スノーボードの板は3種類ある!
スノーボードの板の種類は、3種類存在しています。ツインチップ・ディレクショナル・ディレクショナルツインの3つです。それぞれのスノーボードの板の形状に適正のあるスノーボードスタイルが存在し、自分のスタイルにあったスノーボードの板を選ぶのが良いでしょう。
※スノーボードの板の形状には他にロッカー・キャンバーなどがありますが今回紹介するツインチップとはまた別のジャンルの板の形状なために気をつけてください。
※スノーボードの板の形状には他にロッカー・キャンバーなどがありますが今回紹介するツインチップとはまた別のジャンルの板の形状なために気をつけてください。
ツインチップとは?
ツインチップとは名前の通り、左右対称の板です。一般的にスノーボードの板をイメージするときに左右対称の板を想像する方が多いでしょう。
それではツインチップに関して紹介していきます。
それではツインチップに関して紹介していきます。
ツインチップの特徴
ツインチップは「ノーズとテールが同じ長さ・形状の板である板」のことです。両側ともに同じ形ということで進行方向に対して左足を前にして滑っても右足を前にして滑っても同じ感覚で滑ることができます。レギュラーでもスイッチでも滑ることが可能です。その点で応用力の効く板であると言えます。
また、自分のレギュラースタンスが左か右かを決めるときにも左右の条件がほぼ変わらないために、どちらで滑りやすいかを決定することができます。
また、自分のレギュラースタンスが左か右かを決めるときにも左右の条件がほぼ変わらないために、どちらで滑りやすいかを決定することができます。
ツインチップの適性スタイル
グラトリ | カービング | パウダー | キッカー | ハーフパイプ |
---|---|---|---|---|
◎ | △ | △ | ○ | ◎ |
ツインチップで最も適しているのはグラウンドトリックつまりグラトリであると言えます。グラトリのトリックはスイッチが重要になる場合が多いです。つまり、レギュラー・スイッチともに同じレベルで滑ることが必須であるということです。その点を考慮するとグラトリに最も適しているのがツインチップという結論に至ります。
ツインチップとディレクショナルの違いとは?
ツインチップとディレクショナルの大きな違いは重心の位置です。重心が真ん中にあるツインチップか重心が後ろにあるディレクショナルかで滑り方が大きく異なってきます。このことに意識して解説していきます。
ディレクショナルの特徴
ディレクショナルはノーズが長く大きく、テールが短く安定しているためにレギュラースタンスが決まっており、スイッチをあまりしない方におすすめの板です。
また、ターンのときには重心がノーズ側によりすぎ、ノーズが雪面に食い込んでしまうことなどが多々ありますが、ディレクショナルはテール側に重心が寄っているためにターンのときには重心が板の中央により安定感を生み出します。
また、ターンのときには重心がノーズ側によりすぎ、ノーズが雪面に食い込んでしまうことなどが多々ありますが、ディレクショナルはテール側に重心が寄っているためにターンのときには重心が板の中央により安定感を生み出します。
ディレクショナルの適正スタイル
グラトリ | カービング | パウダー | キッカー | ハーフパイプ |
---|---|---|---|---|
△ | ◎ | ◎ | ○ | △ |
ディレクショナルは主に安定した滑りを可能にする板のためにカービングに適した板であると言えます。また重心が後方にあることでパウダーの上で重要になる体の重心を後方にもってくることを容易にします。
ツインチップとディレクショナルの違い
ツインチップとディレクショナルの主な違いは以下の通りです。
・重心の位置
・ノーズ・テールの長さ(バインディング穴の位置)
ツインチップとディレクショナルのそれぞれの特徴でも説明した通りツインチップとディレクショナルは板の形状の違いから得意とするスタイルにまで違いが生じます。
・重心の位置
・ノーズ・テールの長さ(バインディング穴の位置)
ツインチップとディレクショナルのそれぞれの特徴でも説明した通りツインチップとディレクショナルは板の形状の違いから得意とするスタイルにまで違いが生じます。
ツインチップはグラウンドトリックする人におすすめ!
via spaia.jp
今回はツインチップを紹介するにあたってディレクショナルに関しても解説してきました。一般的に近年は平野歩夢さんがオリンピックのときに銀メダルを獲得し、ハーフパイプ・グランドトリックが若者の間で人気となっており、ツインチップが多く出回っています。
しかし、ディレクショナルでグラトリができないかというとそうではありません。テールに重心が寄っているからしやすいトリックも存在するからです。自分のしたいスノーボードスタイルに合わせた板選びをおすすめします。
しかし、ディレクショナルでグラトリができないかというとそうではありません。テールに重心が寄っているからしやすいトリックも存在するからです。自分のしたいスノーボードスタイルに合わせた板選びをおすすめします。