魔裟斗の筋肉が凄い!現役を退いた元K1チャンプのトレーニングと食事の秘密
魔裟斗は2009年に引退後、筋肉トレーニングを週に2回続けてきたことで40歳を超えても腹筋は割れ、大胸筋は盛り上がり、引き締まった身体をキープしています。魔裟斗は筋肉を維持するために朝と昼に運動のエネルギー源となる炭水化物を多めに摂り、夜は炭水化物を極力摂らない独自の食事法を続けています。
Writer
公式ライター chiipe
女性専用のフィットネスに勤めていた経験から筋肉に絡めて、健康に役立つ情報を発信していきます。
魔裟斗のプロフィール
生年月日 | 1979/3/10 |
成績 | 2003年:K-1 WORLD MAX 2003 世界一決定トーナメントで世界王者 2008年:K-1 WORLD MAX 2008 世界一決定トーナメントで世界王者 |
生涯戦績 | 63戦55勝(25KO)6敗2分 |
引退 | 2009年12月31日 |
魔裟斗は1997年に全日本キックボクシング連盟でプロデビューを果たし、2003年にはK-1 WORLD MAX2003で世界王者に輝いた元K1選手です。2008年にも世界王者に輝き、2009年の12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催されたDynamite!! ~勇気のチカラ2009~を最後にK1を引退しています。引退後はK-1 WORLD GP JAPANのゲスト解説や魔裟斗チャンネルを始め朝倉未来選手や朝倉海選手とコラボをしています。朝倉海選手とのコラボでは朝倉海選手のディフェンスを褒めているシーンが印象的です。
魔裟斗の身長・体重・体脂肪率
身長 | 174cm |
体重 | 75kg |
体脂肪率 | 不明 |
魔裟斗の身長は174cmで体重は2023年1月のインスタグラムでは75kgと記載してありました。現在の体脂肪率はLEONのインタビューによると測っていないとのことでわからないですが、2014年の魔裟斗のfacebookでは体脂肪率が6%をきったことを報告しています。2009年に引退しても身体を鍛え、絞っていたことがうかがえます。
魔裟斗のK1の階級
魔裟斗の現役時代のK1階級は-70kgのミドル級で、2023年現在のスーパー・ウェルター級と同じ階級です。ミドル級の試合はK-1 WORLD MAXで実施され、魔裟斗は2003年と2008年に世界王者になっています。また、K-1 WORLD MAX 2007では前年度世界王者のブアカーオから右ストレートでダウンを奪い、判定勝ちをした成績も残しています。
魔裟斗の凄すぎる筋肉を画像でチェック
魔裟斗は腹筋や大胸筋、上腕、大腿四頭筋と全身をバランスよく鍛えていて、なかでもキックやパンチを打つとき身体のバランスをとるために必要な腹筋群が現役時代から発達しています。魔裟斗は2017年のユーピーエスのインタビューでかっこいいお父さんでいたいと語ったことから、現役時代の身体をキープするためにトレーニングをしていることがうかがえます。鍛え抜かれた身体は女性だけでなく男性からも人気です。
上腕二頭筋の凄さがわかる画像
魔裟斗の上腕二頭筋はK-1WORLD MAX 2004決勝戦で対戦したことのあるブアカーオと比べると太く発達していることがわかります。K1でパンチを打つとき、ストレートの場合は上腕三頭筋が必要ですが、アッパーを打つときは腕を固定するために上腕二頭筋が必要です。魔裟斗は現役時代も上腕二頭筋が発達していましたが、40歳を過ぎた今もダンベルで上腕二頭筋を鍛えています。
大胸筋の凄さがわかる画像
大胸筋は上部、中部、下部の3つに分かれている筋肉で、魔裟斗は3つのなかでも下部が鍛えられ、腹筋と大胸筋の境目が際立っています。2017年にMELOSが行った武尊のインタビューからすると大胸筋はキックボクシングにはあまり使わない筋肉と言われていますが、魔裟斗は現役時代から大胸筋の下部が盛り上がり発達していました。引退後はインスタグラムで大胸筋のトレーニングをしていると語っていたことから、意識してトレーニングをしていることがわかります。
腹筋の凄さがわかる画像
魔裟斗の腹筋は腹直筋に加え外腹斜筋が鍛えられていることで、朝久泰央と比べると腰骨の辺りの凹凸がはっきりとし、メリハリのある腹筋に仕上がっています。K1では、軸がぶれずに強いキックやパンチをするためには、骨盤を動かす腹斜筋や腹横筋が必要です。また、相手の攻撃からお腹の臓器を守るためにも腹筋が必要になることから、魔裟斗は現役時代から腹筋を鍛えていたと自身のYouTubeチャンネルで語っています。
魔裟斗が実施しているトレーニング3選
- 広背筋や僧帽筋を狙ったトレーニング
- 腹筋のトレーニング
- 肩のトレーニング
魔裟斗が実施しているトレーニングは3つあります。魔裟斗は現役を引退してから実施している腹筋メニューに加え、ボディビル80kg級で優勝経験のある鈴木雅さんに肩と背中のトレーニングを教わっている映像を自身のYouTubeチャンネルで紹介しています。
背中の筋肉トレーニング
マッスルアップ | 広背筋を狙うトレーニング |
アイソラテラル・DYロー | 背中の厚みをつけるトレーニング |
ワンハンドダンベルローイング | 広背筋の中部を狙うトレーニング |
魔裟斗の背中の筋肉トレーニングでは、バーにぶら下がり懸垂を行うことで大円筋や広背筋を鍛えられます。懸垂を行うときは背中は丸まった状態だと大円筋には効きますが、より広い範囲を鍛えたい場合は骨盤を伸ばし足を組み胸を張ることがポイントです。バーの握り方は親指に力を入れるのではなく、小指から手全体でバーを握ることで腕の力ではなく、背中の筋肉で身体が持ち上げられ、より効果的に背中が鍛えられます。
背中の筋肉をつけると素早くディフェンスの体制に戻れ、攻撃のスピード向上に期待ができます。
腹筋トレーニング
ハンギング・ニーレイズ | 腹直筋下部を重点的に鍛えられるトレーニング |
ケーブルクランチ | 腹直筋上部を狙ったトレーニング |
ドラゴンフラッグ | 高強度な腹筋トレーニング |
アブローラー | 腹筋・広背筋・脊柱起立筋などが鍛えられるトレーニング |
魔裟斗の腹筋トレーニングは寝て行う腹筋ではなく、バーにぶら下がった状態で足を持ち上げ鍛えるトレーニング方法です。下肢の重さは体重の30%と言われていることから、魔裟斗の場合75kg×30%=22.5kgの重りを付けてトレーニングしていることになります。魔裟斗はバーにぶら下がり足を上げるトレーニングを20回3セット毎日行っています。
K1で強いキックやパンチをするときに腹筋群を鍛えておくことで、腰をひねる動作のスピードが上がることに加え、可動域が広がり重みのある攻撃が可能です。攻撃力をあげたい人に必要なトレーニングです。
肩の筋肉トレーニング
ダンベルショルダープレス | 三角筋全体を狙った筋トレ |
サイドレイズ | 三角筋の中部を狙った筋トレ |
リアレイズ | 三角筋の後部を狙った筋トレ |
魔裟斗の肩の筋肉トレーニングはダンベルを両手に持ち、耳の高さから上に持ち上げるダンベルショルダープレスです。足を大きく開いた状態で行うと身体がそり胸が開くことで胸に効いてしまうため、膝を前に向け骨盤を立てた状態で座ることがポイントです。ダンベルを握るときは親指・人差し指・中指で握ると三角筋に効かせられます。
三角筋は腕を押し出す動作に必要な筋肉であることから、三角筋を鍛えるとストレートやアッパーのパンチ力がアップします。魔裟斗がやっているトレーニングは三角筋全体、中部、後部を狙っていて、満遍なく鍛えられる内容です。
魔裟斗の練習メニュー3選
- 巨大タイヤトレーニング
- ミニスパルタンレーストレーニング
- チームで行うトレーニング
魔裟斗がミニスパルタンレースに参加するために実施しているトレーニングは3つあります。3つのトレーニングをすることで持久力に加え、障害物を乗り越えるための腕力や体幹、下半身と全身の筋肉が鍛えられます。動画ではヘビー級のK1選手だったニコラス・ペタスと一緒にトレーニングを紹介しています。
巨大タイヤトレーニング
ウォーミングアップ | 1.ラン:500m 2.ハングスナッチ15kg:20回 3.ローイングマシン:500m 4.バーピー:20回 5.バイク:1000m 6.トートゥーバー:10回 |
タイヤトレーニング | 30回 |
ラスト | ロープ登り |
タイヤトレーニングでは250kgのタイヤを30回持ち上げ倒していくことで、持久力に加え、上腕二頭筋や大胸筋、腹筋群、大腿四頭筋と全身の筋肉を鍛えられます。タイヤを持ち上げるときは腕の力だけでなく肩の筋肉や背中の筋肉、下半身の筋肉にも力を入れ、背中をまっすぐにして行うことがポイントです。
全身の筋肉を使いトレーニングを行うことで、上半身と下半身の連動性の向上や水平方向の瞬発力が向上し、スパルタンレースだけでなく格闘技におけるパフォーマンスの向上にも期待ができます。
ミニスパルタントレーニング
ウォーミングアップ | ランニング |
本トレーニング | 1.ランニング:800m 2.ホフク 3.ランニング:400m 4.D-ballキャリー 5.ランニング:800m 6.モンキーバー 7.ランニング:400m 8.ウォールクライミング:5回 9.ランニング:800m 10.ウォールボール:30回 11.ランニング:400m 12.バーピー:30回 |
ミニスパルタントレーニングは、400mと800mのランニングの間にホフクやモンキーバー、ウォールボールなどをこなすことで、持久力に加え、上腕二頭筋やインナーマッスル、三角筋、広背筋、大腿四頭筋、ハムストリングと全身の筋肉を鍛えられます。特に最後に行うバーピーは、立った姿勢からプランクの姿勢、立ち上がってジャンプをすると全身の筋肉を使うことに加え、30回繰り返すと心肺機能の向上に期待ができます。スパルタンレースでは種目に失敗するとバーピーを行うため、練習しておくと良いでしょう。
チームで行うトレーニング
重り | ・砂の入った槍 ・10キロのベスト ・ウォールボール |
メニュー | 1週約800mを5週 |
チームで行うトレーニングでは、足場が悪い道を10キロのベストや砂の入った槍、ウォールボールを持って走ることで、上腕二頭筋や三頭筋、広背筋、腹筋群に加え、大腿四頭筋やハムストリング、下腿三頭筋などの下半身の筋肉が鍛えられます。重りを付けて走ると、心拍数が増えることで通常よりも多くの酸素が必要になり心肺機能の向上に期待ができることに加え、重りで変わった重心を保つためにインナーマッスルが鍛えられます。
魔裟斗現役時代の練習再現動画
メニュー | シャドー:2分×1R パンチミット:2分×2R キックミット:2分×2R |
魔裟斗は2022年6月に自身のYouTubeチャンネルで現役にやっていた格闘技の練習再現動画をあげていてファンからは現役の頃を思い出すと喜びのコメントがあげられています。6年ぶりと言っていますが、ジャブのスピードは変わらないと練習相手の左右田選手も驚いていました。
魔裟斗の筋肉を作る食事習慣
年齢 | 目標量 |
18~29 | 50~65 |
30~49 | 50~65 |
50~64 | 50~65 |
魔裟斗は筋肉を作るためにタンパク質の分解抑制効果に期待ができる炭水化物をお昼の一食分だけで30~49歳男性の1日の炭水化物摂取目安約2倍の量を食べています。タンパク質の役割は筋肉の合成で、筋肉を作るために必要です。炭水化物が足りないとタンパク質が分解されエネルギーとして使われてしまい、筋肉が合成されにくくなってしまうことから魔裟斗は現役時代から炭水化物が多めの食べ物を意識して食べています。
魔裟斗の朝と昼の食事
料理名 | 100gに含まれる炭水化物量 | 1食分の炭水化物 |
焼きそば | 34.2g | 54.72g(160g) |
うどん | 21.6g | 38.88g(180g) |
食パン | 46.4g | 41.76g(4枚切り) |
ヨーグルト | 4.9g | 4.9g(100g) |
魔裟斗は筋肉を作るために、朝は食パン、ソーセージ、スクランブルエッグ、ヨーグルト、コーヒーを食べトレーニングし、トレーニング後のお昼はタンパク質の分解を抑制するために炭水化物のうどんや焼きそばを2人前から3人前とたくさん食べます。焼きそばの3人前は30~49歳男性の1日の炭水化物摂取目安約2.5倍の量です。トレーニング後に炭水化物を摂取することで筋グリコーゲンの回復が促され、タンパク質分解抑制効果に期待ができることから、筋肉が合成されやすくなります。
魔裟斗の夜の食事
魔裟斗の夜の食事は、朝と昼に40代男性の炭水化物摂取目安の2倍以上を食べた分、夜は極力炭水化物をとらずにお酒とおつまみを食べる程度です。身体は午後9時以降から脂肪を溜め込むホルモンの量が増え、深夜2時頃にピークになることから夜遅くに炭水化物を食べるとエネルギーとして消化されず脂肪として溜め込まれてしまいます。魔裟斗はLeonのインタビューによると夜は炭水化物の摂取を控え、就寝は午後9時と語っていることから体型をキープするために気をつけていることがわかります。
魔裟斗選手がおすすめするサプリメント
魔裟斗がおすすめするサプリメントは、ISDG医食同源ドットコムのボディメイクシリーズのHMBCa2500プロスペックで、魔裟斗が広告をしていることが話題です。HMBCa2500プロスペックを販売しているページには、魔裟斗はHMBに加えBCAAプラスクレアチンを飲んだことで筋肉がつきやすくなったと書かれています。
HMB Ca 2500 プロスペック
ISDG 医食同源ドットコム
BMS HMB Ca 2500 プロスペック
・内容量:54g
・サプリメント数:400mg×135粒
・何日分:約15日分
・飲み方:1日9粒を目安に水かぬるま湯で飲む
※おすすめポイント
魔裟斗が愛用しているサプリメントは、筋肉の分解を抑制する働きに期待できるHMBを1日9粒で補えることが特徴です。9粒でプロテイン約25杯分が摂取できると言われ、食事では補えない量を効率よく補えます。また、サプリメントには代謝をサポートする素材のカルニチンやビタミンB群が含まれて、身体を燃やすサポートをしてくれます。筋肉をつけたい人におすすめの商品です。
魔裟斗のストイックさが凄い筋肉を作る
魔裟斗は2009年に引退してから週2回の全身のトレーニングと週3回のマラソンを続けていて、魔裟斗のストイックさが40歳を超えても腹筋は割れ、大胸筋や上腕二頭筋は盛り上がり、大腿四頭筋やハムストリングが引き締まった身体を作れたと言えます。
また食事にも気を使い、タンパク質分解抑制効果に期待できる炭水化物を朝と昼に多めにとり、夜は少なめの食事にする生活を続けてきたことに加え、カロリーが高い脂質を避けてきたことで脂肪がつきにくく引き締まったかっこいい身体が維持できています。
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