1. Home
  2. >
  3. 水泳
  4. >
  5. 水泳のターンの種類とは?それぞれの仕方のコツと練習方法を解説!
水泳のターンの種類とは?それぞれの仕方のコツと練習方法を解説!

水泳のターンの種類とは?それぞれの仕方のコツと練習方法を解説!

水泳のターンは25m以上や大会出場のためには不可欠です。そんな水泳のターンには、どのような種類があり、どんな練習を行えば上達するのでしょうか。そのような水泳におけるターンの種類やその習得方法、そして上達のためのコツまでを徹底解説します。

2022.12.20 水泳

Writer

writer avatar

公式ライター
Activel_director


水泳のターンとは?

水泳のプールには、短水路と呼ばれる25mプールと、長水路と呼ばれる50mプールがあります。水泳初心者に親しみ深いのは25mプールですが、そのプールで50m以上の距離を泳ごうとすると、どうしても折り返しが必要になります。

水泳において、その折り返しのための動作のことを「ターン」と呼びます。基本的には身体を折りたたみながら回転させる動作ですが、水泳のターンにはいくつか種類があり、簡単なターンからコツや練習が必要なターンまで様々です。

水泳のターンに関するルール

水泳大会などでは、折返し監察員といって、各レーンの選手がターン中やその前後において水泳連盟の定める規則に違反をしていないかを見る審判のような人がいます。

ターン動作の詳しいルールは種類別に後ほど紹介しますが、水泳のターンでは、必ず身体の一部を壁に触れさせなければなりません。また、水泳(競泳)ではターン後の潜水は15mまで許されており、それ以降は必ず身体の一部を水面上に出さなければなりません。

水泳におけるターンの重要性

水泳において、ターンはとても重要です。ターン自体は一瞬のことだから上手でも下手でも良いと思う人もいるかもしれません。しかし、水泳においてターンの技術を向上させることは、短距離種目では自己ベストを出す鍵になる可能性も大きく、ターン回数が多い長距離種目では大きな差に繋がることが考えられます。

せっかく泳ぎで差をつけてもターンの度に追いつかれる、というのは有名な水泳選手でもよくみられる現象です。水泳初心者~中級者も、ターン動作のコツや潜水を極めれば、体力温存にもなるうえに泳ぐ距離が縮まって、今までよりも長い距離を泳げるようになります。水泳初心者に近い人ほどターン練習の効果が出やすいのでしっかりとトレーニングをしていきましょう。

水泳のターンの種類①バタフライ・平泳ぎのターン

Swimming Pool Swimmer · Free photo on Pixabay (33648)

ここからは、水泳における主な種目別に、ターンの仕方を解説していきます。
種目ごとにターンに入る前の動作とターン後の動作に当然違いはありますが、バタフライと平泳ぎでは、ターン自体の基本動作は同じです。この2種目のターンでは、必ず両手でタッチしてからターンを行わなければなりません。
水泳大会ではバタフライ・平泳ぎで片手タッチをすると失格となってしまいます。そのようなルールはありますが、難しい動作はないので、水泳初心者でも取り組みやすいターンの方法であるということができます。

両手タッチターンのやり方

平泳ぎ→平泳ぎ タッチターン 横方向

では両手タッチターンの仕方を見ていきましょう。タッチ前の動作は後ほど種目別に解説するとして、ここでは両手でタッチをした状態からの動作を解説します。

両手で壁にタッチをしたら、左手は水中で素早く進行方向に向け、右手は水面から出して左手を追うようにしながら身体の向きを変えます。その間、脚は素早く曲げて、身体の向きが変わるのと同時に足の裏を壁につけます。このとき、身体と顔は下向きではなく横向きになっているのが理想です。

水泳ではターン後に潜水を行うため、抵抗の少ないけのびの姿勢が望ましいといえます。そのため左手と右手は足が壁についたタイミングでけのびの形に近い状態にしておくと良いでしょう。足の裏を壁につけたらそのまま脚を伸ばすように壁を蹴って、けのびの姿勢を作り、潜水を行います。

ここでは左向きのターンを紹介しましたが、左右逆の方がやりやすければ逆で行っても問題ありません。

バタフライ(バッタ)のターン動作

BoiDapChay.comさんはInstagramを利用しています:「Chỉ còn 2 tuần nữa là Ironman 70.3 Danang khởi tranh. Bạn đã sẵn sàng lao xuống biển và chinh phục 1.9km bơi chưa? #boidapchay #swim…」 (33650)

バタフライ(バッタ)は、両手を水面上に出しながら同時に動かす種目であるため、両手が前に戻ったタイミングで壁にタッチするというのが理想の動作です。

しかし、あと1かきするには短いけれど、このままでは減速する、という微妙な距離で到達してしまった場合、どうするべきか迷うことがあります。上級者や水泳選手の場合は25m・50mごとのストローク数が大体固定されているのでそのようなことも少ないのですが、初心者の場合そうはいきません。
このような場合、もう1かきすると余計な体力を使う上にターン動作がぎこちなくなってしまうため、少し遠いなと思ったら最後のドルフィンキックを強めに打って伸びるようにするとスムーズにターン動作に入ることができます。ターン後は、けのびの姿勢を作って身体の前面を下向きに戻しながら少し伸びたあと、ドルフィンキックを行います。

平泳ぎ(ブレスト)のターン動作

Swimming Swimmer Diabetic · Free photo on Pixabay (33652)

平泳ぎ(ブレスト)は、両手を同時に動かすという点ではバタフライと同じですが、バタフライと比べて動きに激しさがないため、比較的スムーズにターン動作に入ることができます。

手を前に伸ばしたタイミングで壁にタッチするのが理想ですが、距離が足りない時、平泳ぎの場合はフォーム自体に伸びる動作が入っているため、素早くもう1かきした方が結果的に速くターン動作を行えることが多いです。ターン後は、ひとかきひとけりという平泳ぎ独特の潜水動作を行います。平泳ぎの場合、潜水はけのびの姿勢をつくって身体の前面が完全に下を向いてから行うと良いでしょう。

水泳のターンの種類②クロール(フリー)のターン

クロール(フリー)のターンにはいくつか種類があります。もちろん、バタフライや平泳ぎのように両手でのタッチターンを行っても良いのですが、クロールは両腕をバラバラに動かす種目なので、効率は悪くなります。

クロールのターンには、片手でのタッチターンと、クイックターンという2つのターンがありますが、一般的にはクイックターンが主流であるといえます。
クイックターンは慣れるまでに少し練習が必要ですが、慣れてしまえばその名の通り、タッチターンよりも圧倒的にスムーズに速いターンができるため、練習しておいて損はないといえます。

クロールのタッチターン

クロール タッチターン Touch turn

まず、片手のタッチターンから見ていきましょう。基本的な動きは両手のタッチターンとほぼ同じです。両手タッチターン同様、顔が左に向く方向でのターンで説明します。

壁に近づいて来たら、右手でタッチできるように微調整しながら泳ぎ、タッチしたら下がっている左手を両手ターンの時のように進行方向へ伸ばし、身体をまわして右手を離し、左手を追います。
その他の動作は両手のターンと同様です。クロールの場合も、潜水はドルフィンキックで行うのが一般的です。水面に近づいて来たらバタ足を始め、クロールの動作へと入っていきます。

クイックターンのメリット

Takuya_KanekoさんはInstagramを利用しています:「, 【画像はイメージです】 , 最近はクイックターンを練習中です。 , 今まで25mでトータル1000m泳いでたんだけど、50mずつ泳ぐようになって終わるのが明らかに早くなりました。 , 3回に1回は鼻に水入って来ますがねw , ( 'ω'o[  豆知識 ]o…」 (33657)

クイックターンのメリットとして、ターン動作の時間が短くなる以外にも、壁との距離の取りやすさがあります。タッチターンでは壁にタッチをする必要があるため、どうしても1かきの長さを調節しなければなりません。
クイックターンでは多少距離が遠かったり近かったりしても、ストロークの動きのままターンができるため、水泳のターンの中でも非常にスムーズにストレスなくターン動作を行うことができます。
水泳のターンの中では難しい方のターンに入りますが、これをマスターすれば水泳初心者卒業といっても良いくらい、水泳の動作の中でも主流な動作であるということができます。

クイックターンのやり方

フリップターン、クイックターン

クイックターンとタッチターンの最大の違いは、タッチの有無です。クイックターンの場合、手で壁にタッチする動作は必要なく、壁に近づいて来たら、前転するように、あるいはお辞儀するように頭を下げて身体を回し、足を壁につけます。

手でタッチしてから身体を回転させるという手間がない分ターンの時間が短くなるため「クイックターン」と呼ばれています。
クイックターンは、ターン前最後の1かきで気を付けのような体勢にしてから回る方法と、手が入水する勢いのまま回ってしまう方法があります。自分のやりやすい方で行うのが一番ですが、最初は気を付けのような体勢をとってからの方がコツを掴みやすく、やりやすいかもしれません。

クイックターンの練習方法

AMCさんはInstagramを利用しています:「Swimming into the weekend!!! 2025m great start to the weekend. ???#beastmode…」 (33660)

水泳初心者がクイックターンをいきなりやろうとしても、どのタイミングで足を壁につければ良いのか、どんな風に身体を曲げて、どんな風に回れば良いのかといった感覚を身につけるまでには時間がかかります。初めのうちは壁付近で前転をするようにし、1回転して立ち上がるという練習をします。
これは泳ぎからターンまでの一連の動作における感覚を身につけるための練習です。その感覚がつかめたら、次は回転してつま先が上を向いた状態で壁に足をつけます。この練習では、まっすぐ回って壁に足をつけるタイミングを身につけます。

それができたら、いよいよ実際のクイックターンの練習です。回る過程で身体をねじるようにして、横向きもしくは斜め向きで壁に足をつけ、タッチターンと同じように壁を蹴ります。

水泳のターンの種類③背泳ぎ(バック)のターン

Swimming Competition Swimmers · Free photo on Pixabay (33661)

背泳ぎ(バック)にも、クロールと同じように片手タッチターンとクイックターンがあります。しかし、背泳ぎはその名の通り、仰向けでバックするような形で泳ぐ種目であるため、そのやり方やルールは異なります。

背泳ぎは水泳における主要な4種目の中でもターンのルールが厳しく、また水泳初心者にとっては壁までの距離がとりづらいという問題もあります。ただ、ルールさえ覚えてしまえば動き自体は他種目のターンと似ているため、習得は難しくありません。

背泳ぎのタッチターン

Maury NeiprisさんはInstagramを利用しています:「Surface Tension.#swim #swimming #swimmer #swimtime #surfacetension #backstroke #backstrokefordays #swimlife #instaswim #justkeepswimming」 (33667)

背泳ぎでは、ターンの最中以外は常に仰向けで泳がなければなりません。ターンの最中とは、ターン前最後の1かきから足が壁を離れるまでを指します。ゴールタッチは肩の角度が水面に対して90度未満でなければならないという規則があるため、タッチターンの場合もここを意識して行うと良いでしょう。

片手でタッチをしたら、身体を仰向けになるように回転させ、つま先が斜め上から上向きになるように壁に足をつけます。壁を蹴った後に横向き~うつ伏せになると失格となってしまうため、壁に足をつける時点で身体がある程度上を向いている必要があります。

その際、他種目のターンと同様、腕はけのびの姿勢をつくる準備をしておきます。壁を蹴ったら、上向きのドルフィンキック(バサロキック)を行います。

背泳ぎのクイックターン

水泳 背泳ぎのターン

背泳ぎのクイックターンでは、最後の1かきのみクロールのように下向きで泳ぐことが許されています。腕を上に戻すタイミングで横を向き、下を向いたら気を付けの姿勢になるように水をかきます。
クロールのクイックターンで足をつけるタイミングをとる練習をしたように、つま先が斜め上~上向きになるようにまっすぐ回転し、そのまま壁を蹴ります。タッチターン同様、足が壁から離れた時点で身体は仰向けでなければなりません。

背泳ぎでターンのタイミングをはかるコツ

Sapere Aude ?さんはInstagramを利用しています:「Summer time means summer workouts which means SWIMMING POOL! This takes me back to my glory days of when I was a competitive swimmer ??‍♀️…」 (33649)

背泳ぎのターンは、水泳初心者にはタイミングがとりづらく難しいイメージがあるかもしれませんが、水泳大会や一部のプールでは5m地点にフラッグが張られます。市民プール等でも5m地点でロープの色が変わっていることが多く、それを目印にするのがコツです。

水泳上級者や水泳選手は、5m地点からのストローク数を自分で理解しているため、バックの形でも振り返るようなことがなくターンすることができます。初心者でも5m地点からの大体のストローク数を知っておくとスムーズにターンできますが、大勢での練習や市民プール等では前を泳ぐ人との間隔をはかるため、始めのうちは振り返りながら練習した方が良いでしょう。

水泳のターンの種類④個人メドレーのターン

Vivienne RobertsさんはInstagramを利用しています:「Pool to myself  #training #nightsession #swimming #trainingforcommgames #commonwealthgames #2022 #freestyle #breaststroke #butterfly…」 (33668)

水泳における主要4種目のターンの仕方とその種類、練習方法を学んだところで、次に個人メドレーにおけるターンも見ていきましょう。

ターンの基本的なルールは各種目のターンと同じですが、種目を切り替える際のターンで、同じ種目を泳ぎ続ける時と少し違う動きが出てくるため、その部分について、切り替える種目ごとに解説していきます。

バタフライ→背泳ぎ(バッタ→バック)のターン

Ramilton N.BonfimさんはInstagramを利用しています:「✓ APRIL/2018 - CAMPEONATO BRASILEIRO ABSOLUTO DE NATAÇÃO – TROFÉU MARIA LENK – TAÇA CORREIOS - PARQUE AQUÁTICO MARIA LENK #eoscanon #fina…」 (33651)

バタフライ(バッタ)から背泳ぎ(バック)のターンでは、ターン前~タッチではバタフライのターン動作をします。個人メドレーの場合も、バタフライのタッチは両手でなければなりません。

両手でタッチした後は、背泳ぎのルールに則るため、仰向けになるように身体を回転させ、つま先を上~斜め上に向けた状態で壁を蹴ります。壁を離した瞬間から仰向けでなければならないのは個人メドレーでも同じです。

背泳ぎ→平泳ぎ(バック→ブレスト)のターン

背泳ぎ→平泳ぎ バケットターン 横方向

背泳ぎ(バック)から平泳ぎ(ブレスト)のターンでは、タッチまでは背泳ぎのタッチターンの動きをします。タッチしてからは、背泳ぎのようにつま先を上に向けるというやり方ではなく、身体が横~斜め下に向くように回転させて足をつけ、壁を蹴るというやり方をとります。壁を離れてから平泳ぎを泳いでいる間は仰向けになってはいけません。

また、水泳上級者向けの背泳ぎ→平泳ぎのターンとして、バケットターンがあります。バケットターンは、タッチをするクイックターンというイメージです。少し深めにタッチをすると同時に身体を回転させるため、通常のタッチターンよりも速く折り返す方法として水泳選手などが使うやり方です。

平泳ぎ→クロール(ブレスト→フリー)のターン

平泳ぎの選手|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (33670)

個人メドレーにおける最後の種目「自由形」は、バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ以外の種目であれば何でも良いとされていますが、ここでは一般的に泳がれるクロールを想定してターンの説明をします。

平泳ぎ(ブレスト)からクロール(フリー)のターンは、平泳ぎから平泳ぎの両手タッチターンと同様です。
平泳ぎで泳いでいるので、タッチは必ず両手でなければなりません。

タッチしてからは腕と頭を進行方向に向けて、つま先を横~斜め下に向けて足をつけ、壁を蹴ります。

水泳のターンの練習・上達方法とは?

BORN TO SWIMさんはInstagramを利用しています:「Flipturn with BTS snorkel?Thanks @matejvobo  #swimming #crowl #training #flipturn #loveswimming #swimmingpool #snorkel #fins #youcandoit…」 (33672)

それでは、種類ごとの習得方法ではなく、様々な種類のターン技術を向上させる練習方法を紹介します。ターン練習を行う際は、立ち上がることを許可されたレーンの壁際で行うようにしましょう。くれぐれも周囲にぶつからないよう、注意して行ってください。

水泳ターンの練習方法①壁キック→ターン

신안스포츠클럽さんはInstagramを利用しています:「#flipturn #플립턴 #성인수영개인레슨 #신안스포츠클럽수영장 #신안스포츠클럽 . . #헬스 #요가 #수영장 #골프장 #사우나 #레스토랑  #문의0234670965  스포츠클럽 06:00~22:00 세라미식당 #전메뉴5천원 #단체예약 조식…」 (33659)

ターン練習の仕方として、壁キックを行ってからターンをし、練習メニューへ入っていくという練習方法があります。
壁キックとは、壁に手をつけた状態でキックを打つという練習のことです。

具体的には、通常の練習メニュー1本1本のスタート前に、壁キックを5秒~10秒取り入れるというやり方です。
例えば25m×4本という練習メニューの場合、壁キックを5秒→ターン→25m泳ぐということを4回繰り返します。

この練習の仕方のメリットとしては、50m以上を何本も泳ぐ練習が難しい水泳初心者でも、あまりスタミナを消費せずにキック・ターン・スイムの練習が一度にできるということが挙げられます。

クイックターンの場合少しスペースが足りない場合があるため、5秒経ったら壁を押して少しバックしてからターンを行うとやりやすいです。

水泳ターンの練習方法②5m地点からの練習

Martina ManganoさんはInstagramを利用しています:「"Ho imparato a volare dopo che mi hanno spezzato le ali.  Non capisci ciò  che hai fino a quando non lo perdi,  non capisci di volare fino…」 (33674)

効果的なターン練習の仕方としてもう1種類、5m地点からの練習が考えられます。

この練習の仕方のメリットは、市民プール等を利用していて十分な練習スペースがとれない・何往復もする体力がないという方でもターン練習ができる点です。

壁から5m離れた(フラッグがある・ロープの色が変わっている)地点から泳いで、ターンをしてけのびの姿勢をとるまでの一連の動作を練習します。
5m地点を通過してからのストローク数を数える機会にもなりますし、ターンのタイミング・姿勢・速さの確認・向上に効果的です。

水泳のターンのコツとは?

JohanneさんはInstagramを利用しています:「? #fresh #swimmingpool #sun #water #blue #wellness #cool #instaweekend #instafriends #instazen」 (33678)

水泳におけるターンの種類やその練習方法がわかったところで、ターンのコツを紹介します。紹介してきた練習の仕方を実践する上で、そのコツを知っておくことは非常に重要です。

ターン練習や普段の練習でこれらのコツを実践することで、体力温存・タイム向上・怪我の防止等の効果を期待することができます。

水泳ターンのコツ①できるだけ身体の動きを止めない

水泳のターンのコツとして、まず1つ目にできるだけ身体の動き(の流れ)を止めないということが挙げられます。

泳ぐというのは静と動で考えると「動」にあたります。ターンという折返し動作は、一連の動作は「動」と考えられますが、泳いで、タッチして、回って、壁を蹴って…と段階を踏むような動きになると、「静」に近い動作と考えることができます。

壁を蹴ってからはもちろん「動」に戻るため、ぎこちない動きでは「動→静→動」というエネルギー効率の悪い動作になってしまいます。泳いできた勢いや流れを止めないよう、ターンはなるべくスムーズに、なめらかで素早い動きを意識して行うようにしましょう。

水泳ターンのコツ②壁につけるのは足先だけ?

他にも水泳のターンのコツとして、壁に足の裏をべったりとつけないようにすることが挙げられます。
イメージでもわかるかもしれませんが、壁を蹴る時、足の裏をつま先からかかとまでつけるやり方と足先だけつけるやり方(かかとは壁につくかつかないかの位置)では、前者は蹴る時に足先やふくらはぎに余計な力が入ってしまい、上手く脚を伸ばして蹴ることができません。

壁を蹴る時に必要なのは足の指~付け根あたりまでの力です。かかとまでつけても、結局蹴る時にはかかとの力はあまり使わないため、最初からかかとをつけないようにした方が効率よくスムーズに動くことができます。

水泳ターンのコツ③壁は全力で蹴らない?

水泳のターンのコツとして、もう1つ、壁は全力で蹴らないということが挙げられます。

足先だけを壁につけるというコツと共通しますが、水泳のターンにおいて無駄な力は必要ありません。脚もしゃがみ込むほど曲げる必要はなく、軽く曲げる程度で十分に壁を蹴ることができます。

速く進みたくて全力で壁を蹴ろうとすると、余計な力が入ってしまい、結果としてバックするような形になり、軽く蹴った時よりも遅くなってしまうということが大いに考えられます。素早く、反動を使ってしなやかに蹴るようにしましょう。

水泳のターンは練習で必ず上手くなる

Estilo ImobiliáriaさんはInstagramを利用しています:「Desejo do Dia! ? . Viva o melhor do Araçagy, bem pertinho do Mar, no Bonavita Club. . As torres possuem elevadores e fachadas estilo…」 (33682)

ここまで、水泳のターンの種類や練習の仕方、コツ等を見てきました。

その中で、水泳のターンには種目や難易度別に様々な種類・やり方があることがわかりました。
また、ターンは一瞬の動作でありながら、水泳においては重要な動作であること、そしてターンには体力温存・タイム向上・怪我防止などの効果が見込める3つのコツがあることもわかりました。

水泳のターン習得や技術向上、そしてコツや自分だけの感覚を掴むためには練習が不可欠です。
紹介した練習方法を参考に、繰り返し練習することで水泳に必要なターンのコツを少しずつ身につけていきましょう。

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。

Follow Us
公式SNS
x logo facebook logo youtube logo
Search
サイト内検索