【東京都】サッカーの強豪高校ランキングTOP10を紹介
高校サッカー強豪高校が集まる地域として有名な東京都。東京で強豪高校として有名なのが、近年目覚ましい強さを見せつけている関東一高と国学院久我山です。その2校を追うのが駒澤大学高校、東海大高輪高校、そして古豪復活を目指す帝京高校です。
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公式ライター Activel_director
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第10位
大成高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 東京都三鷹市上連雀6-7-5 | ||
選手権成績 | 出場なし | ||
インターハイ成績 | 出場1回 | ||
主なOB | 阿部正紀 |
最大の特徴は、高校からの選手育成を実現している点で、所属選手にいわゆるエリート選手は1人もいません。
高校入学と同時に全国の強豪校とトレーニングマッチを繰り返し、自分に足りないものを知り、改善していく方針を貫いてきました。現在の豊島裕介監督が就任して14年、ようやくその成果が花開きました。
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第9位
成立学園高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 東京都北区東十条6-9-1 | ||
選手権成績 | 出場1回 | ||
インターハイ成績 | 出場3回(4強1回) | ||
主なOB | 大津祐樹/市川雅彦/竹中公基/戸島章/和田一郎/他 |
選手権に初出場した2003年大会では初出場ながらベスト16に進出、日本代表として活躍した大津祐樹を輩出したことからもその名は全国区に広がりました。関東一高や国学院久我山、駒澤大学高校など上位校を脅かす存在となっています。
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第8位
東京朝鮮中高級学校
国公私立 | 朝鮮学校 | ||
所在地 | 東京都北区十条台2-6-32 | ||
選手権成績 | 出場1回 | ||
インターハイ成績 | 出場なし | ||
主なOB | 朴一圭/李智星/姜成浩/金鍾成/他 |
そんな逆境を原動力にして、1971年に金明植監督が就任すると高校サッカー界に革命を起こします。
当時としては先進的なサイドチェンジといった戦術を導入し、東京朝鮮は名門校に生まれ変わり、全国屈指の強豪校とのトレーニングマッチによりレベルアップをはかり、さらに強いサッカー部へと変貌をとげました。
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第7位
実践学園高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | .東京都中野区中央2-34-2 | ||
選手権成績 | 出場3回 | ||
インターハイ成績 | 出場3回 | ||
主なOB | 福岡将太/鴻田直人 |
実践学園の特徴は、全員攻撃、全員守備をかかげハードワークを徹底して貧欲に勝利を目指し、どんな困難な状況でも最後まで絶対にあきらめないで、観る人達に感動を与えるプレーをする点にあります。
相手の攻撃を高い位置から激しいプレスで封じ、ボールを回収して素早い攻撃に攻撃的守備を実戦しています。また、圧倒的な運動量で、ボールホルダーをダイナミックに追い越し、アグレッシブにゴールを目指すサッカーを徹底しています。
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第6位
国士舘高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 東京都世田谷区若林4-32-1 | ||
選手権成績 | 出場4回 | ||
インターハイ成績 | 出場2回 | ||
主なOB | 服部康平/清水一平/三吉聖王/権田修一/他 |
国士舘高校の特徴は、堅守速攻にあり、2018年の全国高校サッカー選手権東京都予選では、得意の堅い守備で東京大会を勝ち抜いています。ボールを奪えばサイドから攻めてゴールを狙います。
そんな国士舘高校サッカー部は全面人工芝の抜群の練習環境が整っており、雨の日でも土のグラウンドと違って水捌けが素晴らしく、公立の良いトレーニングが可能です。
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第5位
帝京高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 東京都板橋区稲荷台27-1 | ||
選手権成績 | 出場34回(優勝6回/準優勝3回/4強4回) | ||
インターハイ成績 | 出場31回(優勝3回/準優勝4回/4強4回) | ||
主なOB | 佐々木則夫/磯貝洋光/森山泰行/本田泰人/松波正信/中田浩二/他 |
当時は止めて蹴るの基本練習とランニングを中心として運動量の強化で全国大会の常連校となり、強い高校といえば帝京高校と呼ばれるようになりました。
現在は古沼監督の教え子の廣瀬龍監督により抜本的な改革が行われ、Jリーグクラブ並の充実した練習環境が整備されました。
さらに将来の帝京高校サッカー部員を早い段階で育成するため、ジュニアユースチームの帝京FC(現在のSTFC)を設立しました。近年、低迷が続いていた帝京高校ですが、徐々に復活の兆しを見せ始めています。
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第4位
東海大学付属高輪高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 東京都港区高輪2-2-16 | ||
選手権成績 | なし | ||
インターハイ成績 | 出場2回 | ||
主なOB | 田代真一 |
東海大高輪高校サッカー部の特徴は、恵まれた練習環境にあります。主な活動場所はさいたまグラウンドのほか、学校近隣の人工芝グラウンドを利用、平日のさいたまグラウンドへは主にバスで移動しています。
また、照明がついているのでナイター練習も可能で、クラブハウスも完備されています。部員は170名を超える大所帯ですが、レベルに合わせてメンバー分けされ、Tリーグや地域リーグに参戦し、レベルアップをはかっています。
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第3位
駒澤大学付属高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 東京都世田谷区上用賀1-17-12 | ||
選手権成績 | 出場4回(8強2回) | ||
インターハイ成績 | 出場1回 | ||
主なOB | なし |
その駒澤大学高校サッカー部の強さの秘密は、20人という多くの指導者と、選手の強靭なメンタリティーにあります。サッカー部員は約270名で、10~13チームに振り分けられ、都内各地のグラウンドに分かれて練習しますが、指導者が20人いるので1人残らず目が行き届きます。
また、心身のメンテナンスに意識を置いた習慣があるのでトーナメントなど一発勝負でも強靭なメンタリティーを発揮できます。選手の才能が埋もれてしまうことがなく、強い精神力が名門駒大高の源になっています。
駒澤大学高校サッカー部は、トーナメントなど短期決戦にはコンディショニングや身体のメンテナンスの取り組みは勝敗にダイレクトに影響することを考慮しています。
そのためパートナーストレッチをはじめ、ゲーム前のウォーミングアップ、ハーフタイムでの疲労回復、試合後のケア、宿舎での心身のメンテナンス、コンディションニング維持のためのルーティンを高い質でおこっています。
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第2位
国学院久我山高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 東京都杉並区久我山1-9-1 | ||
選手権成績 | 出場7回(準優勝1回) | ||
インターハイ成績 | 出場9回(準優勝1回) | ||
主なOB | 吉田靖/丸山祐一/田邉草民/三竿雄斗/後藤雅明/名倉巧/他 |
国学院久我山高校サッカー部を率いたのが清水恭孝監督で、野球部と半分ずつ使う狭いグラウンドの中で、100人を超える部員が2タッチを意識しながらつなぐパスサッカーを展開しています。
また、国学院久我山高校は進学校で、文武両道を掲げていますので、できるだけ短い時間で効率のよいトレーニングをしています。学業との両立、細かくつなぐパスサッカーが、美しく勝つ久我山サッカーを支えています。
市原緑高から立正大学を経て1997年から2010年まで千葉県の敬愛学園高校サッカー部コーチ、2010年から国学院久我山コーチ、2015年に監督に就任。
2019年度全国高校サッカー選手権に東京都代表として出場、ベスト16で敗退した後に退任。バルセロナのような細かくパスをつなぐポゼッションサッカーを推奨し、チームを全国の常連校へと導きました。
東京のサッカーの強豪高校ランキング 第1位
関東第一高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 東京都江戸川区松島2-10-11 | ||
選手権成績 | 出場2回 | ||
インターハイ成績 | 出場5回 | ||
主なOB | エリエジオ・サントス・サンタナ/渋谷飛翔 |
また、関東一高男子サッカー部の強さは、学校の教育特色にもあります。それは普通科の他にスポーツコースがあり、週4日保健体育の授業の一環として午後から部活動に専念できるという構造があり、さらに素晴らしい練習環境が整っています。関東一高の活躍はまだしばらく続きそうです。
日大高校から日大を経て、都道府県リーグ、JFLでDFとしてプレーした後、2006年に関東一高サッカー部に招かれ、2010年に監督に就任します。見ていてもやっていても楽しいサッカー・ゴールから逆算するポゼッションサッカーを追求し、東京都最強へ上り詰めました。
東京都のサッカーの強豪高校 まとめ
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