バレーボール解説者のイメージとは?
バレーボール解説者のイメージは、自身の現役時代の経験や知識を織り交ぜてバレーの専門用語や戦略を語るスペシャリストです。欧米はアナウンサーと実況者の明確な区分けがされていませんが、日本のスポーツ中継はアナウンサーと解説者の2人でおこないます。
バレー解説者は、元一流選手や監督が担い、バレーボールの競技実績がない人物がすることはありません。
バレー解説者は、元一流選手や監督が担い、バレーボールの競技実績がない人物がすることはありません。
バレー解説の注目ポイント
バレー解説者の注目ポイントは、各解説者ごとに得意分野が異なることです。バレー用語やルールの解説は解説者共通ですが、現役時代のポジションや経験で解説内容が違ってきます。
監督経験のある解説者は戦略に詳しく、試合の流れを丁寧に説明します。元一流バレープレーヤーが解説する場合は、自身のポジションの経験に基づく選手心理やプレースキルの説明が興味深く、選手目線のコメントがおもしろいです。
監督経験のある解説者は戦略に詳しく、試合の流れを丁寧に説明します。元一流バレープレーヤーが解説する場合は、自身のポジションの経験に基づく選手心理やプレースキルの説明が興味深く、選手目線のコメントがおもしろいです。
バレーボールの男性解説者8人
バレーボールの男性解説者は、元一流のバレー選手で監督経験のある人物が多いです。現役引退後監督で有名になった解説者もいますが、現役時代のナイスプレーが印象的な解説者も多く、わかりやすい解説とさまざまな目線の解説がバレーの試合を盛り上げます。
植田辰哉
生年月日 | 1964年7月25日 |
出身地 | 香川県東かがわ市 |
現役時代のポジション | ミドルブロッカー |
主な球歴 | 1992年:オリンピック |
1989年,1991年:ワールドカップ | |
監督歴 | 新日鐵ブレイザーズ監督 |
全日本ジュニア男子チーム監督 | |
全日本男子監督 |
植田辰哉は、全日本男子バレーチームを16年ぶりに五輪出場に導いた監督です。解説は、選手・監督での両方で五輪出場を果たした経験から、男子バレーの幅広い知識が光るトークに人気があります。
植田辰哉の解説の特徴は、コートサイドで見せる厳しい表情と裏腹な静かな語り口で、素人がわかりにくい試合の流れを丁寧に説明することです。日本代表選手と繋がりが深く、時折選手のエピソードを話すことも人気です。
植田辰哉の解説の特徴は、コートサイドで見せる厳しい表情と裏腹な静かな語り口で、素人がわかりにくい試合の流れを丁寧に説明することです。日本代表選手と繋がりが深く、時折選手のエピソードを話すことも人気です。
河合俊一
生年月日 | 1963年2月3日 |
出身地 | 新潟県西頸城郡青海町 |
現役時代のポジション | ミドルブロッカー |
主な球歴 | 1984年,1988年:オリンピック |
1986年:世界選手権 | |
1985年,1989年:ワールドカップ | |
監督歴 | なし |
元一流バレー選手以上にタレントで人気の河合俊一ですが、バレーの解説は多くの解説者の中でもっともわかりやすいといわれています。ユーモラスな語り口ですが、プレーのよいところと悪いところをはっきり指摘し、誰が聞いても試合の流れやプレーの詳細を理解することができます。
河合俊一は話術が巧みで、バレー解説だけでなくアナウンサーとの掛け合いが面白いと人気です。
河合俊一は話術が巧みで、バレー解説だけでなくアナウンサーとの掛け合いが面白いと人気です。
寺廻太
生年月日 | 1958年1月22日 |
出身地 | 広島県安芸郡坂町 |
現役時代のポジション | ミドルブロッカー |
主な球歴 | 1975年:春高,高校総体,国体高校三冠達成 |
監督歴 | JTマーヴェラス監督 |
全日本男子代表監督 | |
PFUブルーキャッツ監督 |
寺廻太の解説の特徴は、男子バレー・女子バレー両方に造詣が深いことで、戦略的な解説が細かいところです。みずからどんどん話していかずに、アナウンサーの質問に的確に答えていくタイプで、落ち着いた解説が好評です。
若干29歳で監督に就任した経験を持つ寺廻太は、アメリカ、ブラジル、イタリア、フランスにコーチ留学した時期があり、海外のバレー事情に詳しく、監督・コーチ目線の解説がおもしろいの声があります。
若干29歳で監督に就任した経験を持つ寺廻太は、アメリカ、ブラジル、イタリア、フランスにコーチ留学した時期があり、海外のバレー事情に詳しく、監督・コーチ目線の解説がおもしろいの声があります。