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顔の筋肉の名前を一覧で紹介!頬の表情筋など構造や役割とは?【イラスト図説あり】

顔の筋肉の名前を一覧で紹介!頬の表情筋など構造や役割とは?【イラスト図説あり】

顔の筋肉の名前とは、目の開閉動作をする眼輪筋や口の周りに付いて口を開ける口輪筋と複数種類の総称として表情筋と呼ばれています。表情筋以外に下顎を動かす筋肉の名前では、硬い食べ物を噛み砕く側頭筋や咬筋の総称で咀嚼筋があります。顔の筋肉は、30種類以上の種類があり喜怒哀楽と顔の表情を作る重要な筋肉です。

2022.08.20 ウェルネス・回復系

顔の筋肉とは?

顔の筋肉とは、頭部から頸部までの場所に付いている筋肉です。顔の筋肉には、眉毛を動かす前頭筋や目の周りに付いていて目を開閉させる眼輪筋、口周りにあり口元の表情を作る口輪筋と30個以上の部位があります。顔の筋肉は、日常生活で使われない部位も多く年齢を重ねると衰えて皺やたるみの原因に繋がります。顔の筋肉の名前や場所、役割を理解し筋肉を鍛えて若々しい顔を目指しましょう。

顔の筋肉の構造

顔の筋肉の構造は、表情筋と咀嚼筋の2つの名称に分類されています。表情筋は、皮膚と繋がりを持つ構図で皮筋の総称で表層にあるため顔の表情を作りだすことが可能です。咀嚼筋は、噛むときに下顎を動かす筋肉で骨を動かすために必要な筋肉で骨格筋に分類されていて、顔の深い場所に位置している筋肉となるため別の名前で深頭筋とも呼ばれています。

顔の表情筋とは?

顔の表情筋とは、顔の表情を作るときに使われる筋肉です。顔には30種類以上の筋肉が付いていて目を閉じるときに使われる眼輪筋や口を閉じるときに使う口輪筋、眉毛を動かす皺眉筋と顔の喜怒哀楽を表すときに使う筋肉の名称を表情筋と呼んでいます。表情筋は、加齢とともに衰えやすく皺やたるみの原因となるため筋トレで効果的に鍛えることがおすすめです。

顔の筋肉の名前を一覧で紹介

筋肉の種類 筋肉の名前
表情筋 前頭筋
鼻根筋
皺眉筋
眼輪筋
鼻筋
上唇鼻翼拳筋
上唇拳筋
小頬骨筋
大頬骨筋
頬筋
口輪筋
笑筋
広頚筋
口角下制筋
下唇下制筋
咀嚼筋 側頭筋
咬筋

顔の筋肉は、表情筋や顔面筋と呼ばれ顔の表情を作る複数の筋肉の名称で30種類以上の筋肉が付いています。皺眉筋は眉毛の下部で眉間に皺を寄せて険しい顔を作るときに使われ、笑筋や口輪筋は口角を上げて笑顔を作るときに使われる筋肉です。顔の筋肉は、筋肉が衰えると皺やたるみ、ほうれい線が増えて老け顔になりやすいですが、筋トレやストレッチで凝りをほぐすと老け顔防止に効果的です。

前頭筋

筋肉の名前 前頭金(ぜんとうきん)
筋肉の位置 頭部(おでこ)
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 帽状腱膜
筋肉の停止部 眉間と眉部の皮膚

前頭筋は、頭部から目の上の位置に伸びおでこを動かす筋肉の名前です。前頭筋は、額に横皺を作る役割や眉毛を引き上げる働きがあります。顔の皮膚は1枚で繋がっていて表情筋の上側にある前頭筋の部位が衰えると顔全体が下がる原因となり顔に皺ができやすくなります。前頭筋を鍛える方法は、眉毛を持ち上げて30秒間キープする方法がおすすめで額に手を当て取り組むと額の皺防止も可能です。

側頭筋

筋肉の名前 側頭筋(そくとうきん)
筋肉の位置 頭部(こめかみ付近)
筋肉の種類 咀嚼筋
筋肉の起始部 側頭骨および側頭筋膜の内面
筋肉の停止部 下顎骨

側頭筋は、頭部の側面でこめかみの上に位置している筋肉の名前です。側頭筋は、下顎を動かすときに使われる筋肉で食べ物を噛む動作に作用するため咀嚼筋と呼ばれる筋肉です。側頭筋が衰えると下顎の皮膚が下がり二重顎やほうれい線ができる原因となります。側頭筋を鍛える方法は、奥歯を動かす必要があり食事のときに1口で30回噛む動作を意識すると側頭筋が鍛えられるだけではなく、満腹感も高まり肥満防止に繋がります。

鼻根筋

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筋肉の名前 鼻根筋(びこうきん)
筋肉の位置 眉間
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 鼻根部、鼻背筋膜
筋肉の停止部 前頭の皮膚

鼻根筋は、鼻の付根にあり小さく細長い三角形をした筋肉の名前です。鼻根筋は、おでこに位置する前頭筋と連動した部位で眉間の皮膚を下げて横皺を作る働きがあり、眩しくて眉間に皺を寄せたり人を睨む役割で不機嫌な表情を作るときに使われます。眉間に皺を寄せすぎて鼻根筋が凝り固まると、不機嫌な表情に見られる可能性が高いです。鼻根筋は、筋トレが難しい部位のため指で鼻を掴んで上下左右に動かすマッサージがおすすめです。

皺眉筋

筋肉の名前 皺眉筋(すうびきん)
筋肉の位置 眉の位置
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 前頭骨の鼻部
筋肉の停止部 眉部中央部から内側部にかけての皮膚

皺眉筋は、眉毛の中央部分から内側に伸びていて眉間に縦皺を作る役割がある筋肉の名前です。皺眉筋は、スマホやPCを長時間使用していると筋肉が固まりやすくなり目の疲れやまぶたが重く感じる原因になります。皺眉筋も鼻根筋と同じく筋トレが難しい部位となるため、眉毛を指でつまみ上下左右に動かすマッサージをするだけで筋肉がほぐれて目が見えやすくなる効果やまぶたの重さの解消に効果的です。

眼輪筋

筋肉の名前 眼輪筋(がんりんきん)
筋肉の位置 目の周り
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 前頭骨の鼻部、涙骨涙嚢溝前部
筋肉の停止部 眼破周囲の皮膚

眼輪筋は、目の周りを囲い目を閉じる動作や目を開く動作に使われる筋肉の名前です。眼輪筋はPCを長時間使い同じ場所を見続けると眼球は動かず眼輪筋がこわばってしまいます。眼輪筋がこわばると目の周りの血行が悪くなり目の下にくまができやすくなります。眼輪筋の鍛える方法は、ウインクが効果的で左右の目を10回ずつトレーニングするとくまの防止や目の皺に効果的です。

鼻筋

筋肉の名前 鼻筋(びきん)
筋肉の位置 鼻の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 上顎骨の前面、上顎犬歯の歯槽隆起
筋肉の停止部 鼻背、鼻翼の外縁と下縁の皮膚

鼻筋は、鼻背の周りに付き鼻孔を広げたり狭めたりする働きがある筋肉の名前です。鼻筋は、鼻孔圧迫筋と鼻孔開大筋の2つの名称に分けて呼ばれていて鼻孔圧迫筋は鼻孔を狭める役割があり鼻孔開大筋は鼻孔を広げる役割があります。鼻筋は、指の背を左右から当て円を描く動作をすると凝りがほぐれて小鼻効果が期待できます。

上唇鼻翼挙筋

筋肉の名前 上唇鼻翼拳筋(じょうしんびよくきょきん)
筋肉の位置 鼻の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 上顎骨
筋肉の停止部 上唇の皮膚

上唇鼻翼拳筋は、上唇から鼻の横を通り上顎骨まで伸びている細長い筋肉で上唇と小鼻を上に引き上げる役割がある筋肉の名前です。上唇鼻翼拳筋が衰えると、目頭が垂れ下がりや口元のほうれい線が目立ち老け顔に見られやすくなります。上唇鼻翼拳筋を鍛える方法は、小鼻をゆっくりと広げる動作が効果的で広げた状態で10秒間キープを3回繰り返すと鼻筋が綺麗になりやすく頬のたるみに効果的です。

上唇挙筋

筋肉の名前 上唇拳筋(じょうしんきょきん)
筋肉の位置 口と頬の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 上顎骨
筋肉の停止部 上唇の皮膚

上唇拳筋は、上唇から目元まで伸び上唇鼻翼挙筋と一緒に上唇と小鼻を引き上げる役割がある筋肉の名前です。上唇拳筋が衰えると、口角は下がり口元が「への字」になりやすく、ほうれい線も目立ちやすくなります。上唇拳筋を鍛える方法は、口を「えとお」の発音する形にする「えおえお体操」が効果的で10回3セットの繰返しで筋肉をほぐしほうれい線防止に効果的です。

小頬骨筋

筋肉の名前 小頬骨筋(しょうきょうこつきん)
筋肉の位置 口と頬の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 頬骨外面
筋肉の停止部 上唇の皮膚

小頬骨筋は、上唇からこめかみ部分に伸び上唇を斜め上に引き上げる役割がある筋肉の名前です。小頬骨筋は、ウインクすると筋肉が上がり衰えると口角が下がり口元や頬のたるみが目立ちやすくなります。小頬骨筋の鍛える方法は、左右の口角を片方ずつ持ち上げて5秒間キープを左右3セット繰り返すと頬のたるみ防止に効果的です。左右の動作に差が出ないために鏡の前のトレーニングがおすすめです。

大頬骨筋

筋肉の名前 大頬骨筋(だいきょうこつきん)
筋肉の位置 頬の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 頬骨
筋肉の停止部 口角、上唇下唇

大頬骨筋は、小頬骨筋の外側を伸びていて上唇を引き上げる役割がある筋肉の名前です。大頬骨筋は、言葉の「せ」を発するときに上がる筋肉で衰えると頬が下がりたるみやほうれい線ができやすくなります。大頬骨筋を鍛える方法は、上の歯が8本見えるまで口角を広げて笑顔を作り10秒間キープを3セットで口元と頬が上がりたるみやほうれい線の防止に効果的です。

咬筋

筋肉の名前 咬筋(こうきん)
筋肉の位置 えらの周辺
筋肉の種類 咀嚼筋
筋肉の起始部 頬骨弓
筋肉の停止部 下顎骨

咬筋は、顔のエラ部分あり歯を食いしばると外側に膨れ硬い食べ物を噛み砕くときに使われる筋肉の名前です。咬筋は、凝り固まるとエラ部分が膨らみ顔も大きく見えてしまうため、口を大きく開ける動作と下顎を前に出しながら口を横に広げる動作を5回繰り返すトレーニングを続けると筋肉がほぐれて小顔効果が期待できます。トレーニングは、筋肉がほぐれやすい入浴中にすると効果が高まります。

頬筋

筋肉の名前 頬筋(きょうきん)
筋肉の位置 口角の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 上顎骨の歯槽隆起外側面、下顎骨の頬筋稜
筋肉の停止部 口角、口輪筋

頬筋は、両頬の下部の位置にあり笑顔のときに口角を引き上げる役割と頬を膨らませたり萎ませたりする役割もある筋肉の名前です。頬筋は、頬の脂肪を支えている筋肉で衰えると顔を引き締める力も弱くなり頬が垂れ下りシワを作る原因になります。頬筋を鍛える方法は、口をすぼめて唇を前に突き出し5秒間キープし、口を左右に移動させる動作を10セット繰り返すと口元のたるみに効果的です。

口輪筋

筋肉の名前 口輪筋(こうりんきん)
筋肉の位置 口唇の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 上顎骨、下顎骨の歯槽隆起
筋肉の停止部 口唇の皮膚

口輪筋は、唇の周りを囲む筋肉で口を閉じる動きや尖らせる動作で使われる筋肉の名前です。口輪筋は、複数の表情筋から放射状に伸びていて口輪筋が衰えると口元のたるみや表情筋全体に影響を与え老け顔になります。口輪筋を鍛える方法は、水の入ったペットボトルを口で咥えるトレーニングや、風船を膨らませる動作で口輪筋が鍛えられ頬のたるみやほうれい線対策に効果的です。

笑筋

筋肉の名前 笑筋(しょうきん)
筋肉の位置 口角の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 広頚筋の顔面部
筋肉の停止部 口角の皮膚

笑筋は、口角の横に付いていて口角から耳の下まで伸び口角を外側へ伸ばすときに使われる筋肉の名前です。笑筋は、笑顔を作るときに使われる筋肉で笑筋が収縮すると「えくぼ」もできる場合があります。笑筋が衰えると口角も下がり口が「への字」になり顔の表情が暗くなるだけではなく、皮膚が下がり2重顎の原因に繋がります。笑筋は口を「い」の形にして口角を横に伸ばすことで2重顎の対策に効果的です。

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広頚筋

筋肉の名前 広頚筋(こうけいきん)
筋肉の位置 顎から首の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 下顎骨
筋肉の停止部 笑筋、口角下制筋、下唇下制筋

広頚筋は、頸部に付いていて下顎から胸の鎖骨付近と広範囲に伸びていて口角を下げる役割を持つ筋肉の名前です。広頚筋は、加齢だけではなく姿勢が悪いと衰えやすくPCやスマホを使うときの前傾姿勢を長時間していると筋肉が緩み衰えやすくなります。広頚筋は、顎を上に向けて首を伸ばすストレッチで首筋を伸ばすと首のしわやたるみに効果的です。

口角下制筋

筋肉の名前 口角下制筋(こうかくかせいきん)
筋肉の位置 口角の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 下顎骨の下縁
筋肉の停止部 口角、口輪筋

口角下制筋は、口角の横から下顎付近に伸びていて上唇と口角を下に引っ張る役割を持つ筋肉の名前です。口角下制筋は、別の名前でオトガイ三角筋と呼ばれていて口角下制筋が衰えると下顎が下がり皺もでき顎が四角になりやすくなります。口角下制筋の鍛える方法は、空のペットボトルを加えてペットボトルが凹むまで息を吸い息を吐いて元に戻すやり方で鍛えられほうれい線解消に効果的です。

下唇下制筋

筋肉の名前 下唇下制筋(かしんかせいきん)
筋肉の位置 下口唇の周辺
筋肉の種類 表情筋
筋肉の起始部 下顎骨の前面
筋肉の停止部 下唇の皮膚

下唇下制筋は、下唇と顎の間にあり下唇の両端を斜め下に下げる役割を持つ筋肉の名前です。下唇下制筋が凝り固まると口が自然と「への字」になりやすく不機嫌に見られたり筋肉が下がり2重顎になりやすくなります。下唇下制筋を鍛える方法は、舌を歯茎に沿って回すトレーニングがあり口を閉じたままでできるため通勤中や仕事中の空いた時間で筋トレができ綺麗なフェイスラインを維持できます。

顔の筋肉の役割と働き

顔の筋肉は、30種類以上の筋肉が付いていますが大きく2つの名称に分かれて役割を果たしています。

・表情筋の役割と働き
・咀嚼筋の役割と働き


表情筋は目や鼻、口元に付いている筋肉で目や口を動かして笑顔や険しい顔の表情を作る働きがあります。咀嚼筋は下顎の動きと連動する場所に付いている筋肉で、下顎を使い食べ物を噛む動作や力を入れるときに歯を食いしばる働きのある筋肉です。

表情筋の役割と働き

表情筋は、顔の表情で喜怒哀楽を作る役割と働きがあります。

・口角を持ち上げて笑顔を作る役割
・眉間に皺を寄せて険しい顔を作る役割
・口を外側に広げ眼を細めて泣き顔を作る役割
・下顎を動かし口を開いて笑う役割

表情筋には、表情を作るだけではなく筋トレやマッサージで鍛えると皺やたるみを防ぐ効果もあり顔の老化を防ぐことも可能です。

咀嚼筋の役割と働き

咀嚼筋には次の2つの役割と働きがあります。

・硬い食べ物を噛み砕く働き
・力を入れるときに歯を食いしばる働き


咀嚼筋は、下顎を動かして口を開いたり閉じたりする役割や奥歯に力を入れて硬い食べ物を噛む動作、歯を食いしばるときに使う筋肉です。咀嚼筋の動作は、顎の動きが多く鍛えると脂肪燃焼や細いフェイスライン作りに効果的です。

顔の筋肉を理解し表情筋を鍛えよう!

顔の筋肉は、30種類以上の筋肉が付いていて顔の表情を作る表情筋と顎を使い食べ物を噛む咀嚼筋の大きく2つに分類されています。口の周りにある口輪筋や笑筋は笑顔を作る筋肉ですが、衰えてくるとほうれい線や2重顎となり老け顔になりやすくなります。顔の筋肉の役割を理解し表情筋を鍛えることで頬や口元のたるみやほうれい線を防ぎ顔の老化防止が可能です。

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