バレーボールの世界ランキングを国別で紹介!日本はいま何位なの?
バレーボールの世界ランキングは4つの世界大会の結果によって算定されます。最新の順位では、日本男子バレーは10位、日本女子バレーは7位です。なお、バレーボールの世界ランキングの算定方法はかなり簡易な方法を使っており、一概にランキングのみで強さを測るのは注意が必要です。
Writer
公式ライター Activel_director
バレーボールの世界ランキングとは?
世界ランキングの算定方法
なお、世界ランキングのスコアに対応する大会は、次の4つです。
【4年ごとに開催する大会】
①オリンピック
②世界選手権(世界バレー)
③ワールドカップ
【毎年開催される大会】
④バレーボールネーションズリーグ
0年目:オリンピック
↓
1年目:男子ワールドリーグ、女子ワールドグランプリ(※)
↓
2年目:世界選手権
↓
3年目:ワールドカップ
↓
4年目:オリンピック
※この大会は2017年で廃止のため、2020年の東京オリンピック以降は毎年行われるネーションズリーグの結果で算定
男子の世界ランキング
順位 | 国名 | ポイント | 前回との差 |
---|---|---|---|
1位 | ブラジル | 335 | ⇔ |
2位 | アメリカ | 280 | ⇔ |
3位 | ポーランド | 272 | 1↗ |
4位 | イタリア | 206 | 1↘ |
5位 | ロシア | 204 | ⇔ |
6位 | アルゼンチン | 161 | 1↗ |
7位 | カナダ | 157 | 1↘ |
8位 | イラン | 137 | ⇔ |
9位 | フランス | 130 | ⇔ |
10位 | 日本 | 122 | 1↗ |
次にアメリカ・ポーランドと続きますが、現状では、ブラジルを加えたこの3国が男子ではトップクラスの国となります。東京オリンピックでもメダル最有力なのがこの3国と言ってよいでしょう。
続いて、イタリア・ロシアとなります。イタリアは2019年のワールドカップでは、若手を多く入れて臨んでこともあり順位が伸びず、世界ランキングも落としましたが、前述の3国に食い込む力は十分にあります。
全日本男子の順位は10位
女子の世界ランキング
順位 | 国名 | ポイント | 前回との差 |
---|---|---|---|
1位 | 中国 | 320 | 1↗ |
2位 | アメリカ | 266 | 1↗ |
3位 | セルビア | 252 | 2↘ |
4位 | ブラジル | 220 | ⇔ |
5位 | ロシア | 208 | ⇔ |
6位 | オランダ | 203 | 1↗ |
7位 | 日本 | 190 | 1↘ |
8位 | イタリア | 165 | ⇔ |
9位 | 韓国 | 138 | ⇔ |
10位 | ドミニカ共和国 | 108 | ⇔ |
次にアメリカ・セルビアと続きます。中国の金メダルを脅かせるのはこの2国になるでしょう。
なお、セルビアは2019年のワールドカップでは若手中心のチームで挑んだこともあり、順位が伸びず、世界ランキングも落としています。
ワールドカップ前には世界ランキング1位だったこともあり、フルセットでセルビアに勝った日本が歴史的勝利とマスコミに喧伝されましたが、フルメンバーではなかったことには触れておく必要があります。
全日本女子の順位は7位
バレーボールの世界ランキングの問題点
大きな原因としては、以下の2つが挙げられます。
①世界大会の出場チーム枠が少ないことが多く(オリンピック・ワールドカップの12か国など)、大会に出られないとそもそもスコアが1ポイントも入りません。
②各国は(強豪国は特に)、オリンピックと世界選手権の2つの大会に合わせて調整していることが多いです。
それ以外の大会は若手を試す場と考えている国も少なくなく、それによって中心選手のいないランキング上位国が、ランキング下位の国に負けてしまい、ランキングに影響してしまっているという状況があります。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。