2019年2月23日 更新

サッカーのPK戦のルールや順番とは?ペナルティキックを決めろ!

サッカーのPK戦のルールはキッカーへのルール、ゴールキーパー、その他の選手と3つに分けて規定されており、そのルールを犯した場合はPKの失敗や警告を与えられます。さらにPKの方式として、先攻後攻方式とabba方式の2つがあり、先攻有利説を軽減するための取り組みもされています。

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サッカーのPK戦のルールで、PK戦に出場できる選手に対する規定も定められています。その具体的なルールとは下記の2点です。


PK戦に出場できるのは延長戦(試合)終了時点でピッチにいた選手のみ
交代要員でベンチにいる選手や交代で退いた選手は出場することはできません。


競技人数を等しくしなければならない
延長戦を終えた時点で片方のチームに退場者が出ている等の理由で10人しかいなかった場合、対戦相手もキッカーを1人減らし10人で実施しなければなりません。


特に①のルールにより、チームによってはPK戦に得意なゴールキーパーを延長戦の終了間際に選手交代で投入するなど、勝つために作戦を立てる場合もあります。

プレーヤーが負傷した時

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サッカーのPK戦には、PK戦を行なっている最中や、延長戦を終えた時点でプレーヤーに負傷者が出た場合のルールも定められています。具体的なルールとは下記の通りです。


プレーできない場合は相手チームのキッカーも1人減らさなければならない
競技人数を等しくするというルールからそのように対応されます。


ゴールキーパーが負傷した場合は交代選手枠から変更できる
ゴールキーパーは特別なポジションのため、延長戦後に交代枠が余っていればその枠から交代することができます。

サッカーのPK戦の方式

先攻後攻方式

サッカーのPK戦で通常行われる方式は、先攻後攻方式でそのやり方とは、PK戦を実施する前に先攻と後攻を決め、その後は先攻、後攻と1人ずつ順番通りにペナルティキックを蹴っていくというやり方です。

このやり方では、先攻有利との批判があるため別のやり方の模索もされていますが、現在では最も浸透されており、間違うことなく行われることからこの方法が引き続き用いられています。
また、この方式ではゴールキーパーも1度ずつ交互に守備を行うことができるため、集中する時間をつくることもでき、選手達に対してもより受け入れやすい方法と言えます。

abba方式

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サッカーのPK戦には先攻後攻方式以外に、abba方式というものがあり、このやり方では最初に先攻後攻を決めます。例えば先攻がa後攻がbとするとaが蹴り、そのあとに後攻のbが蹴る、そのあとに再びbが蹴り、次にaが蹴るというのを1つのルーティーンとして5人が終了するまでペナルティキックを続けます

abba方式を取り入れることのメリットとしては、先攻と後攻を入れ替わりながらペナルティキックを行うことができるため、先攻有利の法則を軽減させることができるという点です。

abba方式は日本国内でもルヴァンカップや天皇杯などでも採用されましたが、天皇杯の名古屋グランパス対奈良クラブでabba方式を審判が正しく使用できず、後日PK戦をやり直すなどその複雑さから国際大会でも国内大会でもほぼ使われていません。

サッカーのPK戦における戦術

異なるタイプのキッカーを交互に蹴らせる

サッカーのPK戦は、公式記録上は引き分けであっても次のステージに進むために負けることはできず、勝利を手繰り寄せるために様々な戦術が用いられています。

その1つとして、異なるタイプのキッカーが交互にペナルティキックを蹴るという方法があります。ペナルティキックの蹴り方には、スピードのあるボールを蹴るタイプ、ゴールキーパーの動きを見て蹴るタイプ、フェイントをかけて蹴るタイプに大きく分けられます。その3タイプのキッカーを5人の中に混ぜながらペナルティキックを行うことによって、相手キーパーは対応がより困難になるとともに的を絞ることができないため、ゴールを決めることができる可能性が高くなります。

左利きの選手をキッカーに混ぜる

PK戦の戦術の1つとして、左利きのキッカーを混ぜるという方法があります。もちろんこの前提としてチームに左利きのキッカーがいることや、左足で正確に蹴ることができる選手がいることが必要です。

左利きの選手にペナルティキックでを蹴らせる戦術的メリットとしては、タイミングがずれるということで、ゴールキーパーはほとんどのPK戦では右利きの選手のシュートに対応しています。それは世の中の大半のサッカー選手が右利きの選手であるからで、そこに左利きの選手がペナルティキックを蹴ると、ゴールキーパーはどうしても違和感を覚えるとともにタイミングをつかみにくくなります。この作用によってゴールを決める可能性を高めることができます。

相手のキーパーのタイプでキッカーを変える

サッカーのPK戦では、相手のゴールキーパーのタイプによってこちらのキッカーを選ぶという方法も効果的な戦術として用いられています。

ゴールキーパーのタイプは3つに大きく分類され、あらかじめ予測をして飛ぶタイプ、ボールを蹴った瞬間にボールに反応して飛ぶタイプ、キッカーの軸足を見て飛ぶ方向を決めるタイプです。予測するタイプに対しては、ギリギリまで蹴らずキーパーが飛んだ瞬間に逆の方向に蹴るようにします。蹴った瞬間に飛ぶタイプに対しては、スピードのあるボールを蹴ることで反応しても取れないようにします。軸足を見て蹴るタイプに対しては、フェイントを入れながら、軸足の逆方向に蹴るなど工夫をします。

これらを行うにはゴールキーパーのタイプを知らなければならず、それは試合中のシュートへの対応でキーパーの癖を読み取ることができます。

サッカーのPK戦のルールや順番のまとめ

Maracanazo on Instagram: “Pesadelo dos goleiros, o pênalti foi inventado pelo goleiro norte-irlandês William McCrum no início do século XX e mudou a história do…” (71497)

サッカーのPK戦には蹴る順番のルールや、キッカー、ゴールキーパー、その他の選手など様々な取り決めがなされています。そのルールを破った際にはペナルティキックを失敗したことにカウントされたり、イエローカードをもらうことになってしまい、PK戦においては大きな痛手となってしまいます。

また、PK戦がある大会で次のステージへと進んでいくためには、延長戦で引き分けた後のことも特に監督は考えておかなければいけません。それまでに相手のゴールキーパーのタイプや、それに対して自チームの選手がどのようなタイプのキッカーがいるのか、また、abba方式かどうかなど総合的に考えて蹴る順番を決めなければいけません。さらに5人蹴った時点で引き分けてサドンデスに入った時に蹴る順番など、PK戦は勝つために様々な知識と準備が必要です。
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