【愛知県】サッカーの強豪高校ランキング7校!強いサッカー部はどこか?
愛知県の高校サッカー事情は、中京大中京高校と東邦高校の2つの強豪高が牽引しています。しかし、東海学園高校や愛工大名電高校、高蔵高校が2強の牙城を崩しつつ、古豪と呼ばれる刈谷高校も安定した強さを見せるなど、愛知県の高校サッカーは拮抗しつつあります。
2022.12.22
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サッカー
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愛知のサッカーの強豪高校ランキング 第7位
岡崎城西高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 愛知県岡崎市中園町川成98 |
選手権成績 | 出場6回(1980年4強) |
インターハイ成績 | 出場6回 |
主なOB | 新里亮/森晃太/大森誠二/他 |
岡崎城西高校だサッカー部は、愛知代表として、選手権に6回、インターハイに6回の出場を誇る強豪高校です。1980年にはベスト4に勝ち進んでおり、全国的にも名を知られた高校サッカー部です。
岡崎城西高校はトップチームをAチームとし、Bチーム以下の選手がAチーム入りを目指してトレーニングに励むことから、日々、激しいスタメン争いが生じ、選手たちのモチベーションを上げています。
岡崎城西高校はトップチームをAチームとし、Bチーム以下の選手がAチーム入りを目指してトレーニングに励むことから、日々、激しいスタメン争いが生じ、選手たちのモチベーションを上げています。
愛知のサッカーの強豪高校ランキング 第6位
愛工大名電高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 名古屋市千種区若水3-2-12 |
選手権成績 | 出場1回 |
インターハイ成績 | 出場なし |
主なOB | 北川侑太 |
愛工大名電高校サッカー部は、2019年の全国高校サッカー選手権愛知県予選を制し、念願の初出場を果たした新興勢力です。愛工大名電高校サッカー部の特徴は、ハイプレスからの猛攻にあります。
全選手が激しく高い位置からハイプレスを仕掛けるため、求められる運動量は凄まく、普段のトレーニングから他校に負けない練習量をこなしています。
全選手が激しく高い位置からハイプレスを仕掛けるため、求められる運動量は凄まく、普段のトレーニングから他校に負けない練習量をこなしています。
愛工大名電のハイプレス戦術
愛工大名電のハイプレス戦術は2018年の夏から取り入れ、圧巻の運動量で高い位置から相手にプレッシャーを与え、ミスを誘いながらビルドアップを断ち切ります。
ボールを奪うと縦に素早く展開し、相手の守備陣形が整う前に攻撃を仕掛け、ゴールを奪いに行く戦術です。相手選手に走り負けないハイプレス戦術は名電スタイルとなり、愛知県の高校サッカーに新たな歴史を刻みました。
ボールを奪うと縦に素早く展開し、相手の守備陣形が整う前に攻撃を仕掛け、ゴールを奪いに行く戦術です。相手選手に走り負けないハイプレス戦術は名電スタイルとなり、愛知県の高校サッカーに新たな歴史を刻みました。
愛知のサッカーの強豪高校ランキング 第5位
刈谷高校
国公私立 | 公立 |
所在地 | 愛知県刈谷市寿町5-101 |
選手権成績 | 出場19回(準優勝2回) |
インターハイ成績 | 出場9回(準優勝1回) |
主なOB | 太田圭祐/高橋英辰 |
名門の刈谷高校サッカー部は、選手権に最多の19回の出場を誇る強豪高校です。全盛期は1960年代までと言われる古豪ですが、愛知県大会では近年もベスト4以上に名を連ねています。
創部当時、練習試合で敵味方を区別するために赤いタスキを使用したのをそのまま採用した、白地に真赤なタスキが描かれているユニフォームは伝統となり、愛知県では刈谷高校伝統の赤ダスキと呼ばれています。
創部当時、練習試合で敵味方を区別するために赤いタスキを使用したのをそのまま採用した、白地に真赤なタスキが描かれているユニフォームは伝統となり、愛知県では刈谷高校伝統の赤ダスキと呼ばれています。
自主性を重んじる
刈谷高校サッカー部の特徴は、公立高校のため、私立のようなフィジカルや身体能力がないぶん、ターンの素早さやボディバランスの良さなど、敏捷性の良さにあります。
そして基本的にOFFの設定や練習メニューは選手たちの自主性を重んじて、選手たちだけで決めており、やらされるのではなく、自ら進んでやることで効率的なトレーニングを実現しているそうです。
そして基本的にOFFの設定や練習メニューは選手たちの自主性を重んじて、選手たちだけで決めており、やらされるのではなく、自ら進んでやることで効率的なトレーニングを実現しているそうです。
愛知のサッカーの強豪高校ランキング 第4位
名経大高蔵高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 愛知県名古屋市瑞穂区高田町3-28-1 |
選手権成績 | 出場なし |
インターハイ成績 | 出場2回 |
主なOB | なし |
名経大高蔵高校サッカー部は、選手権の出場経験はありませんが、インターハイに2回の出場実績を持つ強豪高校です。選手権愛知県予選は2016年から3年連続でベスト4入りを果たしています。
名経大高蔵高校サッカー部の特徴は、密集地帯でもどんどんドリブルで仕掛けたり、ショートパスをつなぐ点にあります。個人技を重視したこのスタイルは、多くのサッカーファンを楽しませるスタイルとなっています。
名経大高蔵高校サッカー部の特徴は、密集地帯でもどんどんドリブルで仕掛けたり、ショートパスをつなぐ点にあります。個人技を重視したこのスタイルは、多くのサッカーファンを楽しませるスタイルとなっています。
愛知の技巧派集団
高校サッカーの王道ともいえる堅守からのカウンターやポゼッションサッカーとはまた一味違ったサッカーを展開する名経大高蔵高校サッカー部は、愛知の技巧派集団と呼ばれるようになります。
最もシンプルである細かいパスをつなぐサッカーに面白さを感じたテクニックを持った選手が集まるようになり、化学反応を起こしてさらに進化したサッカーになっています。
最もシンプルである細かいパスをつなぐサッカーに面白さを感じたテクニックを持った選手が集まるようになり、化学反応を起こしてさらに進化したサッカーになっています。
愛知のサッカーの強豪高校ランキング 第3位
東海学園高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 愛知県名古屋市天白区中平2丁目901番地 |
選手権成績 | 出場3回 |
インターハイ成績 | 出場5回 |
主なOB | 菅原由勢/佐藤和樹/小島亨介/北野晴矢/神谷兄弟//他 |
東海学園高校男子サッカー部は、選手権に3回、インターハイに5回の出場を誇る強豪高校です。東海学園高校男子サッカー部が強い理由は、恵まれた練習環境と、鶴田道弘監督の存在にあります。
東海学園大学サッカー部には、東海学園高校サッカー部のOBが多く所属しており、普段から高校と大学の合同トレーニングを行っており、さらにトレーニングやグラウンド施設も東海学園大学と共有しています。
東海学園大学サッカー部には、東海学園高校サッカー部のOBが多く所属しており、普段から高校と大学の合同トレーニングを行っており、さらにトレーニングやグラウンド施設も東海学園大学と共有しています。
鶴田道弘監督
鶴田道弘監督は、名古屋グランパス、ヴィッセル神戸でプレーした元Jリーガーで、名古屋グランパスの下部組織やヴァンフォーレ甲府のコーチを経て、2001年より当時無名の東海学園高校サッカー部監督に就任。
就任当初こそインターハイ予選などで大敗を喫しますが、その後自ら選手を集め、就任4年目の2004年度全国高校サッカー選手権愛知県予選を制し、全国大会初出場を果たします。
就任当初こそインターハイ予選などで大敗を喫しますが、その後自ら選手を集め、就任4年目の2004年度全国高校サッカー選手権愛知県予選を制し、全国大会初出場を果たします。
愛知のサッカーの強豪高校ランキング 第2位
東邦高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 愛知県名古屋市名東区平和が丘3丁目11番地 |
選手権成績 | 出場6回 |
インターハイ成績 | 出場8回(4強1回) |
主なOB | 水野泰輔/金弘淵 |
名門の東邦高校は野球が強いことで知られていますが、サッカー部も強豪高校で有名です。2010年以降の全国高校サッカー選手権では3度愛知県を制しており、中京大中京高校と共に愛知県の2強の一角を占めています。
特徴は愛知トップクラスの攻撃力にあり、セットプレーやアイデアのあるパスなど、攻撃のバリエーションが豊富で、前線からプレスを仕掛け、ボールを奪えばショートカウンターで相手ゴールを脅かします。
特徴は愛知トップクラスの攻撃力にあり、セットプレーやアイデアのあるパスなど、攻撃のバリエーションが豊富で、前線からプレスを仕掛け、ボールを奪えばショートカウンターで相手ゴールを脅かします。
一気に愛知最強の座を奪う
いよいよ愛知県最強の座を射程圏にした東邦高校に強い味方がやってきました。名古屋グランパスのコーチやスカウトを経験し、中京大中京を2010年まで率いて選手権で5度愛知を制した道家元監督です。
東邦高校は元ライバル高校の道家元監督を統括責任者に招き、高校日本一とワールドカップ日本代表選手の育成を目標に、新なプロジェクトを計画しています。
東邦高校は元ライバル高校の道家元監督を統括責任者に招き、高校日本一とワールドカップ日本代表選手の育成を目標に、新なプロジェクトを計画しています。
愛知のサッカーの強豪高校ランキング 第1位
中京大中京
国公私立 | 私立 |
所在地 | 名古屋市昭和区川名山町122 |
選手権成績 | 出場16回 |
インターハイ成績 | 出場20回(準優勝1回) |
主なOB | 宮市亮/大岩一貴/伊藤翔/他多数 |
野球が強いイメージがある中京大中京高校サッカー部は、選手権に16回、インターハイに20回の出場を誇る名門中の名門高校で、主なOBにはアーセナルにも所属した経験がある宮市亮が有名です。
中京大中京高校サッカー部の強さの理由は、元Jリーガーで同校OBの岡山哲哉監督の存在があげられます。2011年に監督に就任して以降、全国高校サッカー選手権愛知県予選を4度制覇している名将です。
中京大中京高校サッカー部の強さの理由は、元Jリーガーで同校OBの岡山哲哉監督の存在があげられます。2011年に監督に就任して以降、全国高校サッカー選手権愛知県予選を4度制覇している名将です。
岡山哲哉監督
中京高校卒業後に名古屋グランパスに入団、ベンゲル監督の元、チームの精神的柱として活躍し、ミスター・グランパスの異名を持ちました。
最終ラインやボランチを起点に、技術力の高いポゼッションサッカーを展開し、派手さはありませんが、玄人受けするインテリジェンスなサッカーが持ち味です。
最終ラインやボランチを起点に、技術力の高いポゼッションサッカーを展開し、派手さはありませんが、玄人受けするインテリジェンスなサッカーが持ち味です。
愛知のサッカーの強豪高校のまとめ
愛知県の強豪と呼ばれる中京大中京高校、東邦高校、東海学園高校には指導者としてJリーグの名古屋グランパスOBが関わっているという共通点があります。
愛知県の高校サッカーのレベル向上のため、地域として積極的に取り組んでいることがわかります。地元JリーグのOBがこれだけ高校サッカーに関わる現象は他県にはあまり見られない現象で、愛知県らしい一面です。
愛知県の高校サッカーのレベル向上のため、地域として積極的に取り組んでいることがわかります。地元JリーグのOBがこれだけ高校サッカーに関わる現象は他県にはあまり見られない現象で、愛知県らしい一面です。
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