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室伏広治の名言30選!人類最強と言われる投擲メダリストのかっこいい格言・語録

室伏広治の名言30選!人類最強と言われる投擲メダリストのかっこいい格言・語録

室伏広治はオリンピックで金メダルを獲得した人類最強と呼ばれたハンマー投げの選手であり、努力や苦難を乗り越える名言を残しました。一流アスリートでありながら、スポーツ科学者の一面を持つ室伏広治の名言は強い説得力を持っていて、若いアスリートやビジネスマンが参考になる言葉が並んでいます。

2024.03.30 スポーツ

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公式ライター
mblue1974


室伏広治とは?

室伏広治は4度のオリンピックに出場した日本ハンマー投げの第一人者で、日本陸上界が世界に誇るトップアスリートの1人です。ハンマー投げの世界で活躍する一方で、スポーツ科学者の一面もあり、体育学の博士号を取得し、2020年からはスポーツ庁長官に就任しています。
「技を極めるのは紙を重ねるようなもの」と努力の大切さを訴える名言やトレーニングに関する語録には、読む人のモチベーションを上げる力を持っています。

室伏広治のプロフィール

室伏広治のプロフィール
生年月日 1974/10/8
出身地 愛知県豊田市
身長/体重 187cm/99kg
専門種目 ハンマー投げ
経歴 成田高校-中京大学-中京大学大学院
主な成績 ※日本選手権
1995〜2014:20連覇

※オリンピック
2004年:アテネ 金メダル
2012年:ロンドン 銅メダル

※世界陸上選手権
2001年:エドモントン 銀メダル
2003年:パリ 銅メダル
2011年:テグ 金メダル

※アジア大会
1994年:広島 銀メダル
1998年:バンコク 金メダル
2002年:プサン 金メダル

2022年現在でハンマー投げの日本記録を持つ室伏広治は、1995年から2014年まで日本選手権20連覇、2004年のアテネオリンピックで金メダルを獲得しています。現役引退後は東京オリンピック組織委員会のスポーツディレクター、スポーツ庁長官を歴任し、スポーツ界全体の発展に貢献しています。
優れた身体能力と幅広い知見を持つ室伏広治は、アスリートにとって憧れの存在であり、目標とされている人物です。

室伏広治の座右の銘

疾風に勁草を知る

室伏広治の座右の銘は、困難にあって初めて、その人間の本当の価値が分かることを意味する格言である「疾風に勁草を知る」です。室伏広治は日本選手権20連覇を達成した翌年の2015年4月にスポーツメーカーの入社式で自身の座右の銘を紹介しながら、新社会人にエールを送っています。
日本人には最も不向きといわれたハンマー投げで世界最強と呼ばれるまでの実績を残した室伏広治の言葉は参加者にやる気を与えました。

室伏広治の名言30選

室伏広治は日本で頂点を極めた後も世界で結果を出すために「現状よりも良くするには、次にどうすればいいか、絶えず考えること」と引退後に語っています。誰もしてこなかった運動理論に基づいた練習を自らに課し絶えず自身の身体を進化させていきました。世界との体格の差や年齢による衰えを乗り越えたきた経験から紡ぎ出される名言は、陸上競技やトレーニング理論、ビジネスに活かせるかっこいい言葉が並んでいます。

陸上競技の名言

ハンマーを物としてでなく、生き物のように飛んでいくように投げたい

鞭の先端スピードは音速を超える。その原理をハンマーに応用する

私のウォーミングアップは、まずハンマー投に必要な基本的な「動きづくり」と神経や筋肉を呼び覚ますような「身体の動き」から始める

僕にとってのベストな結果というのは、成績の良し悪しだけじゃありません。毎試合ごとに伸びている自分を感じていくことが重要なのです。

1年間ずっと最高の状態を維持するのは難しい。ピークを上手に持って行くのが試合に勝つ方法だ。

全てがうまくいくとハンマーの重さがゼロになる。

室伏広治は2002年にアジア大会を連覇した後に国際大会で結果を出す秘訣を「毎試合ごとに伸びている自分を感じていくことが重要なのです」と答えています。室伏広治の名言は体調や会場の環境を気にするよりも、諦めないで自分のパフォーマンスを発揮することが大切であると教えてくれています。
相手に勝つ前に自分に勝つことを重視してきたからこそ、前人未踏の日本選手権20連覇を可能にしたことが分かるかっこいい名言です。

トレーニングの名言

ケガを予測できるから、どういう練習をすべきか、どういう練習はすべきでないかが分かる

使えている筋肉と使えていない筋肉を確認し、どのように可動させるかというフィジカルトレーニングをおこなっていくのである

私は背骨の一つ一つを動かすこともできる。余分な動きがなくなれば疲労が蓄積しにくくなり、ケガの予防にもなると考えられている

一体人間はどこまで出来るのか。自分はそこにチャレンジしたい。

ある所を超えると、そのトレーニングではその上には行けなくなるところがある。結局は自分自身が編み出す以外ない。最近は自分でつくった練習以外、効果がなくなってきた。

周りを見ながら余裕を持って取り組む。それが「集中」だと思うんです。集中というと、ひとつのモノにギューっと入り込んでいく姿を考えがちですが、そうじゃない。視野を広く持って、のびのびしている状態。それが理想的です。

できないことをやるのが練習。慣れてしまったらトレーニングとは言わない。だって、もうできてるんだから。

2011年の世界陸上で金メダルを獲得した直後に「できないことをやるのが練習。慣れてしまったらトレーニングとは言わない」とトレーニングに関する名言を残しています。室伏広治は独自のトレーニングを重ねてピークを過ぎた年齢から世界の第一線で活躍を続けてきました。スポーツ科学者の肩書を持ち、論文も執筆している室伏広治のトレーニング理論は説得力があり、スポーツや身体を鍛えている人の勉強になる名言です。

努力の名言

人間の体には未開発な部分がたくさんある。わたしはその可能性を探っていきたい

あるところまで来ると普通のことをやっていても、それより上には行けない

目標が高くなれば意識も高まる。

メダルの色は何色でも、重要なことはそこに向かって努力していくこと。

技を極めるのは、紙を毎日重ねるようなもの。しかも、紙が本物でなければならない。瞬間のひらめきや、1日や2日でできるものではない。

2004年のアテネオリンピックで他の選手が失格になったことで、繰り上がり優勝したときのインタビューで室伏広治は「メダルの色は何色でも、重要なことはそこに向かって努力していくこと」と話しています。体格では欧米勢に劣っていた室伏広治は、必死の努力を重ねて高速4回転を体得し、世界に肩を並べる選手に成長しました。
努力の天才と呼ばれるほどの厳しい練習を自らに課して得た金メダルは日本中に感動を与えました。

悩みを乗り越える名言

昔を振り返らない。

記録を超えることに悩むよりも、超えてからが自分の競技生活で本当の勝負になるんだと思ってやってきたんです。

新しい何かを得ようとする能動的な姿勢が、自分を客観的に見つめ直す気持ちを持ったり、欠点と向き合ったりする機会となり成長につながる。

スランプは大切です。そこに陥らないと人はなかなか自分を直そうとしたがりませんから。

弱い負荷しか体験したことのない人間は、強い負荷に耐えられない。「負」に対する免疫を作るためにはどん底を恐れてはいけない。いやむしろどん底をともにすべきだ。

ライバルに勝って金メダルを獲るとか、世界記録を出すとか、そんな小さくてくだらないことを目標にするのをやめて、不動の大地と広い大空を相手にハンマーを投げる喜びを追求しなさい。

室伏広治は29歳のときに自身の身体能力とメンタルを維持しながら競技を続けていくことに大きく悩んだ時期がありました。そこで尊敬する先生からのアドバイスを受けて、「小さくてくだらないことを目標にするのをやめて、ハンマーを投げる喜びを追求する」と考えを改めスランプを乗り越えました。
41歳で引退するまで自分の成長に集中してきた室伏広治のかっこいい生き方は、悩みを乗り越えるヒントを教えてくれています

ビジネスにも活きる名言

指導者が全部お膳立てするのは良くない。自分から動こうとせず、ロボットになっちゃう

現状よりも良くするには、次にどうすればいいか、絶えず考えること

俺にしかできないことがある。精一杯やれることがあるのはかえって幸せなのではないか。

アスリートにも普通の仕事をしているひとにも、それぞれの人生があって、これが私の人生だという風景があると思うんです。僕にとってそれは、きらびやかなスポットライトを浴びる瞬間ではなく、穴を埋めたり、ハンマーを磨いたりする日常の作業なんです。

一人が出来るようになると、皆が出来るようになってくる。

さまざまな人のアドバイスに積極的に耳を傾けるということも心がけています。自分の殻には閉じこもらないことですね。

室伏広治の引退直前に残した「さまざまな人のアドバイスに積極的に耳を傾けるということも心がけています」はビジネスや恋愛に活かせる名言です。室伏広治自身もトップアスリートの立場から、科学的な観点から客観的に自身のパフォーマンスを見直して専門家からアドバイスを受けていました。
自分の可能性を広げ、目標を達成するために他者の意見を取り入れる姿勢は、ビジネスマンが学ぶべきかっこいい生き方であるといえます。

室伏広治の伝説とは?

室伏広治は「一体人間はどこまで出来るのか。自分はそこにチャレンジしたい」の名言の通り自身の限界に挑み続けました。室伏広治は投擲だけでなく、他の競技のアスリートと比較してもトップクラスの身体能力を持っています。握力は計測器の針が振り切れる120kg以上、背筋380kgの筋力に加えて、スピード競技でも30mであれば世界レベルの短距離ランナーよりも速かったかっこいい伝説的なエピソードを残しています。

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