バレーボールのゴーグルとは?安全基準をクリアしたゴーグル4選
バレーボールでゴーグルをつける目的は、目を保護するため・視力矯正・コンタクトレンズが合わない場合です。バレーボールは、動きが激しくボールが顔にあたる危険性があるスポーツなので、眼鏡よりもゴーグルが便利です。デンソーの鍋谷友里恵選手も、医者のすすめでゴーグルを着用しました。
Writer
公式ライター まる蔵
選手・コーチ・認定審判員と、バレーボールと共に人生を謳歌しています。スポーツやバレーの楽しさをお伝えしたい、そう思いながらweb記事を書いています。
バレーボールのゴーグルとは?
バレーボールのゴーグルは、あらゆるスポーツに対応するスポーツメガネの1つです。バレーボールで使用する場合は、ボールが当たっても安全な球技用のスポーツメガネを選びましょう。
ゴーグルをする目的とは?
①目を保護するため
②視力を矯正するため
③コンタクトレンズが合わないため
中学入学以前のジュニアは、コンタクトレンズをつけることが少ないため、視力矯正のためにゴーグルをつけるケースが多いです。眼鏡だと外れやすく、眼鏡が壊れた場合に危険なので、安全性の高いゴーグル使用がおすすめです。
目的①目を保護するため
ボールをぶつけたり、他の選手とぶつかったなどの理由で目に怪我を負うことがあります。ゴーグルは、怪我をして医者から目の保護を求められたときに便利です。
顔にボールがぶつかっても、ゴーグルをつけていれば目に直接衝撃がありません。スポーツ用のゴーグルはフェイスパッドが衝撃を吸収してくれます。
ぶつかったときの恐怖の記憶を軽減するために、ゴーグルを着用するケースもあります。
目的②視力を矯正するため
コンタクトレンズで視力を矯正してバレーボールをする選手は多いですが、眼鏡をしておこなう選手はいません。眼鏡は、外れてしまうこともあり、眼鏡が壊れたときの怪我の危険性もあります。
現在販売されているゴーグルは、度数を細かく設定できます。普段は大丈夫でも目の調子が悪くコンタクトレンズが入らないときのために、スポーツゴーグルを用意している選手もいます。
目的③コンタクトレンズが合わないため
視力矯正が必要な小学生は、コンタクトレンズをつけないで眼鏡を使うことが多いです。医者によっては、小学生にはコンタクトをすすめないケースもあります。
小学生以下は、普段は眼鏡でもスポーツをするときだけゴーグルを使うことがあります。多少価格は張りますが、安全性を考慮して眼鏡よりもスポーツゴーグルを選択するのがベターです。
ルール上のゴーグルの扱い
自己責任で眼鏡をつけてバレーボールの試合に出ることは認められています。ゴーグルも同じく公式の試合で使っても、ルール上何も問題はありません。バレーボールでは、他の人を傷つける危険性があるものはつけてはならないとのルールがありますが、眼鏡やゴーグルは該当しません。
ゴーグルの安全基準
・レンズを含む、全ての素材がプラスチックであること
・フレームは角ばっていないこと
・フレームの内側にクッション性があること
・激しい動きをしてもはずれないように、ベルトで固定されていること
・レンズの周囲が枠で囲まれていること(フチなしは不可)
いずれも、自分と周囲の人の怪我防止のための規定です。
女子バレーボールでゴーグルをしている選手
アメリカ代表で活躍し、久光製薬スプリングスでもプレーしていたフォルケ・アキンラデウォ選手もゴーグルをしています。フォルケ選手は、試合中にブロックに飛んだときに、相手のスパイクが目に当たり怪我をしました。怪我の後、フォルケ選手は前衛でプレーするときだけスポーツメガネをするようになりました。
鍋谷友理枝選手
名前 | 鍋谷友里恵 |
生年月日 | 1993年12月15日 |
身長・体重 | 176cm・55kg |
球歴 | 2015年ワールドカップ(5位)2016年オリンピック(5位) |
所属チーム | デンソー・エアリービーズ |
ポジション | ウイングスパイカー |
今までゴーグルをつけたバレーボール選手はほとんどいなかったので、鍋谷選手のゴーグル姿が話題になりました。
バレーボールにおすすめな安全基準を満たしたゴーグル4選
SWANS アイガード ガーディアンエックス
カラー | ブラック |
サイズ(フロント外寸) | 高さ4.8cm横幅130cm |
フレーム素材 | ナイロン(プラスチック) |
レンズ素材 | ポリカーボネート(プラスチック) |
ソフトで破損しにくい構造のフレームと、耐衝撃性と透明性に優れたグラスは、バレーボールをはじめとする球技に最適です。
レンズを度付きにすることもでき、同じシリーズのジュニア用も販売されています。
アイゴーグルG-EYES
カラー | クリア・ブラック・レッド |
サイズ | 横幅15.5cmレンズ5.7cm |
フレーム素材 | TR樹脂 |
レンズ素材 | プラスチック |
フィット感のよさと、おしゃれなカラーバリエーションが好評です。
アイグローブ GP94M
カラー | マットブラック |
サイズ(サイドパーツ含む) | 横幅15.5cm |
フレーム素材 | TR樹脂 |
レンズ素材 | プラスチック |
アイグローブ GP-94はキッズ用も販売されていますが、小学校の高学年であればバンドを調節してフリーサイズを使うこともできます。
コンバース CVG002
カラー | グレー |
サイズ | フレーム幅135mm・レンズ横幅52mm ・レンズ縦幅33.5mm |
フレーム素材 | アセテート |
レンズ素材 | プラスチック |
CVG002は、度なし・度付きの両方でオーダーでき、さらに衝撃に強いポリカーボネートのレンズをオプションで選択することもできます。シャープなデザインでありながら、安全性に優れていることから若い世代に人気のゴーグルです。
バレーボールのゴーグルまとめ
現在発売されてい球技用のスポーツゴーグルは使用感がいいので、プレーの邪魔をせずに広い視野が確保できます。普通の眼鏡でバレーボールをしている人や、目を保護する必要がある人は、球技用のスポーツメガネを選択肢の一つにすることをおすすめします。
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