ゴルフ選手の名言90選！プロゴルファーとして活躍する人のかっこいい言葉・格言

ゴルフ選手の名言には、強いメンタルの必要性を説いた言葉が多く、実際に困難を乗り越え生まれた名言が特に人気です。プロゴルフプレーヤー中嶋常幸さんの「諦めずに前に進むとプレゼントがもらえる」の名言は、マスターズで大失敗した経験をもつ中嶋さんの言葉だからこそ人々の心に強く響きました。

ゴルフ選手の名言は心打たれる！

ゴルフ選手の名言には、スイングフォームや力の入れ方の技術的な教えが比較的少なく、練習の心構えやコース上のマナー、ゴルフに対する考え方を諭す精神的な格言が多くみられます。

特にタイガー・ウッズさんの名言「勝利がすべてを解決してくれる」や渋野日向子さんの名言「笑顔を意識したことで、世界中の多くの人に知ってもらうことができた」は、ニュースや情報番組でしかゴルフに接しない方々も聞き覚えがあるほど有名です。

ゴルフ選手の名言が感動をよぶ理由

ゴルフ選手の名言が心に刺さる理由は、選手自身が失敗や挫折をし、苦境を乗り越え成功したことで発された言葉が多いからです。

タイガー・ウッズさんは、2010年代に自身の不貞行為や幾度にわたる交通事故でゴルフに復帰が難しいところまで追い詰められた経験をもちます。しかし勝利がすべてを解決してくれる」の信念を貫き2018年に本格復帰をしています。名言は挫折後の努力が実ったことで人々の感動をよんでいます。

日本のゴルフ選手の名言

ゴルフ選手の名言には、石川遼さんの「見失わないでやりつづける」や杉原輝雄さんの「マイペースでプレーできるものが強い」のように自分を強く持つことを重要視する、やる気がでる語録が多くみられます。

また丸山茂樹さんの名言「楽しまなきゃゴルフじゃない」のようにゴルフを楽しむことを大切に考える選手がいる一方、青木功さんの名言「勝負に楽しむはない」のようにストイックな考え方もあり、大変興味深いです。

石川遼

石川遼さんは、2007年に15歳で世界最年少優勝をしたり、2009年に17歳で史上最年少の世界ランクトップ50入りをしたりと多くの記録をもつ有名プロゴルファーです。

石川遼さんは、攻めの姿勢を崩さない強気なプレースタイルで、実力を持ちながらも大事な大会で予選落ちすることが多くあります。「目指しているものを見失わないでやりつづける」の名言からは、攻め続けることを信念とする強い思いが伝わります。

松山英樹

松山英樹さんは、2021年にアジア人で初めてマスターズ優勝を果たしたかっこいいプロゴルファーです。

松山英樹さんは、自己マネージメント力の高さと崩れないプレースタイルが特徴で、テニスの錦織圭さんから「コーチをつけず自分自身でフォームを修正する技術がすごい」と尊敬されています。また「声に出して発散しようがクラブを叩きつけて発散しようが何もよいことはない」の名言からは、常に冷静であろうとする努力も伺えます。

尾崎将司

尾崎将司さんは、ジャンボ尾崎のニックネームで知られ、1970年代から1990年代のゴルフ界をけん引した有名プロゴルファーです。

尾崎将司さんの座右の銘は「心・技・体ならぬ体・技・心」で、歳を重ねてもゴルフをし続けられる体づくりをモットーとし、2017年には70歳で278ヤードの記録を出しています。名言も「夢、意欲は歳を取らない」と歳を重ねることを諦めない、高齢ゴルファーもやる気がでる語録が多いです。

青木功

青木功さんは、1978年の海外ツアー初優勝を機に「世界の青木」の愛称で親しまれた天才プロゴルファーで、2016年から日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会長を務めています。

青木功さんは、猫背でべた足、手打ちと正統派の真逆をいく独特のフォームでしたが、自分で試行錯誤したフォームを貫きつづけ、日本ツアー歴代2位の通算51勝をしました。「盗んで学んだ」の名言からは、自分を信じて努力する大切さが学べます。

片山晋呉

片山晋呉さんは、2000年代に日本ツアーで5回賞金王を獲得し、2016年のリオオリンピックに出場したプロゴルファーです。

片山晋呉さんは、2018年のプロアマ戦で、招待客のプレー中に自分の練習を熱心にしてしまい招待客に不快な思いをさせ、制裁金と厳重注意を受けたエピソードを持ちます。「打感でメシは食えない」「勝つために何が足りないか」の名言からは、行き過ぎるほどの努力家であることが伝わります。

丸山茂樹

丸山茂樹さんは、世界最高峰のPGAツアーで2001年、2002年、2003年と3勝した実力をもつ勝負強いプロゴルファーです。

丸山茂樹さんのチャームポイントは明るい性格と笑顔で、海外のメディアから「Smiley」「Smiling Assassin(笑顔の暗殺者)」の愛称で親しまれています。「楽しまなきゃゴルフじゃない。」の名言は、丸山茂樹さんの明るく前向きな生き方がよく反映されていると特に人気です。

杉原輝雄

杉原輝雄さんは約50年間現役を続け、周りから「日本プロゴルフ界のドン」と呼ばれたかっこいいレジェンドプロゴルファーです。

杉原輝雄さんの座右の銘と好きな言葉は「心」で、「僕らプロゴルファーは」とプロの心得を説く格言からは、プレーと同じくらい心意気を大切にする考え方や行動が垣間見えます。また杉原輝雄さんは練習量が人一倍多いことも有名で「マイペースでプレーできる」の名言は、努力のうえに成立した考え方です。

中嶋常幸

中嶋常幸さんは、日本ツアー通算48勝の記録を持ち、2019年に日本プロゴルフ殿堂入りをしたゴルファーです。

中嶋常幸さんは1978年のマスターズで、首位タイに並ぶ勝負どころのパッドを大失敗し、「ゴルフがこんなにも残酷なスポーツだとは思わなかった。」とコメントを残す辛い経験をしました。実体験である「諦めずに前に進んでいくと、プレゼントがもらえる」の名言は、多くの人からやる気がでると親しまれています。

岡本綾子

岡本綾子さんは、日本の女子選手で初めてLPGAツアーに本格的に参禅した日本女子ゴルフ界の先駆者で、1987年にはアメリカ人以外で初めてLPGAツアー賞金女王を獲得しました。

岡本綾子さんは、渡米をを周囲にばかにされたり、準備金を必死に貯金したりと多大な苦労をし、日本人初の多くの栄光を得ました。座右の銘ともいえる「他人ができることは自分もできる。」の名言は、アメリカで成功した実体験そのものと言えます。

渋野日向子

渋野日向子さんは、2019年のイギリスAIG女子オープンで、日本人として2人目の海外メジャー優勝を果たしたかっこいいプロゴルファーです。

渋野日向子さんの座右の銘は「臨機応変」、チャームポイントは笑顔で、多くの名言から笑顔を意識してプレーしていることが伺えます。「世界中の多くの人に知ってもらうことができた」の名言は、プレー中の笑顔がマスコミに注目された2014年のエビアン選手権を指しています。

上田桃子

上田桃子さんは、2007年に公式戦未勝利で賞金女王となったプロゴルファーで、座右の銘は「日々成長」です。喜怒哀楽が豊かではっきりとした物言いをするため、ゴルフと関係のない発言や恋愛で世間を騒がせることも多々あります。

名言にある「一般の方の意見でも、なるほどと思えば試す」は、上田桃子さんの真っ直ぐな性格や勉強熱心さがよくわかる語録で、ファンからはまっすぐで物怖じしない性格がかっこいいと人気です。

樋口久子

樋口久子さんは、1977年にアジア人初のメジャー制覇をしたり、2003年に日本人初の世界ゴルフ殿堂入りを果たしたりしています。現役時代のプレースタイルは機械のような正確なショットとスコアボードを見ずに平常心を保つことでした。

名言の「プロゴルファーが転職」の言葉どおり、現役引退後も1996年から日本女子プロゴルフ協会会長に就任、2018年には日本ゴルフ協会特別顧問となりゴルフ界で活躍中です。

不動裕理

不動裕理さんは、2000年から6年連続で賞金女王を獲得した有名ゴルファーで、10代20代の若手女子ゴルファーから目標の選手として最も人気があります。

不動裕理さんは、2003年の雑誌の取材で、「どれほど大たたきをしても調子が悪くてもあるがままの姿で頑張る」と語り、名言からも「同じ過ちを繰り返さない」「寄ればよい」と一歩一歩あるがままに頑張る考え方が伝わります。

海外のゴルフ選手の名言

海外のゴルフ選手の名言には、ベン・ホーガンさんの名言「ゴルフは良いショットを打つゲームじゃない」やジャック・バーク・ジュニアさんの名言「パーセンテージゴルフとは」に代表される理性的かつ理論的にゴルフ技術を分析した語録が目立ちます。

またサンドウェッジを開発したジーン・サラゼンさんのバンカーショットの名言やバードングリップを生み出したハリー・バードンさんの技術論も大変興味深く、やる気がでる名言が多いです。

サム・スニード

サム・スニードさんは、20世紀を代表するアメリカのプロゴルファーで、1946年の全英オープン優勝やPGAツアー通算82勝と有名な大会で多くの好成績を残しています。

サム・スニードさんのゴルフは、スムーズで力強いスウィングと精密なパッティング技術が素晴らしく、特に短い距離のパットの上手さは秀でていました。「Practice puts brains」の名言は、卓越したパッティング技術の基となる考え方です。

ベン・ホーガン

ベン・ホーガンさんは、1940~1950年代に活躍し、メジャー大会で9度優勝したアメリカの有名選手です。

ベン・ホーガンさんのプレースタイルは、完璧なスイングと精密なアプローチを追求し続けることで、自分のゴルフ技術を理論的に解析し、ゴルフ教本「ベン・ホーガンの五つのレッスン」を作成しました。名言はゴルフ教本で詳しく説明されているベン・ホーガンさんの信念で、2020年代以後も多くの人に愛読されています。

ジーン・サラゼン

ジーン・サラゼンさんは、1900年代前半から半ばに活躍したアメリカのゴルファーで、ゴルフの最初のメジャー大会である1922年の全米オープンの優勝者です。

ジーン・サラゼンさんは、クラブの重さやバランスを調整したりと練習を独自に工夫し、1932年にバンカー用のクラブ「サンドウェッジ」を開発しました。「バンカー・ショットで」の名言からは、優れた技術と同時に使い手の心も重要であるとの考えが伝わります。

ウォルター・ヘーゲン

ウォルター・ヘーゲンさんは、1900年代前半に活躍したツアープロ選手の第一人者で、プロゴルフ選手で初めて生涯で100万ドル以上稼いだと言われています。

ウォルター・ヘーゲンさんは茶目っ気たっぷりの性格で、写真撮影でわざと動き、複数人に見せかけたりし周りの人を明るく楽しませていました。一方、ゴルフのプレースタイルはとても堅実で、ミスを語った名言からは、あらゆる想定をし試合に挑む真面目さが伝わります。

ジャック・バーク・ジュニア

ジャック・バーク・ジュニアさんは、1950年代にアメリカで活躍したプロゴルファーで、ツアープロを辞めた後は、レッスンプロとして米国内外から高い評価を得ています。

「プレーできないショットを知れ。」や「14本あるクラブのうち、」の名言は、ジャック・バーク・ジュニアさんの著書「ゴルフの極意16章」に書かれている独自の理論的な考え方で、日本でもショットが上達しないと悩むゴルファーを中心に人気があります。

ジェームズ・ブレイド

ジェイムズ・ブレイドさんは、1900年前後に活躍したスコットランド出身のゴルフ選手で、全英オープンで5回の優勝を誇り近代ゴルフの達人と称されています。

ジェイムズ・ブレイドさんの性格は真面目で、人の悪口を一切口にしないかっこいい人格者であったと言われていて、ゴルフ時も日常生活と同様、日々の日課や必要な練習を淡々をこなしていました。「初心者の通弊は」の名言からも練習をえり好みしない真面目さが伺えます。

ボビー・ジョーンズ

ボビー・ジョーンズさんは、アメリカ出身のアマチュアゴルファーで、1930年に全英オープン、全米アマ、全英アマをすべて優勝し、年間グランドスラマーとなりました。

ボビー・ジョーンズさんは弁護士でもあり知性や教養、自制心に大変富んでいて、1925年の全米オープンでは「アドレスの際、ラフにあったボールが動いた」と自己申告するほどフェアプレー精神がありました。名言からも知性と自制心に則った真面目さが伺えます。

アーノルド・パーマー

アーノルド・パーマーさんは、PGAツアー通算62勝、主要メジャー大会7勝の記録を持つレジェンドゴルファーで、傘マークのファミリーアパレルブランドの名称としても広く知られています。

アーノルド・パーマーさんのプレースタイルは、攻撃的かつパワフルで、いかなる試合も危険な障害物やバンカーを避けるためのレイアップを好みませんでした。名言の「常に完全な努力をすること」からはいつでも全力で挑む大切さが伝わります。

ジャック・ニクラス

ジャック・ニクラスさんは、1960年代から1990年代にメジャー大会で18回優勝し、ゴルフを世界の人気スポーツに牽引したレジェンドゴルファーです。

ジャック・ニクラスさんのプレースタイルは、とても技術的で、正確かつパワフルなショットを自在に操ることができました。また大変勝負強く、コースの地形や風向きを的確に読み取る戦略的なプレーも大きな特徴的で、名言からは頭脳を使うことと前準備の大切さが伝わります。

ハリー・バードン

ハリー・バードンさんは、1900年前後に活躍したイギリスのゴルファーで、1896年の最初の全英オープンで優勝をした選手です。

ハリー・バードンさんのプレースタイルはとても独特でしたが、右利きのゴルファーの最も一般的な握り方とされるバードングリップは、ハリー・バードンさんが発明し世に送り出した技術です。「バック・スイングを急いでもなんの利益もない」の名言も、100年以上多くの人に影響を与え続けています。

タイガー・ウッズ

タイガーウッズさんは、2000年代に主要トーナメントで14回優勝した人気選手で、2010年代に事故や家庭問題のプライベートにトラブルが生じ引退の危機を迎えました。しかし2019年にマスターズ優勝を果たし、再び卓越した技術とカリスマ性で人気を得ています。

タイガーウッズさんの「大会で自分が勝つことを信じる」や「自分の期待に応える」の名言からは、浮き沈みが激しくとも自分を信じ続けることの大切さが学べます。

ダイ・リース

ダイ・リースさんは、1950年代から1960年に活躍したイギリスのゴルフ選手で、1957年には英オープン2位、1959年にはカナダオープン優勝の成績をあげています。

ダイ・リースさんは、ゴルフのスイングに自然な動きをすることが基本であるという独自の哲学を持ち、自然な動きを最大限に活用した効果的なゴルフスイングを開発したことで有名です。独自のスイング理論は、名言としても幅広く広まっています。

イ・ボミ

イ・ボミさんは、韓国出身ながら日本の多くの大会で活躍するプロ選手で、2015年に韓国と日本の両ツアーでの賞金女王を獲得したり国をまたいだ目ざましい活躍が常に注目されていました。ただし2023年のシーズンを最後に日本ツアーからの引退が発表されています。

イ・ボミさんの「勝たないと名前も顔も覚えてもらえない」の名言からは、日韓両国で活躍し認知度をあげる苦労や努力が伺えます。

ゴルフ選手の名言が聞ける書籍や動画

ゴルフ選手の名言は、ゴルフ選手の対談動画やトーナメント後の取材記事で多く知ることができます。

特に興味深い名言の聞ける動画は、石川遼さんの対談で、対談動画では自分が怪我やメンタル不調で調子が悪いときにどのように感じていたか、どのように克服したかの名言を聞くことが可能です。また日本ゴルフ界のレジェンド青木功さんと樋口久子さんの対談動画も親おすすめで、楽しみながら多くの名言に触れることができます。

石川遼さんのゴルフに対する考え方の名言が聞ける動画

石川遼さんのインタービュー動画では、けがで思い通りにプレーできなかったときに感じていたことやタイガー・ウッズに感じている思いを知ることができます。

石川遼さんは動画で形より勝つんだという思いが大切であり、「泥臭さを自分の中でしっかり持つ」意識を重要視していると語っています。タイガー・ウッズを常にライバル視し、意識してプレーしているエピソードも興味深いです。

青木功さん、樋口久子さんの考えるプロゴルファーとは？がわかる動画

日本ゴルフ界のレジェンドである青木功さんと樋口久子さんのインタビュー動画では、プロ選手として大切にしてきたことやゴルフのスター選手に必要だと思うことを知ることができます。

動画で語られていますが、青木さんも樋口さんも「自分にとってゴルファーは天職」です。一方、現役時代にイップスを経験した樋口さんとイップスに全くかかったことのない青木さんの対照的な様子や考え方は大変面白く、勉強になります。

片山晋呉さんの晋呉録が読める本

あなたのゴルフを上達に導く45の言葉　シンゴイズム

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あなたのゴルフを上達に導く45の言葉は、著者である片山晋呉さんの練習方法や練習の考え方に対する語録を45個ピックアップし、アマチュア選手が理解し実践するために詳細まで解説を加えた本です。ゴルフを楽しむだけでなく結果を残したい、上達したいと考えるアマチュアゴルファーに刺さる名言が多く掲載されています。

ゴルフ選手の名言集から得られることとは？

ゴルフ選手の名言集から得られることは、ゴルフは技術面だけ向上させても強くなれず、感情をコントロールできる強い精神力が必要であるとの考え方です。

松山英樹さんの名言に「優勝争いをしているときも苦しいが下位でプレイしているときも苦しい」とありますが、ゴルフでは高い技術があってもメンタルが悪いとよい結果が得られません。プロ選手の失敗や挫折から導き出された名言は、苦境を乗り換えたいとき大いに役立ちます。

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