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ドッジボールのルールの種類20選!学童や小学校で使える面白い遊び方とは?

ドッジボールのルールの種類20選!学童や小学校で使える面白い遊び方とは?

ドッジボールの種類は20種類以上あり、両チームが同じ円形コート内を逃げる中当てや王様が当たったら即負けとなる王様ドッジボールが低年齢層も理解できプレーしやすいと全国各地で親しまれています。ゲーム内の職業で戦うドラクエドッジは1番新しい種類で、ゲーム好きな小学生男子に特に人気です。

2022.11.30

ドッジボールのいろいろな遊び方の種類が知りたい!

ドッジボールは、直径20cm前後のボールを相手の身体に当てたりボールに当たらないように逃げたりする遊びで、1クラスの人数に近い20~40人程度で臨機応変に遊びやすいことから保育施設や小学校で多く楽しまれています。

ドッジボールを応用した遊び方は20種類以上存在し、場所の広さや遊ぶ人数にあわせてそれぞれの学校や地域で工夫されるため、同じ遊び方でも細かいルールや名称が少しずつ異なることが多いです。

ドッジボールの基本的な遊び方とルール

ドッジボールの一般的なルール
推奨人数 1チーム20人ずつの計40人
コート 長方形、10m×20m+外野幅2m程度
必要な道具 ボール、直径20cmで300g前後の重さ
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち
投げ方のルール 首より上を狙わない
内野のルール 自分の陣地から出ない
外野のルール ・相手陣地に入らない
・外野を0人にしない
当たってもアウトにならない条件 ・頭、首、顔面に当たった場合
・ワンバウンドで当たった場合

ドッジボールの基本的な遊び方は、長方形のコートを2つに分けて各チームの陣地とし、内野が全滅したら負けとなるルールで、外野の守備範囲や元から外野にいたプレーヤーが内野に戻る条件、ボールに当たってもアウトにならない条件に地域差がみられます。

ボールを当てる場所に厳しいルールを設けている地域が多く、大きな怪我や事故につながりやすい首、頭、顔を故意に狙った場合には指導者が退場のペナルティを課すことも多いです。

ドッジボールの種類20選

ドッジボールのルールの種類の多くは、コートの形を変えたり、投げ方やアウトになる条件を変えたりした遊び方で、幼稚園児から小学校高学年、大人まで楽しめる工夫がされています。

頭脳プレーが必要だったり周りを客観的に見る力が養われるドッジボールの種類は、小学校の体育の授業やクラスのレクリエーションにも使用されています。

種類 おすすめポイント
・円形コート式ドッジボール
・ハンドドッジボール
・アメリカンドッジボール
・復活ドッジボール
・バランスボールドッジ
・時間制限ドッジボール
・逆ドッジボール
幼稚園児から楽しめる
・中当て
・相棒ドッジボール
・王様ドッジボール
・火の玉ドッジボール
チームプレーや周りを見る力が養われる
・ドーナツ型円形ドッジボール
・四次元ドッジボール
・隠し王様ドッジボール
・ドラクエドッジボール
・障害物ドッジボール
・バウンドドッジボール
頭脳プレーが必要になる
・ハンディキャップドッジボール
・田んぼドッジボール
コートが特徴的で面白い
・天下統一ドッジボール 個人の強さが競える

円形コート式ドッジボール

特徴 コートが円で外野に角がない
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 1チーム10人~15人ずつの計20~30人
必要な道具 直径20cm前後のボール1個
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

円形コート式ドッジボールは、コートの外枠を円形にした遊び方で、コートの形状以外は基本のルールと同じになります。円形コート式の陣地は、角がなく半円の弧を描いているため、外野が縦横の感覚なくどこからでも攻めることでき、内野の逃げ方や外野同士のパス回しに工夫が必要となります。

未就園児が長方形のコートからはみ出さずに動くことが難しい場合には、円形式のコートがおすすめです。

円形コートドッチボールの遊び方
  1. 直径10m程度の円と円の中央線を引き、コートを作る。
  2. 同じ人数で2チームに分かれ、内野と呼ばれる自分の陣地に入る。
  3. 外野と呼ばれる相手陣地の周りに2~3人配置する。
  4. 基本のドッジボールと同じルールでゲームスタート。
  5. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

円形ドッジボール/中当て

特徴 2チームが同じコート内を逃げる
推奨年齢 10歳以上
推奨人数 1チーム8人ずつの計16人
必要な道具 ・直径20cm前後のボール1個
・チーム分けのビブスやゼッケン
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

中当てと呼ばれる円形ドッジボールは、2チームが同じ円形の陣地を使うドッジボールで、狭い陣地内で相手チームの選手のみを狙う投球の精度やパス回しの難しさが面白い、小学校3年生以上が遊ぶ機会の多いルールとなります。

中当てでは、内野は逃げるのみ、外野がボールを当てる役割を果たすので、個人差のでる園児が遊ぶ場合には、ボールを投げずに転がしたり、内野チームと外野チームに分けたりする工夫もおすすめです。

中当ての遊び方
  1. 直径5m~10mの円を引き、コートを作る。
  2. 同じ人数で2チームに分かれ、各チーム外野を2人~3人決める。
  3. 両チームとも、内野の選手は円の内側に、外野の選手は円の外側に配置する。
  4. じゃんけんに勝ったチームがボールを持ち、ゲームを開始する。
  5. ボールを持った外野は、相手チームの内野に当てるか、味方の外野にパスをする。
  6. ボールを持った内野は、味方の外野にパスをする。
  7. 相手選手の投げたボールに当たった人はアウトとなり、外野に出る。
  8. 1度アウトになった内野選手は、相手選手をアウトにしても外野のままとする。
  9. ゲームスタートの時点で外野にいた選手は、好きなタイミングで内野に入る。
  10. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

ドーナツ型円形ドッジボール

特徴 内野は円の内側と外側から狙われる
推奨年齢 10歳以上
推奨人数 1チーム15人ずつの計30人
必要な道具 ・直径20cm程度のボール1個
・チーム分けのビブスやゼッケン
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

ドーナツ型円形ドッジボールは、中当てに似た遊び方をする種類で、内野の選手は円の内側と外側の両側から狙われるため、味方と敵が同じコート内で逃げ回ることが面白いと小学校高学年に人気です。

円の中心にいる内外野は360度全方位に投げることができ、内野の相手選手をアウトにしやすいことから内外野に誰を配置するかが勝敗のカギを握ります。内野選手は広い視野を持ち、ぶつからずに逃げる工夫が必要です。

ドーナツ型円形ドッジボールの遊び方
  1. 直径8m~10mの大きな円と直径3~5mの小さな円を引き、ドーナツ型のコートを作る。
  2. 同じ人数で2チームに分かれ、各チーム外外野2人~3人と内外野1~2人を決める。
  3. 両チームとも、内野は2つの円の間に、内外野は中央の円に、外外野は大きい円の外側に配置する。
  4. じゃんけんに勝ったチームがボールを持ち、ゲームを開始する。
  5. ボールを持った外野は、相手チームの内野に当てるか、味方の外野にパスをする。
  6. ボールを持った内野は、味方の外野にパスをする。
  7. 相手選手の投げたボールに当たった人はアウトとなり、外外野に出る。
  8. 外外野の選手は相手チームの選手をアウトにしたら、内野に復活する。
  9. 内外野の選手は相手選手をアウトにしても内外野のままとする。
  10. ゲームスタートの時点で外外野にいた選手は、好きなタイミングで内野に入る。
  11. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

ハンディキャップドッジボール

特徴 相手をアウトにすればするほど陣地が狭く不利になる
推奨年齢 10歳以上
推奨人数 1チーム20人ずつの計40人
必要な道具 ・直径20cm程度のボール1個
・カラーコーン2~3個
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち
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ハンディキャップドッジボールは、コートのセンターラインが試合中に移動する珍しい種類のドッチボールで、相手選手をアウトにすればするほど味方陣地が狭くなり不利になるため、学年が違うチーム同士であったり体力差のある男女別チームであったりとチーム間に実力に差がある場合に面白い遊び方となります。

センターラインは1人当たる度に同じ距離ずつ公平に移動させる必要があり、審判役の先生や第三者がいると安心です。

ハンディキャップドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれ、内野と外野に入る。
  2. カラーコーンを中央線の目印に置く。
  3. 基本のドッジボールと同じルールでゲームスタート。
  4. 内野がアウトになったら、カラーコーンを当てたチームの陣地側に0.5m~1m移動し、当てたチームの陣地を狭くする。
  5. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

田んぼドッジボール

特徴 前と横に相手陣地がある
推奨年齢 6歳以上
推奨人数 1チーム10人ずつの計40人
必要な道具 ・直径20cm前後のボール2個~4個
・チーム分けのビブスやゼッケン
勝敗条件 全滅の回数が少ないチームの勝ち

田んぼドッジボールは、正方形を4分割したコートで4チームが一斉に戦うドッジボールの種類で、2〜4個のボールを同時に使うことで複雑で戦略的な戦い方を楽しむことができます。体育の授業では復活条件に鉄棒やダッシュを取り入れ、楽しみながら基礎体力の向上を図る学校も多いです。

また、ボール2個以下に減らすと低年齢層も楽しめ、広い視野で逃げたり隙のある敵を見つけたりする練習に最適です。

田んぼドッジボールの遊び方
  1. 12m×12mの正方形を4つの陣地となるように田の形に分け、コートを作る。
  2. 使用するボールの個数を決める。
  3. 全滅したときの復活条件を決める。例:1分間待機。チーム全員で鉄棒に行き逆上がりを3回する。
  4. 同じ人数で4チームに分かれ、それぞれ自分の陣地に入る。
  5. 外野は自分の陣地の斜めにある陣地の外側に配置する。
  6. 基本のドッジボールと同じルールでゲームスタート。
  7. ゲーム終了時に全滅回数が少なく内野の人数が多いチームの勝ち。

四次元ドッジボール

特徴 対戦相手が対角にいる
推奨年齢 6歳以上
推奨人数 1チーム10人ずつの計40人
必要な道具 ・直径20cm前後のボール2個
・チーム分けのビブスやゼッケン
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

四次元ドッジボールは、正方形を4分割したコートで向かい合う斜めのコート同士でドッジボールをするルールです。対角線の試合ごとに1個ずつボールを使い、コート中央で2つの試合が交錯するため、単純な遊び方が複雑に思える面白さがあります。

味方の内野陣地と外野陣地が接しておらず、基本のドッジボールより内野と外野のボールパスが難しいことが、遠投の技術向上やパス回しの工夫に繋がります。

四次元ドッジボールの遊び方
  1. 12m×12m程度の正方形を4つの陣地となるように田の形に分け、コートを作る。
  2. 同じ人数で4チームに分かれ、対戦チームを決める。
  3. 対戦するチーム同士が斜めの陣地となるように入る。
  4. 外野は対戦する相手チームの外側に配置する。
  5. 基本のドッジボールと同じルールで対戦チームとゲームスタート。
  6. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。
  7. 1位~4位を決める場合には、勝ち同士、負け同士で再戦。

ハンドドッジボール

特徴 手のひらはボール当たってもセーフ
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 1チーム20人ずつの計40人
必要な道具 直径20cm前後のボール1個
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

ハンドドッジボールは、頭、首、顔面と同じく手のひらにボールが当たった場合もアウトにならないルールで、ボールの捕球が上手くできない幼稚園児を中心に楽しまれています。

取り損ねた場合もアウトにならないルールは、捕球の苦手な子が積極的に手のひらでボールに触れるきっかけとなり、ボールの捕球力向上に効果的です。

ハンドドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれる。
  2. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  3. 手のひらがボールに当たった場合には、アウトにならず試合続行。
  4. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

アメリカンドッジボール

特徴 外野がなく当てたら仲間になる
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 20人~40人
必要な道具 ・直径20cm前後のボール1個
勝敗条件 どちらかのチームが全滅したら試合終了

アメリカンドッジボールは、外野のないシンプルな長方形コート内だけを使い、当てられた選手が相手チームの仲間となることでゲーム中にチームメンバーが入れ替わる面白い種類のドッジボールです。

当てたら仲間になるやり方は、内野と外野が出入りする基本のドッジボールよりシンプルでわかりやすく、基本のドッジボールの前段階として幼稚園や小学校低学年の授業に多く取り入れられています。

アメリカンドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じ長方形のコートを作る。ただし外野幅は必要なし。
  2. 同じ人数で2チームに分かれ、それぞれチーム全員が自分の陣地に入る。
  3. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  4. ボールに当たったら、相手チームの仲間になる。
  5. どちらかのチームが全滅したら試合終了。
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復活ドッジボール

特徴 当たったら外野に行かず牢屋で待機
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 1チーム15人~20人ずつの計30人~40人
必要な道具 ・直径20cm前後のボール1個
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち
復活ドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートと牢屋ゾーンを作る。
  2. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  3. 相手選手の投げたボールに当たった人はアウトとなり、牢屋ゾーンで待機。
  4. 味方選手が相手選手を当てたり、ボールをダイレクトキャッチしたりしたら1人牢屋から復活。
  5. 外野選手は当てても内野に戻らず外野のままとする。
  6. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

復活ドッジボールは、アウトになった内野の選手が外野でなく牢屋と呼ばれる場所に待機する種類のドッジボールで、相手の内野選手をアウトにした場合と同じく、相手の投げたボールを内野の選手がダイレクトキャッチした場合も味方選手が復活することができます。

ボールを投げる選手は、相手にダイレクトキャッチされないよう軌道や速さを工夫する必要があり、幼稚園児から小学校高学年、大人まで幅広い世代で親しまれています。

相棒ドッジボール

特徴 ボールに当たったら相棒がアウトになる
推奨年齢 6歳以上
推奨人数 1チーム20人ずつの計40人
必要な道具 直径20cm前後のボール1個
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

相棒ドッジボールは、自分が当たったりアウトになったりしたときに自分でなくペアとなった相棒が外野に出たり内野に復活したりするルールで、自分以外の仲間を気にする団体戦の意識づけに最適な種類のドッジボールです。

小学校低学年は自分のことで目一杯なことが多く、仲のよい友達同士を相棒にするとスムーズに楽しめ、小学校中高学年は、能力差のある子同士で組むと頭脳戦の様相を呈し盛り上がります。

相棒ドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれる。
  2. チーム内で2人組を作り、相棒となる。
  3. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  4. 内野でボールに当たったら、自分はそのままで相棒が外野に出る。
  5. 外野で相手チームの選手を当てたら、相棒が内野に入る。
  6. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

王様ドッジボール

特徴 王様が当たったら即負け
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 1チーム20人ずつの計40人
必要な道具 ・直径20cm前後のボール1個
・王様の目印となるビブスやゼッケン
勝敗条件 王様をアウトにしたチームの勝ち

王様ドッジボールは、内野の残り人数に関わらず王様がアウトになったら即負けとなるルールで、誰を王様にするか、王様はゲーム中どのような行動をとるか、周りは王様をどう守るかと多くのチーム戦略が飛び交う団体競技要素が強い種類のドッジボールです。

ルールが単純でわかりやすいため幼稚園児も十分楽しめますが、チームで作戦を練り、作戦通りチームメンバーで実行することを楽しく思える小学校にもおすすめです。

王様ドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれる。
  2. 各チーム1人ずつ王様を決め、王様は目印をつける。
  3. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  4. 王様がボールに当たり、アウトになったら負けで試合終了。

隠し王様ドッジボール

特徴 王様が誰かわからない王様ドッジ
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 1チーム20人ずつの計40人
必要な道具 ・直径20cm前後のボール1個
・王様の正体を記録しておく道具or審判
勝敗条件 王様をアウトにしたチームの勝ち

隠し王様ドッチボールは、王様ドッチボールのルールに加えて王様を相手に隠したままにするルールとなります。プレーヤーは相手チーム1人1人の動きをよく見て誰が王様か目星をつけながらプレーしたり、味方の王様の正体がバレないように行動したりする必要があります。審判がいない場合は、ズルしていない証明に王様の正体を必ずどこかに書いておくことが大切です。

隠し王様ドッチボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれる。
  2. 各チーム1人ずつ王様を決め、相手チームにわからないように王様の正体をどこかに記すか審判に告げる。
  3. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  4. 王様がボールに当たったら負け。相手チームに王様の正体を申告し、試合終了。

ドラクエドッジボール

特徴 職業ごとに役割を持つ王様ドッジボール
推奨年齢 10歳以上
推奨人数 1チーム15人ずつの計30人
必要な道具 ・直径20cm程度のボール1個
・職業の目印となるビブスやゼッケン
勝敗条件 王様をアウトにしたチームの勝ち

ドラクエドッジボールは、王様ドッジボールを応用したドッジボールで、王様とあわせて特殊能力を持つ数種類の役職を決め、役割に応じた動きをするドッジボールです。

役職や職業の特殊能力の詳細は地域で異なりますが、勇者や魔法使い、戦士を中心に4種類~6種類決めることがおすすめで、投球、捕球、頭脳プレーと得意な個々の能力を活かして遊べる点が、ゲーム好きな小学生高学年に支持されています。

ドラクエドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれる。
  2. 各チームで職業を決め、相手チームに職業がわかるように目印をつける。
  3. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  4. 職業の特殊能力にあわせてゲームを進行する。
  5. 王様がボールに当たり、アウトになったら負けで試合終了。

火の玉ドッジボール

特徴 ハンデを与えられた選手のみが使えるボールがある
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 1チーム20人ずつの計40人
必要な道具 ・直径20cm前後のボール1個
・直径20cm前後の赤い火の玉用ボール1個
・ハンデの目印となるビブスやゼッケン
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

火の玉ドッジボールは、ボールを2個使うドッジボールの種類で、1個のボールは基本のドッジボールと同じ遊び方、もう1個の赤いボールはハンデを与える選手のみが使い遊びます。ハンデのない選手が赤いボールを触ったら即アウトです。

赤いボールを使う選手には、ドッジボールが苦手で普段ボールに触れない子や年齢が低く速い球回しについていけない子を選ぶことが一般的で、各チーム内の能力差が大きければ大きいときほど楽しめます。

火の玉ドッジボールの遊び方
  1. ハンデを与えるメンバーを選ぶ。年齢や性別で分けるとベスト。
  2. ハンデをもらう選手は目印をつける。
  3. 基本のドッジボールと同じコートを作り、ハンデの選手が同数になるように2チームに分かれる。
  4. ボールを2個使い、基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  5. 火の玉(赤いボール)はハンデ選手のみ触ることができる。
  6. ハンデ選手以外が火の玉に触ったらアウト。バウンドしたものや転がっている状態もNG。
  7. ハンデ選手は、試合で通常ボールと火の玉の両方を使うことができる。
  8. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

天下統一ドッジボール/てんか/かたき

特徴 コートのないドッジボール個人戦
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 20人以上
必要な道具 直径20cm前後のボール3個~5個
勝敗条件 最後までコートに残った選手の勝ち
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天下統一ドッジボールは、チームや陣地がなく、個人で戦う珍しい種類のドッジボールです。遊ぶ場所には、参加人数が自由に動き回れる広さのプレーエリアとアウトの選手の待機エリアが必要で、小学校の1クラスが遊ぶ場合には体育館が最適です。

1度に使用するボールの数は、審判役や選手がボールの場所や試合展開を把握しやすい3個がおすすめですが、5個まで増やすとエリア全体の把握が相当難しくなるため大人も楽しめます。

天下統一ドッジボールの遊び方
  1. 体育館にバラバラに散らばる。
  2. 審判役がボールを複数個投げ入れてゲームスタート。
  3. ボールを持った選手は、コート上にいるどの選手に当ててもOK。
  4. ボールに当たった選手はアウト。ステージ上で待機する。
  5. 自分を当てた選手がアウトになったら、待機していた選手はコートに復活する。
  6. 試合終了時点でコート上にいた選手の勝ち。

バランスボールドッジ/大玉ドッジボール

特徴 両手で抱える大きさのボールでするドッジボール
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 1チーム15人ずつの計30人
必要な道具 直径55cm程度の大きなボール
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

バランスボールドッジは、直径20cmのボールの代わりに直径55cmのバランスボールを使うドッジボールで、幼稚園児から大人まで幅広い世代に楽しまれています。大きなボールは持ちづらく重いため、ボールを持った選手は投げずに転がすことがルールで、手以外の身体がボールに当たったらアウトとなります。

中学生以上が遊ぶ場合には、さらに避けたりキャッチしたりしづらい65cm以上のバランスボールがおすすめです。

バランスボールドッジの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれ、内野と外野に入る。
  2. じゃんけんで勝ったチームがボールを持ち、基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  3. ボールは投げずに勢いをつけて転がす。
  4. ボールが手以外の身体のどこかに当たったらアウト。
  5. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

障害物ドッジボール/かくれんぼドッジボール

特徴 陣地に隠れ場所のあるドッジボール
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 1チーム15人ずつの計30人
必要な道具 ・直径20cm前後のボール1個
・跳び箱3段程度×2チーム分
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

障害物ドッジボールは、それぞれの陣地に隠れ場所となる障害物を設置して戦うドッジボールです。障害物を置く場所は、それぞれの陣地の中央付近が一般的ですが、好きな場所に設置できるルールにすると、チームごとにさまざまな作戦が立てられさらに面白くなります。

ただし内野が逃げるときに障害物に衝突したり、障害物にボールが当たり危険な崩れ方をしたりする可能性も大きいため、小学生は先生の指示の元で遊ぶことが大切です。

障害物ドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれる。
  2. それぞれの陣地に障害物となる跳び箱を置く。
  3. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  4. 試合中は障害物に隠れたり、障害物を使いボールを避けたりしてOK。
  5. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

時間制限ドッジボール/5秒ドッジボール

特徴 持ったらすぐ投げるドッジボール
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 1チーム20人ずつの計40人
必要な道具 直径20cm前後のボール1個
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

時間制限ドッジボールは、通常のドッジボールに5秒しかボールを持てないルールを追加したドッジボールで、5秒以上ボールを持ち続けた選手はボールに当たった選手と同様にアウトとなります。

とても単純なルールで幼稚園児から遊ぶことができますが、投げるとき作戦を立てたり味方の陣形を整えたりと頭を使いながら遊んでいる小学校高学年以上のほうが、普段考えられないミスをしやすく面白い試合になりがちなためおすすめです。

時間制限ドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれる。
  2. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  3. ボールを持った選手が5秒以内に投げなかった場合もアウトとなり、外野に出る。
  4. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

逆ドッジボール

特徴 内野がボールを奪うことで点を取るゲーム
推奨年齢 5歳以上
推奨人数 12人~16人
必要な道具 直径20cm前後のボール1個
勝敗条件 点数が多いチームの勝ち

逆ドッジボールは、ボールを当てることでなく相手が投げたボールを奪うことを目的としたゲームで、ボールを投げたり取ったりする練習に幼稚園児や小学校低学年の体育の授業で多く取り入れられています。

外野チームは、ボールを取られないためにパスの高さやボールの速さ、球の軌道を工夫する必要があり、投球力の向上に効果的です。一方、内野チームは積極的にボールを取ることで捕球の恐怖心を減らす効果が見込めます。

逆ドッジボールの遊び方
  1. 直径5m程度の円、もしくは5m四方の正方形でコートを作り、2チームに分かれる。
  2. 1チームは外野、1チームは内野に入る。
  3. 外野の選手は内野にボールを取られないように味方同士でパスをまわす。
  4. 内野の選手は陣地から出ずに、外野がパスしているボールを奪う。
  5. 内野の選手がボールを奪えたら1点。
  6. 制限時間を設け、内野と外野のチームを交代する。
  7. ゲーム終了時点で点数が多いチームの勝ち。

バウンドドッジボール

特徴 ワンバウンドでアウトを取るドッジボール
推奨年齢 10歳以上
推奨人数 1チーム15人っずつの計30人
必要な道具 直径20cm~50cmのボール1個
勝敗条件 相手チーム全員をアウトにしたチームの勝ち

バウンドドッジボールは、ボールをワンバウンドさせて当てるドッジボールで、通常のドッジボールよりボールの速度を出したり軌道を読んだりすることが難しく、小学校高学年以上から大人向けとなります。

バウンドドッジボールで使うボールは、大玉から普通のドッジボール用ボールまで大小さまざまな種類が使えますが、小学生はバウンドで相手に当てやすい大きめのボールから始めることがおすすめです。

バウンドドッジボールの遊び方
  1. 基本のドッジボールと同じコートを作り、2チームに分かれる。
  2. 基本のドッジボールと同じ要領でゲームスタート。
  3. ボールは必ずバウンドさせてから相手に当てる。バウンドせず当たった場合はセーフ。
  4. どちらかのチーム全員がアウトとなり、内野が全滅したら負けで試合終了。

ドッジボールの遊び方の種類を選ぶコツ

ドッジボールの種類を選ぶときは、参加人数、遊びに使える広さ、参加メンバーの実力差の3つに着目し、メンバー全員がボールを触ることができ、楽しく安全にプレーできる種類を探すことが必要です。

特に着目すべきはメンバーの実力差で、メンバー間の差が大きな場合にはハンデルールのある種類を選んだり、既存のやり方に独自ルールを設けたりすると参加者全員が楽しめます。

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