井上尚弥の筋肉が凄い!世界王者モンスターのトレーニングと食事の秘密
井上尚弥は、鋼の筋肉を持ち24戦24勝と負け無しで2022年にバンダム級で日本人初の4団体統一王者に輝き「日本ボクシング史上最高傑作」と呼ばれている人気のボクシング選手です。井上尚弥の筋肉は、試合前の体脂肪率が3%と極限まで絞られ背中の筋肉は漫画「グラップラー刃牙」に出てくる鬼の貌に見えると言われています。
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公式ライター hiro0716
元体育会系でWEBライターのhiroです。大学卒業までの10年間、陸上競技に打ち込んでいました。今もフルマラソンを走ったりと健康の為に運動を続けています。筋トレやトレーニング方法、食事管理などスポーツ経験者としての知識も提供可能です。また、スポーツ観戦も大好きですので、様々なスポーツの魅力を伝えていければと思います。
井上尚弥のプロフィール
名前 | 井上尚弥(いのうえなおや) |
生年月日 | 1993年4月10日 |
出身地 | 神奈川県座間市 |
所属 | 大橋ボクシングジム |
通称 | モンスター |
戦績 | 24戦24勝(21KO) |
タイトル | 第36代日本ライトフライ級王者(2013年) 第33代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者(2013年) WBA世界バンダム級スーパー王者(2019年) IBF世界バンダム級王者(2019年) WBC世界バンダム級王者2022年) WBO世界バンダム級王者(2022年) |
井上尚弥は、2022年に世界バンダム級で史上9人目のアジア・日本人初4団体統一王者に輝いた「日本ボクシング史上最高傑作」と呼ばれている人気ボクシング選手です。ボクシングは、小学1年生から始め高校生にして日本ボクシング史上初めての7冠を達成しアマチュア時代から天才と呼ばれています。
井上選手は、2022年に世界で1番権威のあるボクシング雑誌「ザ・リング」の格付けでランキング1位に輝いたこともある世界でも人気の高い選手です。
井上尚弥の身長・体重・体脂肪率
身長 | 165cm |
体重(通常時) | 64kg |
体脂肪率 | 3% |
井上尚弥の身長は、165cmと成人男性の平均身長170.8cmからは少し低いですがバンダム級の平均身長が163~165cmとなるためボクシング選手のなかでは平均的な大きさです。体重は、通常時で64kgありますがバンダム級は体重が53.52kg以下のため試合前は64kgから10kg以上も減量しています。体脂肪もボクシング選手の平均体脂肪が5~8%に対して井上選手の体脂肪率は3%と鍛え抜かれたボディです。
井上尚弥のボクシングの階級
階級 | 体重 |
ライトフライ級 | 48.97kg以下 |
スーパーフライ級 | 52.16kg以下 |
バンダム級 | 53.52kg以下 |
井上尚弥のボクシング階級は、プロデビューした2012年は体重48.97kgのライトフライ級でスタートし、2014年に体重52.16kgのスーパーフライ級、2018年には体重53.52kgのバンダム級へと階級を上げています。ライトフライ級時代はWBC世界ライトフライ級王者になりスーパーフライ級時代もWBO世界スーパーフライ級で王者に輝き7度の防衛、バンダム級も世界王者に輝き3階級制覇したボクシング選手です。
井上尚弥の凄すぎる筋肉を画像でチェック
井上尚弥の筋肉は、2018年12月20日のInstagramにアップした画像を見たファンから「彫刻みたい」や「恐ろしく美しい筋肉」と言われています。試合前の体脂肪率は3%と極限まで絞られて6つに分かれた腹筋は鋼の肉体と呼ばれるディフェンスの要です。
井上尚弥の腹筋の凄さがわかる画像
井上尚弥の腹筋は、2021年アラン・ディパエン戦の試合前の計量で体脂肪が3%と余分な脂肪がそぎ落とされ6つに分かれた腹筋が芸術的と話題になった凄い筋肉です。井上選手は、2022年に開催されたイベントで腹筋の作り方を聞かれ基本のトレーニングのみで毎日の積み重ねが大切と語っていて井上選手の腹筋は毎日の努力の賜物となります。
井上尚弥の背筋の凄さがわかる画像
あれだけ必死こいてトレーニングしたんだもんな。。
背筋も喜んでるわ。 pic.twitter.com/QAmNEAhHsr— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) June 14, 2022
井上尚弥の背筋は、広背筋や三角筋が発達し漫画「グラップラー刃牙」の範馬勇次郎が見せる鬼の貌に見えると言われています。2022年の3団体統一を掛けたドネア選手で左パンチを打つ姿を捉えた写真は、背中にダイアの形が浮かび上がり鬼の貌に見えると話題になり井上選手も必死にトレーニングを積んだ成果で「背中も喜んでいる」とツイートし11.3万件のいいねが付く反響を呼んでいます。
井上尚弥の腕の筋肉の凄さがわかる画像
井上尚弥の腕の筋肉は、2021年から指導を受けた八重樫東トレーナーの「ヤエトレ」を始めて腕回りが太く盛り上がりを見せています。井上選手は、八重樫東トレーナーとタッグを組んだ理由をバンダム級の4団体統一は通過点でスーパーバンダム級で戦う準備と2023年発売の雑誌「Number」で語っています。
井上尚弥が実施しているトレーニング3選
井上尚弥が実施しているトレーニングは次の3つです。
・基礎トレーニング
・フィジカルトレーニング
・階段トレーニング
井上選手は、オーソドックスなスタイルでストレートやジャブと攻撃の全てを高いレベルで繰り出すために基礎トレーニングを重視しています。フィジカルや階段トレーニングは、怪我のリスクが少なく井上選手の持ち味であるモンスター級の力強いパンチを繰り出すための下半身や体幹を鍛えることが可能なトレーニングです。
基礎トレーニング
難易度 | ★★★☆☆ |
疲労度 | ★★☆☆☆ |
トレーニングメニュー | ミット打ち・シャドーボクシング |
効果 | 技術力の向上 |
基礎トレーニングは、スパーリングの実践練習ではなくミット打ちやシャドーボクシングとボクシングの基礎となるトレーニングです。井上選手は、基礎トレーニングを大切にし調子が悪いと感じたときにはスパーリングは行わずミット打ちやシャドーボクシングを繰り返し実践しています。
井上選手は、お手本となる丁寧な戦い方が有名で本人も2020年の藤原達也さんとの対談でキャリアを振り返り「基礎の積み重ねが今に繋がっている」と基礎の大切さを語っています。
フィジカルトレーニング
難易度 | ★★★☆☆ |
疲労度 | ★★★★☆ |
効果 | 心肺機能・筋持久力の向上 |
フィジカルトレーニングは、有酸素運動でボクシングに必要な心肺機能の向上や筋持久力・パワー・スピードの向上と身体能力を高めるトレーニングです。井上選手は、元3階級制覇王者の八重樫東トレーナーから通称「ヤエトレ」と言われるフィジカルトレーニングの指導を受けています。
ヤエトレは、地獄のトレーニングと言われ井上選手の武器であるキレのある重いモンスターパンチを作り上げたトレーニングです。
階段トレーニング
難易度 | ★★★☆☆ |
鍛えられる筋肉 | 腓腹筋、ヒラメ筋、大腿四頭筋、ハムストリング |
効果 | 心肺機能の向上、下半身の強化 |
トレーニングメニュー | 30段ダッシュ×4本 68段×4本 114段×5本 手押し車で30段×10本 両足ジャンプで68段×5本 馬飛び20回+114段ダッシュ×3セット |
階段トレーニングは、階段を上がる動作で身体を持ち上げるため平地と比べて強い力が必要で筋トレ効果の期待できる練習です。井上選手は、毎年熱海で実施している合宿の中に恒例となる階段トレーニングがあり、最長114段となる階段を駆け上がる練習は4日間で2000段以上を駆け登る過酷な練習を取り入れています。
階段トレーニングは、下半身が鍛えられる筋トレで井上選手の持ち味である力強いモンスターパンチを繰り出すための体幹の強さに繋がっています。
井上尚弥の練習メニュー5選
井上尚弥がボクシングの練習で取り入れているメニューは次の5つがあります。
・懸垂
・車押し
・バトルロープ
・ハンマートレーニング
・リバース・スノー・エンジェル
井上選手の練習メニューは、元アマチュアボクシング選手の父親でトレーナーの真吾さん指導で懸垂や車押し、ハンマートレーニングと高校生時代からプロを見据えた練習を取り入れています。父親の真吾さんも「努力は天才に勝る」と語っていて井上選手の強さは過酷な練習を乗り越えた努力の賜物です。
懸垂
難易度 | ★★☆☆☆ |
筋トレ効果 | ★★★☆☆ |
鍛えられる筋肉 | 広背筋・僧帽筋・大円筋 |
セット回数 | 10回×3セット |
井上選手の練習には、ヒッティングマッスルと呼ばれパンチ力とスピード向上に繋がる背中の筋肉を鍛える懸垂があります。井上選手は、負荷の高いワイド・グリップと呼ばれる肩幅より2倍近く広げた懸垂を取り入れています。腕を広げた懸垂は、広背筋が鍛えられパンチの威力とスピード向上に効果的です。
車押し
難易度 | ★★★★★ |
筋トレ効果 | ★★★★☆ |
鍛えられる筋肉 | 大腰筋・ハムストリングス |
効果 | スタミナ・馬力の向上 |
井上尚弥の練習には、高校3年生の時からスタミナと下半身強化を目的に父親と一緒に取り組んでいる車押しがあります。車押しトレーニングは、重量2tもある車を体全体を使って動かすことで体幹と下半身が鍛えられボクシングに必要なスタミナと馬力アップに効果的です。
井上選手の車押しは、平らな道路ではなく自宅近くの坂道を登る練習を取り入れていて車に乗っている父親がブレーキを踏んで負荷をかける過酷なトレーニングを積んでいます。
バトルロープ
難易度 | ★★★☆☆ |
筋トレ効果 | ★★★★☆ |
鍛えられる筋肉 | 上腕二頭筋、上腕三頭筋、三角筋、僧帽筋 |
セット回数 | 20秒×5セット |
井上尚弥の練習には、試合前の減量中やフィジカル練習で取り入れている身体全体の筋トレと脂肪燃焼効果の高いバトルロープがあります。バトルロープは、長さ10mのロープを両手に掴み動かすことで全身の筋肉を鍛えることができ、間接に負担がかからず怪我のリスクを抑えながらのトレーニングが可能です。
井上選手は、毎年恒例の熱海合宿で足場の不安定な砂浜でバトルロープを取り入れることでスタミナアップだけではなく体幹や下半身も鍛えています。
ハンマートレーニング
難易度 | ★★★☆☆ |
筋トレ効果 | ★★★★☆ |
鍛えられる筋肉 | 大胸筋、広背筋 |
セット回数 | 10~15回×3セット |
井上尚弥の練習には、背筋・腹筋・肩や腕と全身の筋肉強化と筋肉の連動を身体に覚えさせる目的のあるハンマートレーニングがあります。単純なバーベルを使った筋トレではなく筋肉を連動して動かすトレーニングで使える筋肉を付けることが可能です。
重いハンマーを握ることで手首や握力強化に繋がり、手首の強さは井上選手の強いパンチの威力を逃さない役割があります。
リバース・スノー・エンジェル
難易度 | ★★★☆☆ |
筋トレ効果 | ★★★☆☆ |
鍛えられる筋肉 | 広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋 |
セット回数 | 30回×3セット |
井上尚弥の練習には、パンチ力強化のために背中の広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋を鍛えられるリバース・スノー・エンジェルがあります。井上選手は、リバース・スノー・エンジェルの動作に加えて両足を上げて体を反る状態をキープし背筋やハムストリングも同時に鍛えています。
2つの動作を意識し練習することは、脳に刺激を与え脳から体の伝達速度が速くなるためボクシングで必要な動作スピード向上に効果的です。
井上尚弥の筋肉を作る食事習慣
井上尚弥の筋肉を作る食事習慣は、2014年から食べ物や栄養管理を徹底するため明治に所属している管理栄養士の村野あずささんのサポートを受けています。筋肉が付きすぎて減量しづらくなると村野さんがプロテインを進めても否定的で口論した過去もありますが有用性を理解してからは積極的にプロテインを活用しています。
井上選手は、試合前に10キロ以上の減量が必要で日常生活の食事や栄養管理を徹底して作られた体です。
井上尚弥の勝負メシ
モンスター井上尚弥の
鋼の肉体を支える女??村野あずさ管理栄養士?
モンスターの減量中の?
食事バランス、栄養補給を
サポート、アドバイス??
ベストコンディションで?
戦える身体作りを支えてますよね??モンスターも絶対的に信頼を
寄せてる様です?? pic.twitter.com/SFkJF9jIqo— 拳闘屋 (@boxing_ya) March 7, 2023
材料 | ・白米(1合) ・すっぽんスープ(200㏄) ・鶏もも肉 ・ひじき、キクラゲ、椎茸 ・野菜10種類 ニンジン、ネギ、春菊、パセリ、チンゲン菜、 ニンニク、セロリ、生姜、大根、枝豆 ・卵黄漬け(3個) |
レシピ | ①具材を食べやすい大きさに細かくカットする ②圧力鍋で具材を柔らかくなるまで20分煮込む ③器に盛り付けて卵黄漬けを乗せて完成 |
井上尚弥の勝負メシは、試合前日の計量をパスした後に食べる父親が作ってくれる「真吾スペシャル雑炊」です。10種類の野菜と隠し味にすっぽんスープを入れた雑炊は、減量直後の身体に受け入れやすく消化も良く、エネルギーになりやすい具材を選んだスペシャルメニューになります。
井上選手もおいしいと絶賛し、愛情たっぷりのスペシャル雑炊はリングで戦う息子の原動力となる勝負メシです。
井上尚弥おすすめのプロテイン
SAVAS(ザバス)
ホエイプロテインGP
風味:バニラ
内容量:840g
摂取回数:約40日分
1食分:約21g
カロリー:1食分当たり78kcal
井上尚弥がおすすめしているプロテインは、アスリートが1日に必要な栄養素を1回で摂取できるザバスのPROホエイプロテインGPです。ホエイプロテインGPは、11種類のビタミンやカルシウム・鉄・マグネシウムと食事だけでは補いにくい栄養素が摂取でき、効率よく筋肉強化と回復が可能です。
井上選手もスパーリングや実践練習と負荷の多い追い込み時期は、体のダメージも大きいため吸収性と栄養素が高いホエイプロテインの摂取を心がけています。
井上尚弥おすすめの減量期プロテイン
SAVAS(ザバス)
ソイプロテイン100 ココア味
風味:ココア味
タンパク源:大豆
内容量:2kg
1食分:28g
推奨用途:トレーニング後
カロリー:1食分当たり107kcal
井上尚弥がおすすめする減量期のプロテインは、減量で普段の食事が取りにくいなかで引き締め効果のある高たんぱく低脂質な栄養摂取が可能なソイプロテインです。ソイプロテインは、たんぱく質だけではなく減量期の食事で不足するミネラルや鉄分、カルシウム、ビタミンが摂取でき体調管理もしやすくなります。
井上選手は、試合1ヶ月前から減量を意識し朝昼は普段の食事をしますが夕食は減量食に切り替えてソイプロテインを摂取して体を作り上げています。
井上尚弥の筋肉はフィジカルトレーニングでできている!
井上尚弥の筋肉は、父親の真吾トレーナーと高校生時代からプロを目指して取り組んできたフィジカルトレーニングの賜物です。体重制限のあるボクシングでは、階級を1つ上げるだけで別世界と言われていて3階級制覇を成し遂げた井上選手の強さの秘訣は、技術力だけではなく身体能力の高さにあります。
井上選手は、2021年から元3階級制覇王者の八重樫東トレーナーにフィジカル指導を受け2023年にはスーパーバンダム級に階級を上げ4階級制覇を目指すモンスター選手です。
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