ハンドボール投げのコツとは?遠く飛ばすために必要なこと【体力測定】
体力測定の1種であるハンドボール投げでいい結果を出すためには、幾つかのコツが必要です。正しいフォームや体の使い方などを知ることで、平均を大きく上回る高得点が期待できます。ハンドボール投げで飛距離を伸ばすための方法を習得して体力測定の得点アップ!
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公式ライター Activel_director
ハンドボール投げの基本的なルールとは?
ハンドボール投げの記録の方法
・直径2mの円内からボールを投げる
・2回投げていい方の記録を採用
・記録はメートル単位でメートル未満は切り捨て
・投げ方(フォーム)は自由
・使用するボールは、外周54~56cm・重さ325~400gのハンドボール2号球
ハンドボール投げのテストの点数
男子 | 女子 | ||
---|---|---|---|
距離 | 得点 | 距離 | 得点 |
37m以上 | 10 | 23m以上 | 10 |
34~36 | 9 | 20~22 | 9 |
31~33 | 8 | 18~19 | 8 |
28~30 | 7 | 16~17 | 7 |
25~27 | 6 | 14~15 | 6 |
22~24 | 5 | 12~13 | 5 |
19~21 | 4 | 11 | 4 |
16~18 | 3 | 10 | 3 |
13~15 | 2 | 8~9 | 2 |
12m以下 | 1 | 7m以下 | 1 |
ハンドボール投げの投げ方
オーバースローのメリット
そのため遠くに投げることが全てのハンドボール投げに限って言えば、サイドスローよりオーバースローで投げるほうがいい結果に繋がります。
ハンドボール投げの正しいフォームとは?
体重移動をしっかり行う
.左足を浮かし、右足に体重をかける。
.ボールを投げる方向とは、真逆の側に身体を沈める。
.左肩は斜め上方に向ける。(ボールを投げる方向)
.左足を前に踏み込んで一気に体重をかける。
.この体重移動の力をボールに伝える。
体重移動は非常に重要ですが難しいので、日々のトレーニングから強く意識するよう心掛けましょう。
体を回転させて力をボールに伝える
不慣れな方は、上半身の力のみで投げる傾向にありますが、それではコントロールが悪く、ボールに十分な力が伝わりません。全身を使い、体を回転させてムチのようにしならせるのがポイントです。
下半身から腰→腰から肩→肩から肘→肘から手首→手首からボールのイメージ
手から離れる位置は後方で上方
また、遠投するためには45度より低めに投げるのがコツです。腕が伸びきったところでボールを離し、ボールを前に押し出す意識で投げましょう。
指の使い方も非常に重要
・親指と小指の指先に力を入れてしっかりボールを固定する
・最後までボールに触れているのは人差し指、中指、薬指
・ボールが離れる瞬間人差し指と中指で力を伝える
リラックスして力まない
しかし、無駄な力が入ってしまうと、動きが固くなり、ボールに伝えるエネルギーが分断されてしまうので、十分な飛距離が生まれません。
手首のスナップを活かす
手首をガチガチに固定してしまうと、せっかくリラックスして体を上手く回転させても、手首でエネルギーが分散されてしまいます。手首をしっかりと後ろから前へ動かしてボールに力を伝えましょう。
反対の腕を強く体の方に引く
ハンドボール投げで盲点になりがちな投げる方と反対の腕ですが、実は反対の腕もハンドボール投げの飛距離に影響を与える重要な要素です。
ハンドボール投げの3つのコツ
①2mの円を使ってステップする
そのため、投げる前に直径2mの円の大きさを確認し、ボールを少しでも遠くに投げれるように、ステップして反動をつけましょう。
【ポイント】
投げる前に最適なステップの歩数を確認し、円からはみ出さないよう歩幅の大きさも調節しましょう。
②角度に気を付けて投げる
しかし、空気抵抗などもあるため、実際にベストな角度はそれよりも低い40度くらいになります。斜め上に投げることを意識し過ぎて、45度以上の角度で投げないように注意しましょう。
【ポイント】
ボールを前に押し出す意識で投球する
③投げる時の視線を意識する
ハンドボール投げ本番は緊張してしまいがちですが、できるだけ視野を広く持ち、顎を上げて遠くを見るようこころがけましょう。
【ポイント】
視線は上の方に向けるのではなく、あくまで自然な形で遠くを見るよう心掛けましょう。
ハンドボール投げの記録を伸ばす3つのコツ
①準備運動をして体をほぐす
特にハンドボール投げは瞬間的に大きな力が加わりやすいので、ストレッチなどをし、特に肩、肘、手首は入念に回してしっかりとほぐしておきましょう。
【ポイント】
上半身のストレッチは勿論ですが、屈伸運動を行ったり、股関節を伸ばす下半身のストレッチも有効です。
②ハンドボールを軽く投げてイメージする
いくらストレッチをしても、実際にハンドボールを投げる動作の準備運動にはならないので、遠くに投げることを意識しながら軽く投げるのがコツです。
【ポイント】
イメージするために、あくまで軽く投げるのがポイントです。本番前に全力で投げてしまうと、体を傷めてしまったり疲労が蓄積されてしまいます。
③投げる時に声をだす
技術的なことは一切必要なく、非常にシンプルですが、効果的な飛距離の上げ方です。ハンドボール投げが平均以下の苦手な方も声を出すことで平均以上まで伸びる可能性もあるので、恥ずかしがらずやってみるといいでしょう。
【ポイント】
投げるときの一瞬だけ掛け声をだして指先に力を込めましょう。あくまで全身はリラックスです。
ハンドボール投げを遠くに飛ばすコツをしっかりと意識して投げよう
スポーツテストの他の競技と比べてハンドボール投げは力を出すのは一瞬ですが、その一瞬に全てを注ぐ必要があるので、筋肉・体幹トレーニングで日頃から鍛えておくのもおすすめです。これらのことを活かしてスポーツテストで高得点を目指しましょう。
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