを鍛えるためには、ラダートレーニング効果である、俊敏性や敏捷性(アジリティ)、フットワーク、ステップが大きな役割を発揮します。
サッカーリーガエスパニョーラ・バルセロナで活躍するメッシやイニエスタ、レアル・マドリードで活躍するクリスティアーノ・ロナウドなど、サッカードリブルの天才と呼ばれる彼らも、少年・小学生ジュニア時代からストリートサッカーという遊びの中で、子供同士でアジリティを高めたことによりドリブル技術を磨いてきたという話は有名ですよね。
少年時代から練習メニューではなく遊びの中でサッカー技術を磨いたといえます。
ドリブルを鍛えるのにステップ・フットワークは何故重要?
子供達とってドリブル技術はサッカーにおいては基本中の基本ということがいえます。
そこで重要になってくるのがアジリティトレーニングから身に付いたフットワーク・ステップです。
サッカーにおいてドリブルで相手を抜くにはフェイントができなければ難しいですよね。
フェイントを使うには練習でフットワーク・ステップが鍛えられていなければできません。
更にダブルタッチやルーレットなどドリブル技を使う際にも、フットワーク。ステップを使い、すぐに次の足が出てくるようなリズムが必要です。フットワーク・ステップはサッカーで重要な役割を担います。
少年・小学生がドリブル技術を高める方法とは?(ダブルタッチ)
ダブルタッチとはメッシやイニエスタが得意とするドリブル技術で、相手がボールを奪いに足を出してきた瞬間にフットワーク・ステップを使い、片方の足でボールを横にずらし、もう片方の足を瞬時に出してボールを前に押し出す技です。
サッカーの試合でダブルタッチで相手を置き去りにしたらかっこいいですよね。
このドリブル方法を取得できれば、かなりドリブル技術は高まります。
ドリブル練習は非常に重要なトレーニングなので少年・小学生ジュニア年代の子供達のトレーニングで身につけましょう。
ドリブル技術 ダブルタッチを高めよう!
ダブルタッチは片方の足のインサイドでボールを横にずらします。「ずらす」と表現している通り、ボールを横に蹴るのではなく、横に押し出すようなイメージです。この際、先ほどの敏捷性(アジリティ)を鍛えるためのサッカー練習メニューで紹介した反復横跳びのように、フットワーク・ステップを使って横に飛ぶようなイメージが最も適しています。そして着地と同時にもう片方の足でボールを前に押し出し、ボールをL字に動かします。
少年・小学生年代の子供達の練習メニューではマーカーやコーンを置いてからマスターし、その後に1対1練習です。
コーンを活用した練習メニューはこれ!
西宮サッカースクール コーンドリブル
マーカーでも良いのですが、コーンなどプレッシャーのない状況ではうまくいくが、サッカーの試合などプレッシャーがかかった場面では使えないというケースはよくあるため、できるだけ大きめのコーンを使ったほうが実際の相手ディフェンスに近いのでおすすめです。
最初は片足だけを使い、インサイド・インサイド・アウトサイド・アウトサイドと細かくステップを踏みながらボールをタッチしていきます。
次に先ほど説明したダブルタッチでコーンをすり抜けてみましょう。
ポイントはフットワーク・ステップを意識し、リズム感を出しながらコーンを避けます。
少年・小学生におおすすめサッカートレーニング③
トラップの練習
味方のパスを止める、キーパーのパントキックを止める、相手のパスをインターセプトするなどサッカーをする上で様々な場面で登場するトラップ。
サッカーの練習等でトラップが上手くできないとルーズボールを自分のボールにすることができず、自分のボールにすることができないという事は、攻撃につなげることができない事を意味します。
攻撃できなければ得点することができません。
その上でトラップとはサッカーにおいて非常に大切な技術と言えます。是非少年・小学生のサッカー練習メニューに取り入れてトラップ技術を高めてください。
トレーニングのポイントは空間把握です。
少年・小学生がトラップ技術を高めるために重要なことは?
まずトラップに必要なことは空間把握能力です。
空間把握能力はサッカーにおいてどのような影響があるのでしょうか?
サッカーボールが自分のところまでどれくらいのスピードで、いつ自分の身体のところまでくるのかを把握する能力です。この能力がないと、浮き球が頭を越えてしまったり、味方のパスを足で止めることができず、サッカーの試合で危機的状況を生み出してしまいます。
そのような事がないように、まずはトレーニングで空間把握能力を身につけ、トラップ技術を高めましょう。
サッカーをする上では、無くてはならない技術です。
空間把握能力を高める練習メニューは?
少年サッカー練習メニュー 投げてキャッチするコーディネーション
サッカーボールを手に持ち、真上に投げ、それを両手でキャッチするトレーニングです。できるようになったら、キャッチするまでに手を何回叩けるかを競うトレーニングにも挑戦しましょう。
もし一人ではなく、お父さんやお母さん、兄弟がいれば、サッカーボールでキャッチボールをするトレーニングも非常に有効です。目線の高さで投げたり、高く投げてみたり、様々な高さにチャレンジしてみてください。ある程度空間把握ができるようになってきたら、ヘディングトレーニングにも挑戦してみましょう。
親子や兄弟姉妹でこのようなトレーニングを行えばきっと楽しいですよね。
少年・小学生がトラップ技術を高める方法とは?
空間把握能力を鍛えたら、いよいよトラップ技術を高めますが、トラップのコツは足の形です。
ボールが自分に向かって転がってきたら、軸足のつま先を前に向けて置き、後ろ足のインサイド部分でボールを止めます。つまり両足をL字型にすることを意識してトレーニングメニューに取り組みましょう。
そしてボールを止める側の足は、転がってきたボールの勢いを吸収しながら止めることによって、強く跳ねることを防ぐようにします。この足に力が入っていると、強く跳ね返ってしまいますので、なるべく力を抜いてボールを止めましょう。
トラップ練習は地味なトレーニングですが、しっかり取り組みましょう。
トラップ技術を高める練習方法はこれ!
バウンドボールのトラップ!【なぜ?がわかればサッカーが上手くなる!】出来ないが出来るに変わる魔法のトレーニング soccer football traning
今回ご紹介したいのが、トラップ練習の中でも少年・小学生には難しいとされる浮き球のトラップ練習です。ここでの練習ポイントは、
①体の正面で止める
②体のどこで止めるかを瞬時に判断する
③前にトラップしたサッカーボールにすぐに対応する
の3点です。
浮き球のバウンドにタイミングを合わせ、サッカーボールを頭、胸、腿など使い、体の正面で止めることが大前提になります。
このトラップ練習メニューは、少年サッカーチームではできるだけ時間を割いて行ってもらいたいトレーニングメニューで、パス練習など、様々なトレーニングメニューでも必要になります。
少年・小学生におおすすめサッカートレーニング④
ボールキープ力の練習
ボールキープもドリブル技術と同じく、サッカーにおいては基本技術と言え、身体全体を上手に使う必要があります。
自身の身体を上手に使い、サッカーボールを相手ディフェンスから守りながら、味方選手のヘルプを待ったり、パスコースを探したり様々な目的があるボールキープ。相手選手に簡単にサッカーボールを奪われないためにも是非トレーニングメニューに取り入れて身につけてもらいたいサッカー技術です。
以下ではキープ力を鍛えるために必要なことをご紹介していきます。
ボールキープに筋肉は必要?
しかし筋肉は必要ですが、筋肉トレーニングは必要か?というと必要ないという話です。
どういう事かと言うと、少年サッカーにおける筋肉は通常の練習・トレーニングメニューで十分備わるということなんですね。腕立て伏せや腹筋、背筋などの基礎的な筋肉のトレーニングメニューは別として、特別に負荷をかけた筋肉トレーニングの練習メニューは必要ないということです。
まずはボールを守る体勢を体で覚えるトレーニングメニューを取り入れて、コツをしっかり覚えましょう。
少年・小学生がキープ力を鍛えるために重要な事とは?
体の強さや体幹、筋肉ももちろん重要ですが、何と言っても体の使い方が重要です。
いくら筋肉が増していたり、体が大きかったとしても、体の使い方が鍛えられていなければサッカーボールをキープすることは困難です。
ですから、体の小さな小学生でも諦めることはありません。上手に体を使うトレーニングメニューにより、体の大きさのハンデに関係なく、ボールをキープすることができるんです。
事実、日本代表で活躍する長友選手や乾選手、アルゼンチン代表のメッシ選手などは決して大きな体ではありません。
体の使い方のメニューを取り入れ、キープ力を高めましょう。
少年・小学生がキープ力を高める方法とは?
トレーニングでは腕で相手の位置を確認し、反対側の足を伸ばした状態でサッカーボールを相手からなるべく遠ざけ、相手に半身を預けるような体勢を保ちます。腕を肩より高く上げてしまうとファールを取られますので注意が必要です。そして腰やお尻で相手をブロックします。
腕、腰、お尻を上手く使いながらサッカーボールをキープします。
ボールの位置は自分の右足が触れるか触れないかぐらいの位置でキープしましょう。
このトレーニングメニューはジュニア少年サッカーチームでも是非取り入れてほしい練習メニューです。
キープ力を高める練習メニューはこれ!
体の入れ方!【なぜ?がわかればサッカーが上手くなる!】出来ないが出来るに変わる魔法のトレーニング soccer football traning
まずは相手とサッカーボールと自分の間に自身の体をどのように入れるかを確認してみましょう。
腕、腰、膝、お尻など体全体を、状況に応じて上手に使いボールをキープします。
相手の位置を腕で確認し、回り込んできそうになったら膝でブロックし、真後ろにきたらお尻と腰を使いブロック、反対側に回り込んできたら相手を背にしたまま向きを変えるだけで、回り込んできたら膝でブロック、真後ろにきたらお尻と腰でブロックします。
これらのトレーニングメニューを取り入れることで、少年・小学生ジュニア年代のうちからしっかり身につけておきたい技術です。
少年・小学生におおすすめサッカートレーニング⑤
ディフェンスの練習
ディフェンスと言うと「守」というイメージがすぐに頭をよぎるかもしれませんが、ディフェンスとは「攻」です。何故かというと、ボールを奪わなければ攻撃はできません。従ってボールを奪った瞬間から攻撃がスタートするので、ディフェンスは「攻」ということが言えます。
ジュニア少年サッカーのトレーニングでは常に意識しておきましょう。
そのディフェンスを鍛える上で重要なことですが、それは相手に対して正面からいかない事と、足からボールを奪いにいかない事です。
これらの点をしっかり意識しながら様々なトレーニングメニューに取り組みましょう。
足からボールを奪いにいかず、正面からいかないとは?
ジュニア少年サッカーで多いのが、ボールを持った相手に対して正面から足でボールを奪いにいく傾向です。
正面からいくと相手に右か左という2つの選択肢を与えてしまいます。少年サッカーでは体を半身にし、右か左のどっちかに誘い込むトレーニングメニューを取り入れましょう。次に足からボールを奪いにいってしまうと、出した足の逆を突かれて抜かれてしまいます。
少年サッカーでは、体を相手にぶつけ、相手の足からボールが離れるのを待つことをトレーニングから意識しましょう。
少年・小学生がディフェンス力を鍛える方法は?
1対1で相手がボールを保持している場合、ディフェンスの正しいポジショニングとしては、守るべきゴールと相手の対角線上であり、相手に対して正面を向かずに、サイドへ誘い込むように半身でボジショニングをとります。そうすれば相手が進むべき方向は一つで、後は相手に体を寄せてボールが足から離れた瞬間にボールと相手の間に自分の体を入れて奪うだけです。少年サッカーではこの正しいポジショニングとボールを奪う瞬間の判断力をトレーニングを重ねて鍛えることでディフェンス力は鍛えられます。
少年サッカーにおけるディフェンスに筋肉は必要?
しかし一番必要なのがフットワーク・ステップと判断力です。
筋肉というパワーに頼るのは少年・小学生ジュニア年代の子供達にはまだ頼る必要はなく、姿勢やフットワーク、判断力のほうが先決と言えます。
少年サッカーでは筋肉系を鍛えるフィジカルトレーニングメユーはこれからいくらでも取り入れられるので、今はアジリティ系のトレーニングメニューを取り入れることで、フットワーク・ステップを高めていきましょう。
ディフェンス力を高める練習メニューはこれ!
1対1のディフェンス!【なぜ?がわかればサッカーが上手くなる!】出来ないが出来るに変わる魔法のトレーニング soccer football traning
ポイントは両足を揃えず、相手との距離感をしっかり掴み、相手に寄せながらボールが足から離れる瞬間を瞬時に判断できるようにしましょう。
トレーニングのイメージとしては、ボールを奪いに行くのではなく、背中で相手を止めるというイメージです。
ボールは相手の体を背中で止めてからでも遅くありません。
トレーニングではラダートレーニングで得られたステップを使い、まずはしっかりと相手を背中でブロックすることを心がけましょう。
それには何度も1対1を練習することが何よりも重要です。
トレーニングした分だけその感覚は身に付くはずです。
少年・小学生におおすすめサッカートレーニング⑥
ボールキックの練習
キックといっても様々なキックがありますよね。
主にシュートで活用されるインステップキック、パスで活用されるインサイドキック、逆サイドに大きく展開するインフロントキックなど、その場面によってキックを使い分けます。
ここではジュニア少年サッカー選手が特にシュートで使うインステップキックについて、そのトレーニングメニューを中心にご紹介します。
これからご紹介するトレーニングメニューで、少年サッカー選手達は正しいインステップキックを覚えて、強いシュートを身につけましょう。
インステップキックの蹴り方は?
少年サッカーでまず大事なのが、蹴る足の足首を固定することです。軸足をボールの横又は手前で踏込み、重心を落とします。そして蹴る側の足を振り上げて膝から下をムチのようにしならせ、蹴る瞬間に足首をしっかり固定してボールの芯に当てます。
上半身は腕がまきつくように捻ると尚良いですね。
足首を固定しないと強いシュートは打てません。
従って、少年サッカーでインステップキックを鍛えるためには、足首を固定することが重要になります。
ジュニア少年サッカー育成年代では特にこの基本は練習で押さえておきたいところです。
少年・小学生がインステップキックを鍛えるための方法は?
足首を固定することを体で覚える一番の練習メニューは、リフティング練習です。
リフティング練習をする上で注意したいのが、足首を固定し、ボールの中心に足の甲の部分をしっかり当てることです。
足首がぐらぐらすると、ボールがあちこちに飛んでしまったり、ボールに回転がかかってしまったり、ボールの軌道が不規則になり、リフティングを続けることが困難になります。
少年サッカーでは足首をしっかり固定することを意識し、ボールの中心をミートすることができれば、ボールは無回転で規則的な起動で上がります。
インステップキックを鍛えるための練習メニューはこれ!
少年サッカーの子供達は、最初からノーバウンドでリフティング練習するのは難しいので、まずは足首を固定し、甲部分をボールの芯に当てることを確認してください。
そしてワンバウンドリフティング練習からリズムよく始めてみましょう。
少年サッカーではこのリフティング練習でボールを蹴る際に足首を固定することを体で覚え、ボールの芯を捉える事が目的です。
多くの少年サッカーチームでは既に練習メニューとして取り入れているトレーニングメニューですが、子供達には再確認してもらいたいトレーニングです。
リフティング初級編【なぜ?がわかればサッカーが上手くなる!】 カンコーチの出来ないが出来るに変わる魔法のトレーニング soccer football traning 마법의 축구지도법 리프팅편
実際にトレーニングに入る前に、ジュニア年代少年サッカーの子供達は、まずは正しいフォームを身につけましょう。
フォームを覚えるポイントは、踏み込む足の重心は低くし、腕でバランスをとります。
そして胸を張り、膝から下をしっかり曲げてムチのようにしならせます。蹴った後は、後ろに重心をかけずに前にジャンプします。
低くて速いシュートを打つ練習では上体を被せるイメージで、高くて浮くシュートを打つ練習では上体を起こすイメージでトレーニングするとよいでしょう。
このように、低いキック、浮くキックと蹴り方を変えるトレーニングで更に幅が広がります。
インステップキック編!【なぜ?がわかればサッカーが上手くなる!】 出来ないが出来るに変わる魔法のトレーニング soccer football traning
サッカートレーニング特集のおわりに
どれも少年・子供達にとっては必要不可欠なものです。
そしてこれらトレーニングで得たフットワーク・ステップを使い、コーンを置いたドリブル、ダブルタッチのトレーニングメニューに挑戦します。横の移動幅を大きくする目的でコーンを倒しておくことも効果があります。
こういったトレーニングを少年サッカーで是非取り入れて、強く上手になっていきましょう。
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