東京都のソフトテニスが強い高校ランキング10選!男女別に名門強豪校を紹介
東京都のソフトテニスが強い高校は、全国インターハイ30回出場の私立の駒澤大学高校です。次いで東京都のソフトテニスが強い高校は、2021年全国インターハイ個人戦に出場した早稲田実業、都教育委員会からスポーツ特別強化校に指定されている清瀬高校が続きます。男女ともにソフトテニスの強豪校は私立に多く、公立校が追随しています。
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公式ライター sansirou
保健体育の教員免許を取得しているので、スポーツ全般の知識は豊富です。また、行政機関において地域住民の方々に、スポーツ活動の機会や情報を提供してきました。実際にテニス、ジョギング、野球は長年プレイしてきたので、選手に寄り添って考えることができます。技術だけでなく、メンタルの力も伝えていきたいです。
東京都のソフトテニスが強い高校とは?
東京都のソフトテニスが強い男子の高校は、都総体で2016年から3回優勝している駒澤大学高校と必ずベスト8以上に入賞している早稲田実業です。駒澤大学高校は、関東大会40回、全国インターハイ30回出場の実績があり、東京都では飛び抜けてソフトテニスが強い高校です。
早稲田実業学校は、2020年Tokyo Thanks Match&東京都選手権個人戦の決勝で早稲田実業の選手同士が激突し、強豪校の強さを発揮しました。
女子の強い高校は、全国インターハイで2回の団体優勝実績がある文化学園大学杉並高校です。
東京都のソフトテニスの情勢
年 | 優勝 | 準優勝 | 3位 |
2021 | 駒大 | 明法 | 佼成学園 青稜 |
2020 | 中止 | ||
2019 | 明法 | 駒大 | 豊南 昭和 |
2018 | 駒大 | 佼成学園 | 早実 清瀬 |
2017 | 清瀬 | 早実 | 豊南 佼成学園 |
2016 | 駒大 | 早実 | 清瀬 豊南 |
東京都のソフトテニス男子の情勢は、私立高校に強豪校が多く、全国大会出場実績の多い駒澤大学高校、都総体6年連続ベスト8に入賞している早稲田実業が2強です。続く強豪校は、2018年都総体で準優勝を勝ち取った佼成学園や2019年茨木ゆめ国体で、東京都代表に2名の選手を輩出した豊南高校がトップの座を狙っています。
公立学校では、東京都教育委員会からスポーツ特別強化校に指定されている清瀬高校と昭和高校が、学校からのバックアップもあり強豪校の一角を占めています。
東京都の男子ソフトテニス部が強い高校ランキング10選
第10位:日本大学豊山高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都文京区大塚5-40-10 |
都総体団体戦成績 | 2021年:ベスト8 |
主なOB選手 | ー |
学校偏差値 | 58 |
県内順位/640校中 | 194位 |
大学合格人数(2021年) | 国公立・私立大学108名 日本大学355名 |
日本大学豊山高校は、関東大会に23回出場し、2021年の都総体でベスト8を勝ち取ったソフトテニスの強い高校です。部活動のモットーは、あいさつや礼儀を重んじ、監督や先輩、親に感謝の気持ちを忘れないでプレーすることです。
日本大学豊山高校は、日本大学の附属高校で、中高大一貫教育を推進し大学進学では、71%が日本大学に進学しています。スポーツコースが設置され、好きな競技に励みながら推薦枠を利用して、日本大学進学を見据えた生徒におすすめの高校です。
第9位:専修大学附属高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都杉並区和泉4-4-1 |
都総体団体戦成績 | 2021年:ベスト8 2019年:ベスト8 |
主なOB選手 | ー |
学校偏差値 | 61 |
県内順位/640校中 | 130位 |
大学合格人数(2021年) | 国公立・私立大学30名 専修大学390名 |
専修大学附属高校は、団体戦は22年連続で、東京都ベスト16以上に入賞しているソフトテニスの強い高校です。練習は、火曜日を除いて週6日間、OBの球出しサポートを受けながら励んでいます。部活動のモットーは、変化を怖がらずに、自分のプラスになることは、どんどん取り入れていくことです。
専修大学附属高校は、大学での模擬授業や海外での語学研修に力を入れていて、高大連携のカリキュラムのもと卒業生の90%は専修大学に進学しています。ソフトテニスの技術を磨きながら、幅広い知見を身に付けたい生徒にはおすすめの高校です。
第8位:青稜高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都品川区二葉1-6-6 |
都総体団体戦成績 | 2021年:ベスト4 2018年:ベスト8 |
主なOB選手 | ー |
学校偏差値 | 64 |
県内順位/640校中 | 81位 |
大学合格人数(2021年) | 国公立大学53名、私立大学358名 |
青稜高校は、都総体で2018年のベスト8から2021年ベスト4にジャンプアップしたソフトテニスの強い中高一貫高校です。練習は、中高合同で活動するため、必然的に高い技術力の高校生が中学生に教えることが多く、先輩後輩の好循環が生まれています。練習の効率を上げるために学内のコートだけでなく、近くの中央公園のテニスコートも活用しています。
青稜高校は、希望の大学進学に向けて、放課後講習や入試直前特別演習できめ細かい進学指導が実施され、文武両道を目指す生徒におすすめの高校です。
第7位:昭和高校
国公私立 | 公立 |
所在地 | 東京都昭島市東町2-3-21 |
都総体団体戦成績 | 2019年:ベスト4 2017年:ベスト8 2016年:ベスト8 |
主なOB選手 | ー |
学校偏差値 | 63 |
県内順位/640校中 | 108位 |
大学合格人数(2021年) | 国公立大学97名、私立大学2015名 |
昭和高校は、2019年都総体でベスト4を勝ち取ったソフトテニスの強い高校です。活動日は、月曜が自主練習ですが、火曜日から日曜日までは早朝練習や1日練習に励んでいます。部活動のモットーは、己で己を磨きながら、基本を確実に身に付け、次第に高度な技術を習得することです。
昭和高校は、東京都教育委員会から進学校の証のアドバンス校とソフトテニス部がスポーツ特別強化校に指定されています。難関大学の進路指導に定評があり、ソフトテニスに励みながら、国公立・早慶上理・GMACHを目指す生徒におすすめの高校です。
第6位:明法高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都東村山市富士見町2-4-12 |
都総体団体戦成績 | 2021年:準優勝 2019年:優勝 2016年:ベスト8 |
主なOB選手 | ー |
学校偏差値 | 59-64 |
県内順位/640校中 | 81位 |
大学合格人数(2021年) | 国公立大学14名、私立大学167名 |
明法高校は、2019年全国インターハイに出場したソフトテニスの強い高校です。顧問の國谷周作先生は、公認ソフトテニスコーチ2の資格を持つ有名な監督で、ソフトテニスの技術向上だけでなく、人間力の向上を目的に指導されています。
ソフトテニス部は強化指定部優遇制度が適用され、受験の内申書にポイントが加算され、アドバンテージがもらえます。優遇制度で入学した生徒には、強化費用の補助や自習室での学習プログラム参加が義務づけられますが、ソフトテニスの特技を活かして高校受験したい生徒には、おすすめの高校です。
第5位:豊南高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都豊島区高松3-6-7 |
都総体団体戦成績 | 2019年:ベスト4 2018年:ベスト8 2017年:ベスト4 2016年:ベスト4 |
主なOB選手 | ー |
学校偏差値 | 48-58 |
県内順位/640校中 | 194位 |
大学合格人数(2021年) | 国公立大学3名、私立大学188名 |
豊南高校は、2019年茨木ゆめ国体で、東京都代表に2名の選手が出場した、ソフトテニスが強い高校です。部活動で大切にしていることは、自分に磨きをかけ、目標に向かって全員で取り組み、応援されるチームや選手になることです。
豊南高校は、4学期制で年間授業日数は240日を確保し、ゆとりある教育課程のもと、学業とクラブ活動に配慮されたカリキュラムを編成しています。特進・選抜・進学の3つのコースがあり、自分の志望コースで、学業とソフトテニスに励む生徒にはおすすめの高校です。
第4位:佼成学園高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都杉並区和田2-6-29 |
都総体団体戦成績 | 2021年:ベスト4 2018年:準優勝 2017年:ベスト4 2016年:ベスト8 |
主なOB選手 | ー |
学校偏差値 | 62-65 |
県内順位/640校中 | 72位 |
大学合格人数(2022年) | 国公立大学32名、私立大学198名 |
佼成学園高校は、2016年から2021年までの都総体で準優勝を含め、ベスト8以上に入賞しているソフトテニスが強い高校です。練習は基本練習やフィットネス強化のトレーニングをメインに行い、土日に試合形式の練習や対外試合を多く重ね、実践的な動きを磨いています。
佼成学園高校は、ICTを活かした教育に力を入れていて、生徒全員にiPadを持たせ、Wi-Fi環境を整え、アクティブで幅広い学習活動を実践しています。2022年の国公立大学・早慶上理ICU・GMARCHの合格者は155名に達し、文武両道を目指す生徒におすすめの高校です。
第3位:清瀬高校
国公私立 | 公立 |
所在地 | 東京都清瀬市松山3-1-56 |
都総体団体戦成績 | 2021年:ベスト8 2018年:ベスト4 2017年:優勝 2016年:ベスト4 |
主なOB選手 | ー |
学校偏差値 | 59 |
県内順位/640校中 | 168位 |
大学合格人数(2021年) | 国公立大学27名、私立大学824名 |
清瀬高校は、2021年都総体で団体ベスト8に入賞し、個人1ペアが全国インターハイに出場を決めたソフトテニスの強い高校です。ソフトテニス部は、東京都教育委員会からスポーツ特別強化校に指定され、都立高校運動部活動の活性化と競技力の向上の推進役を担っています。部活動体験会をHPに掲載し、体験練習会を通して、積極的に部活動のよさを伝えています。
清瀬高校は、進学指導研究校で、生徒の志望大学に向けての進学サポート・相談が充実され、勉強とソフトテニスに励みたい生徒にはおすすめの高校です。
第2位:早稲田実業学校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都国分寺市本町1-2-1 |
都総体団体戦成績 | 2021年:ベスト8 2019年:ベスト8 2018年:ベスト4 2017年:準優勝 2016年:準優勝 |
主なOB選手 | 高倉和毅(早稲田大学) 松村駿樹(早稲田大学) |
学校偏差値 | 75 |
県内順位/640校中 | 7位 |
大学合格人数(2021年) | 早稲田大学423名、早稲田大学以外12名 |
早稲田実業学校は、2020年全国選抜大会に出場したソフトテニスの強い高校です。2021年全国インターハイでは個人戦に2ペア出場して5回戦まで進出しています。部活動では、練習中に発生する選手の怪我やスポーツ障害に、適切に対処するため米国公認資格を有するアスレティックトレーナーを2005年から配置し、トレーナー室を昼休みと放課後に開放し、選手をサポートしています。
早稲田実業学校は、卒業生の97%が早稲田大学に進学し、早稲田大学を志望する生徒にはおすすめの高校です。
第1位:駒澤大学高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都世田谷区上用賀1-17-12 |
都総体団体戦成績 | 2021年:優勝 2019年:準優勝 2018年:優勝 2017年:ベスト8 2016年:優勝 |
主なOB選手 | 高川経生(ヨネックス ソフトテニスチーム監督) |
学校偏差値 | 60 |
県内順位/640校中 | 149位 |
大学合格人数(2021年) | 国公立大学6名、駒沢大学373名 駒澤大学以外の私学107名 |
駒澤大学高校は、関東大会40回、全国インターハイ30回出場を誇るソフトテニスの名門高校です。部活動のモットーは平常心之道で、練習は学内にあるナイター設備完備の人工芝オムニコート2面で、平日は16時から3時間、休日は1日練習に励んでいます。
駒澤大学高校は、スポーツ推薦入試が可能で、全国大会出場を目指しているソフトテニスの技能に自信がある生徒におすすめの高校です。
東京都の女子ソフトテニス部が強い高校ランキング3選
大会 | 優勝校 | 準優勝校 | 3位 |
2021年:都総体 | 文大杉並 | 国本女子 | 武蔵野大千代田 日体大桜華 |
2020年:都インドア | 文大杉並 | 武蔵野大千代田 | 国本女子 日体大桜華 |
東京都の女子ソフトテニス部が強い高校は、全国インターハイで2回団体優勝した実績のある文化学園大学杉並高校が飛び抜けた強豪校です。次は、2021年の都総体で準優勝を勝ち取った国本女子高校、2020年都インドア大会で準優勝を飾った武蔵野大学附属千代田学院が続いています。
第3位:武蔵野大学附属千代田高等学院
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都千代田区4番町11番地 |
都総体団体戦成績 | 2021年:ベスト4 |
都インドア大会成績 | 2020年:準優勝 |
主なOB選手 | ー |
学校偏差値 | 46-55 |
県内順位/640校中 | 265位 |
大学合格人数(2021年) | 国公立大学2名、私立大学105人 |
武蔵野大学附属千代田学院は、2020年都インドア大会で準優勝を飾ったソフトテニスの強い高校です。部活のモットーを全身全霊・限りなき挑戦と定め、学校内のテニスコートで東京1番・全国インターハイ出場を目標に仲間と切磋琢磨しています。
武蔵野大学附属千代田学院は、附属進学コースがあり、系列の武蔵野大学へ附属校推薦を目標にしています。高校生活をソフトテニスに励みながら、大学進学を推薦で決めたい生徒におすすめの高校です。
第2位:国本女子高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都世田谷区喜多見8-15-33 |
都総体団体戦成績 | 2021年:準優勝 |
都インドア大会成績 | 2020年:ベスト4 |
主なOB選手 | 齊藤朱(帝京大学) |
学校偏差値 | 44 |
県内順位/640校中 | 501位 |
大学合格人数(2021年) | 私立大学31名 |
国本女子高校は、2021年の都総体で準優勝を勝ち取り、全国インターハイ個人戦に1ペア出場したソフトテニスの強い高校です。朝練習はなく、月曜日が休みで、平日2時間、日曜・祝日が1日練習です。部活動では、クラブと勉強の両立を図り、自ら考え決断し行動する自主自立の精神を身に付けることを目標に努力しています。
国本女子高校は、放課後に現役女子東大生がチューター役で、学習方法や問題集選びをアドバイスするチューター制度を実施しています。幼・小・中・高一貫校の女子高で、落ち着いた学風の中でソフトテニスに励みながら高校生活を送りたい生徒におすすめの高校です。
第1位:文化学園大学杉並高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都杉並区阿佐谷南3-48-16 |
都総体団体戦成績 | 2021年:優勝 |
都インドア大会成績 | 2020年:優勝 |
主なOB選手 | 江頭明凜(立教大学) 黒坂彩江(日本体育大学) |
学校偏差値 | 53-64 |
県内順位/640校中 | 81位 |
大学合格人数(2022年) | 国公立大学8名、私立大学260名 |
文化学園大学杉並高校は、全国インターハイで2回の団体優勝実績があり、2021年の都総体で優勝を勝ち取ったソフトテニスの強い高校です。練習では、勝つことよりも大切なことがあることを自覚しながら、誰からも応援される選手に成長することを目標にしています。
文化学園大学杉並高校は、日本とカナダの高校卒業資格をダブルで取得し、バイリンガルで英語活用力を磨くコースがあり、ソフトテニスの全国大会出場と海外留学を志望している生徒におすすめの高校です。
東京都のソフトテニスの強い高校を語ろう
東京都のソフトテニスは、男女とも私立高校に強い高校が集まっています。男子の強い高校は、全国インターハイで活躍の実績がある駒澤大学高校やいまだに部の名称を軟式テニスのままにしている伝統校の早稲田実業です。駒澤大学高校が豊富な練習量でトップの座にいますが、フィットネスを強化している佼成学園や国体選手を有する豊南高校も、リベンジを狙っています。女子では、文大杉並高校が他校を引き離して、トップの座にいます。
東京都は、男女ともに特色ある高校が多く、新入生が全国から入学し、勢力図は数年で塗り替わることがあり、トップの座を守ることが難しく今後の動向から目が離せません。
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