サッカー日本代表のボランチランキング10人!歴代最強のボランチは誰だ?
サッカー日本代表の歴代最強のボランチは、Jリーグ、代表でチームの心臓といわしめた名手、遠藤保仁選手です。代表で長くキャプテンを務め、ブンデスで挑戦を続ける長谷部誠選手、フィジカルが強く得点力も高い稲本潤一選手はサッカー日本代表ボランチのレジェンドです。
Writer
公式ライター Activel_director
日本代表ボランチランキング第10位
森保一
名前 | 森保一 |
---|---|
生年月日 | 1968年8月23日 |
身長/体重 | 174cm/68kg |
ポジション | MF/DF |
所属クラブ | 1987-1992 マツダ |
1987-1989 →マツダSC東洋 | |
1992-2001 サンフレッチェ広島 | |
1998 →京都パープルサンガ(ローン) | |
2002-2003 ベガルタ仙台 | |
出場試合数 | 35 |
ゴール数 | 1 |
1990年代のサンフレッチェ広島ではバンディエラと呼ばれ、強いリーダーシップで中盤の底を支えました1992年にオフトジャパンに初招集されたとき、対戦相手のアルゼンチン監督から森保は優れたボランチと称賛され、日本にボランチの言葉が広まるきっかけを作りました。
森保一の特徴
1993年のW杯アジア予選で、ドーハの悲劇を経験したメンバーの1人でもある森保は、自らの経験で培われた戦術眼で日本代表の指揮を執っています。
日本代表ボランチランキング第9位
山口素弘
名前 | 山口素弘 |
---|---|
生年月日 | 1969年1月29日 |
身長/体重 | 177cm/72kg |
ポジション | MF |
所属クラブ | 1991-1992 全日空サッカークラブ |
1992-1998 横浜フリューゲルス | |
1999-2002 名古屋グランパスエイト | |
2003-2005 →横浜FC(ローン) | |
2006-2007 横浜FC | |
出場試合数 | 58 |
ゴール数 | 4 |
横浜フリューゲルス時代にはボランチの選手でありながら、ハットトリックを達成する攻撃センスの良さも見せています。歴代の日本代表の中でもトップクラスの判断力を持ち、攻撃的なミッドフィルダーと上手くバランスをとり、相手の攻撃の目を摘んでいました。
山口素弘の特徴
ミドルレンジから放たれるシュートの決定力も定評があり、1997年のフランスワールドカップアジア最終予選で見せたループシュートは、サッカーファンの間で語り継がれています。代表のキャプテンも長く務めた、チームを落ち着かせるバランサー的ボランチの名手です。
日本代表ボランチランキング第8位
福西崇史
名前 | 福西崇史 |
---|---|
生年月日 | 1976年9月1日 |
身長/体重 | 181cm/77kg |
ポジション | MF |
所属クラブ | 1995-2006 ジュビロ磐田 |
2007 FC東京 | |
2008 東京ヴェルディ | |
2018 南葛SC | |
出場試合数 | 64 |
ゴール数 | 7 |
日本代表には1999年から2006年まで選出され、2002年の日韓大会と2006年のドイツ大会の2度のワールドカップを経験しています。
福西崇史の特徴
ジーコジャパンでは中田英寿選手とコンビを組み、爽やかなルックスで女性ファンを魅了しました。
日本代表ボランチランキング第7位
柴崎岳
名前 | 柴崎岳 |
---|---|
生年月日 | 1992年5月28日 |
身長/体重 | 175cm/64kg |
ポジション | MF |
所属クラブ | 2011-2016 鹿島アントラーズ |
2017 CDテネリフェ | |
2017-2019 ヘタフェCF | |
2019-2020 デポルティーボ | |
2020- CDレガネス | |
出場試合数 | 49 |
ゴール数 | 3 |
2020年からはCDレガネスで8番をつけてプレーし、チームの攻守の中心選手で活躍しています。日本代表には2012年に初招集され、2018年のロシアワールドカップでアシストを記録しています。
柴崎岳の特徴
日本のイニエスタと呼ばれるほどのテクニックがある選手で、守備面も改善されていて今後も楽しみな選手です。
日本代表ボランチランキング第6位
阿部勇樹
名前 | 阿部勇樹 |
---|---|
生年月日 | 1981年9月6日 |
身長/体重 | 178cm/77kg |
ポジション | MF/DF |
所属クラブ | 1998-2006 ジェフ市原 |
2007-2010 浦和レッズ | |
2010-2012 レスター・シティ | |
2012- 浦和レッズ | |
出場試合数 | 53 |
ゴール数 | 3 |
2010年から2012年までイングランドのレスター・シティでプレーしていた阿部選手は、2012年から古巣の浦和レッズに戻り、2021年からは2度目のキャプテンに就任しています。
阿部勇樹の特徴
さらにフリーキックの精度も高く、決定的な場面で頼りになるベテランミッドフィルダーです。
日本代表ボランチランキング第5位
今野泰幸
名前 | 今野泰幸 |
---|---|
生年月日 | 1983年1月25日 |
身長/体重 | 178cm/73kg |
ポジション | MF/DF |
所属クラブ | 2001-2003 コンサドーレ札幌 |
2004-2011 FC東京 | |
2012-2019 ガンバ大阪 | |
2019- ジュビロ磐田 | |
出場試合数 | 93 |
ゴール数 | 4 |
日本代表ではボランチもセンターバックも高い水準でこなす、優秀なディフェンス能力で多くの監督から必要とされました。
今野泰幸の特徴
本来のボランチからセンターバック、サイドバックと守備的ポジションはどこでもこなすユーティリティーの高さは多くの監督から評価を受けています。
日本代表ボランチランキング第4位
名波浩
名前 | 名波浩 |
---|---|
生年月日 | 1972年11月28日 |
身長/体重 | 177cm/70kg |
ポジション | MF |
所属クラブ | 1995-2008 ジュビロ磐田 |
1999-2000 →ヴェネツィア(loan) | |
2006 →セレッソ大阪(loan) | |
2007 →東京ヴェルディ(loan) | |
出場試合数 | 67 |
ゴール数 | 9 |
1995年にジュビロ磐田に加入し、攻撃的MFやボランチで活躍しジュビロの黄金時代を築いたレジェンドの1人です。代表ではボランチでプレーし、10番を背負ってジョホールバルの歓喜に貢献を果たしました。
名波浩の特徴
2001年に右膝の半月板を痛め、以降は代表の召集がありませんでしたが、後遺症に苦しみながらもJリーグでは2008年まで現役で活躍しました。
日本代表ボランチランキング第3位
稲本潤一
名前 | 稲本潤一 |
---|---|
生年月日 | 1979年9月18日 |
身長/体重 | 181cm/77kg |
ポジション | MF/DF |
所属クラブ | 1997-2004 ガンバ大阪 |
2001-2002 →アーセナルFC(loan9 | |
2002-2004 →フラムFC(loan) | |
2004-2006 WBA | |
2004-2005 →カーディフ・シティ(loan) | |
2006-2007 ガラタサライ | |
2007-2009 フランクフルト | |
2009-2010 スタッド・レンヌ | |
2010-2014 川崎フロンターレ | |
2015-2018 コンサドーレ札幌 | |
2019- SC相模原 | |
出場試合数 | 82 |
ゴール数 | 5 |
若手時代にはアーセン・ベンゲルに見込まれて、イングランドの名門アーセナルを皮切りに海外の多くのチームで経験を積んでいます。日本代表では、2002年のW杯で2戦連続得点を決め、決勝トーナメント進出に多大な貢献を果たしました。
稲本潤一の特徴
少年時代から話題になるほど競り合いに強く、身体の大きな外国の選手に当たり負けすることはありません。間の取り方や駆け引きも得意で、クラブではセンターバックを任されることもありました。
パスカットからドリブルであがり自ら打つミドルシュートは強烈で、代表選でも大事な場面で決めています。
日本代表ボランチランキング第2位
長谷部誠
名前 | 長谷部誠 |
---|---|
生年月日 | 1984年1月18日 |
身長/体重 | 180cm/73kg |
ポジション | MF/DF |
所属クラブ | 2002-2007 浦和レッズ |
2008-2013 ヴォルフスブルク | |
2013-2014 ニュルヘンベルク | |
2014- フランクフルト | |
出場試合数 | 114 |
ゴール数 | 2 |
ドイツ・ブンデスリーガではボランチ、両サイドバックやサイドハーフ、リベロやキーパーまでも務めたユーティリティーに優れた選手で、ヴォルフスブルクではリーガ優勝を経験しています。2020年の6月のマインツ戦では、ブンデスリーガでアジア人歴代最多の309試合出場を果たしました。
長谷部誠の特徴
代表では3大会連続でワールドカップに出場し、いずれもキャプテンマークを巻いてチームを引っ張りました。
日本代表ボランチランキング第1位
遠藤保仁
名前 | 遠藤保仁 |
---|---|
生年月日 | 1980年1月28日 |
身長/体重 | 178cm/75kg |
ポジション | MF |
所属クラブ | 1998 横浜フリューゲルス |
1999-2000 京都パープルサンガ | |
2001- ガンバ大阪 | |
2020-→ジュビロ磐田 | |
出場試合数 | 152 |
ゴール数 | 15 |
横浜フリューゲルスでプロデビューを果たし、2001年からはガンバ大阪の中心選手となり、多くのタイトルに貢献してきました。日本代表では2002年から2015年までプレーし、チームの心臓と称され守備と攻撃をつなげる、パイプ役を果たした日本代表ボランチの歴代最高選手です。
遠藤保仁の特徴
プレースキックの精度は日本では最高選手の1人と言われ、2010年のワールドカップ、デンマーク戦では直接フリーキックを決めて日本のベスト16入りに大きな貢献を果たしました。
今後の日本代表候補のボランチ
郷家友太
名前 | 郷家友太 |
---|---|
生年月日 | 1999年6月10日 |
身長/体重 | 183cm/74kg |
ポジション | MF |
所属クラブ | ヴィッセル神戸 |
出場試合数 | 58(リーグ戦) |
ゴール数 | 8(リーグ戦) |
名手・イニエスタ選手や山口蛍選手とお手本になる選手の近くで学び、恵まれたフィジカルを活かしてさらなる活躍が期待されます。
松岡大起
名前 | 松岡大起 |
---|---|
生年月日 | 2001年6月1日 |
身長/体重 | 170cm/65kg |
ポジション | MF |
所属クラブ | サガン鳥栖 |
出場試合数 | 65(リーグ戦) |
ゴール数 | 0 |
フランス代表のダイナモ、エンゴロ・カンテ選手に憧れる松岡選手は、豊富な運動量で、中盤のどこでもこなせるセンスを持ち、フリーキックも得意な今後が期待される19歳です。
山本理仁
名前 | 山本理仁 |
---|---|
生年月日 | 2001年12月12日 |
身長/体重 | 177cm/65kg |
ポジション | MF |
所属クラブ | 東京ヴェルディ |
出場試合数 | 57(リーグ戦) |
ゴール数 | 1(リーグ戦) |
U-15から順当に各年代別代表に選出され、ボランチやアンカー、インサイドハーフ、トップ下もこなせるユーティリティーとビルドアップ能力の高さが評価されています。当たり負けしないフィジカルの強さと、ボールキープ力のあるレフティーで、A代表でも活躍が期待されています。
日本代表のボランチを語ろう
外国のトップ選手としのぎを削る海外組、Jリーグで切磋琢磨する国内組のボランチの融合が今後の日本代表の躍進の鍵を握っています。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。