2018年5月2日 更新

水泳のターンの種類とは?それぞれの仕方のコツと練習方法を解説!

水泳のターンは25m以上や大会出場のためには不可欠です。そんな水泳のターンには、どのような種類があり、どんな練習を行えば上達するのでしょうか。そのような水泳におけるターンの種類やその習得方法、そして上達のためのコツまでを徹底解説します。

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クイックターンのメリットとして、ターン動作の時間が短くなる以外にも、壁との距離の取りやすさがあります。タッチターンでは壁にタッチをする必要があるため、どうしても1かきの長さを調節しなければなりません。
クイックターンでは多少距離が遠かったり近かったりしても、ストロークの動きのままターンができるため、水泳のターンの中でも非常にスムーズにストレスなくターン動作を行うことができます。
水泳のターンの中では難しい方のターンに入りますが、これをマスターすれば水泳初心者卒業といっても良いくらい、水泳の動作の中でも主流な動作であるということができます。

クイックターンのやり方

フリップターン、クイックターン

クイックターンとタッチターンの最大の違いは、タッチの有無です。クイックターンの場合、手で壁にタッチする動作は必要なく、壁に近づいて来たら、前転するように、あるいはお辞儀するように頭を下げて身体を回し、足を壁につけます。

手でタッチしてから身体を回転させるという手間がない分ターンの時間が短くなるため「クイックターン」と呼ばれています。
クイックターンは、ターン前最後の1かきで気を付けのような体勢にしてから回る方法と、手が入水する勢いのまま回ってしまう方法があります。自分のやりやすい方で行うのが一番ですが、最初は気を付けのような体勢をとってからの方がコツを掴みやすく、やりやすいかもしれません。

クイックターンの練習方法

AMCさんはInstagramを利用しています:「Swimming into the weekend!!! 2025m great start to the weekend. 💥💥💥#beastmode…」 (33660)

水泳初心者がクイックターンをいきなりやろうとしても、どのタイミングで足を壁につければ良いのか、どんな風に身体を曲げて、どんな風に回れば良いのかといった感覚を身につけるまでには時間がかかります。初めのうちは壁付近で前転をするようにし、1回転して立ち上がるという練習をします。
これは泳ぎからターンまでの一連の動作における感覚を身につけるための練習です。その感覚がつかめたら、次は回転してつま先が上を向いた状態で壁に足をつけます。この練習では、まっすぐ回って壁に足をつけるタイミングを身につけます。

それができたら、いよいよ実際のクイックターンの練習です。回る過程で身体をねじるようにして、横向きもしくは斜め向きで壁に足をつけ、タッチターンと同じように壁を蹴ります。

水泳のターンの種類③背泳ぎ(バック)のターン

Swimming Competition Swimmers · Free photo on Pixabay (33661)

背泳ぎ(バック)にも、クロールと同じように片手タッチターンとクイックターンがあります。しかし、背泳ぎはその名の通り、仰向けでバックするような形で泳ぐ種目であるため、そのやり方やルールは異なります。

背泳ぎは水泳における主要な4種目の中でもターンのルールが厳しく、また水泳初心者にとっては壁までの距離がとりづらいという問題もあります。ただ、ルールさえ覚えてしまえば動き自体は他種目のターンと似ているため、習得は難しくありません。

背泳ぎのタッチターン

Maury NeiprisさんはInstagramを利用しています:「Surface Tension.#swim #swimming #swimmer #swimtime #surfacetension #backstroke #backstrokefordays #swimlife #instaswim #justkeepswimming」 (33667)

背泳ぎでは、ターンの最中以外は常に仰向けで泳がなければなりません。ターンの最中とは、ターン前最後の1かきから足が壁を離れるまでを指します。ゴールタッチは肩の角度が水面に対して90度未満でなければならないという規則があるため、タッチターンの場合もここを意識して行うと良いでしょう。

片手でタッチをしたら、身体を仰向けになるように回転させ、つま先が斜め上から上向きになるように壁に足をつけます。壁を蹴った後に横向き~うつ伏せになると失格となってしまうため、壁に足をつける時点で身体がある程度上を向いている必要があります。

その際、他種目のターンと同様、腕はけのびの姿勢をつくる準備をしておきます。壁を蹴ったら、上向きのドルフィンキック(バサロキック)を行います。

背泳ぎのクイックターン

水泳 背泳ぎのターン

背泳ぎのクイックターンでは、最後の1かきのみクロールのように下向きで泳ぐことが許されています。腕を上に戻すタイミングで横を向き、下を向いたら気を付けの姿勢になるように水をかきます。
クロールのクイックターンで足をつけるタイミングをとる練習をしたように、つま先が斜め上~上向きになるようにまっすぐ回転し、そのまま壁を蹴ります。タッチターン同様、足が壁から離れた時点で身体は仰向けでなければなりません。

背泳ぎでターンのタイミングをはかるコツ

Sapere Aude 𓁺さんはInstagramを利用しています:「Summer time means summer workouts which means SWIMMING POOL! This takes me back to my glory days of when I was a competitive swimmer 🏊🏻‍♀️…」 (33649)

背泳ぎのターンは、水泳初心者にはタイミングがとりづらく難しいイメージがあるかもしれませんが、水泳大会や一部のプールでは5m地点にフラッグが張られます。市民プール等でも5m地点でロープの色が変わっていることが多く、それを目印にするのがコツです。

水泳上級者や水泳選手は、5m地点からのストローク数を自分で理解しているため、バックの形でも振り返るようなことがなくターンすることができます。初心者でも5m地点からの大体のストローク数を知っておくとスムーズにターンできますが、大勢での練習や市民プール等では前を泳ぐ人との間隔をはかるため、始めのうちは振り返りながら練習した方が良いでしょう。

水泳のターンの種類④個人メドレーのターン

Vivienne RobertsさんはInstagramを利用しています:「Pool to myself  #training #nightsession #swimming #trainingforcommgames #commonwealthgames #2022 #freestyle #breaststroke #butterfly…」 (33668)

水泳における主要4種目のターンの仕方とその種類、練習方法を学んだところで、次に個人メドレーにおけるターンも見ていきましょう。

ターンの基本的なルールは各種目のターンと同じですが、種目を切り替える際のターンで、同じ種目を泳ぎ続ける時と少し違う動きが出てくるため、その部分について、切り替える種目ごとに解説していきます。

バタフライ→背泳ぎ(バッタ→バック)のターン

Ramilton N.BonfimさんはInstagramを利用しています:「✓ APRIL/2018 - CAMPEONATO BRASILEIRO ABSOLUTO DE NATAÇÃO – TROFÉU MARIA LENK – TAÇA CORREIOS - PARQUE AQUÁTICO MARIA LENK #eoscanon #fina…」 (33651)

バタフライ(バッタ)から背泳ぎ(バック)のターンでは、ターン前~タッチではバタフライのターン動作をします。個人メドレーの場合も、バタフライのタッチは両手でなければなりません。

両手でタッチした後は、背泳ぎのルールに則るため、仰向けになるように身体を回転させ、つま先を上~斜め上に向けた状態で壁を蹴ります。壁を離した瞬間から仰向けでなければならないのは個人メドレーでも同じです。
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