バレーボールって足を使っていいの?気になるルールを解説します
バレーボールの現在のルールでは、足を使ってレシーブをすることが認められています。意図的に足を使うことも、思いがけずボールが足に当たって上に上がった場合も反則にはなりません。以前は認められていなかった、足を使ってのレシーブについて説明していきます。
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公式ライター Activel_director
バレーボールは足を使ってもいいの?
【バレーボール】まるでサッカー!? 足を使ったナイスレシーブ【スーパープレイ】Amazing Foot Saves in Volleyball
相手コートに返球する場合も、自分のコートに上げる場合も、全身どこを使ってボールを処理しても反則にはなりません。
全身どこを使っても良いので、足だけでなく頭でヘディングすることも問題ありません。
バレーボールの返球に関するルールを知ろう!
足以外の返球方法とは?
ブロックの時に手ではなく、頭や顔に当たって相手コートに返った場合。そのまま相手コートに落ちればもちろん自チームの得点になります。
イレギュラーして飛んできたボールが自分に飛んできて、背中などに当たって上がったボールもセーフです。試合中に、スパイクボールが足の甲に当たるというケースはハイレベルの試合でも時々見られます。
足を使ってはいけない時とは?
ラリー中に足を使ってボールを相手コートに返球するのは反則ではありませんが、サーブだけは足で打ってはいけないというルールが明確化されています。足使用可というルールは、あくまでラリー中に限ったものです。
足の使用禁止のイメージが強いバレーボール
しかし最近では、しばしば足を使ってのレシーブを見るようになってきました。特に、レシーブをミスしてボールがコート外に大きくそれてしまった場合、壁際に足からスライディングする場面を見たことがある方は多いでしょう。
頭から壁に突っ込むより、足から突っ込んだ方が危険性は低いという理由もあります。
ルール改正は意外と行われている
「ボールは体のどの部分で触れてもよい」というルールは1995年にできたものですが、現在では一般的となったリベロ制も1998年のルール改正によって生まれたものです。
以前にはアウトオブポジションと呼んでいた反則も、現在ではポジショナルフォルトとされているなど、プレーに関する呼称もかなり変わってきています。
神聖なボールを足で蹴ってはいけないという伝統
球拾いのときでも、必ず手で拾って投げると教えられてきたというケースは多いです。その理由は、足で神聖なボールを扱うことはマナー違反とされていました。
現在活躍している若い選手たちは、足を有効的に使っています。そういった合理的な流れは、スポーツ全般によく見られる光景です。
足を使うレシーブは、ボールを落とさないために必要
ただ一つ注意したいことは、コートの中では周りの選手をよく見て、多用しないように意識するということです。上図のようなクロスプレーはとても危険ですので、できればコート外に逸れたボールを追う時に足を使ってピンチを乗り切りましょう。
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