大阪府のラグビーの強い高校ランキング5選！名門のラグビーが強い強豪校はどこ？

大阪府にはラグビーの強い有名な全国レベルの高校が4校あり、BIG4とも呼ばれています。

・大阪桐蔭高校
・大阪朝鮮高校
・常翔学園高校
・東海大仰星高校

大阪府は、予選を勝ち上がった代表校が全国大会でも毎年上位に入る結果を残し、高校ラグビー界を牽引している都道府県の1つです。大阪府の高校ラグビーはBIG4を中心に、大産大付属高校や関大北陽高校がしのぎを削り、激しい代表争いを繰り広げています。

大阪府の高校ラグビーは、奈良・天理高校や神奈川・相模台工業、福岡・東福岡をはじめとする全国の強豪校との優勝争いを繰り広げてきた歴史があります。2000年代に限ると、全国高校ラグビー大会の大阪勢の優勝は11回を数えていて、高校ラグビー界を席巻しています​。特に啓光学園は通算7度の優勝を誇る名門で、2001年から戦後最多となる4連覇を成し遂げ、全国のラグビーファンに啓光学園の名を轟かせました。

関大北陽高校ラグビー部は2013年に創設された歴史の浅い高校ですが、わずか7年で府大会上位の常連校となる成長を遂げている新興勢力です。現役時代に日本一の経験をもつ梶村監督の下、2015年と2017年には大阪府予選の決勝まで進出し、花園出場まであと1歩に迫った活躍を見せています。関大北陽高校は、大阪府を勝ち上がる力をつけるために、チームの目標を全国ベスト8と掲げて、日々の練習を積み重ねています。

大阪朝鮮高校のラグビー部は、2020年までに全国高校ラグビー大会に11回出場し、2020年大会にはベスト4まで進出している強豪校です。部員数が100名を超えるラグビー強豪校が多いなか、大阪朝鮮高校はわずか39名と少なく、高校からラグビーを素人同然から始める選手も多い特徴があります。大阪朝鮮高校は、部員数が少ない環境を団結の強みに変えて、強い精神力を武器に悲願の全国制覇を目指しています。

大阪桐蔭高校は、2012年から8大会連続で全国大会に出場、2018年には13回目で初の日本一に輝いた全国でも有数の名門校です。全国大会では上位に入れず苦しんでいた時代に、ウエイトトレーニングや山道のランニング、徹底した栄養管理をすることでチーム全体の底上げに成功しました。全国区の高校に成長したことで満足することなく、2度目の日本一を目指して、常に高いレベルに挑戦するチームづくりを進めています。

常翔学園高校は、前身の大坂工業大学高校のときから数えて、全国高校ラグビー大会準優勝2回、優勝5回を誇る大阪府を代表する名門校です。常翔学園高校のラグビーは、スクラムにこだわった試合をする伝統があり、相手に力負けしない練習量で知られています。

選手のやる気を引き出すことに定評がある名将・野上友一監督の指導の下、全国ラグビー大会通算100勝を目標に、日々の練習に取り組んでいます。

東海大仰星高校のラグビー部は全国高校ラグビー大会に18回出場し、優勝5回、準優勝2回の輝かしい成績をおさめています。東海大仰星高校の強さの大きな特徴は、中等部と高等部の150人ほどの部員が一緒に練習し、戦術の共有と選手同士のコミュニケーションが取りやすい環境にあることです。

東海大仰星高校は、闘将・湯浅監督の下、考えるラグビーをモットーに大阪府だけでなく全国の高校ラグビー界を牽引しています。

大阪府には、全国大会でも上位に入る実力も持った有名なラグビーが強い高校が4つもあり、全国大会の優勝争いの中心にいる活躍をしています。全国でも通用する強豪校が多くあるため、大阪府の代表になること自体が激しい戦いとなり、BIG4以外の高校が代表になるには厳しい状況です。大阪府代表の全国での活躍とともに、BIG4に挑む新勢力も含めた大阪府代表を決める地方大会に注目が集まっています。