水泳で肩幅が広くなるのか?気になる疑問を解決!
水泳で肩幅が広くなるという話が一般的ですね。ではなぜ、水泳で肩幅は広くなるのでしょうか?あるいは、水泳で肩幅が広くなることはないのでしょうか?水泳と肩幅の関係を細かくご紹介します。水泳で肩幅が広くなるのが怖い方、逆に肩幅を広くしたい方はぜひご覧ください。
2022.12.20
|
水泳
Writer
公式ライター Activel_director
Index
水泳を続けているとなぜ肩幅が広くなるの?
via pixabay.com
水泳を続けていると肩幅が広くなるという定説がありますね。
確かに水泳選手は皆さん肩幅が広いですし、実際に水泳を続けて肩幅が広くなったという意見も多く聞こえます。
では、なぜ水泳を続けると肩幅が広くなるのでしょうか?
肩幅が広くなるのは筋肉が原因なのでしょうか?
今回は、水泳を続けているとなぜ肩幅が広くなるのは、あるいは本当に広くなっているのかをご説明します。
確かに水泳選手は皆さん肩幅が広いですし、実際に水泳を続けて肩幅が広くなったという意見も多く聞こえます。
では、なぜ水泳を続けると肩幅が広くなるのでしょうか?
肩幅が広くなるのは筋肉が原因なのでしょうか?
今回は、水泳を続けているとなぜ肩幅が広くなるのは、あるいは本当に広くなっているのかをご説明します。
水泳で使う筋肉・肩幅を作る筋肉
via pixabay.com
水泳では全身の筋肉を使う
水泳では、全身の筋肉を使います。
上半身・下半身双方の筋肉をバランス良く使うスポーツは水泳の右に出るものはいません。
その上、肺活量も鍛えられるため、まさに体内・体外双方の筋肉にアプローチするスポーツと言えるでしょう。
上半身・下半身双方の筋肉をバランス良く使うスポーツは水泳の右に出るものはいません。
その上、肺活量も鍛えられるため、まさに体内・体外双方の筋肉にアプローチするスポーツと言えるでしょう。
肩幅に関連する筋肉
当然、全身の筋肉の中には肩幅に関わる筋肉も含まれます。
肩幅に関わる筋肉とは、具体的には肩周りの筋肉、背中の筋肉、胸の筋肉になります。
また、肩甲骨周辺の筋肉や骨も、肩幅には影響を与えています。
肩幅と一言で言っても、肩だけが要因ではないということですね。
肩幅に関わる筋肉とは、具体的には肩周りの筋肉、背中の筋肉、胸の筋肉になります。
また、肩甲骨周辺の筋肉や骨も、肩幅には影響を与えています。
肩幅と一言で言っても、肩だけが要因ではないということですね。
水泳で使う筋肉が肩幅に強い影響を与えている
水泳では、胸・背中の筋肉を柔軟に動かしながら泳ぎます。
どの泳ぎ方でも胸と背中を用いることは共通しており、肩甲骨も大きく動かします。
水泳全ての基本スタイルに、肩幅に影響する筋肉の運動が含まれているのです。
だからこそ、肩幅に水泳は影響を与えるのです。
では、なぜ肩幅が広くなるのでしょうか?
どの泳ぎ方でも胸と背中を用いることは共通しており、肩甲骨も大きく動かします。
水泳全ての基本スタイルに、肩幅に影響する筋肉の運動が含まれているのです。
だからこそ、肩幅に水泳は影響を与えるのです。
では、なぜ肩幅が広くなるのでしょうか?
肩幅が広くなる理由とは?
肩幅が広くなる理由を徹底分析していきます。
水泳で使う筋肉の特徴は、肩幅が広くなる筋肉と深いかかわりがあります。
水泳で使う筋肉の特徴は、肩幅が広くなる筋肉と深いかかわりがあります。
肩幅が広くなる理由①
三角筋が盛り上がる
via pixabay.com
肩幅が広くなる要因として最も大きいのが、三角筋の成長です。
三角筋とは、肩に盛り上がるいわゆる「肩の筋肉」です。
水泳では、この三角筋が自然とついていきます。
なぜ水泳と三角筋は繋がりが深いのでしょうか?
三角筋とは、肩に盛り上がるいわゆる「肩の筋肉」です。
水泳では、この三角筋が自然とついていきます。
なぜ水泳と三角筋は繋がりが深いのでしょうか?
三角筋の筋トレメニューは水泳と重なる
実は、三角筋を鍛えるメニューは「懸垂」や「ショルダープレス」など、水泳に効果のある筋トレメニューと一致します。
三角筋は腕が持ちうるエネルギーを最大活用するために重要なポイントであり、水泳のスピード力向上にも寄与します。
三角筋そのものを鍛えるメニューはあまり水泳で取り入れられませんが、水泳で戦える体づくりの一貫として三角筋は育っていくのです。
三角筋は腕が持ちうるエネルギーを最大活用するために重要なポイントであり、水泳のスピード力向上にも寄与します。
三角筋そのものを鍛えるメニューはあまり水泳で取り入れられませんが、水泳で戦える体づくりの一貫として三角筋は育っていくのです。
肩幅が広くなる理由②
広背筋が立体感を出す
一見肩幅には関係のない広背筋が、なぜ肩幅が広くなる原因なのでしょうか?
理由は、立体感です。
広背筋の上部は、成長すると肩そのものを持ち上げ、前後に張り出させる効果があります。
肩幅を広くしたい方が広背筋を鍛えるのも、これが理由です。
ぽっこりした肩幅を広く見せる筋肉は、広背筋によって支えられているのです。
理由は、立体感です。
広背筋の上部は、成長すると肩そのものを持ち上げ、前後に張り出させる効果があります。
肩幅を広くしたい方が広背筋を鍛えるのも、これが理由です。
ぽっこりした肩幅を広く見せる筋肉は、広背筋によって支えられているのです。
水泳の逆三角形ボディは広背筋が作る
水泳選手は、ほとんどがいわゆる「逆三角形」の体をしています。
逆三角形の体には2つの特徴があります。
1つは、今回取り上げた肩幅が広く成長していること。
そしてもう1つは、きゅっと引き締まったウエストがあること。
双方の特徴は、肩から腰にかけて背面を縦断する広背筋が成長することによって浮き彫りになります。
水泳でなぜ逆三角形ボディができるのかという疑問も、広背筋によって解決します。
逆三角形の体には2つの特徴があります。
1つは、今回取り上げた肩幅が広く成長していること。
そしてもう1つは、きゅっと引き締まったウエストがあること。
双方の特徴は、肩から腰にかけて背面を縦断する広背筋が成長することによって浮き彫りになります。
水泳でなぜ逆三角形ボディができるのかという疑問も、広背筋によって解決します。
肩幅が広くなる理由③
肩甲骨が緩む
水泳で最も大きな体への影響ともいわれているのが肩甲骨の緩和です。
肩甲骨は、普段の生活においてほとんど柔軟に動かさない部位で、緊張することが肩こりの原因にもなります。
肩甲骨を緩ませることはストレッチなどの大きなポイントになりますが、水泳をしていると自然と肩甲骨が緩和されます。
この肩甲骨のゆるみが、なぜ肩幅を広くするのでしょうか?
肩甲骨は、普段の生活においてほとんど柔軟に動かさない部位で、緊張することが肩こりの原因にもなります。
肩甲骨を緩ませることはストレッチなどの大きなポイントになりますが、水泳をしていると自然と肩甲骨が緩和されます。
この肩甲骨のゆるみが、なぜ肩幅を広くするのでしょうか?
土台となる背中の幅が広くなる
肩甲骨が緩和されると、筋肉の緊張によって狭くなっていた背中の幅が解放されます。
したがって、肩幅を作る土台となる背面の幅そのものが広くなります。
すると、肩幅も自然と広くなるため、一見した印象が「肩幅が広くなった」という結果になります。
したがって、肩幅を作る土台となる背面の幅そのものが広くなります。
すると、肩幅も自然と広くなるため、一見した印象が「肩幅が広くなった」という結果になります。
前項目で水泳による逆三角形ボディについて説明しましたが、肩甲骨も逆三角形ボディの一つの要因です。
必ずしも水泳で肩幅が広くなるわけではない
via pixabay.com
ご紹介した3つの理由が主な原因となり、水泳を行っていると肩幅が広くなる可能性が高いです。
「可能性が高い」とお伝えしたのは、100%肩幅が広くなるというわけではないからです。
水泳に取り組む方法や、その際の条件などによって肩幅が広くならない場合があります。
なぜ条件によって肩幅に影響が出るのかをご説明します。
「可能性が高い」とお伝えしたのは、100%肩幅が広くなるというわけではないからです。
水泳に取り組む方法や、その際の条件などによって肩幅が広くならない場合があります。
なぜ条件によって肩幅に影響が出るのかをご説明します。
水泳で肩幅が広くなる条件、ならない条件
via pixabay.com
幼少期から水泳に取り組んだか?
水泳には肩幅が広くなる要因が重なっていますが、人間の体はそう簡単には変わりません。
特に、肩甲骨の緩和から起こる背中の幅の広がりは、成長期であればこそ大きく変化の見える要因です。
したがって、幼少期から水泳に取り組んでいる方は、水泳による肩幅が広くなるポイントを全て吸収した体になるため、肩幅が広くなります。
特に、肩甲骨の緩和から起こる背中の幅の広がりは、成長期であればこそ大きく変化の見える要因です。
したがって、幼少期から水泳に取り組んでいる方は、水泳による肩幅が広くなるポイントを全て吸収した体になるため、肩幅が広くなります。
頻繁に水泳を行っているか?
水泳によって筋肉は鍛えられますが、頻度が低ければ目に見えるほどの筋肉は作れません。
特に広背筋は、週に1回程度の水泳ではそう簡単に鍛えられません。
水泳を本格的に行わなければ逆三角形ボディにならないのは、そのためです。
したがって、リフレッシュ程度の水泳であれば肩幅が広くなることは少ないでしょう。
特に広背筋は、週に1回程度の水泳ではそう簡単に鍛えられません。
水泳を本格的に行わなければ逆三角形ボディにならないのは、そのためです。
したがって、リフレッシュ程度の水泳であれば肩幅が広くなることは少ないでしょう。
水泳と筋トレをメニュー化しているか?
これも水泳の頻度と関わることですが、水泳に対してタイムの更新など明確な目標を持ち、筋トレなどメニューが存在するかどうかも大きな要因です。
肩幅が広くなるためには、一定の運動量や筋肉への負荷が必要です。
したがって、ランダムな水泳や筋トレのない練習であれば、肩幅が広くなるほどの筋肉はつきません。
なんとなく肩周りに筋肉がついたかも…と自覚することはあっても、一見して肩幅が広くなるという原因にはなりません。
肩幅が広くなるためには、一定の運動量や筋肉への負荷が必要です。
したがって、ランダムな水泳や筋トレのない練習であれば、肩幅が広くなるほどの筋肉はつきません。
なんとなく肩周りに筋肉がついたかも…と自覚することはあっても、一見して肩幅が広くなるという原因にはなりません。
なぜ水泳で肩幅が広くなる説は一般的に?
via pixabay.com
このように見ていくと、水泳によって肩幅が広くなることは決して一般的ではありません。
「水泳をすると肩幅が広くなるのでは」と心配している方も、条件に一致していなければあまり気にすることはないでしょう。
なぜ、このように水泳で肩幅が広くなる説は広まったのでしょうか。
「水泳をすると肩幅が広くなるのでは」と心配している方も、条件に一致していなければあまり気にすることはないでしょう。
なぜ、このように水泳で肩幅が広くなる説は広まったのでしょうか。
水泳選手の体があまりに特徴的だから
おそらく、メディアに露出する水泳選手の体が印象的だからでしょう。
肩幅が広く、ウエストの引き締まったギリシャ像のような完璧な筋肉のついた体は、水泳というスポーツの理想的体型としてアイコン化されています。
水泳をすると誰しもがあの体に近づいていく、という印象が広まったのも無理はありません。
肩幅が広く、ウエストの引き締まったギリシャ像のような完璧な筋肉のついた体は、水泳というスポーツの理想的体型としてアイコン化されています。
水泳をすると誰しもがあの体に近づいていく、という印象が広まったのも無理はありません。
筋肉作りに励む人が水泳に取り組む確立が高いから
水泳は、全身の筋肉をバランスよく鍛えるスポーツとして知られています。
筋肉作りを目的とした水泳メニューを組んでいる人も少なくありません。
したがって、肩幅が既に広い人が水泳で更なる高みを目指している場合もあるのです。
これが、水泳によって肩幅が広くなっているという印象を与えているのでしょう。
筋肉作りを目的とした水泳メニューを組んでいる人も少なくありません。
したがって、肩幅が既に広い人が水泳で更なる高みを目指している場合もあるのです。
これが、水泳によって肩幅が広くなっているという印象を与えているのでしょう。
水泳で肩幅が広くなるのは、あくまで本格的なトレーニングの結果
肩幅を広くしたくない方も安心して水泳に挑もう
結論として、水泳で肩幅が広くなるのは、本格的に水泳に取り組んだ結果となります。
ですから、これから健康のために水泳に取り組もうという方や、あくまで楽しみに水泳をしたい方は、肩幅が広くなることはほぼないと考えて良いでしょう。
水泳で肩幅が広くなってしまうことを恐れて水泳にチャレンジできなかった方は、ご参考ください。
ですから、これから健康のために水泳に取り組もうという方や、あくまで楽しみに水泳をしたい方は、肩幅が広くなることはほぼないと考えて良いでしょう。
水泳で肩幅が広くなってしまうことを恐れて水泳にチャレンジできなかった方は、ご参考ください。
水泳で肩幅を広くするなら本格的に取り組もう
一方、水泳によって肩幅を広くしたい、筋肉を育てたいという方は、綿密なメニュー作りが必要です。
水泳へ定期的に通うための計画作りと、筋トレも考えておきましょう。
水泳をやればだれでも肩幅が広くなるわけではないということを念頭において取り組んでください。
水泳へ定期的に通うための計画作りと、筋トレも考えておきましょう。
水泳をやればだれでも肩幅が広くなるわけではないということを念頭において取り組んでください。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。