【奈良県】サッカーの強豪高校ランキング5校を紹介
奈良県の高校サッカー事情は、公立の一条高校と五條高校、私立の奈良育英高校の強豪3校の争いを中心に、香芝高校、郡山高校が追う展開になっています。奈良県は公立高校が強く、上位の高校のどこが全国大会に出るのかわからない、いわゆるサッカーの戦国の県とされています。
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公式ライター Activel_director
奈良のサッカー強豪高校ランキング 第5位
郡山高校
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 奈良県大和郡山市城内町1-26 | ||
選手権成績 | 出場1回 | ||
インターハイ成績 | 出場なし | ||
主なOB | なし |
2015年のインターハイ予選でも準優勝に輝いていますが、2014年以降、全国大会への出場経験はありません。
県内でも有数の進学校で知られているため、部活よりも学業を最優先にしているため、他の強豪校に比べて練習時間は短く、決して練習環境も恵まれているとは言えません。
しかし、長い練習時間ではなく、練習の質を求め、上位進出を目指しています。
奈良のサッカー強豪高校ランキング 第4位
香芝高校
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 奈良県香芝真美ヶ丘5-1-53 | ||
選手権成績 | 出場3回 | ||
インターハイ成績 | 出場なし | ||
主なOB | なし |
香芝高校サッカー部は、一条高校と奈良育英高校の2強の時代に、2010年に奈良県を制して初めてこの2強に風穴をあけた高校として話題となりました。
香芝高校の強さの裏には2004年に就任した米原勝監督の存在があります。米原監督は、守りを重視したカウンター攻撃をコンセプトにした戦術で、強豪高校に対抗できるチームへと成長させました。
現在では、公立高校にもかかわらず、県大会では常にベスト8以上に名を連ねる奈良県の強豪高校として知られています。
守備を重視し、カウンター攻撃を仕掛ける戦術を得意とし、県内でも有数の強豪高校に導きました。
マイクロバスを購入し、自ら選手を乗せて遠征先へ向かい、全国大会での勝利を実現するために強豪高校とのトレーニングマッチを繰り返しました。努力がやがて選手の自信へとつながり、トップレベルのチームへと成長を遂げました。
奈良のサッカー強豪高校ランキング 第3位
奈良育英高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 奈良県奈良市法蓮町1000番地 | ||
選手権成績 | 出場13回(4強1回) | ||
インターハイ成績 | 出場19回(8強1回) | ||
主なOB | 小川圭佑/奥田達朗/河原正治/北本久仁衛/佐藤悠希/楢崎正剛/柳本啓成/他多数 |
主なOBには、日本代表のゴールキーパーとして活躍した楢崎正剛がいます。
奈良育英高校サッカー部の特徴は、堅守速攻で、堅い守備を徹底し、ボールを奪ったら縦に速いカウンターを仕掛けるスタイルを確立しています。
2018年の選手権予選では決勝で宿敵の一条高校と対戦しますが、0-1で惜敗、翌2019年の選手権予選ではベスト8で敗れて、全国への道は閉ざされています。
しかし奈良県大会では常に優勝候補の呼び声高い存在にっている強豪高校です。
奈良のサッカー強豪高校ランキング 第2位
五條高校
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 奈良県五條市岡町1428 | ||
選手権成績 | 出場1回 | ||
インターハイ成績 | 出場3回 | ||
主なOB | なし |
五條高校サッカー部の特徴は、ドリブルを中心の個人技を重視するスタイルで、吉岡一也監督がドリブルサッカーを推奨しています。
ドリブル中心のサッカーで大会に挑むもサッカー人口の少ない町のため苦戦を強いられてきましたが、人工芝グラウンドに変わったことや、吉岡監督の噂を聞きつけて有望な選手も増えてきました。
2019年のインターハイ予選、選手権予選で優勝を果たし、今では一条高校と全国を争う高校まで成長を遂げました。
全国大会の常連である滋賀県の野洲高校、京都の久御山高校のドリブルサッカーの礎を築いた、元ディアブロッサ高田FCU-15監督の故・中瀬古宣夫氏の下でサッカーを学びました。
以前に赴任していた上牧高校では、パス禁止のドリブル中心のチームを作り、全国大会に3回導いた名将で、サッカー界ではドリブルの仙人との異名を持ちます。
奈良のサッカー強豪高校ランキング 第1位
一条高校
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 奈良県奈良市法華寺町1351 | ||
選手権成績 | 出場9回 | ||
インターハイ成績 | 出場8回 | ||
主なOB | 中原浩介/己浪学 |
一条高校が公立高校にもかかわらず強い理由は、日々の練習の他にオランダに遠征をおこない、トレーニングマッチや現地コーチによる指導、スタジアム見学や代表戦の観戦など本場ヨーロッパのサッカーを学ぶ点にあります。
監督やコーチの指導・トレーナーのサポート体制も万全です。巧みに守り、果敢に攻めよというスローガンのもと、日々トレーニングに励んでいます。
奈良のサッカー強豪高校ランキング まとめ
しかし奈良県の名門、一条高校のようにヨーロッパ遠征をしたり、五條高校のように人工芝グラウンドを備えてドリブルサッカーを追求するなど、独自のカラーを打ち出して強さを発揮しています。
一条高校や五條高校は、公立高校でも戦えるチーム作りのモデルともされる貴重な存在といえます。
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