ハンドボールのポストの役割や動き方とは?【ポジション理解編】
ハンドボールのポジションで最もフィジカルとパワーが必要とされるポストプレイヤー。今回はポストプレイヤーにとって必要な動き方や役割を徹底的に解説していきます。ハンドボールのポジションの中でも重要ですのでしっかりと理解を深めていきましょう。
Writer
公式ライター aaakm
ハンドボールのポストプレイヤーとは?
ポストプレイヤーとは?
ポストプレーなどを掛け合わせていくことで周りの選手の動き方が楽になったり、得点も取りやすくなります!
それだけハンドボールにおいてポストプレイヤーは影の立役者として重要なのです。
今回はハンドボールのポストプレイヤーにとってどのような動き方をすれば良いのかとお困りの方に徹底的に解説していきましょう!
ハンドボールのポストに必要なもの①
強靭なフィジカルとパワーが必要!
それに伴ってハンドボールで必要なフィジカルはポストプレイヤーにとって最も重宝とせれておりパワープレースタイルで相手を跳ね除ける必要があります。
想像して見てください。体ごつく体幹、筋力共に強靭なフィジカルを持つ選手と、体は細く、押したらすぐにこけてしまいそうな選手。
どちらかをポストポジションに決める時どっちの方がDFに圧力をかけられるかと考えると、身体がしっかりしたポストプレイヤーの方が断然いいわけです。
ですから、ハンドボールで筋力が一番あるプレイヤーポジションはポストでなければいけないと考えられます。
ハンドボールのポストに必要なもの②
テクニックも大切!
ハンドボールは心技体全部が必要とされていて、特にハンドボールではテクニックで魅せるプレーも数多くあります!
ただただパワーだけでディフェンスを払いのけようとすれば、
例えばハンドボールを持っていない時などにはディフェンスを押したとみなされ反則となる場合もあります。
そのようにならないためにも動き方として利点の効いたテクニックのある動き方で、相手のディフェンスの進行方向をブロックしてシュートの道を開けたり、わずかに開いたスペースへ移動してシュートを狙いに行きましょう!
ハンドボールのポストの役割①
スペースを作る
ボールを持たない状況で動き、ボールがある方向とは反対に動いて上のプレイヤーとあわせたりと、周りの動きを良く見てパスやポジション取りをし、味方のチャンスを広げるなどの戦術理解や状況判断に優れている必要があります。
ポストプレイヤーは攻撃が詰まった時の救世主としても活躍するポジションです。
ハンドボールのポストの役割②
ポストプレイヤーのプレースタイル
ハンドボール ポストプレー
ハンドボールでの試合展開の基本としてはバックプレーヤーがハンドボール持って動くと、相手ディフェンスも動くので、もしその動きと同時に一緒にポストが動いてしまったら、攻撃を助ける以前にオフェンスの邪魔をしてしまいます。
それを塞ぐための方法としては、バックプレーヤーが右に動けば、ポストはその反対、逆の左に動くなどして、相手のオフェンスのマークを混乱させ、バックプレーヤーの攻めるスペースを作る位置取りが大切です。
ハンドボールのポストの役割③
ブロックプレーを駆使しよう!
ハンドボール DFにブロックしてスペースを作りシュート
ブロックのタイミングを意識して見ましょう。
これをすることによりマークミスを誘ったり、相手の動きを遅らせたり、動ける範囲を制限するスクリーンプレーで、味方を生かすプレーをすることが出来るようになります。
さらに、相手デイフェンスの前に立って味方のロングシュートに対して詰めさせないようプレッシャーを与えるのが縦ブロック。
ディフェンスの横に位置取りしてバックプレーヤーが切り込むスペースをしっかり確保するのが横ブロックとバックプレイヤーとの連携で得点を切り開く鮮やかなハンドボールスタイルを目指してみましょう。
ブロックプレーはポストにとっては攻撃をアシストするための重要な役割です。
ハンドボールのポストの役割④
パスの中継をすることでゴールを切り開く
それを防ぐための役割として 、中間ポストと言われる6mライン際から9mに浮いてバックプレイヤーとのパスを中継する動きです。
例えば、右バックの近辺で中間ポストをしたら、それと合わせて左サイドがライン際を切ってハンドボールをパスして攻撃の起点にするなど、他のコートプレイヤーと逆側を動く為のきっかけとして使われることが多いです。
しかし、中間ポストから浮くだけでは相手に何のプレシャーを与えられなくなるので、しっかり周りを見て相手が油断しているようなら、時には不意打ちにパスフェイントからのミドルシュートを振り向きざまに狙ってみるのも戦略の一つです。
また、全てのバックプレイヤーの動きを合わせようとしないで、練習で味方との2対2の対局で最後の形を予測してブロックをかけると、動きに無駄がなくパスやシュートが打てるでしょう。
ポストプレイヤーのおすすめ練習方法
①2対2の練習
ハンドボール ポストあり2対2の成立
世界最高クラスの欧州ハンドボールこの動画を参考にしてみることでハンドボールも確実に上達するでしょう。
練習の形としてはオフェンスはバアックプレイヤーとポストのみで両隣にパス係、デフェンスは二人でマークをとります。
攻め方としては、オフェンスはサインで、ポストの初めの動きをスライドなのかブロックなのかを決めていると試合に近く実践的な動きができます。
スライドやブロック、中間ポストパスによってどのような攻め方が一番攻めやすいのか考えてプレーをするとポストプレーは格段に上達します。
2対2のポストの動きのコツは、自分の動きに明確性を持つことと、ディフェンスに簡単に押し負けないように膝を曲げしっかり構えておくことです。
さらにこの練習はポストだけの練習だけでなく、ポストと連携を磨いていくバックプレイヤーの練習、ハリバックをしっかりするためのディフェンスの練習にもなるのでハンドボールの攻め方も形良く攻めることができるでしょう!
日々の練習に必ずこの2対2の練習はしておくことをおすすめします。
②シュート練習
ポストシュート ハンドボール
ハンドボールのポストシュートはとても迫力のあるシーンですよね!
なぜこう言い切れるのかと言いますとポストシュートは、唯一ゴールを背に向けた状態からパスをもらってシュートを打つからです。
動き方としては利き腕が右なら反時計回りにターンしてシュートすることが多いですがこれではセオリー通りになって相手に動きを読まれてしまいやすいので、反対側の
ターンが出来るようにしてどちらをターンするのか絞らせないようにしておくと良いですね。
また上級者向けですがターンで反時計回りに逆回転する時は、軸足とある右足の親指の付け根を軸にしてジャンプして、一気にターンしながら空中で打ってみることも一つの手です。
ハンドボールのポスト役割や重要性のまとめ
ハンドボールのスーパープレー集
そしてオフェンスがスムーズにハンドボールを攻めやすくするため中間ポストパスや攻撃のレパートリーを広げていきましょう。ハンドボールは複雑なスポーツですが理解をすればする分だけ強くなって行きますので奥も深いスポーツです。
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