バレーボールのレセプションとは?意味と使い方を解説【バレーボール用語】
バレーボールのレセプションとは、サーブレシーブとほぼ同義の意味を持っています。英語の意味合い的に考えると、「サーブを受ける」というイメージになります。元々は海外で定着してきた用語ですが、海外の指導者の招へいや、海外バレーの研究によって、次第に日本でも用語の定着がしてきました。
Writer
公式ライター Activel_director
バレーボールのレセプションとは?
サーブレシーブとほぼ同義語
レセプションからの攻撃を「レセプションアタック」、ディグからの攻撃を「トランジションアタック」と言います。同じ攻撃でも、相手のサーブからの攻撃なのか、ラリー中の攻撃なのかで場合分けを行っています。
レセプションの英語での意味
そもそも「レセプション」は、海外で広まった言葉で、日本ではあまり馴染みのある言葉ではありません。日本では「サーブレシーブ」や後述する「サーブカット」「サーブキャッチ」などの類義語が既にたくさんあったからです。
ただ、近年日本バレーが低迷する中で、海外の指導者を招聘したり、海外のバレー事例を研究する中で、段々とレセプションのような海外発の用語が定着してきたという背景があります。
レセプションと近い意味の言葉について
①サーブカット
バレーボールはラリーポイント制なので、相手のサーブが続く限り、相手にどんどんと点が入ってしまいます。ですので、相手のサーブをいかに継続させないか=切るかが重要です。
相手サーブを受ける瞬間に切るように腕を動かして、勢いを殺すようにしたことからもこの言葉が発生した可能性もあります。さらに、このサーブカットは、「1本カット!」など掛け声としても使われます。バレーボールをしている人には馴染深い言葉と言うことができます。
②サーブキャッチ
このキャッチという言い方は、男子が使うことは多くなく、女子の選手(もしくはジュニアの選手)が多く使っている印象です。
レシーブという言葉の注意点
「レシーブ」とは相手からのボールに触るすべてのプレーがレシーブ
日本人の認識と海外の用語との差
サーブレシーブと単純に言うと、相手サーブをアンダーハンドパスで返球するというイメージを持たれる場合もあるかもしれません。ですが、オーバーハンドで取った場合も立派なサーブレシーブです。
特に最近では、フローターサーブはオーバーハンドで処理するのが主流です。そのあたり、日本での用語の定着と海外での使用方法に差ができてきているのが現状です。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。