マシューズフェイントのやり方を徹底解説!ゼロから学ぼう
サッカーには数々のフェイントが存在します。 その中でも多くの選手が使っているフェイントの1つにマシューズフェイントがあります。 マシューズフェイントは、やり方も様々ですが、基本的には複雑な足元の技術ではなく、体重移動を使ったフェイントです。
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公式ライター Activel_director
マシューズフェイントとは?
マシューズフェイントは、簡単に見えますが、タイミングの取り方一つで相手を抜きに行きますから、ボールと体が一体となって動くことができるように練習していくことが重要になります。
スタンリー・マシューズの生み出したフェイント
ディフェンスを抜くためには、自分のリズムだけでフェイントをしていても意味がありません。相手との駆け引きの中で、重心をずらすためにフェイントを仕掛けたり、釣り出したりする必要があります。対人プレーを行うことで沢山のシチュエーションを体験することが重要です。
マシューズフェイントの特徴は、相手のタイミングをずらすことができるところです。自分のリズムでドリブルを仕掛けても、相手の守備のタイミングを狂わすことができますので、ディフェンスを抜きやすくなります。
細かなボールタッチで相手を抜くフェイント
ディ・マリアのマシューズフェイント
全くボールを触っていない状態で行うのではなく、右に行きたいのであれば、右のインサイドで少し内側にボールを運びます。その後、右のアウトサイドで瞬間的に方向を変えるので、細かなボールタッチが重要です。細かくボールを動かすことで、相手ディフェンスは、足を出してボールを取ろうとします。その瞬間を狙って逆を突くのがマシューズフェイントです。
マシューズフェイントのやり方
そこで、マシューズフェイントは、行きたい方向の逆へ小さくステップを踏み、ボールを転がしてから一気に方向転換することで相手を振り切る方法です。相手を振り切るには、素早い方向転換と体の動き出しが重要になります。
マシューズフェイントのやり方①片足のインからアウトにボールを運ぶ
サッカー少年「とも」マシューズフェイント
右足で行うならば、インサイドで軽くボールを左へ転がします。そのタッチの時のポイントは、軽くジャンプすることで次の動き出しを早くしてフェイントに変化を付けることです。1つずつの動きがゆっくりとしていては、せっかくフェイントをかけても相手がついてきてしまいます。
マシューズフェイントのやり方②リズム良くボールを運ぶ
マシューズフェイントは、ボールを足で動かすのではなく、ジャンプすることで動作の無駄をなくして効率よく動きに変化を付けることになります。1つの動きで方向を変えるようにすることで、ディフェンスが対応しにくいようにするのがポイントです。
マシューズフェイントのやり方③体全体を使ってドリブルする
マシューズフェイントをやってみた
マシューズフェイントは、体全体をリズミカルに動かしながら相手に近づいて行き、目の前で小さくジャンプするようなステップで相手をかわします。このように体全体を上手く使うことが重要なドリブルです。
マシューズフェイントのタイミング
サッカーにおけるマシューズフェイントは、左に行くと思わせた瞬間に右に抜いたり、逆の動きをすることになります。それを片足で行いますので、ステップはジャンプの形で行うことがやり易いです。そこで、スピードに乗ったまま相手ディフェンスに近づいて行って、相手の足が揃ったところでフェイントを仕掛けることがポイントになります。
効果的なタイミング①スピードに乗ったまま仕掛ける
フェイントは、相手と自分の位置を考えて、ボールを動かしたり、体を動かすことが成功させるために重要なことです。相手との位置関係が遠すぎると、フェイントの効果が出ませんし、近すぎるとフェイントを仕掛けても位置が近すぎると抜き切れずに止められてしまいます。相手との位置を考えながらスピードに乗って仕掛けることが重要です。
効果的なタイミング②相手の重心が前になった時に仕掛ける
マシューズフェイント
マシューズフェイントは、素早く体とボールを左右に振りますので、ディフェンスが前傾になると瞬間的に足を動かしますので、一層足が揃いやすく効果的です。相手の姿勢を見て、前傾になっていると判断したら一気に仕掛けることもチャンスを広げるポイントになります。
マシューズフェイントのコツ
コツをしっかりと理解して、動きの練習をしていくことでフェイントを使うことが可能です。動き方のコツさえ知れば、相手との駆け引き次第でマシューズフェイントを自在に使うことができます。サッカーのフェイントは難しいのではなく、コツがわからないのでボールが足元で扱いにくくなってしまうのです。
フェイントのコツ①足首を柔らかく使うこと
足首に力が入りすぎていると、インサイドで中に押し出したボールを急に外側に動かすことが難しいです。足首の動きで方向転換をするためには、ボールに触れる瞬間に足首の力を上手く抜くことで、柔らかいタッチを実現させて、ボールの軌道を簡単に変えることができます。
フェイントのコツ②急にリズムを変える動き
そこで、動きの変化を付ける時に、スピードに変化を出してフェイントに大きな変化をつけることです。そのための動き方のコツは、ボールをインサイドからアウトサイドに動かすときに、体全体を使ってスキップを踏むようなリズムでボールタッチをすることが大切になります。
フェイントのコツ③ボールと足を一緒に動かす
そのために、スキップのリズムでボールタッチを行ってボールと体の一体感を作ることが重要です。ボールが足元から離れずにスキップするリズムで動くことができれば、自然と効果的なマシューズフェイントができるようになります。
マシューズフェイントの練習方法
何度も練習を繰り返して、足が自然と動くようにしなければいけません。それから実践的にディフェンスとの間合いの取り方を学ぶことです。マシューズフェイントもこういった基本的な事を繰り返すことで、足にボールが付くようになりフェイントとして使うことができるようになります。
練習方法①ボールタッチの練習
【スキルアップクラス】③ マシューズフェイント
足元の技術を高めながら、体全体でバランスを取るような意識を持つことで、足元のボールタッチを安定させてフェイントの動きも大きく見せることができます。まずは、ゆっくりとしたスピードでボールタッチの練習から始めることが大切です。
練習方法②障害物をかわす練習
そのためには、相手ディフェンスとの距離感が重要になります。相手に近づきすぎてからフェイントをかけてもディフェンスに当たってしまったり、足を出されて簡単にボールを取られるからです。もちろん、遠すぎても相手をかわすことができず、簡単についてこられてしまいます。この距離感を覚えるための方法が障害物を置いてフェイントをかける練習です。
練習方法③対人プレーでタイミングを掴む
フェイントを仕掛けるタイミングが近いと仕掛ける前にボールを取られる可能性がありますし、遠すぎるとフェイントにかからないので効果をなしません。相手との駆け引きを覚えるためには、対人プレーを行うことが大切です。
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