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バレーボールって足を使っていいの?気になるルールを解説します

バレーボールって足を使っていいの?気になるルールを解説します

バレーボールの現在のルールでは、足を使ってレシーブをすることが認められています。意図的に足を使うことも、思いがけずボールが足に当たって上に上がった場合も反則にはなりません。以前は認められていなかった、足を使ってのレシーブについて説明していきます。

2023.09.23 バレーボール

バレーボールは足を使ってもいいの?

【バレーボール】まるでサッカー!? 足を使ったナイスレシーブ【スーパープレイ】Amazing Foot Saves in Volleyball

バレーボールは手や腕を使うイメージが強いスポーツですが、足を使ったレシーブはルール上認められています。

相手コートに返球する場合も、自分のコートに上げる場合も、全身どこを使ってボールを処理しても反則にはなりません。

全身どこを使っても良いので、足だけでなく頭でヘディングすることも問題ありません。

バレーボールの返球に関するルールを知ろう!

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1995年のルール改正の前は、「膝から下での打球禁止」というルールでした。ルール改正後は全身どこを使っても良いことになり、バレーボール6人制競技規則 で「ボールは身体のどの部分で触れてもよい」とされています。
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足以外の返球方法とは?

全身を使っての返球には、意図的に足を出してレシーブする以外にもいくつものケースがあります。
他の返球のケース(1)
ブロックの時に手ではなく、頭や顔に当たって相手コートに返った場合。そのまま相手コートに落ちればもちろん自チームの得点になります。
他の返球のケース(2)
イレギュラーして飛んできたボールが自分に飛んできて、背中などに当たって上がったボールもセーフです。試合中に、スパイクボールが足の甲に当たるというケースはハイレベルの試合でも時々見られます。

足を使ってはいけない時とは?

全身どこを使ってもよいという規則でも、一つだけやってはいけないプレーがあります。それはサーブは足で打ってはいけないということです。

ラリー中に足を使ってボールを相手コートに返球するのは反則ではありませんが、サーブだけは足で打ってはいけないというルールが明確化されています。足使用可というルールは、あくまでラリー中に限ったものです。

足の使用禁止のイメージが強いバレーボール

に on Instagram: “レシーブは全部ことえちゃんから見て学んでる!!!パンケーキとかローリングできるようにしたいな🧐#バレーボール#リベロ#井上琴絵 #井上琴絵選手” (102242)

バレーボールは手や腕を使うイメージが強いスポーツです。実際、落ちそうなボールは頭から突っ込んで対処するのが一般的です。そういった場面を見続けているせいで、足を使ったプレーを見ると違和感を感じる方もいます。

しかし最近では、しばしば足を使ってのレシーブを見るようになってきました。特に、レシーブをミスしてボールがコート外に大きくそれてしまった場合、壁際に足からスライディングする場面を見たことがある方は多いでしょう。

頭から壁に突っ込むより、足から突っ込んだ方が危険性は低いという理由もあります。

ルール改正は意外と行われている

バレーボールのルールやプレーに関する呼称は、比較的頻繁に行われています。

「ボールは体のどの部分で触れてもよい」というルールは1995年にできたものですが、現在では一般的となったリベロ制も1998年のルール改正によって生まれたものです。

以前にはアウトオブポジションと呼んでいた反則も、現在ではポジショナルフォルトとされているなど、プレーに関する呼称もかなり変わってきています。
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神聖なボールを足で蹴ってはいけないという伝統

足で蹴ってはいけないというルールがあっただけではなく、伝統的に学生バレーでは絶対にバレーボールを足で扱ってはいけないとされていました。

球拾いのときでも、必ず手で拾って投げると教えられてきたというケースは多いです。その理由は、足で神聖なボールを扱うことはマナー違反とされていました。

現在活躍している若い選手たちは、足を有効的に使っています。そういった合理的な流れは、スポーツ全般によく見られる光景です。

足を使うレシーブは、ボールを落とさないために必要

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現在ルール上で許されている以上、足を使ってボールを落とさないようにするのは有効な手段です。あえて練習を重ねるべきプレーではありませんが、万が一の時に使うことができるようにしておくのは悪いことではありません。

ただ一つ注意したいことは、コートの中では周りの選手をよく見て、多用しないように意識するということです。上図のようなクロスプレーはとても危険ですので、できればコート外に逸れたボールを追う時に足を使ってピンチを乗り切りましょう。

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