鹿児島県の高校サッカー強豪校は、鹿児島実業高校、鹿児島城西高校と神村学園高校です。強豪校3校が、鹿児島の高校サッカー界を牽引しています。5年ほど前から、新興勢力の出水中央高校や古豪の鹿児島工業高校が3強の牙城を崩しつつあります。
鹿児島県のサッカー強豪高校とは?
鹿児島県のサッカー強豪高校は、全国高校サッカー選手権優勝経験2回の鹿児島実業高校や同大会の準優勝経験のある鹿児島城西高校、同大会ベスト4経験のある神村学園高校です。
鹿児島県のサッカー強豪高校は、3校で牽引しています。鹿児島高校サッカー界の新興勢力は、出水中央高校や古豪の鹿児島工業高校です。鹿児島県高校サッカー大会で着実に成績をあげ、強豪の牙城を崩しつつあります。
鹿児島県のサッカー情勢
鹿児島県のサッカー界は、現在、鹿児島実業高校、鹿児島城西高校と神村学園高校が鹿児島県強豪校3強です。名門3校が長く、ライバルを大きく引き離す強さを誇っていました。全国高校サッカー選手権4回の出場経験がある古豪の鹿児島工業高校やダークホースとなる出水中央高校が鹿児島サッカー界の名門3校の牙城に切り込みはじめています。
鹿児島県のサッカーの強豪校ランキング10位
鹿児島高校
国公私立 |
私立 |
所在地 |
鹿児島県鹿児島市薬師1-21-9 |
選手権成績 |
出場0回 |
インターハイ成績 |
出場0回 |
主なOB |
なし |
鹿児島高校サッカー部は、2019年の全国高校サッカー選手権予選でベスト8を目指し、れいめい高校サッカー部と対戦し苦しめたダークホースです。
2019年のれいめい高校との死闘後、2020年の2020強化交流U-18サッカーフェスティバルin大津で、全国区の強豪大分の大津高校と互角の試合を繰り広げました。鹿児島高校の特徴は、コンパクトな守備と相手の隙をついたスピードあるカウンター攻撃です。
鹿児島県のサッカーの強豪校ランキング9位
鳳凰高校
国公私立 |
私立 |
所在地 |
鹿児島県南さつま市加世田唐仁原1202 |
選手権成績 |
出場0回 |
インターハイ成績 |
出場0回 |
主なOB |
なし |
鳳凰高校サッカー部は、コンパクトな守備で相手にスペースを与えない堅い守りがチームの快進撃を支えています。
2018年の全国高校サッカー選手権予選で、鹿児島高校サッカーの強豪3強の一角、神村学園高校サッカー部をPK戦の末、撃破し、鹿児島サッカー界に大きな衝撃を与えました。鳳凰高校は、技巧派集団の神村学園高校でも崩すのが難しい高い守備力が持ち味です。
鹿児島県のサッカーの強豪校ランキング8位
鹿児島中央高校
国公私立 |
公立 |
所在地 |
鹿児島県鹿児島市加治屋町10-1 |
選手権成績 |
出場0回 |
インターハイ成績 |
出場0回 |
主なOB |
八反田 康平 |
鹿児島中央高校サッカー部は、鹿児島のサッカー大会でベスト8の常連校になります。鹿児島中央高校の特徴は、守備力が高いことです。丁寧にボールを回して、スペースへ抜け出す動きで相手の隙をつくカウンター攻撃が得意です。2019年の全国高校サッカー選手権予選は、準々決勝で強豪れいめい高校サッカー部と対決しましたが惜しくも準決勝進出を逃しています。
鹿児島県のサッカーの強豪校ランキング7位
鹿児島情報高校
国公私立 |
私立 |
所在地 |
鹿児島県鹿児島市谷山中央二丁目4118番地 |
選手権成績 |
出場0回 |
インターハイ成績 |
出場0回 |
主なOB |
なし |
鹿児島情報高校サッカー部は、サッカー部が2018年強化部に指定され、2019年の全国高校サッカー選手権予選でベスト8の快進撃をみせました。強化部に指定後、サッカー部は、外部指導者にフィジカルトレーナーやGKコーチ、栄養士やメンタルトレーナーを招集し、練習の質をあげると同時に選手の体調管理も重点を置いて指導しています。今後、鹿児島の高校サッカー界で快進撃を続けることが期待されているチームです。
鹿児島県のサッカーの強豪校ランキング6位
れいめい高校
国公私立 |
私立 |
所在地 |
鹿児島県薩摩川内市隈之城町2205番地 |
選手権成績 |
出場1回 |
インターハイ成績 |
出場0回 |
主なOB |
内山 俊彦/徳重 隆明 |
れいめい高校サッカー部は、鹿児島の高校サッカー大会のベスト8常連校です。れいめい高校の特徴は、高い守備力です。コンパクトな守備でスペースをつくらせないため、強豪校でも攻めあぐねてしまいます。2019年のインターハイ予選で、鹿児島城西高校サッカー部をPK戦の末、撃破したことは、記憶に新しいところです。2019年のインターハイ予選は、快進撃を続け、県内第3位と大健闘しました。
鹿児島のサッカーの強豪高校ランキング5位
出水中央高校
国公私立 |
私立 |
所在地 |
鹿児島県出水市西出水町448 |
選手権成績 |
出場0回 |
インターハイ成績 |
出場0回 |
主なOB |
福満隆貴 |
出水中央高校サッカー部は、失点が少ない守りの堅いチームです。出水中央高校は、2018年に開催された全国高校サッカー選手権予選で、ベスト4にくいこみました。2019年に開催された鹿児島県高校サッカー新人戦は、強豪れいめい高校サッカー部を撃破し準優勝と最高の成績を収めた勢いのあるチームです。
鹿児島高校サッカーのダークホース
出水中央高校サッカー部は、2019年の鹿児島県高校サッカー新人戦、インターハイ予選と全国高校サッカー選手権予選を神村学園高校サッカー部と3度対決しました。
神村学園高校に対抗すべく、トリプルボランチを配置し、相手のカウンターや中盤の中心選手を封じ込める作戦に出て、神村学園高校を最後まで苦しめました。出水中央高校は、今後も強豪撃破が期待されるチームです。
鹿児島のサッカーの強豪高校ランキング4位
鹿児島工業高校
国公私立 |
公立 |
所在地 |
鹿児島県鹿児島市草牟田二丁目57番1号 |
選手権成績 |
4回 |
インターハイ成績 |
0回 |
主なOB |
なし |
全国高校サッカー選手権出場歴4回の経験がある鹿児島工業高校は、毎年ベスト8に進出する常連校です。鹿児島工業高校は、1998年の全国高校サッカー選手権出場以降、全国高校サッカー選手権の出場から遠ざかっていますが、堅実なサッカーは、着実に実力をつけています。
鹿児島の古豪
古豪鹿児島工業高校サッカー部の強みは、守備力の高さになります。派手に得点を決めて、点差の開いた試合は少ないですが、反面、大きな失点をし大敗することも少ないのが特徴です。鹿児島工業高校は、カウンターやサイドアタックで相手の隙をつく攻撃が得意です。
鹿児島のサッカーの強豪高校ランキング3位
神村学園高校
国公私立 |
私立 |
所在地 |
鹿児島県いちき串木野市別府4460番地 |
選手権成績 |
7回(4強1回) |
インターハイ成績 |
6回 |
主なOB |
高橋大悟/永畑祐樹 |
神村学園高校の特徴は、高校サッカーでは珍しい4-1-4-1システムを導入し、中盤の底からゲームを作るスタイルを貫いています。中央突破とサイド突破をうまく使いわけ、相手を翻弄し、2列目からもゴールを狙うことが可能です。神村学園高校は、鹿児島城西高校や鹿児島実業高校と違い、鹿児島屈指の技巧派集団です。
鹿児島三強の一角
神村学園高校サッカー部は、攻撃的なサッカーで試合を展開することが得意です。2006年の全国高校サッカー選手権へ出場以降は、鹿児島を代表するチームになりました。神村学園高校が強い理由は、人を育てる、個を育てるをモットーにチーム作りをしているからです。神村学園高校は、強い選手だけを集めることせず、選手育成を中等部から始めるため、結束力やチーム力を早くから高めることに注力しています。
鹿児島のサッカーの強豪高校ランキング2位
鹿児島城西高校
国公私立 |
私立 |
所在地 |
鹿児島県日置市伊集院町清藤1938 |
選手権成績 |
7回(準優勝1回) |
インターハイ成績 |
6回 |
主なOB |
大迫勇也/岩元颯オリビエ/生駒仁 |
鹿児島城西高校サッカー部は、守備力に定評があり、ボールを奪ってからのカウンター攻撃が得意です。2008年に全国高校サッカー選手権準優勝を成し遂げてから鹿児島県を代表する高校サッカーの強豪へのしあがりました。鹿児島城西高校は、2008年の全国高校サッカー選手権準優勝からコンスタントに全国高校サッカー選手権へ出場を続けていますが、2009年以降は、全国で満足のいく結果は、まだ残せていません。
怪物を輩出した鹿児島の強豪
鹿児島城西高校サッカー部の最高記録は、怪物、大迫選手が在籍していた2008年の全国高校サッカー選手権準優勝です。大迫選手の活躍以降も、毎年、中心となる選手を育成することに成功し、チームの総合力を高め、コンスタントに全国大会へ出場し続けています。強い鹿児島城西高校を作り上げるのは、選手各々が練習の取り組みから意識を高め、練習量より練習の質にこだわって取り組んでいるからです。
鹿児島のサッカーの強豪高校ランキング1位
鹿児島実業高校
国公私立 |
私立 |
所在地 |
鹿児島県鹿児島市五ケ別府町3591-3 |
選手権成績 |
23回(優勝2回、準優勝3回) |
インターハイ成績 |
26回 |
主なOB |
遠藤保仁/城彰二/前園真聖/松井大輔 |
鹿児島実業高校は、全国高校サッカー選手権制覇2回、同大会出場回数23回と全国の高校サッカー界の名門高校になります。全国大会の出場回数は、鹿児島県の強豪校の中で断トツです。鹿児島実業高校が強い理由は、松澤元監督が築きあげた、運動量とスピードを武器に全員攻撃、全員守備の全員サッカーです。
鹿児島高校サッカーのキング
鹿児島実業高校サッカー部は、2007年の全国高校サッカー選手権大会出場から7年ほど低迷していました。鹿児島実業高校の礎を築いた松澤元監督が2011年に勇退し、後任は、松澤元監督の下で指導のノウハウを培ったコーチの森下氏が監督です。2014年に7年ぶりの全国高校サッカー選手権出場し、ベスト8と快進撃をみせ、強豪復活の狼煙をあげ、強い鹿児島実業高校が戻りつつあります。
鹿児島県サッカーの強豪高校を語ろう
鹿児島代表のサッカーの名門校は、鹿児島実業高校、鹿児島城西高校と神村学園高校が有名です。鹿児島城西高校と神村学園高校が力をつけたこともあり、鹿児島代表は2校で争うことも少なくありません。しかし、ダークホースの出水中央高校や古豪鹿児島工業高校は、鹿児島の名門3校の牙城を崩す期待が寄せられているチームです。