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【女子】バレーボールの強豪高校ランキング10選!強い高校はどこ?

【女子】バレーボールの強豪高校ランキング10選!強い高校はどこ?

現在女子バレーボールが強い高校は、大阪府の金蘭会高校、大分県の東九州龍谷高校、東京都の下北沢成徳高校が3強とされています。古豪の東京都の八王子実践や、宮城県の古川学園などが3強を脅かす勢力となっていて、全国大会の優勝をかけて熱い戦いを繰り広げています。

2023.09.23 バレーボール

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女子バレーボールの強豪高校とは?

 (171009)

高校女子バレーボールの強豪高校は、近年の成績から3校の実績がめざましいです。

・大阪府の金蘭会高校
・大分県の東九州龍谷高校
・東京都の下北沢成徳高校

バレーの強い高校で有名な、古豪の八王子実践(東京都)や古川学園(宮城県)なども毎大会よいチームを作ってきて、予断を許さない展開になります。バレーボールは流れが大切なスポーツで、波乱もありますが最終的には強豪チームがよい成績をおさめる傾向です。

バレーボールの強い高校の情勢

女子バレーが強い高校の情勢は、上位チームが常に安定した強さを保っていることが特徴です。無名の学校が全国大会で急に勝ち上がることはほぼありません。高校の女子バレーでは、素晴らしい選手が1人いるだけでは勝ち進んでいけないからです。

全国大会で順位を上げるためには、優れた選手と指導者や環境が必要で、伝統的にバレーボールが強い高校はチームを作るノウハウが確立しているといえます。

高校バレーの3大大会

①全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会
 【通称:夏のインターハイ・高校総体

②国民体育大会バレーボール競技
 【通称:国体・選抜

③全日本バレーボール高等学校選手権大会
 【通称:春高バレー

女子バレーボールの強豪高校ランキング第10位

八王子実践高校

 (170133)

公立私立 私立
所在地 東京都八王子市台町一丁目6番15号
春高(選抜)の成績 ベスト4:6回,優勝:5回
高校総体の成績 ベスト4:9回,優勝:5回
主なOB選手 大林素子(元日立)
狩野舞子(元久光製薬スプリングス)
八王子実践高校バレー部は、緑のユニフォームで有名な古豪です。名将菊間監督のもとで、過去に史上初の3大大会三冠や関東大会に56年連続出場の記録を打ち立てましたが、現在では同じ東京都の下北沢成徳高校や共栄学園に押され気味です。

現在の貫井監督が率いる八王子実践バレー部は、菊間監督の頃よりも順位はあげられていませんが、選手がバレーを楽しんでいる様子が見られ、応援したくなるチームになりました。

女子バレーボールの強豪高校ランキング第9位

誠英高校(旧・三田尻女子高校)

 (170138)

公立私立 私立
所在地 山口県防府市東三田尻一丁目2番14号
春高(選抜)の成績 ベスト4:5回,優勝:3回
高校総体の成績 ベスト4:5回,優勝:3回
主なOB選手 栗原恵(NECレッドロケッツ)
宝来麻紀子(JTマーヴェラス)
誠英高校は三田尻女子高等学校時代を含めて、高校総体に28年連続・41回出場、春高バレーに28年連続・38回出場の実績を持つ強豪校です。三田尻女子の元全日本選手の栗原恵選手と、大山加奈選手を擁する下北沢成徳がぶつかった春高決勝戦は伝説です。

現監督の田渕正美先生は、1999年から長年同校のバレー部を指導してきたベテラン監督で、バレー部主務の大楽庸子先生とともに生活面・バレーの技術面の指導をしています。

女子バレーボールの強豪高校ランキング第8位

共栄学園高校

 (170139)

公立私立 私立
所在地 東京都葛飾区お花茶屋2-6-1
春高(選抜)の成績 ベスト4:7回,優勝:2回
高校総体の成績 ベスト4:7回,優勝:2回
主なOB選手 益子直美(イトーヨーカドー)
大貫美奈子(NECレッドロケッツ)
共栄学園バレー部の太田豊彦監督は、全国高体連バレーボール専門部女子強化委員などを歴任した豊富な経験を持ちます。

共栄学園バレーの近年の特徴は、ポジションに特化しない方法です。選手全員がファーストレシーブを丁寧におこなっていろいろな場所から攻めるスタイルで、コンビバレーが機能しやすくなり、機動力のある攻撃が展開されます。共栄学園は安定したチーム力で、激戦区の東京都予選でよい順位を獲得しています。

女子バレーボールの強豪高校ランキング第7位

大阪国際滝井高校

 (171010)

公立私立 私立
所在地 大阪府守口市馬場町2丁目8番24号
春高(選抜)の成績 ベスト4:5回
高校総体の成績 ベスト4:7回
主なOB選手 山口舞(シーガルズ)
宮下遥(岡山シーガルズ)
大阪国際滝井高校バレー部は、昭和62年より強化クラブ活動を始めて、1991年には全国大会三冠を達成しました。

大阪国際滝井高校の監督の才崎監督は、声を荒げることなく常にベンチでどっしりと指示を与える、高校バレーでは珍しいタイプの監督です。大阪国際滝井高校のバレーの特徴は、派手さはないけれど静かに得点を重ねて勝つ形で、選手が変わってもプレースタイルは継承されています。

女子バレーボールの強豪高校ランキング第6位

鹿児島女子高校

 (170141)

公立私立 公立
所在地 鹿児島県鹿児島市玉里町27番1号
春高(選抜)の成績 ベスト4:3回
高校総体の成績 ベスト4:2回
主なOB選手 鳥越未玖(NECレッドロケッツ)
鹿児島女子高校バレー部は公立で、各地から有名選手を集めることはできませんが、県内出身の選手を指導して全国大会で成績を残していることが特徴です。

鹿児島女子高校バレー部のモットーは、拾って繋いで、考える心の全員バレーで、粘り強いレシーブ力が強さの秘訣です。鹿児島県は、鹿児島女子高の神川尚彦監督を中心に、県女子バレーボールの中・高・大一貫強化練習会を開催して県全体のバレーのレベルを上げる活動をしています。

女子バレーボールの強豪高校ランキング第5位

熊本信愛女学園

 (170142)

公立私立 私立
所在地 熊本県熊本市中央区上林町3番18号
春高(選抜)の成績 ベスト4:3回
高校総体の成績 ベスト4:2回
主なOB選手 古賀紗理那(NECレッドロケッツ)
熊本信愛バレー部の現監督は、1983年生まれの若い堤政博監督で、2006年に熊本信愛バレー部のコーチに就任、2013年から監督に就任しました。堤監督は選手を上から指導するのではなく、感情を共有して一緒に成長していくことを信条にしています。

熊本信愛バレーは、伝統的にレシーブ力の高さが評価されています。高いレシーブ力からのスピード感のある攻撃が熊本信愛の強さです。

女子バレーボールの強豪高校ランキング第4位

古川学園高校(旧・古川商業高校)

古川学園中学校・高等学校 - Wikipedia (170143)

公立私立 私立
所在地 宮城県大崎市古川中里六丁目2番8号
春高(選抜)の成績 ベスト4:8回,優勝:4回
高校総体の成績 ベスト4:8回,優勝:4回
主なOB選手 佐藤あり紗(リガーレ仙台)
菅山かおる(JTマーヴェラス・ビーチバレー)
古川学園高校バレー部は、古川商業高校時代の1961年に創部されたバレーが強い高校です。

現在の古川学園は、外国からの留学生も受け入れて強いチーム作りをしています。キューバ人留学生バルデス・メリーサ選手がオポジットで活躍中で、2021年はドミニカ共和国の留学生も受験予定です。高い攻撃力を誇る古川学園ですが、現監督の岡崎典生監督は守備力を強化することが今後の課題と語っています。

女子バレーボールの強豪高校ランキング第3位

金蘭会高校

 (170145)

公立私立 私立
所在地 大阪府大阪市北区大淀南三丁目3番7号
春高(選抜)の成績 ベスト4:3回,優勝:1回
高校総体の成績 ベスト4:3回,優勝:3回
主なOB選手 林琴奈(JTマーヴェラス)
金蘭会高校バレー部は、代々レベルが高い選手が集まるバレーボールが強い高校です。

金蘭会高校のバレー部のモットーは拾って繋ぐ粘りのバレーで、加えて高い攻撃力で常に全国大会に出場しています。2007年から監督をつとめる池条義則監督は、一貫して守備力を重視してバレー部を指導しています。レギュラーと控えの選手が一体となった全員バレーが、金蘭会の強さの秘訣です。

女子バレーボールの強豪高校ランキング第2位

下北沢成徳高校

 (170146)

公立私立 私立
所在地 東京都世田谷区代田六丁目12番39号
春高(選抜)の成績 ベスト4:3回,優勝:2回
高校総体の成績 ベスト4:5回,優勝:3回
主なOB選手 木村沙織(東レアローズ)
大山加奈(東レアローズ)
荒木絵里香(トヨタ車体クインシーズ)
下北沢成徳高校バレー部は、現在VリーグでプレーしているOB選手を10名以上輩出しているバレーボールの名門高校です。

30年以上下北沢成徳高校バレー部の監督をつとめている小川良樹監督は、個々の選手に合わせた指導方法をとって、怪我をさせない練習法を心がけています。選手のフォームの統一をせず、個性を生かした育成方法が木村沙織や荒木絵里香という一流選手を生み出しました。

女子バレーボールの強豪高校ランキング第1位

東九州龍谷高校

 (170147)

公立私立 私立
所在地 大分県中津市中殿527
春高(選抜)の成績 ベスト4:4回,優勝:7回
高校総体の成績 ベスト4:5回,優勝:5回
主なOB選手 岩坂名奈(久光スプリングス)
鍋谷友理枝(デンソーエアリービーズ)
東九州龍谷高校は、前人未到の春高バレー5連覇を成し遂げた強豪高校です。東九州龍谷高校は総合力では日本一といわれていましたが、近年ではエースの怪我などで優勝から遠ざかっていました。

2019年まで監督をつとめた相原昇監督から引き継がれて監督になった竹内誠二氏は、2020年に就任1年目で春高バレーで優勝を果たしました。竹内監督は、代々受け継がれた龍谷イズムを引き継ぎ、基本を大切にした指導をしています。

高校の女子バレーボールを語ろう

現在の高校の女子バレーボールは、東九州龍谷高校・下北沢成徳高校・金蘭会高校がベスト3といえます。しかし、古川学園高校などの3大大会常連校も決して侮れず、どこが優勝してもおかしくない状況です。

高校バレーは男子バレー・女子バレー共通して、チームに絶対的なエースが1人いるだけで勝てる時代ではなく、個人のスキルの高さと総合力が要求される時代になりました。今後もますますワールドスタンダードに近づいて、レベルの高い試合が繰り広げられると予想されます。

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