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水泳の歴史とは?クロール・平泳ぎの泳法や競泳水着の歴史とは?

水泳の歴史とは?クロール・平泳ぎの泳法や競泳水着の歴史とは?

水泳の歴史の始まりは、人類が狩猟・採取や移動のために泳ぎ始めたことであると考えられています。水泳は、19世紀以降に狩猟・採取や移動のために泳ぐだけでなく、泳ぐ速さを競うようになりました。競泳の歴史が始まり、速く泳げるように泳法や水着の開発が進んだことで、スポーツに発展しました。

2021.12.16 水泳

水泳の歴史について

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水泳の歴史の始まりは、人類が狩猟・採取や移動のために泳ぎ始めたことだと考えられています。古代の泳ぎ方は、現在の水泳とは異なり、動物の泳ぎ方を模倣したものであったとする説が有力です。19世紀以降に、生活のために泳ぐだけでなく、泳ぐ速さを競うようになったことでスポーツとなり発展していきました。

水泳の成り立ち

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水泳が始まったころの泳ぎ方は、はっきりとは分かっていませんが、犬かきや平泳ぎのようなものであったと推測されています。19世紀以降、水泳は、泳ぐ速さを競うスポーツとなり、速く泳ぐため多くの泳法が開発され、現在のスタイルとなりました。

現在の水泳は、速さ以外の要素を競うスポーツも生まれ、リハビリのため取り入れられるなど多くの広がりを見せています。

水泳の始まりの歴史

人類の水泳の起源は、原始時代に狩猟・採取や移動のために泳いでいたことだと考えられています。古代の水泳は、泳ぐ速さを競うものではなく、生活に必要な手段でした。水泳が泳ぐ速さを競うスポーツとなった発祥国は、19世紀以降のイギリスです。

速く泳ぐことを追求した結果、スポーツとなり発展していき、近代オリンピックの第1回大会である1896年アテネオリンピックで競技種目に採用されました。

日本の水泳の歴史

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領土の周りを海に囲まれた日本では、古くから生活の中に水泳が取り入れられていました。日本で水泳技術が発達した理由は、武術の1つであったことがあげられます。日本の水泳は、武術であり、必ずしも早く泳ぐことだけを目的としたものではありませんでした。

明治時代になると欧米からスポーツの水泳が伝わり、速く泳ぐことを目的とした泳法が広まっていきました。

古来の泳法と流派

古来から伝わる伝統的な日本泳法には、発祥地の異なる13の流派があります。13の流派のうち、多くは武術の1つであったため、速く泳ぐだけでなく、流れの急な川や海でもおぼれないことや鎧や甲冑をつけたまま泳ぐことが目的でした。
流派 発祥地
神統流 鹿児島
小堀流踏水術 熊本
山内流 豊後臼杵
主馬神伝流 伊予大洲
神伝流 松山
水任流 讃岐高松
岩倉流 和歌山
能島流 和歌山
小池流 和歌山
観海流 伊勢
向井流 江戸
水府流水術 水戸
水府流太田派 江戸

水泳の4泳法の歴史

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現在の水泳には、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの4つの泳法があります。スポーツの水泳がおこなわれるようになった当初は平泳ぎと横泳ぎしかなく、当時の平泳ぎは、現在の泳ぎ方とは異なり、息継ぎなしで顔を上げたまま泳ぐスタイルでした。

平泳ぎを基本とし、ストロークやキックなどが改良されクロールや背泳ぎ、バタフライが生まれました。

クロールの歴史

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クロールの起源は、トラジオン・ストロークと呼ばれる左右交互に腕を回して水面上にあげるストロークが考案されたことです。トラジオン・ストロークの登場で、従来の平泳ぎのストロークと比べると、速いスピードで泳ぐことが可能となりました。

キックも平泳ぎに近いあおり足からバタ足に改良され、息継ぎも取り入れられたことで現在のクロールが完成しました。

平泳ぎの歴史

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平泳ぎは、水泳の4泳法の中で最も歴史が古い泳法です。平泳ぎの起源は、人類が動物の泳ぎを模倣して泳ぎ始めたとされる頃の泳ぎ方にさかのぼります。もともと平泳ぎは、息継ぎなしで顔を上げたまま泳ぐストレート泳法と呼ばれる泳ぎ方でしたが、のちに頭を沈め息継ぎのときのみ水上に頭を出すウェイブ泳法の使用が認められ、さらに速く泳ぐことが可能となりました。

現在の競泳での平泳ぎは、ウェイブ泳法です。

背泳ぎの歴史

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背泳ぎの起源は、サバイバルや遭難者の救助で用いられていた泳ぎ方にあります。背泳ぎの元となる泳ぎ方は、仰向けになり、手の動きはバタフライのように両手を同時に動かして水を掻き、脚は平泳ぎのような動きでした。背泳ぎが現在のようなスタイルとなった発祥の地はアメリカです。アメリカのハリー・ヘブナー選手が、クロールを仰向けで泳ぐ泳法でオリンピック金メダルを獲得したことで世界中に広まりました。

バタフライの歴史

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バタフライの起源は、ドイツのエーリッヒ・ラーデマッヒェル選手が、オリンピックで現在のバタフライに近い手の動きで平泳ぎを泳いで好成績を収め、多くの選手が取り入れるようになったことです。脚の動きがドルフィンキックとなったのは、日本の長沢選手が怪我のため平泳ぎのキックができないのでドルフィンキックで泳いだのが始まりでした。

従来の平泳ぎで泳ぐ選手が少なくなり、バタフライは平泳ぎから分離されました。

水泳の競泳の歴史

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競泳の始まりは、19世紀のイギリスで水泳が賭けレースの対象になったことです。水泳は、賭けレースの対象となったことで、泳ぐ速さを競うようになり、スポーツ競技の水泳が始まりました。当初の競泳の競技種目は自由形しかなく、当時の自由形は平泳ぎでした。

後に、平泳ぎが数回にわたり改良され、背泳ぎ、クロール、バタフライが生まれました。

競技種目の歴史

競泳の競技種目の歴史の始まりは自由形です。当時の自由形は、平泳ぎでした。当時の自由形を改良し背泳ぎ生まれます。泳ぐ姿が紳士的でないとの理由から、自由形から背泳ぎが分離されました。自由形はさらに改良がなされ、クロールが誕生します。

クロールが圧倒的に速く泳げることなどが理由で、クロールと平泳ぎが分かれます。さらに平泳ぎが改良されてバタフライが誕生し、個人メドレーも加わって現在の5種目となりました。
オリンピック 競技種目
平泳ぎ 背泳ぎ クロール(自由形) バタフライ 個人メドレー
1896年 アテネ
1900年 パリ
1904年 セントルイス
1956年 メルボルン
1964年 東京

競泳を進化させた技術

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競泳を進化させた技術は、4泳法の改良だけでなく、3つの要素があります。

【競泳を進化させた技術】
・ターンや潜水泳法の導入
・泳ぐ環境の整備
・競泳水着の改良


競泳が始まった当初の競技会会場は、海や川でした。現在の競技会会場は、室内プールがほとんどで、水温の調整が可能です。体力の消耗が激しくならない25度程度の水温で泳いでいることが記録の向上につながっています。

競泳水着の歴史

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競泳水着の歴史は、大きく分けて素材とデザインの歴史があります。素材の開発では、繊維の組み合わせや加工の方法を変えることで素材の機能を改良し、デザインの開発では、カッティングの改良や素材の性能を活かしたデザインとなるような改良をします。

どちらも表面の摩擦抵抗と水の抵抗を少なくし、泳ぐときの運動機能を妨げず助けとなるようにすることが開発の目的です。

素材の歴史

競泳水着の素材の歴史は、シルクから始まりました。競泳水着の機能は、伸縮性や表面の摩擦抵抗を改良した素材が開発されたことで、大幅に向上していきます。近年では表面に特殊な加工を施したハイテク水着素材も開発され、さらに高性能な競泳水着となりました。

2010年にレーザーレーサーに代表される、無縫製でラバーやポリウレタン素材の競泳水着は禁止となり、素材開発は再び縫製や編みを基本としたものに立ち戻っています。
時期 使用された素材と加工 特徴
1930年代 シルク
1960年代 トリコット編みのナイロン100% 横方向の伸縮性のみ
1970年代 ナイロン80%、ポリウレタン20%の弾性糸 縦横両方向の伸縮性あり
1980年代 超極細ナイロンとポリウレタンの編み合わせ 表面の摩擦抵抗の低減
1990年代前半 高密度ポリエステル繊維に特殊加工 表面の摩擦抵抗低減と軽量化
1990年代後半 表面にストライプ上の撥水加工 水の抵抗の低減と軽量化
2000年代前半 表面に鮫肌のようなうろこ状の撥水加工 水の抵抗低減と軽量化
2000年代後半 ナイロンとポリウレタン素材を超音波で接着 伸縮性は極少・高い着圧で筋肉の凹凸や振動抑制
水の抵抗低減
2010年代 強い力を要するが適度に伸縮性のある布 高い着圧と伸縮性を両立させ姿勢保持効果

デザインの歴史

競泳が始まったころ、競泳水着のデザインはフラットな裁断で表面の摩擦抵抗や水の抵抗が考慮されないものでした。立体裁断が取り入れられ、スカートやワッペンなどの表面の摩擦抵抗や水の抵抗となるデザインが排除されたことで競泳水着の機能は向上していきます。

さらに、素材の性能を活かしたデザインであるレッグスーツやフルスーツが登場します。レッグスーツやフルスーツはさらに水の抵抗を低減させるものでした。
時期 デザイン 特徴
1960年代前半 フラットな裁断、ワッペンやスカート付(女子)
1960年代後半 立体裁断の登場、スカート丈が短くなる(女子) フィット感の向上・水の抵抗低減
1970年代前半 バックセンター切替(女子) 伸縮性の向上
1970年代後半 肩甲骨を避けた肩ひも形状、スカート廃止(女子) 腕の運動性向上
1980年代前半 ワッペンがロゴプリントに変更 水の抵抗低減・脚の運動性向上
背中の開口部拡大,ハイレグカット(女子)
1980年代後半 縫い目がフラットな加工 水の抵抗低減
1990年代前半 ハイレグカットの高さがさらに高くなる(女子) 脚の運動性向上
1990年代後半 レッグスーツ 素材の特性を活かし水の抵抗低減
2000年代 フルスーツ 素材の特性を活かし水の抵抗低減

水泳のオリンピックの歴史とは?

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水泳のオリンピックの歴史は、近代オリンピックの第1回大会であるアテネオリンピックにさかのぼります。第1回大会で男子競泳の自由形が競技種目に採用されました。現在は、多岐にわたる水泳競技がオリンピック種目に採用され、男子競泳のように第1回大会から継続して競技種目であり続けるもの、マラソンスイミングやシンクロナイズドダイビングのように近年新たに競技種目に加わったものとさまざまです。

競泳

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競泳のオリンピックの歴史は、第1回大会である1896年アテネオリンピックから始まります。1896年アテネオリンピックから男子の競泳が実施され、女子の競泳も1912年のストックホルムオリンピックから実施されました。以来、1度もオリンピックの競技種目から外れることなく現在に至ります。

2016年リオデジャネイロオリンピックでは、リレーも含め距離や泳法の異なる32種目の競泳競技が実施されました。

マラソンスイミング

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マラソンスイミングのオリンピックの歴史は、2008年北京オリンピックから始まります。2008年北京オリンピックで男女ともに競技種目に採用されました。マラソンスイミングは、室内プールではなく海や川、湖などの自然の水域で実施され、自由な泳法で10kmのタイムを競う種目で、競泳競技の一種とされています。

アーティスティックスイミング

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アーティスティックスイミングのオリンピックの歴史は、1984年ロサンゼルスオリンピックから始まり、競技種目に採用されているのは女子のみです。オリンピックでのアーティスティックスイミングは、1992年まではソロとデュエットの大きく分けて2種目でしたが、1996年アトランタオリンピックではチームのみの1種目に、2000年シドニーオリンピックからはチームとデュエットの2種目で実施されています。

飛込

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飛込のオリンピックの歴史は、1904年セントルイスオリンピックから始まります。現在の飛込は、高飛び込み、飛び板飛び込み、シンクロナイズドダイビングの3種目ですが、1904年セントルイスオリンピックでは、男子の10m高飛び込みと距離飛込の2種目でした。女子は、1912年ストックホルムオリンピックから高飛び込みが始まります。

2000年シドニーオリンピックからシンクロナイズドダイビングが始まり、現在の3種目となりました。

水球

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水球のオリンピックの歴史は、1900年パリオリンピックから始まります。1900年パリオリンピックから男子の水球が実施され、女子は2000年シドニーオリンピックから実施されました。水球は、オリンピックに採用されている水泳競技の中では競泳に次いで古い歴史を持っており、発祥は1860年代のイギリスです。

水泳の歴史まとめ

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水泳は、人類が2足歩行を始めたころには始まっていたとされる長い歴史があります。19世紀以降は速さを競う競技に発展し、多くの人に親しまれるスポーツとなりました。現在、水泳の技術は、狩猟・採取やスポーツだけでなく、遭難者の救助やリハビリなど多くの分野で用いられています。

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