フットサルのコートサイズとは?気になるゴールの大きさとは?
フットサルのコートは国際試合のコートサイズ規定があり、それは日本に存在している多くのフットサルコートのサイズとは異なりがあります。また、フットサルのゴールのサイズについてもサッカーとの比較などを通じてよりイメージしやすいように紹介します。
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公式ライター nosedori
フットサルのコートサイズ
国際試合のフットサルコートのサイズ規定
縦幅 | 38m~42m |
横幅 | 18m~22m |
センターサークル | 半径3m |
ペナルティエリア | 半径6m |
コーナーアーク | 半径25cm |
ペナルティマーク | エンドラインから10m |
交代ゾーン | 5m |
規定では縦幅が38mから42mに設定されており、横幅は18mから22mと会場の大きさなどに応じて各々4mの範囲内での調整が可能です。また、交代ゾーンはセンターラインから5m離れた位置に5mの幅で設置される規定になっています。センターサークルは半径3m、ペナルティエリアはゴールの中心から半径6mで設置されており、ペナルティスポットはゴール中央から10m離れた位置に設置されます。
日本に多いフットサルコートのサイズ
しかし、そのピッチサイズは国際基準を満たしていないものが多く、日本の基準では縦幅が最少25m〜最大42m、横幅は最少15m〜最大25mと基準と大きく異なっています。
フットサルにおいては、ピッチサイズの1mの違いは試合の戦術や流れを変えてしまうほど影響を及ぼすため、このように日本全国でピッチサイズが国際基準に適応していないというのは、日本のフットサルレベルの向上の妨げになってしまっています。
ラインの幅
このライン幅大切で、その幅が短いと、ボールがラインを割っているかどうかのジャッジが難しくなってしまったり、少しの違いでコートサイズが大きく感じてしまうということも生じます。
フットサル用ゴールのサイズ
ゴール大きさの規定
その寸法の規定は、ポストの幅が8cm、ポスト間の内側の幅は3m、高さは2mで奥行き上部は80cm、下部は100cm以上と細かく設定されています。またポストのタイプは四角形型のものが一般的です。
このように細かく寸法が設定されていますが、これ以上でも以下でも得点が入りやすくなってしまったり、逆に入りづらくなるなど、フットサルのフィールドの大きさと競技の特性にちょうど良いサイズになっています。
フットサル以外のゴールサイズの比較
サッカーの場合、サイズは横幅7.32m、縦幅2.44mと明らかに大きさに違いがあり、少年用サッカーゴールでもその広さは横幅5m、高さ2.1mとフットサルよりも広い設定になっています。
競技の特性の違いはあるものの、フットサルの小さいゴールに得点を決めることは簡単ではなく、サッカーの場合はシュートチャンス自体が少ないためゴール数は減りますが、フットサルの場合、シュートチャンスは多くなりますが、ゴールが小さいため簡単には決まりません。
シュートチャンスの数とゴールの関係を考慮してもサッカーよりもよりゴールを決める難易度は高いということができます。
フットサルとハンドボールのコートサイズの違いは?
コート(ピッチ)幅の違い
実際にフットサルコートは縦38~42m、横18~22mに対して、ハンドボールコートは縦40m、横20mと面積的にもフィールドのサイズ的にもそれほど大きな違いはありません。それゆえ屋内外でもハンドボールのコートを使ってフットサルをプレーするということは十分に可能です。
ゴールの大きさの違い
フットサルの場合、寸法は横3m、縦2m、ポストの幅は8cmと規定されています。一方ハンドボールはというと全く同じサイズの規定になっており、ゴールの面積、サイズともにフットサルとハンドボールは同じということとができます。
コート、ゴールのサイズはフットサルとハンドボールとでは少し異なるとよく認識されがちではありますが、ほぼ同じコート、ゴールサイズであるためハンドボールコートでフットサルをプレーしても何の遜色もなく行うことができます。ただし、ペナルティエリアなどの規定が違うため、公式戦以外の場面でという限定付きではあります。
フットサルのコートサイズまとめ
フットサルは即興的な判断やテクニックに注目されがちではありますが、緻密な戦術により構成されているスポーツです。その戦術パターンはコートのサイズが変われば使えないものも多くなり、それゆえにフットサルにおいてコートのサイズ、またゴールのサイズというのは非常に大切です。
競技スポーツとして行わない上では問題はありませんが、日本のフットサルレベルを今後上げていくためには、より国際基準に則ったフットサルコートで試合を行うということが求められています。
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