硬式テニス初心者が上達するための練習方法とは
硬式テニスは初心者にとって難しい部類のスポーツとなります。道具を使い、バウンドしたボールを打球しなくてはならなく、こうした動きは日常はもちろん、他のスポーツでも数少ない動作となるためです。
特に初心者が硬式テニスを始めたばかりですと、ラケットにボールが当たらなかったり、ボールが飛びすぎたりしてしまいます。テニスは決められたコート内にボールを収めて、ポイントを取り合うスポーツなのですが、初心者の多くは打ち方から練習始めます。ですが、この方法だと上達スピードは遅くなってしまいます。
ここでは硬式テニス初心者の方でも、マスターできる、段階を追って練習方法をお伝えしていきます。
特に初心者が硬式テニスを始めたばかりですと、ラケットにボールが当たらなかったり、ボールが飛びすぎたりしてしまいます。テニスは決められたコート内にボールを収めて、ポイントを取り合うスポーツなのですが、初心者の多くは打ち方から練習始めます。ですが、この方法だと上達スピードは遅くなってしまいます。
ここでは硬式テニス初心者の方でも、マスターできる、段階を追って練習方法をお伝えしていきます。
硬式テニス初心者が上達するための基礎・考え方
テニスをする上で大事になるのが、テニスのルールを知ることです!
といっても、いきなり試合のやり方を覚えようとしてもなかなか頭に入ってきません。まずは以下の3点を知っておきましょう。
①決められたコート内にボールをコントロール
②ネットに当たったらポイントを失う
③コート内では、ワンバウンドまでで打球をしなくてならない
細かいルールはたくさんありますが、大まかな分類をするとこの3つだけです。テニス初心者がまずはじめに練習することは、コート内に収めるための力の強弱、コントロールやネットを超すための基本動作です。
これらを体感するために、簡単な試合をやっていきましょう。
といっても、いきなり試合のやり方を覚えようとしてもなかなか頭に入ってきません。まずは以下の3点を知っておきましょう。
①決められたコート内にボールをコントロール
②ネットに当たったらポイントを失う
③コート内では、ワンバウンドまでで打球をしなくてならない
細かいルールはたくさんありますが、大まかな分類をするとこの3つだけです。テニス初心者がまずはじめに練習することは、コート内に収めるための力の強弱、コントロールやネットを超すための基本動作です。
これらを体感するために、簡単な試合をやっていきましょう。
まず初心者の方は簡単な試合をしよう
テニス初心者が思い浮かべる試合のイメージは、「すごいショットを打ってポイントを決める」といった派手なイメージです。ですが、本来のテニスの試合では、ミスをした数が多い方が負けるスポーツなのです。
誤ったイメージを持つと上達の妨げにもなってしまいますので、まずはどんな打ち方でも構いませんのでコート内にボールコントロールして試合をしてみましょう。試合といっても、ネットをしたりコートの外にボールがいったら相手のポイントになるの2つだけで十分です。
テニス初心者が実際に試合をしてみると、相手のミスでポイントをとっていることに気付くはずです。この発見が、今後の上達に役立ってきます。
誤ったイメージを持つと上達の妨げにもなってしまいますので、まずはどんな打ち方でも構いませんのでコート内にボールコントロールして試合をしてみましょう。試合といっても、ネットをしたりコートの外にボールがいったら相手のポイントになるの2つだけで十分です。
テニス初心者が実際に試合をしてみると、相手のミスでポイントをとっていることに気付くはずです。この発見が、今後の上達に役立ってきます。
ワンバウンドで打球するストロークの基本的な打ち方
テニス初心者がまず練習するのが、試合でもよく使われるワンバウンドで打球する「ストローク」のショットです。 ストロークの基本動作は以下の通りとなります。
①構え
②ターン(打球方向に対して横向きを作る)
③止まる
④体の回転(後ろ足を蹴り返す)
⑤フィニッシュ(上半身は正面を向いて終わる)
この5つがストロークの打ち方で押さえるべきポイントとなります。 これらの基本動作でストロークをすることで、初心者でも安定したショットを打つことができます。 後述に、テニス初心者向けのストロークの打ち方を解説していますので、ぜひご覧ください。
①構え
②ターン(打球方向に対して横向きを作る)
③止まる
④体の回転(後ろ足を蹴り返す)
⑤フィニッシュ(上半身は正面を向いて終わる)
この5つがストロークの打ち方で押さえるべきポイントとなります。 これらの基本動作でストロークをすることで、初心者でも安定したショットを打つことができます。 後述に、テニス初心者向けのストロークの打ち方を解説していますので、ぜひご覧ください。
テニス初心者がラリーをするための基本動作
ラリーとはボールを打ち合うことです。 ボールを打ち合うには、どんなボールがくるのかなどの予測やリズムを作ることが大切になります。 ストロークでのリズム動作は以下の通りです。
①ターン(左右どちらにボールが来るかを判断して、打球するための準備をします)
②止まる
③スイング
④レディー(どこにボールが来ても対応できるように構えます)
⑤スプリットステップ(相手が打球したタイミングで構えた状態から足を少し開きます)
1→2→3→4→5のリズムを繰り返すことでラリーに必要なリズムを作ることができます。 テニス初心者は構えを忘れがちなので、しっかり構えるように意識しましょう。
①ターン(左右どちらにボールが来るかを判断して、打球するための準備をします)
②止まる
③スイング
④レディー(どこにボールが来ても対応できるように構えます)
⑤スプリットステップ(相手が打球したタイミングで構えた状態から足を少し開きます)
1→2→3→4→5のリズムを繰り返すことでラリーに必要なリズムを作ることができます。 テニス初心者は構えを忘れがちなので、しっかり構えるように意識しましょう。
ノーバウンドで打球するボレーの基本的な打ち方
ボレーはバウンドする前のボールを打球するショットとなります。 ボレーのコツは、打つではなく「相手のボールの勢いを利用する」です。 基本動作は以下の通りです(右利きのフォアボレーの場合)
①構え
②ターン(左右の判断)
③インパクト(打球方向に対して、右足を斜め前にだし、打ちたい方向にラケット面を作る)
④フィニッシュ(インパクト時のラケット面をキープ)
基本的には早めにインパクトの形を作り、ボールが来るのを待つ形が理想となります。 テニス初心者はラケットを振ってしまう傾向がありますので、安定したボールを打つためにも打球後もインパクトの形をキープしましょう。
①構え
②ターン(左右の判断)
③インパクト(打球方向に対して、右足を斜め前にだし、打ちたい方向にラケット面を作る)
④フィニッシュ(インパクト時のラケット面をキープ)
基本的には早めにインパクトの形を作り、ボールが来るのを待つ形が理想となります。 テニス初心者はラケットを振ってしまう傾向がありますので、安定したボールを打つためにも打球後もインパクトの形をキープしましょう。
テニス初心者はまず試合をしよう
テニス初心者にとって試合は、硬式テニスの試合のルールを遊び感覚で覚えられ、さらに上達に繋がってきます。 ここではテニス初心者向けの試合の練習メニューをご紹介します。
【コートを小さくして試合!】
通常のコートは縦約24m、横約11mの長方形ですが、初めの段階ではコートを小さくしてポイントを取り合います。
〈例〉
①5メートル四方の枠の中でボールを枠内にコントロールできなければポイントを失う
②ネットを挟んで、縦10m、横5mの枠内で試合(ネット、アウトの要素を入れる)
コートを小さくすることで、初心者でも簡単に試合をすることができるだけでなく、ウォーミングアップの代わりにもなります。
【コートを小さくして試合!】
通常のコートは縦約24m、横約11mの長方形ですが、初めの段階ではコートを小さくしてポイントを取り合います。
〈例〉
①5メートル四方の枠の中でボールを枠内にコントロールできなければポイントを失う
②ネットを挟んで、縦10m、横5mの枠内で試合(ネット、アウトの要素を入れる)
コートを小さくすることで、初心者でも簡単に試合をすることができるだけでなく、ウォーミングアップの代わりにもなります。
なぜ、テニス初心者は最初から試合をしたほうがいいのか?
テニス初心者にありがちなものとして、打ち方から練習をしてしまいます。しかし、打ち方ばかり練習をしても、実際に試合で使えるショットにはなりません。硬式テニスは相手がいるスポーツのため、打ちっぱなしというわけにはいかず次の準備をする必要があります。
また、球出しのように打ちやすいボールに慣れている初心者は、様々な変化のあるボールが来ることに戸惑いを感じてきます。まずは打ち方よりも、ポイントを取るために必要な要素「狙う、予測する、相手を観察する、戦術を立てる」を始めに知ることが大切です。
こうした発見が、ショット練習の際に明確なイメージを作れるようになり、上達のスピードを上げてくれます。
また、球出しのように打ちやすいボールに慣れている初心者は、様々な変化のあるボールが来ることに戸惑いを感じてきます。まずは打ち方よりも、ポイントを取るために必要な要素「狙う、予測する、相手を観察する、戦術を立てる」を始めに知ることが大切です。
こうした発見が、ショット練習の際に明確なイメージを作れるようになり、上達のスピードを上げてくれます。
飛ばないボールを使用しての試合メニュー
硬式テニスのボールは良く弾むため初心者には非常に難しく感じます。そこでおすすめなのが、弾みが軽減されたジュニアボールです。
ジュニアボールには主にの三種類のボールがあります。
①レッドボール
②オレンジボール
③グリーンボール
それぞれ、硬式テニスボールに比べ、25% 50% 75% の飛び率となります。 ボールの弾み具合に応じてコートの大きさを変えます。
①レッドボール:5m四方のコート
②オレンジボール:通常コートの2分の1の大きさのコート
③グリーンボール:通常コートの4分の3の大きさのコート
ボールを変えることによって、ラリーが長く続くようになり、試合での発見もより増えてきます。
ジュニアボールには主にの三種類のボールがあります。
①レッドボール
②オレンジボール
③グリーンボール
それぞれ、硬式テニスボールに比べ、25% 50% 75% の飛び率となります。 ボールの弾み具合に応じてコートの大きさを変えます。
①レッドボール:5m四方のコート
②オレンジボール:通常コートの2分の1の大きさのコート
③グリーンボール:通常コートの4分の3の大きさのコート
ボールを変えることによって、ラリーが長く続くようになり、試合での発見もより増えてきます。
試合を通じて必要となることを感じることが大切
硬式テニスには決められたコート内という制限された環境でポイントを取り合うスポーツです。硬式テニスの初心者がいきなりプロのような打ち方をイメージして打球しても、コート内にボールが入らないと試合になりません。
どんなに良いボールを打ったとしても、いつも相手の正面にばかりボールが飛んでいてはなかなかポイントを取ることができません。こうした発見は、実際に試合をしなくては絶対にわからないことであり、試合をすることで自分に足りないものを明確にし、目的にあった練習をすることが、上達スピードを上げることに繋がります。
まずはどんな形でも良いので試合をしてみることをおすすめします。
どんなに良いボールを打ったとしても、いつも相手の正面にばかりボールが飛んでいてはなかなかポイントを取ることができません。こうした発見は、実際に試合をしなくては絶対にわからないことであり、試合をすることで自分に足りないものを明確にし、目的にあった練習をすることが、上達スピードを上げることに繋がります。
まずはどんな形でも良いので試合をしてみることをおすすめします。