部活をやめる方法とは?辞め方に悩む人に正しい順番と考え方を解説!
部活をやめる適切なタイミングは、大会が終わった時、進級する3月、長期連休前です。部活をやめる理由は、学業や他にやりたいことがあるなど具体的なことを見つけ、正しい順番で相談し辞めることを部活動の顧問に伝える必要があります。部活動をやめた後も、学校生活は続きますので辞め方には注意しましょう。
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公式ライター Activel_director
部活をやめる最適なタイミングは?
基本的には、自分でやめると決めたのであれば、自分にとっても周囲の人にとっても早く伝える方がいいですが、部活を長く続けていればいるほど、さまざまなしがらみもあり、そう簡単にはいきません。伝えるタイミングによっては、その後の人間関係に影響する可能性もあります。
ここでは、どうしてこの3つが部活をやめる最適なタイミングになるのかを詳しく解説していきます。
大きな大会やイベントが終わった直後
このタイミングでやめることをおすすめする一番の理由は、大会やイベントが終わった直後は顧問も部員も疲れていて、頭も完全にオフモードになっているため、部活をやめると伝えてもあまり心に響きにくいからです。
逆に大会前のようにみんながピリピリしている時にやめると言ってしまうと、「こんな時に何を言っているんだ!」と反感を買って、その後の人間関係にも影響してします。
また、大きな大会をやり遂げた後であれば、自分の中でも心の整理がつきやすいはずです。
進級する前や長期休暇中
長期休暇中で毎日顔をあわせていなければ、仲の良い友人でなければ案外やめたことにも気づかないものです。やめる側としては多少の寂しさを感じるかもしれませんが、反対されたり変に騒がれたりするよりもずっといいでしょう。
自分にとっては、部活をやめることは大きな決断ですが、中学生や高校生は自分の部活や勉強、恋愛に夢中で、他人のことにはそれほど興味はありません。休暇中に部活をやめれば、その後の人間関係に悩むこともないはずです。
自分の中で区切りがついた時
自分の中で一つの区切りがついていれば、部活をやめてから「あの時にああしておけば良かった」と後悔することもありません。例えば、次の大会に出たらやめる、今度の試合にスタメンで選ばれなかったらやめる、など自分の中で心の整理をつけることができるタイミングを見つけてください。
部活をやめる理由を整理しよう!
部活をやめた後の人間関係のことを考えると、周囲の人に部活をやめることをきちんと納得してもらわなければなりません。他人を納得させるためには、まずは自分の中でどうして部活をやめるのかを明確にしておく必要があります。
なかなか頭の中がすっきりしない場合は、思ったことを全て紙に書き出してみたり、誰かに話を聞いてもらうのも良い方法です。
部活をやめたことを後悔しないよう、やめる理由を整理するようにしてください。
部活をやめることを誰から伝えるべき?
①親に伝える
親はどれだけ衝突しても、最終的には必ず子どもの味方になってくれます。仲の良い友人や顧問に見放されても、親だけは決して見放したりしません。
中学・高校の思春期の頃は、照れや反発から親に何かを相談することはあまりないかもしれませんが、親に相談して後押ししてもらえば、落ち着いて友人や顧問にも伝えることができるでしょう。
②信頼できる先輩や友人に伝える
良い人間関係を築くことができている先輩や友人であれば、頭ごなしに部活をやめることに反対せず、まずは悩みや部活をやめる理由を聞き、あなたの気持ちに寄り添ってくれるはずです。
ただ、この時に注意するべきなのは、相談する相手をどう選ぶかです。中学や高校でさまざまな友人と付き合っていれば、誰が信用できて誰が信用できないか、ある程度は判断がつくでしょう。相手を間違えれば、顧問に直接伝える前に部内全体に話が広まってしまいます。
③顧問に伝える
顧問は、立場上ほぼ確実に部活をやめることに反対して引き留めようとするはずです。既に部活をやめる意思が固まっている場合は、顧問の説得に付き合うのは時間の無駄でしかありません。
部活をやめたい理由をきちんと説明し、最後は「ありがとうございました!」と反論の余地を与える前に去るのがベストな辞め方です。
部活をやめる時のベストな理由は?
もちろん、自分の気持ちを正直に話すことが一番ではありますが、全てを包み隠さず話してしまうことが必ずしもベストな辞め方になるとは限りません。理由によっては、相手に嫌な印象を与えてしまいます。学業に専念したい、親が反対しているなど、周囲に引き留められにくい理由を考えておきましょう。
ここでは、部活をやめる時のベストな理由について詳しく解説します。
学業に専念したい
学業に専念したいという理由は、顧問も友人も引き留めにくいはずです。通っている中学・高校が学業にも力を入れている進学校の場合は、有効な理由になります。
実際に部活をやめることを友人や顧問に伝える前に、成績が下がっているという悩みを打ち明けるのも一つの方法です。あなたが勉強について悩みを抱えていることが周知の事実なら、部活をやめることも自然な流れとして受け入れられやすくなります。
親に反対されている
親に反対されているという理由は、顧問としては非常に重たい問題となります。学校の先生は、子供を預かっている身のため、子供の両親=責任者の反対となると不用意な発言ができなくなります。
そのため、多くの顧問が「親に反対されているので」の一言で一定の理解を示してくれるでしょう。
中学生や高校生にとって、親の存在は偉大です。嘘も方便、やめる理由に親が関係すると学校側の対応は冷ややかになることは事実です。
部活についていくことができない
部活についていくことができないという理由は、本人の能力の問題もあり、周囲が無責任に「頑張れ」と励ましてもどうにもならないことが多いからです。スタメン争いが辛い、練習がハードなどすぎて辛いなど具体的な悩みを伝えましょう。
この理由を伝えると、一緒に頑張ろうと引き留められることもあるかもしれませんが、自分の意志が固いのであれば、その場で適当にはぐらかすのではなく、きっぱりとやめると伝えるべきです。
他にやりたいことがある
他にやりたいことがあると言われると、顧問も友人も応援せざるを得なくなり、無理に引き留めにくくなるからです。その場しのぎの言い訳や口実ではなく、部活をやめた後にやりたいことがある場合は、具体的にその内容を伝えましょう。話の内容に具体性があると、相手を説得しやすくなります。
部活をやめた後に注意するべきこと
顧問や部活の悪口を言わない
悪い噂は不思議なことに本人の耳に入ります。すんなりと部活をやめることができたとしても、辞めた後に悪口を言っていたことがバレると一気に人間関係は壊れます。
また、悪口を言っている自分自身の周りの人はよく思いません。マイナス話は、人の興味を引きますが最終的にへ自分の印象を悪くしますので発言には要注意です。
人間関係を維持するために努力する
中学や高校の時は、ちょっとしたことがいじめや仲間外れの原因になることがあります。部活をやめたことが原因で仲間と疎遠になったり、ひどい場合にはいじめのターゲットにされてしまうこともあるかもしれません。そうならないために、多少気まずくても、自分から挨拶したり、積極的に話しかけてみてください。
部活をやめる時の考え方
残された部員のことを考えない
例え、自分がその部にとって重要なポジションにいたとしても、いなくなればいないで何とかなるものです。「自分が抜けた後はどうなってしまうのか、仲間たちは上手くやっていけるのか」と悩んだところで、やめていく人間にはどうすることもできません。
やめる部活のことは、残された仲間に任せましょう!
部活以上に大切なことを明確にする
これまで部活中心の生活を送ってきた人が、深く考えずに部活をやめてしまうと、ただ時間に流されて空虚な中学・高校時代を送ることになります。
卒業した後に、「部活をやめなければよかった・・・」と後悔しないよう、必ず部活以外に自分が打ち込めるものを見つけてください。
部活を辞めて充実した毎日を送ろう!
しかし、正しい順番を踏み、自分の中で部活に対する考え方を上手く整理することができれば周りの人にも必ず受け入れてもらうことができます。自分から積極的に挨拶したりコミュニケーションを図っていくことで人間関係も維持することができるはずです。
中学・高校の時間はあっと言う間です。辞め方に悩みを持っている人は、自分にとって何が大切なのかを考え、潔く部活をやめて充実した毎日を送りましょう。
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