部活をやめたい!そう思ったあなたに伝えたいこととは?
部活をやめたい!一度も思ったことのない人は少ないのではないでしょうか?どうしてもやめたい、またはやめるかどうか迷っている…個人個人状況は違いますよね。まず、あなたが部活をやめたい理由を整理してみましょう。よりよい決断をするための方法をご紹介していきます。
Writer
公式ライター まる蔵
選手・コーチ・認定審判員と、バレーボールと共に人生を謳歌しています。スポーツやバレーの楽しさをお伝えしたい、そう思いながらweb記事を書いています。
部活をやめたいあなたに、まず伝えたいこと
・部活は休む・やめる、続けるのも自由であること
・よく考えて、自分で出した結論なら、正しいこと
まわりの仲間や両親にこのようなことを言われるかもしれません。
「クラブ活動は簡単にやめない方がいい」
「何事も続けることに意味がある」
やめたいと悩んでいる本人は、もちろん言っている意味は理解できると思います。一度ゆっくり自分の気持ちを整理して、進む方向を決めていきましょう。
部活はやめても、やめなくても良い
でも、自分でよく考えて出した結論なら、やめるのも、やめないのも正解そう思ったら気持ちが軽くなります。
衝動的にやめてしまったら後悔することがあるかもしれません。今の自分の状況と気持ちを良く整理して、よく考えた後の結論ならば、それが自分にとっての正解になります。
部活をやめたい理由
楽しくないと思いながら部活を続けていくことは、限りある学生生活の時間が有意義ではありません。学校に行きたくないという感情もでてきます。
どうして部活をやめたいのか、立ち止まって考えてみましょう。やめたい理由と対処法を、パターンに分けて解説します。あなたはどれに当てはまりますか?
人間関係①顧問の先生・コーチ
理想的なのは、顧問の先生に相談して自分の意見を言うことです。なかなか言い出せない・言いにくいことですが、話さないと前へ進みません。逃げずに、自分の気持ちを人に伝えるということは大切です。
筋を通すためにも、きちんと先生と相談したうえで結論を出しましょう。
人間関係②先輩・後輩・友人
いじめに近い要求や縛りがある場合は、我慢して部活を続ける必要はないでしょう。
部活の友人や後輩と上手くいかなくて楽しくない思うこともあります。本来ならチームメイトとして協力しあわなければならないのに、理由もなくもなく仲間外れにされたら、その場にいるのが辛くなります。努力しても関係を修復できないのであれば、部活をやめることを考えてもいいかもしれません。
練習が辛い・ついていけない
この場合は、辛くてやめたいなら、やめてしまえばいい!とは言えません。
辛くて厳しい練習は、必ず試合や発表会で活かされ、辛い練習がかけがえのない思い出に変わる日は必ずきます。
練習は辛いし、やめたいと思っても、励ましあえる仲間がいて一緒に頑張れるなら、部活を続けていけるのではないでしょうか。
他にやりたいことができた
自分は以前からバスケットボールがやりたかった。バスケ部がないため他の部活に入った。でもバスケットボールがやりたいので、地域のバスケットボールサークルを見つけたので、所属している部活をやめたい。
バスケットボールがやりたくてバスケ部に入ったが、学校生活を送るうちに、ギターに興味がわいてきた。バスケットをやめて、ギターができる部活に移るか、部活をやめて学校と関係のない場所でギターを弾きたい。
面白くなくなった・部活がつまらない
つまらないから部活をやめたいとは、ストレートすぎて先生や親に言い出しにくいのは確かです。物事を継続するということは素晴らしいことですが、やめたいと思いながら嫌々続けることにはあまり意味があるとは思えません。
モチベーションが下がってしまった場合の対処法として、「次の大会までは全力で頑張ってみる」など、一つ目標を定めてみる方法があります。その目標を達成したときに、辞めるか続けるかもう一度考えても遅くはありません。
勉強する時間がほしい
学生の本分は、学業になりますので、勉強をおろそかにすることはよくありません。実際問題として、部活と勉強の両立というのは難しいものです。
朝練、土日の練習があり、さらには自宅で1人でトレーニングしている人も少なくありません。
そのため、授業中は眠気との戦いで集中できないこともあります。
もちろん、部活中心の生活を望んでいる方もいると思いますが、自分がもっと勉強したい・希望の高校や大学を目指したいのであれば、はっきりとやめたい意思を示して部活をやめてもいいと思います。
部活をやめたいときに、取るべき行動
よく考えて悩んだ結果、続けることになったとしたら、また新しい気持ちで部活に臨むことができるようになります。
顧問の先生・担任の先生に相談する
「やめないほうがいい」といわれることが多いですが、そのときは、先生のご意見を冷静に分析してください。
・あなた個人の意見や希望を真剣に考えてくれているのか
・やめられたら困る(体裁やクラブの人数の問題)というだけで引きとめようとしているのか
あなた個人を思ってくれると感じるのであれば、話し合うことによってより良い解決策が見えてきます。
親に相談する
両親もそのスポーツなどをやっていて、深くその部活にも関わっている親、また逆に部活に関しては本人の意志に任せるという親もいます。
深く関わっている両親とは、特にじっくり話し合って納得してもらうのが一番です。あなたのやめたい思いを真剣に伝えましょう。あなたの思いが伝われば、最終的には親は子供の味方になってくれます。冷静にしっかりと話し合ってみてください。
チームメイトに相談する
話すことによって、「そうだよね」「自分も同じだ」と共感を得ることができるかもしれません。そのうえで、「いろいろあるけど一緒に頑張っていこうよ」という言葉が聞けたのであれば、部活を続けることができるのではないでしょうか。一緒に辛い思いをする仲間は、かけがえのない存在です。
部活と関係ない友人に相談する
部活と関係のない友達に、○○なので部活をやめたい…と、軽くもちかけてみましょう。第三者の目から見ると、あなたが部活を楽しんでいるかどうかわかります。あなたが部活で悩んでいることに対して、客観的に意見を言ってもらうことは、あなたに新しい考え方を教えてくれます。
とりあえず、休部してみる
実は、仕事をやめたい社会人にもこの方法は有効だとされています。一度少し離れてみると、見えることは多いです。心身ともに少し休むと、またモチベーションが復活するケースも多く、自分の気持ちを見直すいい機会になります。
いきなり「やめたい・やめます」ではなく、ワンクッションおいて「少し休みます」のほうが、親や先生にも言いやすいと思います。
部活をやめる、メリットとデメリット
大切なのは自分の気持ちです。やめたいのにそのポジションの代わりがいないから、または人数が足りないから辞められないという理由で嫌々続けるのは、他の部員たちにも悪影響をあたえます。
部活を続けて得られるもの、やめて変わることをご紹介します。あなたにあてはめて、どちらを優先したいのか考える材料にしてください。
部活を続けて得られるもの
悩んでいるその時は部活に意味がないと思っても、後々考えると確実にいい経験になります。何度もやめたいと思いながらも部活を続けた、多くの先輩たちの感想です。
少しでも続けようという思いが残っているなら、頑張って部活を続けてみる価値はあります。
続けたこと・やり遂げたことに対する自信
社会に出て会社に入っても、同じようなことは起こります。そういうときも、部活での経験があるので乗り越えていけます。「やめたい気持ちを乗り越えて継続する。そして結果を出す。」というスキルを、知らず知らずのうちにマスターしているともいえます。
かけがえのない思い出・友情
一緒に頑張ってきた部活の仲間とは、単なるクラスメート以上の絆で結ばれるでしょう。卒業後別々の道に進んだとしても、数年後・数十年後に会って「やめたいって思ったことあったね」と当時の部活の思い出を語り合うことはとても楽しいことです。
普通の同窓会よりも、部活の同窓会の方が楽しみだという大人は多いです。
部活をやめて変わること
部活動を辞める勇気【元教師のアドバイス】
どうしても我慢ができなくて部活をやめてはみたものの、何をやっていいか分からないという人もいますが、全員が新しい目標を持っているわけではありません。
目標がないことに対して、引け目を感じないでください。少し休んでじっくり考えてみる時間も必要です。
ストレスからの解放
部活が原因で学校へ行きたくないというのは、本末転倒です。
ストレスから逃げる癖がついてしまうのではないか?と思われがちですが、我慢できない理不尽なことを我慢する必要はありません。むしろ、理不尽なものを拒否するという決断も大切です。
新しいことにチャレンジできる
今まで部活に費やしていた時間を、バイトや勉強に向ける人もいるでしょう。短い大切な学生生活の使い方はあなたの自由です。
特にやりたいことがなくてどうしよう…と思ってもあせることはありません。毎日学校に行って普通に過ごしながら、自分のやりたいことや将来を考る時間も必要です。
後悔しない選択をして、明るい明日を!
人からのアドバイスは聞くべきですが、あくまで参考意見です。人の意見に流されて判断してしまうと、後悔してしまいます。
自分の状況や気持ちを整理して自分で出した結論は後悔をすることはないでしょう。
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