サッカー初心者がまずやる6つの基礎練習メニューとは?1人でもできる!
サッカー初心者の子供をもつ親にとって気になるのが子供のレベルです。うちの子に何を練習させれば良いのか?特にサッカー経験の無い方には心配です。そこで今回は入門編として、チームの練習以外に、1人でできるサッカー初心者がまずやる6つの基礎練習メニューを紹介します。
Writer
公式ライター old_user_id: 211
サッカーに基礎練習が必要な3つの理由とは?
サッカーの試合で、勝利することを目的に、いくらフォーメーションや戦術を決めたとしても、サッカーの基礎ができていなければ、それらは絵に描いた餅にしかなりません。つまり、サッカーにおける基礎練習が必要な理由とは、試合に勝つためのフォーメーションや戦術に対応できるスキルを身に着けるためなのです。
そしてサッカーにおける重要な基礎とは、ボールを止める・ボールを運ぶ・ボールを蹴るの3点です。
ボールを止める
また、浮き球などのルーズボール、セカンドボールを自分の思い通りにコントロールできなければ、いつまでたってもマイボールにはなりません。このように、ボールを止める基礎技術は、サッカー初心者にとっては必ず最初に身に着けることが求められます。
ボールを運ぶ
このときによく少年サッカーなどで、ドリブルではなく、ボールを前に蹴ることで相手ゴール近くまで行くのでは?そのほうがドリブルで行くよりも簡単で早いのでは?という発想をする選手もいますが、これでは簡単に相手ボールになってしまう危険があります。そのため、少年サッカーのような育成年代の初心者には、ドリブルで運ぶことを基礎として練習することが重要です。
ボールを蹴る
また、ボールを味方選手へ正確にパスすることができなければ、パスがつながりません。そのため、初心者には狙ったところに正確に、そして力の加減ができるように蹴ることは非常に重要な基礎技術といえます。
サッカーの育成年代で必要なこと
ボールを手で自由にコントロールすることは簡単かもしれませんが、足で扱うのは非常に困難です。スポーツの世界では技術の習得、アジリティ、コーディネーション能力などの成長を指す神経系の発達は12歳まででほぼ100%に達するとされています。つまりこの育成年代のうちに基本技術を取得することが望ましいとされています。
サッカーの初心者がやってはいけないこと
入門して間もない育成年代のうちでは勝利することができるかもしれませんが、カテゴリーが上がっていくにつれて、選手は決められたポジションしかこなすことができず、ボールを保持しても基本技術がないのでボールをキープすることもできず、チームプレーに入ることができなくなります。サッカー初心者が絶対にやってはいけないことです。
サッカー初心者がまずやる基礎練習①リフティング
リフティングが及ぼす効果
さらにリフティングは、常に正しい姿勢が求められるため体幹強化とボディーバランスの強化にもつながります。体幹とボディーバランスが鍛えられれば、サッカーの試合中での激しい当たりにも倒れることが少なくなるというメリットがあります。
リフティング練習方法
【リフティング】初心者・低学年向けレベルアップ練習法!【たろちゃんねる 】
リフティングボールなどを使えば家の中でも練習することができ、家の中がダメなら自宅前のちょっとしたスペースでも練習することができます。
サッカー初心者がまずやる基礎連取②トラップ練習
トラップ練習が及ぼす効果
まずは自宅近くの土手や空き地で、ボールがどれくらいのスピードで自分に向かってきていて、どれくらいで自分の足元に到達するのか?または、浮き球がどれくらいで自分のところに到達するのか?といった空間把握能力を鍛え、実際に足のどこを使ってボールを止めるのか?頭なのか胸なのかを瞬時に判断できるようにしましょう。
トラップ練習方法
ひとりでできるトラップの練習例
そのため、足の甲ではもちろん、足のインサイド、アウトサイドを使い分けてトラップすることができれば、一瞬で相手ディフェンスを置き去りにすることもできます。1人でできるサッカー初心者の個人練習メニューとして是非取り入れてほしい練習メニューです。
サッカー初心者がまずやる基礎練習③ボールタッチ
ボールタッチが及ぼす効果
リオネル・メッシ 唯一無二の究極タッチ【解説・分析】
ボールが足から離れなければ、相手ディフェンスは足を出すことができないため、ボールを奪われにくいということになります。今はサッカー初心者でも、これからどんどん成長していくことが予想されるキッズ年代の子供たちには、初心者のうちからボールタッチが上手くなる練習をして、向上させることで、各段にその後の成長幅に影響が出る技術といえます。
ボールタッチ練習方法
ジンガ
サッカー初心者がジンガステップを練習することでボールが足元から離れることなく自由自在にボールをコントロールすることができ、相手ディフェンスのプレッシャーを受けても慌てることなくボールをキープすることができます。実際に個人技に優れるチームとして高校サッカー界でも有名な静岡学園や聖和学園なども1人でできる個人練習メニューとして取り入れています。
サッカー初心者がまずやる基礎練習④ラダー
ラダーが及ぼす効果
また、サッカー初心者は、ラダートレーニングでしっかりと腕を振ることで、キッズにとっては正しい走り方の姿勢を取得することができ、キッズ年代のうちから複雑なステップワークを行うことで、サッカーの試合中でも様々な動き出しや攻守の切り替えも素早くなります。自宅で1人でできるラダーはサッカーが上手くなる要素を多く含んだ練習メニューです。
ラダー練習方法
ラダートレーニング〜小学生編〜 アジリティトレーニング ラダーステップトレーニング
つまり素早く正確に行うことで神経系のアジリティ能力が身につきます。そうは言ってもサッカー初心者にはなかなか難しいので、最初はスピードを優先してもかまいませんが、徐々に正確性を意識させるようにしていきましょう。
サッカー初心者がまずやる基礎練習⑤マーカードリブル
マーカードリブルが及ぼす効果
マーカードリブルは細かくボールに触りながら、方向転換という技術を取得するうえで最も効果がある練習メニューといえます。サッカー初心者でも、自宅でマーカーを使って1人で自主練できるドリブルが上手くなる練習メニューで、プロのサッカー選手でも試合前のウォーミングアップ練習として取り入てれいるほど重要な練習メニューです。
マーカードリブル練習方法
サッカー マーカーを使ったドリブル練習 Soccer Dribbling Drill
また、慣れてきたら足のインサイドやアウトサイドを使い分け、足の様々部分を使いながらコントロールし、ダブルタッチというドリブル技を織り交ぜながら練習するとさらに上手くなる練習メニューになります。サッカー初心者には最初は難しいかもしれませんが、1人で続けることで上手くなる練習メニューです。
サッカー初心者がまずやる基礎練習⑥キック練習
インステップキック
マリノスサッカースクールのコーチが教える!インステップキックのコツと練習方法
そのためにはまず、リフティングのようなボールを足の甲に当てて高く蹴りながら感触を確認してみましょう。そして感触を確認したら、実際にゴールに向かってインステップキックを行います。この時に意識することは、軸足はボールの横に置き、蹴り足のヒザから下をムチのようにしならせます。
インサイドキック
マリノスサッカースクールのコーチが教える!インサイドキックのコツと練習方法
1人でも壁に向かって練習はできますが、2人いる場合にはお互いにパス交換することで初心者同士でも楽しく練習できます。初心者でも1人で自主練習メニューとして行う場合には、ペットボトルなどを置いてインサイドキックで倒す練習もおすすめです。
サッカー初心者がまずやる6つの基礎練習メニューまとめ
サッカー初心者の子供をもつ親としてみれば、周囲の子供たちとどうしても比較して評価してしまいがちですが、キッズや少年サッカーの育成年代のうちは焦らずにじっくりと基本技術を身につけることが重要です。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。