キックボクシング初心者あるある70選!怖さや辛さなどの面白いエピソードとは?
キックボクシング初心者あるあるとは、キックボクシング初心者がやりがちな行動や言動に共感してちょっと笑えるエピソードです。キックボクシングを始めた直後は、パンチが上手く打ち分けられず困ったり、トレーニング翌日の筋肉痛に苦しんだりと、初心者ならでは体験からみつかるあるあるエピソードです。
Writer
公式ライター オカ
スポーツトレーナーとして働いてます。普段はプロのアスリート相手に日々奮闘しています。 専門的な知識をベースに、身体の事やトレーニング、スポーツに関わるお話をメインに、お伝えしていきたいと思っています。
キックボクシング初心者のあるあるが知りたい
キックボクシング初心者あるあるとは、キックボクシングを始めてから半年の人が多く経験するエピソードです。キックボクシングはタイの国技であるムエタイのルールをベースに考案され1966年に生まれた日本発祥の格闘技です。
オリンピック種目のボクシングに比べると競技人口は少なく250〜500人と言われています。ですが、2002年にTV放送されたK-1 やKONAMIスポーツクラブのコンバットクラスに取り入れられており、国内での知名度は高い競技です。
初心者がキックボクシングを始める理由
キックボクシングを始める理由は、筋力アップやダイエットを目的に始める人が多いです。手足を素早く動かしパンチやキックを打つ動きは無酸素運動であり、筋肉の強い収縮を必要とするため、筋トレと同じ筋量増加の効果が期待できます。
ステップを踏み続ける動きは有酸素運動であり、脂肪燃焼に効果的です。キックボクシングは基礎代謝を上げる筋肉を増やす無酸素運動と脂肪を燃焼させる有酸素運動の2つが同時にでき、消費カロリーは1時間で525~840kcalとされ、同じ時間のランニングと比較しても有意に高いので、ダイエット効果が見込めます。
キックボクシングをすると効く身体の部位
キックボクシングは全身の筋肉をバランスよく使うことが特徴で、パンチを繰り出すときには、二の腕、肩周り、背中や胸の筋肉を使い、キックをするときはお尻や脚の筋肉を使いますし、フックやハイキックでは自然と身体を捻じる動作が入り、腹筋、脇腹、腰周りの筋肉も使われます。シャドーボクシングやミット打ちといった、対人を想定したトレーニングをおこなうと全身を使っていることが実感できます。
キックボクシング初心者あるある70選
キックボクシング初心者あるあるには、キックボクシング初心者ならではの面白いエピソードが豊富にあります。ミット打ちの時にトレーナーと息が合わなくてパンチを当てられず、お互い笑ってしまったり、駅のホームでシャドーボクシングをしてしまったり。ジムの中に限らず、初心者が思わずしてしまう行動から生まれる、あるあるエピソードが満載です。
キックボクシングの初心者あるある
キックボクシングジムは近所にはないと思って調べてみると、気づいていないだけで生活圏に1つはジムがある。
最初はトレーナー人が優しく迎えてくれるが、それは仮の姿だと辛い練習で気づかされる。
体験クラスの参加者は、意外と女性が多いがその後も続ける人は少ない。
体験クラスに参加前はワクワクしているが、終了後は疲れて何も考えられないくらい辛い。
入会時に加入するスポーツ傷害保険について説明を受け、初めて怪我のリスクを考える。
初めての練習後、体験クラスがいかに手加減されていたか実感する。
一人で参加する初めてのクラスは、練習の流れが分からず一人だけ焦って変な動きになる。
初めてサンドバックを殴ったときは、重さに負けてむしろ自分が動いてしまう。
シャドーボクシングで「シュシュ」とパンチに合わせて声を出しがち。
初めてのパンチを習うと、その練習ばかりしてジャブが上手く打てなくなる。
経験者とのマススパーは相手の動きが速くてついていけず、ひたすら怖い。
3分間(1ラウンド)動き続ける体力がなく軽く心が折れる。
右利きなのに、サウスポースタイルのほうが構えやすくて混乱する。
スポーツショップでミットやグローブを無駄に買いそろえてしまう。
ジムに入会しただけで強くなったような気がする。
キックボクシング初心者あるあるは、キックボクシングジムに入会した人が、体験参加を経て初回のトレーニングに参加したときに多く体験するあるあるです。キックボクシング未経験の人は、初心者クラスのトレーニングで多く採用される3分3ラウンドの練習でも、持久力が足りずにへばってしまいトレーニングの途中で離脱してしまうことも珍しくありません。そのようなときだけは怖いトレーナーも優しく接してくることもあるあるです。
女性のキックボクシング初心者あるある
シェイプアップクラスや初心者クラスには女性参加者が多いが、競技クラスではレアポケモン扱い。
ダイエット目的で参加していた人が、いつの間にか選手コースへ移籍している。
男性会員と互角にスパーリングをする、異常に強い女性プロ選手がいる。
更衣室が狭く最初は気になるが、案外すんなり慣れる。
長く参加している女性の美魔女率は高い。
マススパーで怖がってリングの中を走って逃げてしまう女性会員は一定数いる。
おとなしい外見の人が、対人練習になると笑顔で楽しそうに攻めてくる、
キック練習で男性会員より大きな声を出している女性会員がいる。
初心者クラスに参加した女性会員は、競技クラス担当のトレーナーや参加者から競技クラスへナンパされがち。
男性会員は女性会員と話したいが、女性会員は女性会員と話したいのでその願いは叶わないことが多い。
女性のキックボクシング初心者あるあるとは、ジムでは比較的少ない女性会員に起きるエピソードです。ダイエット目的でジムに入会する女性は多いですが、本格的な対人練習に発展する競技クラスへ参加する女性は少なく、10人参加のクラスに1人前後です。
そのため競技クラスの女性会員は、ダイエットクラスの女性会員を競技クラスへ勧誘したり、男性会員相手にスパーリングをすることもあります。そのような男女間のギャップや同じ女性会員での目的意識の違いから生まれるあるあるが多いのが特徴です。
キックボクシング初心者の怪我あるある
トレーナーのアドバイスを無視してバンテージを巻かずにミットを打ち、手の皮がズル剥ける。
冬場、ジムが寒く準備運動で脹脛がつり、周囲の注目の的になる。
身体が硬いのにやたらハイキックを練習し、股関節を痛める。
ローキックをカットされて脛を強打、攻撃した方が痛い思いをしがち
サンドバックを殴り、手首が巻けて捻挫。
ミットを受けるトレーナーさんと息が合わず、パンチがなかなか当たらない。
首相撲の翌日は、首が動かない、結果的に朝の準備に時間が3倍かかり予定に遅刻する。
ローキックを受けた内腿が、翌日に内出血で真っ青になり焦る。
腹筋の筋トレはしていないのに、腹の筋肉痛が辛く朝は起きられない。
背中の筋肉痛が強くでると、強くなったと勘違いしがち。
バックナックル(裏拳)に挑戦し、振りが強すぎて肩を痛める。
ミドルキックが相手の肘に刺さり、足の甲がすごく痛いが強がって隠しがち。
ジムのヘッドギアのサイズが微妙に合わなくて擦れ、顎や耳の皮がむける。しかもヘッドギアは臭い。
キックボクシング初心者の怪我あるあるとは、サンドバックにパンチして1人で手首を捻挫してしまうといった、初心者がしてしまいがちな怪我にまつわるあるあるです。格闘技は個人練習だけでなく人を相手にした打撃練習があります。初めて体験するミット打ちでは力加減がわからず力を強く入れすぎてしまい、人知れず関節を痛めて1人で悶絶してしいることがあります。
さらにスパーリングに参加すると、調子に乗って飛び蹴りをし、着地ミスをして転んでしまう。傍からみると笑えますが、当事者になるとすごく痛いエピソードが多くあります。
初心者がキックボクシングをはじめて身体に起きるあるある
体重計の数値には変化はないが、鏡で見る自分は痩せたように感じる。
移動中に待ち時間があると、シャドーボクシングをしがち。
辛い練習の2日後、疲労が抜けた日は体がやたらと軽く感じる。
人とすれ違う時に、反射的にステップで避けがち。
初めてミット打ちを本格的にした日は、腕が上がらずシャンプーできない。
足が細くなって欲しいのに、まずは太くなる。
エレベーターの中で一人、ジャブとストレートのフォームチェックをしてしまう。
キックで当たるスネの部分の毛が生えなくなると一人前。
どんなにしんどい練習を続けても、腹筋が割れるのは一番最後。
時計が無くても3分間が何となくわかるようになるが、日常生活では活用する場面が限られる。
初心者がキックボクシングをはじめて身体に起きるあるあるとは、トレーニングに10回通い自分では痩せ始めたと思っても体重計の数字に変化はないといった、身体にまつわるあるあるです。週2〜3回のキックボクシングを2〜3ヶ月続けていくと、筋肉が付き初め、体脂肪率が下がり身体は引き締まってきます。結果が出始めるとトレーニングに前向きに取り組めますが、数値の変化を実感できるまでに体験するあるあるや、苦労話には面白いあるあるが多くあります。
キックボクシングを始めてからの食生活あるある
筋肉の成長を意識して高タンパク質、低脂質の食事をしたいが、身体よりお財布が耐えられない。
練習後のプロテインタイムはどんな幼児よりも最優先。
コンビニでタンパク質を探した結果、サラダチキンやプロテインバーが常食になり最終的にそれしか買わなくなる。
練習中のドリンクに最初はこだわるが、最終的に「水」が一番おいしい。
外食だと炭水化物中心の食事になるため、自炊の頻度が増えた結果、料理上手になってしまう。
試合に出るわけでもないのに、練習前のサプリメントはプロ選手と同じ。
練習前は消化の早い食品を選ぶようになる、追い込まれると分かっている日はむしろ食べない。
タンパク質摂取を優先するあまり、牛肉のステーキをソースなしで食べようと考えてしまう。
痩せるためにプロ選手と同じような減量を考えるが、怖い痩せ方だとトレーナーに始める前に止められる。
鶏胸肉とブロッコリーだけを買う日が来る。
食事への意識が高まり、周囲の人の不摂生が気になり始める。
キックボクシングを始めてからの食生活あるあるとは、キックボクシングを始めてから食習慣を変化させることで発生するあるあるです。ダイエット目的でキックボクシングを始めた人は筋肉の成長のために、高タンパク低脂質の食事を意識すことが効果的です。2020年ごろから、高タンパク質を売りにした機能性食品がコンビニでも取り扱い始めていて、500円前後でも購入できる商品ラインナップが増えています。しかし、外食中心では高たんぱく低脂質の食生活を維持することは難しいので、自炊に落ち着くエピソードが多いです。
キックボシシングジムのあるある
トレーナーに頼らず、独自のトレーニング法を追及しているベテラン会員がいる。
教える内容がトレーナー毎に微妙に違う事があり、何を信じていいかわからなくなる。
ジムにいる人は基本的にフレンドリーで話しやすいが、辛い練習の最中に放つ殺気は怖い。
優しいトレーナーさんほど、練習中は笑顔で追い込んできてすごい辛い。
ジムのレンタル備品は基本的に汗くさい。ジムの人全員が共感してくれるが誰も改善できない
練習後は全員で床の拭き掃除をするが、全員黙々とこなす様子はとてもシュール。
夏場は冷房が利いていても、休憩中は扇風機前が渋滞する。
21時開始の練習後、笑顔で会社に戻り仕事をする人がいる。
女子プロ選手とスパーリング、体格的に有利だと思っていたら、攻撃は全て避けられて何もできない。
普段は腰の低い人が、効果的な人の倒し方など、具体的な攻撃法をぐいぐい解説してきて少し怖い。
ジムではよくしゃべる面白い人なのに、外に出るととたん無口になる人がいる。
キックボシシングジムのあるあるとは、キックボクシングジムで遭遇するちょっと変わったできごとのあるあるです。都心のキックボクシングジムでは1クラスに10人は参加者がいますが、中には変わった行動をする人がいます。オリジナルのトレーニング法に取り組んでいる先輩会員、21時の練習後に仕事のため会社に戻る人、本人にとっては当然の行動も、他人からすると変わった行動にしか思えない、そのような考え方のギャップから生まれる面白いあるあるが多く、キックボクシング歴が長い経験者でイメージしやすい内容が多いです
キックボクシング初心者におすすめな書籍や動画
①書籍:まずはこれ!キックボクシングの教科書 入会編: 知っておきたい5つのポイント
まずはこれ!キックボクシングの教科書 入会編: 知っておきたい5つのポイント
キックボクシングを始めたいと考えている人におすすめの高木啓介さんの著書です。
キックボクシングの技術の解説ではなく、これからキックボクシングを始める初心者にとって重要な情報が多く記載されています。キックボクシングジムの選びかた、始めるために必要な道具の解説、怪我の予防にまで言及し、運動経験がない人でも、不安なくキックボクシングを始めるために必要な情報が満載です。本書はキックボクシングを始めることに二の足を踏んでいる人におすすめの書籍になります。
②書籍:60代・70代からの不調と痛みに効く! キックボクシング・エクササイズ
60代・70代からの不調と痛みに効く! キックボクシング・エクササイズ
壮年期から高齢者まで、実際にキックボクシングの指導をしている元プロキックボクサーの生井宏樹さんが監修している書籍です。
片方の足を上げてキック動作を繰り返すキックボクシングは、バランス感覚の刺激が多く、転倒予防に効果を発揮します。本書の中ではキックボクシングは全身をバランスよく使う効率のよいスポーツと説明されていて、技術的な基礎となる構えからパンチの打ち方、肩凝りに代表される運動不足による身体の不調の改善方法まで解説されています。
キックボクシングを始めて自分に起きる変化
キックボクシングを初めて起きる変化の中には、精神面の変化があります。2014年5月22日に福岡大学スポーツ科学部の熊原秀晃先生が、壮年期の男女にキックボクシングを応用した運動を定期的に行い、心理的な影響を評価した研究論文を公開しています。論文の中で「心理的ネガティブ側面を減少させ、快感情やリラックス感などのポジティブ側面を向上させる可能性が示唆された」と結論づけています。キックボクシングの効果は同強度のランニングと比較して、有意な差があると報告されておりキックボクシングは心理的な好影響が期待できる運動です。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。