2020年1月25日 更新

平泳ぎのキックの正しい蹴り方!足の動きのコツとは?

平泳ぎのキックは、水泳の動きの中でも複雑で、コツが必要な動作です。そのため、正しい蹴り方を理解しておくことは上達のために非常に重要です。本記事では平泳ぎのキックにおける正しい蹴り方と、足の動きのコツを詳しく解説し、その練習方法を紹介しています。

73,214 view お気に入り 0

平泳ぎのキックにおける蹴り方のコツ②関節を柔らかく使う

平泳ぎのキックにおけるコツとして、膝・股関節・足首を柔らかく使うということがあげられます。

しっかりとかかとを引きつけ、足の裏を後ろに向けて水をとらえることが重要である事は、既に説明しましたが、かかとをお尻にしっかりと引きつけつつ、足の裏を後ろに向け、かつ抵抗をできるだけ少なくするためには、股関節と膝、そして足首にある程度の柔軟性が必要になります。

なかでも膝と足首を柔らかくは非常に重要で、普段からストレッチをしたり意識的に練習をしたりすることで柔軟性と平泳ぎに必要な筋力が向上します。

平泳ぎのキックにおける蹴り方のコツ③脚を曲げすぎない

Alessandro PelusoさんはInstagramを利用しています:「#photo #swimmer #breaststroke #swim #photogram #istagram #napoli #woman #style #victory #medal #passion #vision #olympics #swimming…」 (43352)

股関節や膝を柔らかく使って足を引きつけることは重要ですが、引きつけ方にもコツがあります。

伸びる動作のときに最も進むという説明をしましたが、逆に最も進まない・抵抗を受けるのがこの足を引きつけるという動作を行うときです。股関節を折って上半身と下半身が直角のような体勢になると、大きな抵抗を太ももに受け、進みにくくなってしまいます。

そのため股関節や膝をやわらかく使うことのほかに、曲げる動作を素早く、なるべく脚を立てすぎな
いように行うことも重要です。

ブレストと呼ばれる平泳ぎでは、ストローク・キックともに抵抗を受ける動作となる可能性が高く、水泳初心者の方にとっては進まないというイメージを持つ傾向にある種目でもあります。

この動作における抵抗を少なくしていくことが、平泳ぎのスピードを上げ、推進力を絶やさず楽に泳ぐためのポイントです。

平泳ぎのキックにおける蹴り方のコツ④下に蹴りすぎない

平泳ぎのキックにおいて足の裏で水をとらえることは重要です。

また、膝と足首を曲げて足の裏を後ろに向けるので、ある程度は斜め下に向かって水を蹴る形になりますが、このとき下方向に蹴り過ぎないということも、平泳ぎのキックにおけるコツであるということができます。

進行方向は前なので、理想は真後ろに蹴ることですが、実際には真後ろに蹴ることは難しいため、後ろに蹴る意識をもちつつ、斜め下(斜め後ろ)に向かって蹴り、自然と脚を元の位置に戻すというやり方でキックをするとよいでしょう。

平泳ぎのキックにおける蹴り方のコツ⑤なるべくフラットに

Page Of BreastStrokersさんはInstagramを利用しています:「️#breaststroke #breaststroker  #tweegram #photooftheday #20likes #amazing #smile #follow4follow #like4like #look #instalike #igers…」 (43347)

平泳ぎに限らず、水泳においては泳いでいる中で、できる限りフラットな姿勢で抵抗を受けにくい体勢をキープすることが、最も重要なポイントです。

平泳ぎのキックにおいては、足をお尻に引きつけるときには、足首などに多少力を入れてしっかりと足の裏を後ろに向けることが必要ですが、伸びる動作のときには適度に力を抜き、足先には少しだけ力を入れてしっかりと伸ばすことで、フラットな姿勢をつくることができます。また、脚を曲げる動作を素早く正確に行い、しっかりと伸びることも重要です。

抵抗を受けている時間をなるべく短く、推進力を活かして進む時間を長くする、楽で効率的な泳ぎ方が、平泳ぎの理想的な泳ぎ方であるということができます。

平泳ぎキックの練習方法

ここまで、平泳ぎのキックにおける基本的なフォームと蹴り方のコツを紹介・解説しました。

しかし、最初に説明した通り、平泳ぎのキックは他の水泳種目のキックに比べて複雑な動きを必要とするキックです。 そのため、文章や理論だけをみて動作を覚えたりコツを理解したりしようとしても難しく、それだけで平泳ぎの上達を見込むことはできません。

これは平泳ぎのみならず、水泳全体や他のスポーツにもいえることではありますが、頭で理解しようとするよりも、実際に泳いで練習をして身につける、というのが最も効果的で効率的なやり方です。
Swim Water Diving · Free photo on Pixabay (43350)

そこでここでは、平泳ぎのキックにおける練習方法をいくつか紹介しましょう。

①イメージを持つ
②ビート板練習
③ストリームライン練習
④壁キック
⑤ドリル練習その1
⑥ドリル練習その2
⑦平泳ぎで練習を積む


という7つのおすすめの練習方法を紹介します。

平泳ぎキックの練習方法①イメージを持つ

平泳ぎのコツ~高安亮選手のお手本~【コナミメソッドまとめ】

平泳ぎのキックの効果的な練習方法①は、イメージトレーニングです。  
頭で理解するのではなく、身体を使って練習するのがよいと説明したばかりですが、上手な人の泳ぎ・キックを実際にみて、または市販の映像などをみて、身体の正しい動かし方を理解することは、文章や理論で理解しようとすることよりも、格段によい方法でなのです。
平泳ぎを泳いだことのある方は、自分の泳ぎと何が違うのか、自分がどうしても進みにくいと感じる動作を、上手な人はどのようにおこなっているのか、などを確認してから実際の練習を行うことで、効率的な練習を行うことができます。

平泳ぎキックの練習方法②ビート板練習

平泳ぎのキックの練習方法②は、最も一般的な練習方法であるビート板を使った練習です。
平泳ぎのキック練習では、できるだけ平泳ぎのキックの姿勢に近づけるように、ビート板に腕を乗せて練習をするのではなく、手を乗せる程度で腕を水面につける練習をしましょう。

ビート板に腕を乗せ、顔を上げてキックをすると、どうしても上半身が反ってしまい、キックのあとに伸びるという感覚がわかりづらくなってしまいます。そのため、ビート板に手を乗せるか、ビート板を横にして手前のへりをつかむくらいにとどめ、顔は水につけて行いましょう。

キックをして伸びることで、ビート板を押すようなイメージで練習をおこなってください。

慣れてきたら、ビート板を立ててキックを行うことで、より推進力が求められるため、更に上達させることができます。

平泳ぎキックの練習方法③ストリームライン練習

平泳ぎが泳げるようになるまで(第4段階 顔つけキック)

平泳ぎのキックの練習方法③は、ストリームライン(けのびの姿勢)で行う練習です。こちらの練習方法の方が、ビート板を使う練習方法よりも、効果的に練習することができます。

ストリームラインは、水泳の基礎となる姿勢なので、こちらの姿勢で行うことで体幹の筋肉や肩甲骨の柔軟性も高めることができます。

この練習は、まず水中で深めに潜っての行ましょう。それが慣れてきたら水面に近いところで行うようにするといいです。苦しくなってきたら浮き上がり、平泳ぎのストロークなどで息継ぎをしてください。

水中では、水面に近いところよりも姿勢が保ちやすく、抵抗を受けていることを感じやすいので、フォームの修正や反復練習に適しています。

水面に近いところの練習では、実際のフォームに近い練習を行うことができるので、細かいフォームの調整や足が水面に出ないかなどの確認ができます。

平泳ぎキックの練習方法④壁キック

平泳ぎのキックの練習方法④は、壁キックです。

壁キックは、プールサイドを掴んだり壁に手をつけたりして、キックの練習をするというやり方で、場所をとらず、スタミナ消費もあまりないので、キックの練習にはとても適しています。

平泳ぎのキックで壁キックを行う際は、肘を軽く曲げた状態で行い、キックを打った時の肘の曲がり具合で推進力をチェックします。あまり曲がらない場合、きちんと足の裏で水をとらえられていなかったり、フォームが乱れていたりといったことが考えられます。

肘が曲がるようにキックを打てたら、また軽く曲がっている状態まで戻してキックを打ちましょう。顔は水につけて行い、苦しくなったらキックを打つ前に顔を上げて呼吸をします。

平泳ぎキックの練習方法⑤ドリル練習

60 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

蹴伸び(けのび)がうまくなる練習方法とは?キックと姿勢が重要

蹴伸び(けのび)がうまくなる練習方法とは?キックと姿勢が重要

水泳において基本となる動作である蹴伸びには、どのような練習方法があるのでしょうか。本記事では、蹴伸びの練習方法について、陸上トレーニング・水中トレーニングに分けて詳しく紹介します。また、応用編として実践的な練習も紹介しています。
ドルフィンキックのコツと練習方法とは?【水泳上達トレーニングガイド】

ドルフィンキックのコツと練習方法とは?【水泳上達トレーニングガイド】

水泳においてドルフィンキックは少し特殊な動きをするキックです。そこで本記事では水泳上達トレーニングガイドとして、ドルフィンキックのコツを解説します。そしてそのコツを習得し、ドルフィンキックを上達させるための練習方法も紹介します。
サッカーの蹴り方特集!シュートなどのボールのキック【上達ガイド】

サッカーの蹴り方特集!シュートなどのボールのキック【上達ガイド】

サッカーの試合を見ていてサイドチェンジする時の蹴り方や、クロスボールにカーブがかる蹴り方、シュートの際の強い打ち方などを見たことがあると思いますが、それぞれ蹴り方があります。今回はサッカーの蹴り方特集!と題して初心者でもわかるようにご紹介していきたいと思います。
バタフライキックのコツ&練習方法!強化するために必要なことは?

バタフライキックのコツ&練習方法!強化するために必要なことは?

水泳の中では初心者にとって一番難しいともいえるバタフライ。そのバタフライキックのコツや練習方法をご紹介します。バタフライキックを強化するために必要な上達のコツや、体のうねりのポイントなどを徹底解説します。バタフライキックにお悩みの方はご覧ください。
yuki |

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

Spicatz Spicatz