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フットサルの練習方法8選!上手くなりたい初心者の上達ガイド

フットサルの練習方法8選!上手くなりたい初心者の上達ガイド

サッカーやフットサルの経験が全く無い初心者でも、フットサルが上達するための練習方法を紹介。一人でも練習できるようなボールタッチの練習から、チームで行うオフェンス・ディフェンス練習まで、初心者のための幅広い種類の練習方法を紹介します。

2021.12.16 フットサル

フットサル初心者の上達練習方法①

ボールタッチ

フットサルが上手くなるための基礎トレーニング方法として、よくリフティング練習が最初に挙げられます。しかし、フットサルを始めたばかりの初心者にはボールをほとんど蹴ったことがないという方もいるでしょう。

そのような方がリフティング練習から始めると、全く続けることができません。
そのため、最初からリフティング練習を行うのはちょっとハードルが高いといえます。

このような全くのフットサル初心者の方は誰でも今すぐにできるという基礎練習メニューに取り組むべきです。したがって、まずボールを足で扱うことに慣れるためのボールタッチのトレーニングから始めることをおすすめします。

ボールの連続タッチ練習

【基礎】家で出来るボールタッチ練習メニュー① INDOOR BALL CONTROL DRILLS Vol.1 | FOOTBALL/SOCCER

この練習は、フットサルのボールタッチが上手くなるための基礎練習です。この練習のやり方は、ただひたすら足でボールに触れるだけというシンプルなものです。

なるべく数多く両足でボールに触れることで、フットサルのボールタッチの技術が向上し、初心者でもボールを足で扱うことに自然と慣れていきます。

この練習は、一人でどこでも行えるというメリットがありますので、近所の公園や練習グランド等のどこにでもボールを持っていくようにしましょう。また、家の中でも行えますので、例えばテレビを見ながらでもトレーニングすることができます。

フットサル初心者の上達練習方法②

インサイド・アウトサイドキック

【サッカー基礎】19 けりかた インサイドキック 解説あり

インサイドキックは足の内側であるインサイドで蹴る蹴り方で、サッカーにおいて一番正確なシュート・パスができる蹴り方とされています。フットサルにおいてもパスやシュート、トラップというプレー全般に使用するとても重要なキックです。

これに対して、足の外側で蹴るアウトサイドキックは、フットサルではフェイントや方向転換等のテクニックに多く使用されます。フットサルでアウトサイドキックを方向転換やフェイントのテクニックに使用する時は、蹴るというよりも乗せる・引っ掛けるという感覚に近い蹴り方となります。

壁打ちの練習方法

壁打ちⅡ(Rebound Passing)

壁打ち練習は、前述のようなフットサルのキックの基礎技術を上達させるために一人で行うことのできるトレーニング方法です。壁打ち練習のやり方としては、その名の通り壁に向かってボールを蹴り、跳ね返ってきたボールを止めるというシンプルなものですが、1回ごとのボールを蹴る・止めるということを正確に行うように意識すれば、フットサルのキック・トラップの技術の両方を向上させることができます。慣れてきたら、壁に目印などを作り、正確にその目印に当てられるようにトレーニングしましょう。

フットサル初心者の上達練習方法③

パス

徹底解説: 正確なパスの蹴り方 How to kick a percise pass

フットサルはサッカーよりもコートが狭いので、スペースが少ないことから、サッカーよりもドリブル突破が難しくなっています。そのため、自然とパスをつなぐことが多くなりますが、フットサルではスペースが少ないため、正確なパスを出さないとすぐにパスカットされてしまいます。
そのため、初心者のフットサル上達のためには自分の思ったところにパスが出せるという、足技の基礎技術の上達が不可欠です。このパスの基礎となるキックは、前述にもあるインサイドキックです。一番正確なパスが出せるキックで一番多く使うキックですので、フットサル初心者は思い通りに蹴れるようになるまでひたすらトレーニングしましょう。
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パスの練習方法

フットサル基本テクニック講座パス基礎編 【ビエボ】 | サッカー・フットサル

フットサルのパス練習は2人で行い、5mぐらい離れて向かい合います。片方の人がボールを止めて蹴ってパスを出し、もう片方の人がそのパスを足の裏できちんとトラップします。トラップしたら、また相手にパスを出すということを繰り返します。
この時、正確なパスの練習のため、相手が動かなくてもトラップできるように、パスを相手の足元に出すようにします。そして、慣れてきたらパスのスピードを上げるようにし、左右どちらの足でも正確にパスを出せるようにしましょう。これにも慣れたら、今度は距離を10mに延ばしてパス練習するようにします。

フットサル初心者の上達練習方法④

トラップ

フットサル初心者のためのトラップ解説!

サッカー・フットサルのどちらにおいても、この範囲にボールを保持していればボールを奪われにくい「自分のエリア」というものがあります。そのエリアは、サッカーでは両手を広げた範囲とされていますが、フットサルでは肩幅くらいという非常に狭いエリアだといわれています。そのため、正確なトラップによってボールを確実に足元に保持する必要があります。
このように、フットサルでは足元に確実にトラップすることが大切であることから、足の裏でトラップする技術はとても重要となります。足の裏でのトラップは片足でバランスを取る必要があるため、フットサル初心者には最初は難しいかもしれませんが、トレーニングして慣れていくようにしましょう。

トラップの練習方法

『サッカー選手のための、フットサル練習法』 トラップ(パス)練習編

トラップの練習では、まず、パス練習と同様に2人1組で5mぐらい離れて向かい合います。その状態で相手にパスを出してもらい、そのボールを足の裏でトラップします。トラップ練習は、パス練習と同時に行うと効率的です。
これに慣れてきたら、次は間隔を10mぐらいまで離します。そして、相手にパスを出してもらい、最初の位置からパスに向かって走っていって足の裏でトラップしましょう。静止している時と違い、動いている状態での足の裏でのトラップは初心者にはなかなか難しいです。最初は、ゆっくりと歩くくらいのスピードのトラップから徐々に慣れていくようにしましょう。

フットサル初心者の上達練習方法⑤

足裏を使ったドリブル

【練習動画】足裏を上手に使えるようになろう☆

フットサルでは、サッカーと同様にドリブルの技術が重要です。しかし、サッカーよりスペースが少ないため、より自分の身体近くにボールを置いてドリブルする必要があります。そのため、前述のトラップで使用した足の裏を使ったドリブルをするのがフットサルでは効果的です。
したがって、フットサル初心者はこの足の裏を使ったドリブルを上達させることが必要です。ただ、この足の裏を使ったドリブルはボディバランスが必要であり、フットサル初心者が基礎的なボディバランスが無いまま行うと転倒する危険もあります。最初は自分ができる範囲で行うようにしましょう。

足裏を使ったドリブルの練習方法

『サッカー選手のための、フットサル練習法』 ドリブル練習編

足裏を使ったドリブル練習として、まず、ボールを足裏で後に引きながら後ろ向きで走るような感じでドリブルするという練習があります。この練習では、左右の足でボールを交互に引きながら後に進みますが、始めは歩くぐらいのスピードで行い、慣れてきたら徐々にスピードを上げていきます。
次に、横歩きのようにして行う足裏を使ったドリブル練習です。この練習では、足裏でボールを横に転がしながらドリブルを行います。左右の足それぞれでバランス良く行うようにし、自分の効き足等の片側の足だけ得意になるということにないようにしましょう。この練習も慣れてきたら、ドリブルのスピードを上げてみるようにします。

フットサル初心者の上達練習方法⑥

リフティング

リフティングとは、ボールを地面に付けずに蹴り続けることであり、足の甲・太腿・頭・肩・腰など身体の様々な部分を使用します。このリフティングによって、ボールコントロール・ボールタッチの基礎技術の上達が見込め、ボールの飛距離の感覚等も把握することができます。また、ボディバランス・集中力アップの効果もあり、フットサル全体のプレーが上手くなることが期待できます。
ただ、サッカーやフットサルの基礎技術が無い初心者にとって、リフティングを続けることはなかなか難しいです。したがって、初心者の場合はボールを1・2バウンドさせてリフティングする所から始め、徐々に感覚を掴んで上達していくようにしましょう。

リフティングの練習方法

【岡統括コーチ】初心者向けのリフティング練習方法をご紹介☆

初心者のためのリフティング練習方法としては、まず、胸の高さにボールを持ち、そのまま下に落として1バウンドさせます。そして、そのボールを胸の高さに蹴り上げ、キャッチするということを繰り返します。これを両足でできるようにし、上手くなれば立った場所からほとんど動かずに続けることができるようになります。
上手くなってきたら1バウンドさせずにボールを蹴り上げ、胸の高さでキャッチします。1バウンドさせないと難易度が上がりますが、続けられるように頑張りましょう。
これも上手くなったら、キャッチせずに連続で蹴ってみましょう。左右の足で交互に蹴れればさらに良いですが、最初はなかなか上手くいきませんので、地道にトレーニングしましょう。

フットサル初心者の上達練習方法⑦

フットサルのオフェンス

outro_passoフットサル メンバー募集 on Instagram: “・ 絶賛メンバー募集中!! ・ ・ 人数が少ない中のトレーニングマッチ 次のリーグは夏場のレギュラーシーズンとなるため、フィジカル強度やインテンシティの高さが大切⚽️ 年齢層が高くてもチャレンジャーの姿勢で🔥 ・ ・ #フットサル #futsal #サッカー #アウトロパッソ…” (49917)

フットサルのオフェンスといっても各チームでの戦術の違いもあり、その種類は様々です。しかし、最も基礎的なオフェンスフォーメーションとして、前線の選手(ピヴォ)を起点としたものがあります。ピヴォはダイヤモンド型のフォーメーションを敷いたときに最前線に位置する、サッカーでいうとセンターフォワードのような働きをするポジションです。
フットサルの試合で攻撃に移った際、このピヴォに一度ボールを預け、そこから様々な攻撃を仕掛けていきます。つまり、サッカーでいうくさびの役割を果たすのです。初心者は、まずフットサルのオフェンスの基礎としてこのピヴォを使った攻撃をトレーニングしましょう。

オフェンスの練習方法

ピヴォ当て

ピヴォを使った攻撃として、最も基礎的とされているのがピヴォとのワン・ツーです。練習の方法としては、フォーメーショントレーニングにおいてボールを持ったサイドの選手がピヴォにパスを出し、パスと同時にゴール前に走ります。そして、ピヴォが走りこんだところにボールを落とし、シュートをするのですが、この時に逆サイドの選手も同時に走りこむようにします。これにより、ピヴォがどちらの選手へパスをするかという判断力を養うトレーニングにもなります。上手くなってスムーズにできるようになったら、ディフェンスを入れて練習するようにしましょう。
また、応用としてピヴォがサイドに流れて起点となり、ワン・ツーするというものもあります。オフェンス練習によって、ピヴォを起点とした攻撃のバリエーションを増やしていきましょう。

カウンターの練習方法

フットサル戦術・動き方実践動画「カウンター(ロング)」

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フットサルはコートが狭いため、サッカーよりもカウンターの重要性が増し、実際、カウンター攻撃が最も得点が入りやすいといわれています。そのため、カウンター攻撃が上手くなることが、初心者が勝つために重要だといえます。
そのカウンターの練習方法としては、まず、ペナルティエリアにオフェンスとディフェンスの選手が並びますが、ディフェンス側の選手は後ろ向きで並び「たった今、攻撃が終わった状態」を作ります。そしてスタートの合図でオフェンス側の選手が走り出します。ディフェンス側の選手は後ろ向きな分スタートが遅れますので、オフェンス側の選手はその間に差を広げ、パスを受けてシュートまで持ち込みます。一瞬の隙を突いて、いかにフリーでパスを受けられるかがポイントになります。

フットサル初心者の上達練習方法⑧

フットサルのディフェンス

加藤慎平 on Instagram: “県リーグ開幕1週間前‼︎ 今日は開幕戦の会場で練習でした。 . あと半歩、0.5、1秒の差を埋めるのはやはりモチベーションを上げてガムシャラに行うしかない‼︎ . #アヴァンツァーレ横浜#横浜…” (49920)

前述の通り、ピヴォを使った攻撃はフットサルの基礎であることから、もちろん相手チームが使ってくることも多くありますので、ピヴォを使った攻撃を防ぐためのディフェンス練習も必要となります。
ピヴォを使った攻撃を防ぐためには、まず、ピヴォにボールを入れさせないようにすることが重要です。ピヴォは基本的にゴール正面にポジション取りしていますので、ディフェンスは自陣の中心に向かって絞り込むようにし、ピヴォへのパスコースを狭めるようにしなければいけません。そのため、ディフェンスの選手は味方との距離をなるべく近くで保つようにし、守備陣形をいつでもコンパクトに保つように意識しましょう。

ディフェンス練習方法

[戦術:ピヴォ、ピヴォへの守備]フェルナンダウのプレーとその対処

前述のようにパスコースを無くすことを意識していても、相手がサイド攻撃をしてきたりした時などではパスコースの限定が甘くなり、ピヴォへパスが通ることは多くあります。その時のディフェンスとしては、ピヴォにシュートを打たせないために、ピヴォを振り向かせないことを第一に考えます。
したがって、ピヴォに対するディフェンス練習は、ピヴォがマークされる相手を背負った状態から始めます。ピヴォをマークするディフェンスの選手は、身体全体を使用してピヴォを振り向かせないようにブロックします。こうしてピヴォの動きを止めている間に、他のディフェンスの選手が取り囲んでボールを奪うようにします。他のディフェンスの選手はピヴォにパスを出させないように、パスコースを切りながら囲みましょう。

ゾーンディフェンスの練習方法

ゾーンディフェンスのポジショニング編 フットサル

フットサルのディフェンスに慣れて上手くなってきて、チーム内の連携も取れてくるとゾーンディフェンスを試してみたくなるかもしれません。そんな時のために、ゾーンディフェンスの基礎となるゾーンの感覚把握のための練習方法を紹介します。
まず、ハーフコートでディフェンス練習をする際に、コート内を仕切るラインを選手間に描きます。ダイヤモンド型のフォーメーションの場合はバツのライン、ボックス型の場合は十字のラインを描き、それぞれの選手が担当するディフェンスのゾーンを明確にするのです。この状態でディフェンス練習を実施し、マークの受け渡しやフォロー等の動きをスムーズに行えるようにします。このトレーニングはラインを描くだけで手軽に行えるため、ゲームトレーニング時に取り入れても良いでしょう。

フットサル初心者の上達練習方法まとめ

鈴鹿フットサルクラブ on Instagram: “火曜エンジョイ個サル⚽開催しました♪最後のドリンクチケットをかけての戦いは逆転の逆転!お疲れ様でした❗#鈴鹿#鈴鹿フット#フットサル#フットサル大会#個サル#早割#1週間前予約#500円OFFhttp://suzukafutsal.com” (49921)

ここまでフットサル初心者が上手くなるための練習方法を紹介してきました。ただ、フットサルにおいて効率よく、楽して上手くなるという方法はありません。したがって、トレーニングを地道に行い、基礎をきちんと固めていくということが結果的には早く上手くなることにつながるでしょう。
一方、チームでのトレーニングにおいてはオフェンスとディフェンスの練習を同時に行う等の工夫によって効率よく練習することができます。前述のピヴォを使った練習や、ゾーンディフェンスなどの練習は他の練習と組み合わせることが可能です。ただ、その際は練習メニューの目的を明確にし、チーム全員の意識を統一するようにしましょう。
初心者だけのチームでも、全員が同じ目標に向かってトレーニングするようにすれば効率よく上手くなれますので頑張りましょう。

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