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サッカー日本代表のボランチランキング10人!歴代最強のボランチは誰だ?

サッカー日本代表のボランチランキング10人!歴代最強のボランチは誰だ?

サッカー日本代表の歴代最強のボランチは、Jリーグ、代表でチームの心臓といわしめた名手、遠藤保仁選手です。代表で長くキャプテンを務め、ブンデスで挑戦を続ける長谷部誠選手、フィジカルが強く得点力も高い稲本潤一選手はサッカー日本代表ボランチのレジェンドです。

2023.02.10 サッカー

日本代表ボランチランキング第10位

森保一

名前 森保一
生年月日 1968年8月23日
身長/体重 174cm/68kg
ポジション MF/DF
所属クラブ 1987-1992 マツダ
1987-1989 →マツダSC東洋
1992-2001 サンフレッチェ広島
1998 →京都パープルサンガ(ローン)
2002-2003 ベガルタ仙台
出場試合数 35
ゴール数 1
サッカー日本代表とU-23代表の現監督を務める森保一は、1992年〜1996年まで日本代表のボランチで活躍した選手です。

1990年代のサンフレッチェ広島ではバンディエラと呼ばれ、強いリーダーシップで中盤の底を支えました1992年にオフトジャパンに初招集されたとき、対戦相手のアルゼンチン監督から森保は優れたボランチと称賛され、日本にボランチの言葉が広まるきっかけを作りました

森保一の特徴

森保一は守備的ミッドフェィルダーのポジションで、豊富な運動量と高い戦術理解能力で日本の守備と攻撃のバランスを取っていた選手です。代表ではラモス瑠偉選手や三浦知良選手と攻撃に重きを置く選手の後ろで、アグレシッブに相手を追い、中盤の守備の要の役割を全うしました。

1993年のW杯アジア予選で、ドーハの悲劇を経験したメンバーの1人でもある森保は、自らの経験で培われた戦術眼で日本代表の指揮を執っています。

日本代表ボランチランキング第9位

山口素弘

名前 山口素弘
生年月日 1969年1月29日
身長/体重 177cm/72kg
ポジション MF
所属クラブ 1991-1992 全日空サッカークラブ
1992-1998 横浜フリューゲルス
1999-2002 名古屋グランパスエイト
2003-2005 →横浜FC(ローン)
2006-2007 横浜FC
出場試合数 58
ゴール数 4
山口素弘は、東海大学時代に全日本大学サッカー選手権で2回優勝し、Jリーグのベストイレブンを2回受賞し、日本代表でW杯初出場に貢献したボランチの選手です。

横浜フリューゲルス時代にはボランチの選手でありながら、ハットトリックを達成する攻撃センスの良さも見せています。歴代の日本代表の中でもトップクラスの判断力を持ち、攻撃的なミッドフィルダーと上手くバランスをとり、相手の攻撃の目を摘んでいました。

山口素弘の特徴

山口素弘は、的確な状況判断能力と必要なプレーを正確にこなせる技術、味方との連携の取り方が非常に上手い選手でした。

ミドルレンジから放たれるシュートの決定力も定評があり、1997年のフランスワールドカップアジア最終予選で見せたループシュートは、サッカーファンの間で語り継がれています。代表のキャプテンも長く務めた、チームを落ち着かせるバランサー的ボランチの名手です。

日本代表ボランチランキング第8位

福西崇史

名前 福西崇史
生年月日 1976年9月1日
身長/体重 181cm/77kg
ポジション MF
所属クラブ 1995-2006 ジュビロ磐田
2007  FC東京
2008 東京ヴェルディ
2018 南葛SC
出場試合数 64
ゴール数 7
福西崇史はジュビロ磐田時代にFWからボランチにコンバートされ、同僚であった名手ドゥンガの指導で才能が開花した選手です。ポジショニングや判断力で、スピードの無さを補うドゥンガのスタイルは福西選手の最高のお手本でした。

日本代表には1999年から2006年まで選出され、2002年の日韓大会と2006年のドイツ大会の2度のワールドカップを経験しています。

福西崇史の特徴

福西崇史は、ドゥンガ仕込みの的確なポジショニングと、ファールも辞さない思い切りのよい激しい守備でチームを支える選手でした。器械体操経験者ならではの高い身体能力と恵まれた体格で、外国の選手に当たり負けせず、ラフプレーをしてもカードは出させない狡猾さもあります。

ジーコジャパンでは中田英寿選手とコンビを組み、爽やかなルックスで女性ファンを魅了しました。

日本代表ボランチランキング第7位

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柴崎岳

名前 柴崎岳
生年月日 1992年5月28日
身長/体重 175cm/64kg
ポジション MF
所属クラブ 2011-2016 鹿島アントラーズ
2017 CDテネリフェ
2017-2019 ヘタフェCF
2019-2020 デポルティーボ
2020- CDレガネス
出場試合数 49
ゴール数 3
柴崎岳は青森山田高等学校時代に、全国高等学校サッカー選手権大会で準優勝を経験し、鹿島アントラーズを経てスペインリーグで挑戦を続ける、日本代表の現役司令塔の選手です。

2020年からはCDレガネスで8番をつけてプレーし、チームの攻守の中心選手で活躍しています。日本代表には2012年に初招集され、2018年のロシアワールドカップでアシストを記録しています。

柴崎岳の特徴

柴崎岳は運動量が豊富で、状況判断能力に優れ、パスを出すポイントを瞬時に捉えて攻撃のスイッチをいれる司令塔タイプの選手です。インサイドキックの精度やパススピードには関係者からの評価が高く、フィジカルはそれほど強くありませんが歴代でもトップクラスの攻撃センスを持っています。

日本のイニエスタと呼ばれるほどのテクニックがある選手で、守備面も改善されていて今後も楽しみな選手です。

日本代表ボランチランキング第6位

阿部勇樹

名前 阿部勇樹
生年月日 1981年9月6日
身長/体重 178cm/77kg
ポジション MF/DF
所属クラブ 1998-2006 ジェフ市原
2007-2010 浦和レッズ
2010-2012 レスター・シティ
2012- 浦和レッズ
出場試合数 53
ゴール数 3
阿部勇樹はジェフ市原や浦和レッズで活躍し、日本代表では2004年のアテネオリンピックでキャプテンを務め、ボランチだけでなくサイドバックやリベロ、センターバックまで幅広くこなすユーティリティープレイヤーです。

2010年から2012年までイングランドのレスター・シティでプレーしていた阿部選手は、2012年から古巣の浦和レッズに戻り、2021年からは2度目のキャプテンに就任しています。

阿部勇樹の特徴

阿部勇樹はフィジカルが強く、競り合いで負けることが少なく、怪我もしない丈夫な体を持っています。戦術理解能力も高く、多くの監督から選ばれ、複数のポジションも難なくこなせる器用さもあります。

さらにフリーキックの精度も高く、決定的な場面で頼りになるベテランミッドフィルダーです。

日本代表ボランチランキング第5位

今野泰幸

名前 今野泰幸
生年月日 1983年1月25日
身長/体重 178cm/73kg
ポジション MF/DF
所属クラブ 2001-2003 コンサドーレ札幌
2004-2011 FC東京
2012-2019 ガンバ大阪
2019- ジュビロ磐田
出場試合数 93
ゴール数 4
今野泰幸はコンサドーレ札幌で1年目から先発出場し、2005年から2017年までと歴代でも長きに渡り日本代表の守備的ポジションで活躍した選手です。コンサドーレ札幌、FC東京、ガンバ大阪、2019年からはジュビロ磐田といずれのチームでも主力で、中盤の底からチームを支えています

日本代表ではボランチもセンターバックも高い水準でこなす、優秀なディフェンス能力で多くの監督から必要とされました。

今野泰幸の特徴

今野泰幸は、球際に強く、絶妙な間合いの取り方と身体の使い方でボール奪取能力の高い、ファールを受けないでボールを奪える技術の優れた選手です。FC東京時代には、守備的ポジションの選手ながら7得点をあげる攻撃的センスの高さも見せています。

本来のボランチからセンターバック、サイドバックと守備的ポジションはどこでもこなすユーティリティーの高さは多くの監督から評価を受けています。

日本代表ボランチランキング第4位

名波浩

名前 名波浩
生年月日 1972年11月28日
身長/体重 177cm/70kg
ポジション MF
所属クラブ 1995-2008 ジュビロ磐田
1999-2000 →ヴェネツィア(loan)
2006 →セレッソ大阪(loan)
2007 →東京ヴェルディ(loan)
出場試合数 67
ゴール数 9
名波浩は順天堂大学在学中にU-23オリンピック代表に選ばれ、A代表では10番をつけ1998年のワールドカップに出場し、Jリーグでは4度のベストイレブンを受賞している選手です。

1995年にジュビロ磐田に加入し、攻撃的MFやボランチで活躍しジュビロの黄金時代を築いたレジェンドの1人です。代表ではボランチでプレーし、10番を背負ってジョホールバルの歓喜に貢献を果たしました。

名波浩の特徴

名波浩は中盤の底から長短織り交ぜた正確なパスで、攻撃のスイッチを入れるゲームメーカーです。少年時代にマラドーナに憧れ、自身もほとんどのボールタッチを左足で行いました。Jリーグの公式戦には331試合出場し、34得点をあげていますが、右足でのシュートは1本だけです。

2001年に右膝の半月板を痛め、以降は代表の召集がありませんでしたが、後遺症に苦しみながらもJリーグでは2008年まで現役で活躍しました。

日本代表ボランチランキング第3位

稲本潤一

名前 稲本潤一
生年月日 1979年9月18日
身長/体重 181cm/77kg
ポジション MF/DF
所属クラブ 1997-2004 ガンバ大阪
2001-2002 →アーセナルFC(loan9
2002-2004 →フラムFC(loan)
2004-2006 WBA
2004-2005 →カーディフ・シティ(loan)
2006-2007 ガラタサライ
2007-2009 フランクフルト
2009-2010 スタッド・レンヌ
2010-2014 川崎フロンターレ
2015-2018 コンサドーレ札幌
2019- SC相模原
出場試合数 82
ゴール数 5
稲本潤一は17歳でガンバ大阪のトップチームに昇格し、2000年から2010年までA代表の主力で活躍したボランチの名手です。

若手時代にはアーセン・ベンゲルに見込まれて、イングランドの名門アーセナルを皮切りに海外の多くのチームで経験を積んでいます。日本代表では、2002年のW杯で2戦連続得点を決め、決勝トーナメント進出に多大な貢献を果たしました。

稲本潤一の特徴

稲本潤一はフィジカルが強く、間合いの取り方も上手くボール奪取能力に優れていて、得点力も高い選手です。
少年時代から話題になるほど競り合いに強く、身体の大きな外国の選手に当たり負けすることはありません。間の取り方や駆け引きも得意で、クラブではセンターバックを任されることもありました。

パスカットからドリブルであがり自ら打つミドルシュートは強烈で、代表選でも大事な場面で決めています。

日本代表ボランチランキング第2位

長谷部誠

名前 長谷部誠
生年月日 1984年1月18日
身長/体重 180cm/73kg
ポジション MF/DF
所属クラブ 2002-2007 浦和レッズ
2008-2013 ヴォルフスブルク
2013-2014 ニュルヘンベルク
2014- フランクフルト
出場試合数 114
ゴール数 2
長谷部誠は藤枝東高校から浦和レッズへ加入し、2008年からブンデスリーガで活躍し、代表でも長くキャプテンを務めた選手です。

ドイツ・ブンデスリーガではボランチ、両サイドバックやサイドハーフ、リベロやキーパーまでも務めたユーティリティーに優れた選手で、ヴォルフスブルクではリーガ優勝を経験しています。2020年の6月のマインツ戦では、ブンデスリーガでアジア人歴代最多の309試合出場を果たしました。

長谷部誠の特徴

長谷部誠は繊細なボールタッチで司令塔の役割も、欧州で鍛えた身体の強さと危険予測能力の高さで、守備の要の役割でも機能する優秀な万能型ボランチです。サイドバックやセンターバックもこなせる技術と戦術理解の高さに加え、プレーのクリーンさとコミュニケーション能力も高い評価を受けています。

代表では3大会連続でワールドカップに出場し、いずれもキャプテンマークを巻いてチームを引っ張りました。

日本代表ボランチランキング第1位

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遠藤保仁

名前 遠藤保仁
生年月日 1980年1月28日
身長/体重 178cm/75kg
ポジション MF
所属クラブ 1998 横浜フリューゲルス
1999-2000 京都パープルサンガ
2001- ガンバ大阪
2020-→ジュビロ磐田
出場試合数 152
ゴール数 15
遠藤保仁は小野伸二や稲本潤一と並び黄金世代と呼ばれた1人で、Jリーグや日本代表で長きに渡りトップレベルでプレーするミッドフィルダーです。

横浜フリューゲルスでプロデビューを果たし、2001年からはガンバ大阪の中心選手となり、多くのタイトルに貢献してきました。日本代表では2002年から2015年までプレーし、チームの心臓と称され守備と攻撃をつなげる、パイプ役を果たした日本代表ボランチの歴代最高選手です。

遠藤保仁の特徴

遠藤保仁はボールキープ力が高く、長短織り交ぜたパスや浮き玉のパスも正確で、相手の重心側を狙いカットされにくく、味方が受けやすいボールを配給します。

プレースキックの精度は日本では最高選手の1人と言われ、2010年のワールドカップ、デンマーク戦では直接フリーキックを決めて日本のベスト16入りに大きな貢献を果たしました。

今後の日本代表候補のボランチ

郷家友太

名前 郷家友太
生年月日 1999年6月10日
身長/体重 183cm/74kg
ポジション MF
所属クラブ ヴィッセル神戸
出場試合数 58(リーグ戦)
ゴール数 8(リーグ戦)
郷家友太は、名門の青森山田高校で全国高校サッカー選手権大会優勝を経験し、2018年からヴィッセル神戸でプレーしているミッドフィルダーです。U-18から順当に世代別の日本代表に召集され、五輪代表合宿も参加している郷家選手は、国内組で最もA代表入りが近いといわれています。

名手・イニエスタ選手や山口蛍選手とお手本になる選手の近くで学び、恵まれたフィジカルを活かしてさらなる活躍が期待されます。

松岡大起

名前 松岡大起
生年月日 2001年6月1日
身長/体重 170cm/65kg
ポジション MF
所属クラブ サガン鳥栖
出場試合数 65(リーグ戦)
ゴール数 0
松岡大起はサガン鳥栖のアカデミー出身で、2019年に高校3年生とクラブ史上最年少でトップチームデビューを果たしたミッドフィルダーです。U-17、U-18と各世代別代表に呼ばれ、U-22には飛び級の17歳で召集されています。

フランス代表のダイナモ、エンゴロ・カンテ選手に憧れる松岡選手は、豊富な運動量で、中盤のどこでもこなせるセンスを持ち、フリーキックも得意な今後が期待される19歳です。

山本理仁

名前 山本理仁
生年月日 2001年12月12日
身長/体重 177cm/65kg
ポジション MF
所属クラブ 東京ヴェルディ
出場試合数 57(リーグ戦)
ゴール数 1(リーグ戦)
山本理仁は東京ヴェルディのユース出身で、高校2年生時に飛び級でトップチームに昇格を果たしている、期待の若手ミッドフィルダーです。

U-15から順当に各年代別代表に選出され、ボランチやアンカー、インサイドハーフ、トップ下もこなせるユーティリティーとビルドアップ能力の高さが評価されています。当たり負けしないフィジカルの強さと、ボールキープ力のあるレフティーで、A代表でも活躍が期待されています。

日本代表のボランチを語ろう

サッカー日本代表のボランチの名手には海外で日々切磋琢磨している選手はもちろん、遠藤保仁選手ら日本国内のリーグで磨きをかけ、世界と互角に戦う選手も少なくありません。イニエスタを筆頭に世界のトッププレイヤーの多くがJリーグのレベルの高さに言及しています。

外国のトップ選手としのぎを削る海外組、Jリーグで切磋琢磨する国内組のボランチの融合が今後の日本代表の躍進の鍵を握っています。

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