GPS付きランニングウォッチ!スポーツメディアが10個を厳選紹介
GPSの機能付きランニングウォッチの中からどうやって自分に合ったものを選べばいいか悩みますよね?走行距離を測定するGPS機能はいまやランニングウォッチに欠かせません。今回はそんなGPSランニングウォッチの人気おすすめランキングを比較ポイントを解説します。
Writer
公式ライター 鈴木明子
ランニングウォッチはトレーニングの質を劇的に向上させる
ランニングウォッチは自分を客観視するためのツール
ネットワーク上で他のランナーのデータと比較すれば、より自分の走りを相対化できます。
さらにランニングウォッチは非トレーニング時にも活躍します。1日の運動量や24時間心拍計測などの非トレーニング時データをトレーニング時データにフィーバックすることで自分の体をより客観視することができます。ランニング初心者でも普段使いの時計として使うことができます。
これらの計測に欠かせないのがGPS(全地球測位システム)です。GPSで現在地を測定することで距離やペース、ラップ、速度、移動軌跡を割り出します。ランニングウォッチにとってGPSは必須の機能です。ランニングウォッチを選ぶ際には是非GPS機能付きを選ぶことをおすすめします。
ランニングウォッチが自分の専属トレーナーになる
また、VO2maxを計測することでフルマラソンやハーフマラソンの予想タイムを推定します。
GPSランニングウォッチは単に計測機器ではなく、トレーニング内容を示唆してくれたり自分の疲労を把握して回復のアドバイスをしてくれる専属トレーナーです。選ぶ際には時計についている機能をしっかり確認しましょう。
GPS付きランニングウォッチの選び方とは?
メーカーはレベル別に商品展開している
たとえばGARMIN社のGPSランニングウォッチForeAthleteシリーズでは、「10J」「15J」といった品番2桁のものが初心者向けのエントリーモデルを意味します。これからトレーニングを始める方はこのあたりを選択肢に入れてみましょう。
「200J」「235J」といった200番代は中級以上、600番台、900番台と数字が上がるに連れて機能が充実し、価格も高値になります。
EPSONのWristableGPSシリーズではQ-10、SF-120といった10番台と100番台が初心者向け、50番台と700番代は中級、300番台と800番台はさらに上位モデルです。
メーカーは各レベルに適したモデルを展開しています。選ぶ際にはまずは自身のレベル向けに作られたGPSランニングウォッチを確認してみましょう。特にランニング初心者は距離と時間の感覚を体に覚えさせるためにGPS機能が役立ちます。
目標距離で求める機能も違ってくる
フルマラソンなら1分間のラップを42回刻むことになりますから、1回の測定あたり42回以上のラップ記録数が求められます。ウルトラマラソンなら100件以上の記録が必要です。
またバッテリー駆動時間はフルマラソンならば6時間程度あればカバーできるますがウルトラマラソンを目指す方は13時時間から15時間以上は持つものを選ぶ必要があります。製品のバッテリー機能はGPS起動時、あるいはGPS+心拍計起動時の駆動時間を確認しましょう。
GPS付きランニングウォッチのランキングTOP10
10位:GARMIN ForeAthlete 10J
ランナーのための作られたForeAthleteシリーズの中でも品番2桁台は初心者向けです。
10Jはその中でも最安価&最軽量。とはいえGPS起動時でもバッテリー駆動時間は5時間なのでフルマラソンも想定されています。他にも、ランとウォークを交互に繰り返して設定時間になるとアラームで知らせてくれるラン/ウォーク機能や、設定したペースより速い、遅いを知らせてくれるバーチャルペーサー機能も搭載しています。
最低限の機能にとどめたい、価格を優先する方におすすめの時計で人気です。バックライトで夜も見やすくディスプレイのスクロールも可能、ラップを刻むごとに自動点灯するなど細かな配慮がされていてコストパフォーマンス良好です。GARMIN社製品のGPSは共通して日本独自の測位システム「みちびき」を使用しており精度の高さはお墨付きです。
9位:EPSON Wristable GPS Q-10
GPS起動時でもバッテーリは最大13時間、一度の計測で最大64件のラップを計測可能でのすのでフルマラソンも余裕です。この性能でこの価格はコストパフォーマンス良好でですが、脈拍センサーが搭載されていないので心拍数を測ることができません。
データをスマートフォンでアップデートすることはできませんがPC上のサイトで管理することは可能です。国産時計にこだわる方、低価格のGPSランニングウォッチをお探しの方、普段の生活管理にも使いたい方、ランニング初心者でフルマラソンを目指す方に選んでいただきたいおすすめウォッチです。
8位:GARMIN ForeAthlete 230J
1位で紹介するGARMIN ForeAthlete 235Jと比較すると一番の違いは心拍機能の有無です。GPSランニグウォッチで低価格に注目すると心拍計機能のないものが多いです。ただし230Jは別売りのプレミアムハートレートセンサーを使えば心拍数計測及びVO2max計測が可能になります。
GARMINにはGarmin Connectという専用アプリがあります。これを使えばトレーニング記録を管理できるのはもちろん、トレーニングプランを時計にダウンロードすることも可能です。またウォッチフェイス(時計表示)やウェジットも無料でカスタムできます。
ランニングをしていない時は活動量計として1日のステップ数と消費カロリーを計測。座ったまま1時間を経過すると運動するよう通知する機能も搭載されています。
初心者にもおすすめできる価格設定と41gという軽量も魅力的です。実際手にとってみるとまず軽さに驚きます。
7位:GARMIN ForeAthlete 35J
一方で他のハイスペックモデルと比較すると、画面がモノクロであること、GPSを受信するのに多少時間がかかることや、VO2Maxや予想タイム算出、トレーニングプラン作成機能などが付いていない点があげられます。
GPSと心拍計が付いていればOKというシンプル志向のランナーや、スポーツだけでなく日常的に使いたいという方に選ばれている売れ筋の人気商品です。心拍計がついて37gとは驚きの軽量です。ランニング初心者でも楽につけて走ることができます。
6位:EPSON Wristable GPS J-50
心拍計内蔵なので胸ベルトをつけず時計1本で計測可能です。フルマラソンのシュミレーションに便利な「トレーニング機能」では、設定した心拍ゾーンから外れるとアラームで知らせたり、設定したペースより速い/遅いを知らせたりと本番のレースを想定したトレーニングが可能です。
VO2max計測により、ランニングウォッチがあなたのフルマラソン、ハーフマラソン、5km、10kmのタイム予測をしてくれます。GPSと心拍計を同時起動でもバッテーリ駆動10時間と、フルマラソンにも十二分に対応しています。
EPSONには活動量計ウォッチとしてPULSENSEシリーズが出ており、日常生活を管理したい方は今まではPULSENSEウォッチを選んできました。しかしGPSランニングウォッチJ-50には時計1本にPULSENSE機能が丸ごと搭載されているところに選ばれる理由があります。ランニング初心者でも日々に役立つ1本としておすすめです。
5位:EPSON Wristable GPS J-350
トレーニングメニューも充実していて、心拍計センサー内蔵、10m防水、VO2max機能、マラソン予想タイム機能、リカバリータイム機能、活動量計機能などEPSONウォッチのあらゆる機能が総導入された1本です。
ウルトラマラソンやトライアスロンに対応している一方、ボタンの使いやすさへのこだわりや、スマホのミュージックアプリが使える点などは初心者が選ぶ際にも嬉しいところです。
4位:GARMIN Vivoactive3
ForeAthleteがランナーのためのウォッチならVivoシリーズは日常の体調を記録するライフログ時計です。しかしランニングウォッチとして見ても、VO2max測定機能やトレーニングプランのダウンロードなど機能は充実しています。
日常的に使える時計なので本体はデザイン性が高く、特徴的なステンレスのフレームはスーツにも合います。普段使いではスマホとの連携により電話やメールの通知からメッセージの送信、SNSやメールの閲覧も可能です。
ランニング初心者はトレーニングの時だけのために高価なランニングウォッチを買うのはもったいないと思われるかもしれません。あるいはランニングウォッチはデザイン的に私服に合わせられないと思っている方いるかもしれませんが、そういう方々にVivoactive3は人気かつおすすめです。普段使いでの使い勝手が良さがこの時計のおすすめポイントです。
3位:GARMIN ForeAthlete 935
ForeAthleteシリーズの中でも900番台は最上位モデルです。オプション機器を追加購入することなく、購入の際に付属されるのRunning Dynamics Podでピッチ、歩幅、接地時間や左右バランス、上下動や上下動比といったデータを測定できます。これまでトプアスリートが大掛かりな機器を使って実施してたランニングフォームの数値化が時計一本でできるのは画期的です。
運動履歴やパフォーマンスレベルを自動的にフィードバックする機能付きで、トレーニングが過剰ではないか、トレーニングのピークに達しているを確認することができます。バッテリーはGPS+心拍計起動時でも最大21時間駆動、50m防水となっていて、スポーツウォッチとしては最上位モデルといえます。
2位:SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR
人間工学に基づいた手首へのフィット感と見た目の美しさを追求し、マルチスポーツに対応した多機能GPSランニングウォッチです。光学式心拍計内蔵、GPS起動時に最大10時間のバッテーリ駆動時間があるのでフルマラソンにも安心。GPSの通信レベルは調整が効くので省エネモードにすれば最大30時間駆動します。また初めて走るコースでは来た道に安全に戻るためのブレッドクラムビュー機能つきです。
SUUNTOはもともとデザイン性の高さが評判で選ばれてきました。本来のデザイン性と多機能性に加え、SPARTAN TRAINER WRIST HRで実現した重量と値段の劇的な改善から、GPSランニングウォッチ人気おすすめランキング2位にランクインしました。まずは見た目からという初心者のニーズも満たしてくれる一本です。
1位:GARMIN ForeAthlete 235J
光学式心拍機能が高性能になったことで、最大心拍と安静時心拍から自身の心拍ゾーンを精確に割り出し、運動の目安に役立てることができます。VO2max測定、予想タイム算出に加え、リカバリーアドバイザー機能が付いています。これは自身の履歴から「回復に可能な時間」を算出するもので、回復の度合いを見てトレーニングの負荷を調整するなどの活用ができます。これはトレーニング強度を判断しにくいランニング初心者に嬉しい機能です。
24時間計測、歩数や消費カロリーなどライフログ機能も充実。すべてのデータはオンラインサイト「Garmin Connect」で管理できます。
今や心拍機能内蔵は当たり前、VO2maxや予想タイム、リカバリーアドバイザー機能付きも次々と登場しているとなれば、あとは精度で差が出るでしょう。235Jはそんな精度の高さを追求したモデルです。ランニングウォッチユーザーからの評価も高く定番ウォッチで初心者から中・上級者まであらゆるレベルのランナーにおすすめです。
「Garmin Connect」は24時間計測、歩数や消費カロリーなどライフログ機能などをすべてオンラインサイトで管理ができます。
さらに235Jは精度の高さを追求したモデルです。ランニングウォッチユーザーからの評価も高く定番ウォッチで初心者から中・上級者まであらゆるレベルのランナーにおすすめです。
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・主な機能:ラン/ウォーク機能
バーチャルペーサー機能など
・実寸法:4.01 cm x 5.22 cm x 1.57 cm
・ディスプレイサイズ:2.1 cm x 2.0 cm
・解像度:55 x 32ピクセル
・重量:36 g
・稼働時間:セーブモード 約5週間
トレーニングモード 約5時間
・防水性能:50m
・履歴:7 件