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バレーボールのレセプションとは?意味と使い方を解説【バレーボール用語】

バレーボールのレセプションとは?意味と使い方を解説【バレーボール用語】

バレーボールのレセプションとは、サーブレシーブとほぼ同義の意味を持っています。英語の意味合い的に考えると、「サーブを受ける」というイメージになります。元々は海外で定着してきた用語ですが、海外の指導者の招へいや、海外バレーの研究によって、次第に日本でも用語の定着がしてきました。

2023.09.23 バレーボール

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バレーボールのレセプションとは?

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サーブレシーブとほぼ同義語

バレーボールのレセプションとは、「サーブレシーブ」と基本的な使い方は同じです。「サーブを受ける」という意味合いです。また、サーブを受ける場面のことについてもレセプションという言い方で使うことがあります。

レセプションからの攻撃を「レセプションアタック」、ディグからの攻撃を「トランジションアタック」と言います。同じ攻撃でも、相手のサーブからの攻撃なのか、ラリー中の攻撃なのかで場合分けを行っています。

レセプションの英語での意味

のぞみ on Instagram: “☪︎.° ─────────────── WORLD CUP広島大会»20191013 ─────────────── 試合終わりにヒロイン呼ばれてるのに ブランコーチに連れてかれそうになって いやいや、ヒロインあるからってなってる福澤さん。…” (94293)

レセプションは直訳すると、「歓迎会」「招待会」「受付」となります。バレーにおいて考えると、サーブを「受ける」という意味合いが強いのかと思います。

そもそも「レセプション」は、海外で広まった言葉で、日本ではあまり馴染みのある言葉ではありません。日本では「サーブレシーブ」や後述する「サーブカット」「サーブキャッチ」などの類義語が既にたくさんあったからです。

ただ、近年日本バレーが低迷する中で、海外の指導者を招聘したり、海外のバレー事例を研究する中で、段々とレセプションのような海外発の用語が定着してきたという背景があります。

レセプションと近い意味の言葉について

以下の言葉も、相手からのサーブを受ける際に使用している用語です。ですが、それぞれ若干ニュアンスが異なりますので、紹介していきます。20代以上の年代であれば、以下に挙げる用語の方が聞いたことがあって、馴染みがあるのではないでしょうか。

①サーブカット

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このサーブカットは、男子を中心に使います。カットは、「切る・切り取って省く」という意味の通り、相手のサーブの流れを切るという意味合いが含まれています。

バレーボールはラリーポイント制なので、相手のサーブが続く限り、相手にどんどんと点が入ってしまいます。ですので、相手のサーブをいかに継続させないか=切るかが重要です。

相手サーブを受ける瞬間に切るように腕を動かして、勢いを殺すようにしたことからもこの言葉が発生した可能性もあります。さらに、このサーブカットは、「1本カット!」など掛け声としても使われます。バレーボールをしている人には馴染深い言葉と言うことができます。

②サーブキャッチ

キャッチは、「捕る・捕まえる」という意味合いですので、バレーボールにおいては、相手のサーブを捕る・捕まえるというニュアンスが含まれます。相手のサーブを受けるというよりは、相手のサーブの威力を殺して上手く拾ってやるという意味合いが強いです。

このキャッチという言い方は、男子が使うことは多くなく、女子の選手(もしくはジュニアの選手)が多く使っている印象です。

レシーブという言葉の注意点

「レシーブ」とは相手からのボールに触るすべてのプレーがレシーブ

shota on Instagram: “#荒尾玲音選手 #鎮西高校 #リベロ” (94292)

サーブレシーブ・スパイクレシーブという言葉がありますが、「レシーブ」というのは厳密に言うと、相手チームからのサーブ・スパイク、場合によってはブロックカバーなども含む攻撃を受ける場合の、1本目のファーストタッチのプレーを基本的にすべてレシーブと呼んでいます。

日本人の認識と海外の用語との差

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日本人のイメージだと、アンダーハンドパス=レシーブを想像する人が多いかもしれませんが、実は頭の上でオーバーハンドで触ったボールも1本目であればレシーブです

サーブレシーブと単純に言うと、相手サーブをアンダーハンドパスで返球するというイメージを持たれる場合もあるかもしれません。ですが、オーバーハンドで取った場合も立派なサーブレシーブです。

特に最近では、フローターサーブはオーバーハンドで処理するのが主流です。そのあたり、日本での用語の定着と海外での使用方法に差ができてきているのが現状です。

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